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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 植原 恭子議員

食育を問う

 「食育」とは、食に関する教育であり、食は元気や健康の源である。本年1月策定の「健康中央21」の中で「生活習慣の改善」が挙げられ、「栄養・食生活の改善」にむけた現状と課題を示しているが、「食育」についての考えは。

区長 幼児期から、発達段階に応じた豊かな食の体験の積み重ねにより、生涯を健康で生き生き過ごす基本としての食を営む力が育まれる。家庭、保育園等さまざまな環境の中で食育を充実し、それぞれが連携して、子供の成長に応じた取組みを推進することが大切。

 食中毒などから区民の健康を守るために、食品関連施設の衛生管理指導をさらに徹底させるべきでは。

区長 食品衛生監視指導計画に基づき、夏季・歳末一斉取締や食中毒を起こしやすい業種の監視指導や食品の検査などを実施。食品衛生推進員制度等を活用し、自主的な衛生管理の向上に努めている。

 区民からの問い合わせや相談苦情に迅速で適切な対応ができ、区民が「食育」を理解し実践できるような食に関する情報提供のシステムをつくっては。

区長 さらなる食品の安全確保のため、都区が一体となって、事業者が自主回収する食品についての情報提供を年内には行う。今後もあらゆる機会を通じて情報提供を行う。

 小学校の「ふれあい給食」は、食事が人間関係を構築し「心の栄養」になるものであり、まさに「食育」と認識するが、(1)事業の状況と効果は。(2)実施場所であるランチルームの設置目的と整備状況は。

教育長 (1)昨年は52回実施。子どもたちとの交流や、学校給食の実状を知ることができると好評。(2)マナーを身につけ、異・同学年の中で豊かな人間関係を養うことが目的。現在、小学校14校に整備されているが、設置場所の問題等から有馬、久松小学校は未設置となっている。

 学校給食に、冷凍食品や安全面で不安な輸入野菜を使っていないか。良質で美味しい食材を味わってもらうために、本区友好都市の山形県東根市の農産物を活用し、さらに交流を深めれば、環境教育にも繋がるのでは。

教育長 輸入野菜・果物は使用していない。東根市からは、特産品のお麩を購入しているが、さらに購入できる品目を調査検討していく。

 教育現場における栄養士の配置は、公平性に欠け不十分ではないか。栄養士の果たすべき役割と家庭教育支援についての見解は。

教育長 教育委員会と中学校に常勤・非常勤あわせて9人配置し、分担して各小学校の巡回指導を行っている。学校給食の献立作成、調理指導、児童生徒への指導等が主な役割。保護者に食の大切さをPRし、家庭教育支援を充実していく。

障害児教育を問う

 中学校に情緒障害通級指導学級を設置すべきでは。

教育長 小学校における通級指導学級の効果等を検証し、どのような取り組みができるか検討していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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