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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 石田 英朗議員

区長の政治姿勢と抱負を問う

 これまでの矢田区政は、民間人としての発想の豊かさや真面目さ等が挙げられるが、五期目への抱負は。

区長 人口増に伴う新たな区民ニーズに的確に対応し、安心して生活できる風格あるまちをつくっていく。

 区の職員がまず何事にも「すぐやる体質」になるためのシステムづくりが必要。区長の所見と、民間企業への職員派遣の実績は。

区長 区民の立場に立ち、意見・要望を真摯に受け止め、迅速かつ誠実に対応することが行政サービスの基本であり、今後も職員の育成と体質づくりに努力する。昨年は、デパートの販売業務や清掃収集業務などに計24人を派遣した。

 新住民と関わる切り口として、地域の核である学校を地域コミュニティの拠点に活用しては。

区長 現在、校庭の遊び場としての開放や、スポーツ活動振興のために体育館の開放等を実施しているが、学校施設がさらに幅広く利用できるよう図ることが肝要と考える。

 日本橋プラザ株式会社は、区と民間の金融機関等との共同出資によるものだが、(1)株の共有について区の将来展望は。(2)第三セクターとして、民間の経営ノウハウが反映されているか。(3)東京駅前再開発との関わりは。(4)第三セクターのあり方について検討会を設け、一定の方向性を明らかにしては。

区長 (1)将来の大規模改修の資金調達にあたっても共有が必要。(2)テナントの高稼働率の維持、展示場等の効率的な貸付け等に十分活用。(3)具体的検討は行っていないが、今後、計画の熟度を見定めつつ検討を進める。(4)2003年問題などを踏まえ、今後の検討課題とする。

まちづくりを問う

 まちづくりの状況をきちんと見極める必要があるが、(1)まちづくり協議会の情報が住民へ伝わっていないのでは。(2)大規模再開発における区道の廃止と地元還元をどう考えるか。(3)ワンルームマンション規制の条例施行前の駆け込み建設に対し、建設反対の活動を行っている町会もあるが、法的対処はできないか。また、街に不似合いな建物に対し、区の指導は。

区長 (1)町会長との連携を密にし、インターネットや町会回覧等により周知を徹底する。(2)地域還元の観点から大規模再開発等を指導する、区独自の都市再生事業の計画策定方針(案)を早急に検討する。(3)相隣調整の場で、地元と事業者の間にたち調整を続けていく。また、計画が地域の個性や街並みに調和するよう積極的に誘導する。

地場産業の支援策を問う

 繊維問屋街の産学協同の取り組みは、問屋街再生への力強い歩みになると期待するが、その進捗状況と今後の見通しは。

区長 文化服装学院教授の現地視察を経て、現在、具体的内容について協議されているが、活性化に向け大きな期待がもてると考える。

子育て支援を問う

 ここ数年、子育て層の住民が増えているが、少子化対策としての子育て支援に対する区長の考えは。

区長 国や地方自治体が一体になり子育て支援施策の推進を図り、将来のわが国の活力維持に向けて少子化に歯止めをかけることが必要。

 子育て支援は、出産から育児そして少年期の親と子が対象となるが、それぞれ所管がわかれている。統括する方法を考えるべきでは。

区長 本年度「子育て支援ガイドブック」を発行。さらにトータルな施策が展開できる推進体制を整える。

 子育てに優しい地域環境が残る本区の特長を生かし、官民一体のネットワークづくりが必要では。

区長 「親子フロアー」「乳幼児クラブ」等の事業の参加者を有機的に結ぶなど、ネットワークづくりに積極的に取り組んでいく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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