平成15年度予算に対する各会派の態度表明
グループ未来
平成15年度中央区一般会計歳入歳出決算、同国民健康保険事業会計歳入歳出決算、同老人保健医療会計歳入歳出決算、同介護保険事業会計歳入歳出決算について、提案や要望をまじえながら質問いたしました。
日本経済にようやく薄日が射してきたところで、石油価格の高騰という不測の事態が招来し、その前途はなかなか大変です。 本区においても着実な人口増により、特別区税を中心とした自主財源がなんとか半分を越えましたが、財政のひっ迫した状況に何ら変わりはありません。三位一体の改革と言っても、地方分権が大きく進展するとも思えません。最終的には完全な税源の移譲と自由な課税が認められなければ、地方分権と言っても絵に描いた餅に過ぎません。しかし、ともかくも人口増により、行政サービスの需要は増すことになります。
子育て支援のより一層の拡充、区民の健康増進のため特に予防に重点を置いた施策の活用、「京都議定書」の発効が目前にせまった現在、地球温暖化防止という目的にのっとった環境対策などを強く要望し、今後とも、収入未済や不納欠損をできるだけ減らす努力を惜しまず精励され、本区独自の自主課税の検討をこれからも続けられることを期待して、各会計決算の認定に同意いたします。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559