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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 中島 賢治議員

国民年金を問う

 今年6月に年金改革法が可決し、第3号被保険者が救済されるが、第3号被保険者に漏れていること自体知らない人が多い。区民の問題でもあり「区のおしらせ」でしっかりとした告知を望むが。

区長 法改正により、第3号被保険者について過去の未届け分の遡及を認める「特例措置」が、平成17年から実施されることになった。現在、国では手続き方法を定める施行令等を作成中であり、決定次第「区のおしらせ」で実例を示しながら区民への周知を図る。

区民サービスを問う

 区民にとっての利便性を考え、休日の開庁を考えては。

区長 住民票等の窓口サービスについては、現在、水曜日は午後7時まで時間を延長しており、自動交付機や電話予約によるものは、年末年始を除き無休で対応している。まずはこれらの活用を進めるため、積極的なPRを行っていく。さらに、電子市役所の推進によって、自宅でサービスが受けられる仕組みの構築も進めてきており、これらの推移を踏まえ、今後検討していく。

 日本橋保健センター等の区内施設は、子ども連れのお母さんや高齢者の利用には交通の便が悪い。高齢者の社会参加を促すためにも、区内にコミュニティーバスを走らせて、区民の利便性を高めては。

区長 平成12年度に検討を行ったが、採算性など課題が多いため見送った。現在、高密度な鉄道ネットワークを生かし、より移動しやすくなるよう地下鉄駅にエレベーターを設置するなどバリアフリー化の推進を図り、利便性の向上に取り組んでいる。コミュニティーバスの導入は、今後まちづくりによる地域の変化など様々な動向を見ながら考える。

観光行政を問う

 区内には観光資源である歴史的価値のあるものがたくさんある。銀座、日本橋に集中する人の足を、伝統ある人形町や芸術の京橋、庶民の月島に向けてもらうことが地域商店街の景気回復の手助けにもつながる。観光行政促進のためにも、地域の中に郷土史の説明板や碑をもっと設置しては。

区長 住居表示板を活用した名所旧跡案内をはじめ、都とともに区内41カ所に4カ国語表記の観光案内板を設置し、また、文化財の説明板は、現在63カ所設置している。また、区内商店街においても、近隣の名所・旧跡をPRしている。今後とも、案内表示を充実し、観光協会のホームページを活用するなど、名所・旧跡を含めた観光資源を総合的に紹介していく。

環境教育を問う

 田んぼを耕さず自然のままで1年のうち10カ月以上も水を張る不耕起栽培は、4月になると表面は水草で覆われ、水の中はプランクトンやメダカなど生物の宝庫になる。水質浄化にも役立ち、鳥が飛来するため各地で活用計画が進んでいる。このような自然との共生を身をもって体験できる不耕起栽培による田んぼ作りが、子どもに対する環境教育に重要ではないか。自然環境学習としての芋掘りを発展させ、「田んぼの環境教育」を導入しては。

教育長 自然との共生を身をもって体験できる点で意義あるが、実施には適地の確保や管理等、解決すべき課題が多い。現在行っている教育活動を一層充実し、教科における学習と体験活動の関連を図りながら、豊かな感性を身に付けることができるよう指導していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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