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一般質問・答弁の要旨

日本共産党中央区議会議員団 田辺 七郎議員

築地市場の「豊洲移転」計画への対応を問う

 「築地市場地区の活気とにぎわいビジョンづくり委員会」の「中間まとめ」について、(1)築地市場の万が一の移転後のビジョンとしながら、環状2号線の「地上化」を中心に創られている。「地上化」問題は都市計画の手続中であり、この「まとめ」は容認できないが。(2)「地上化」を鮮明にしており、反対している地域住民への背信行為では。(3)計画が具体的だが、都とはどのように協議が行われ、現在までの合意点は。(4)12月には「最終まとめ」と、「都との基本的合意を得たい」との「予定」が記されているが、「最終まとめ」を待たずに都と本格協議をすることか。

区長 (1)(2)環状2号線地上化と築地市場移転の問題は相互に関連し、断固反対の立場は貫きつつ、万が一に備えビジョンを作成している。(3)このビジョンを実現可能なものにするため、7月以降、都と事務レベルの折衝を行っており、この内容をもとに正式協議を開始する合意を得ている。(4)今後、地域での議論なども踏まえて、「最終まとめ」を作成し、それをもとに都との合意を目指すもの。

東京都の環状2号線「地上化計画」を問う

 環状2号線地上化計画は、深刻な環境悪化をもたらし断じて容認できないが、(1)今年2月に区長と議長連名で、都知事へ抗議の申し入れをしたが、区長の姿勢に変わりはないか。(2)都との協議の状況は。(3)都市計画変更の手続などで、都はどのような日程を示し、区はどう対処するのか。(4)計画の撤回を求め、反対行動を強化しては。

区長 (1)反対する立場に変更はない。(2)(3)都の素案は問題が大きく、地域と調和するものに変更する可能性について、実務的な協議を行っているところ。今後、正式な協議に応じる見通し。(4)都が強引で強硬な姿勢を示す中で、あらゆる可能性に対応できるよう備えるのが自治体の責務。地域の方々と十分な協議を行い、都と交渉していく。

ヒートアイランド現象の悪化と中央区のまちづくりの対応を問う

 大都市の暑さは、開発など都市化の影響が大きいとされているが、(1)街路樹を増やし、晴海地域の再開発では、春海橋公園の緑を保存すべきでは。(2)気温上昇の原因とされる超高層ビルづくりを進めるような都市計画を見直すべきでは。

区長 (1)街路樹・緑地帯等の積極的な整備に努める。春海橋公園の樹木の保存は都と協議をする。(2)晴海地区の開発においては、建物の間に空間を確保するなど、バランスのとれた配置計画に努めている。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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