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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 中島 賢治議員

子どもの遊び場を問う

 最近の子どもは外で遊ばないとよく言われ、遊びたくても場所がなく、体力が損なわれているが、(1)子どもが元気に遊ぶことができない環境は問題があるのでは。(2)子どもにとって運動は今後の健康な生活に欠かせないと考えるが。(3)遊び場確保はどのように考えているか。(4)相生橋下の空間を遊び場にするべきでは。(5)区のグランドを平日の午後開放すべきでは。

区長 (1)体力の低下は生活環境の変化、外遊びの場や機会の減少、運動体験の不足、家庭教育力の低下、地域社会の子どもに対する関わり度合いの希薄さなどが要因。(2)健康的な生活習慣やスポーツ習慣を身につけ継続していくことが基礎となる。(3)開かれた学校、公園施設の有効活用を図るなど、遊び場の拡充に向け努力する。(4)貸し出しの方法を取っているが、ルールなどを定め、広く利用されるようにする。(5)利用実態から開放は困難である。

二酸化炭素削減を問う

 「中央区の森」の事業について(1)区内の電気消費削減を実施すべきでは。(2)活動も区内企業の環境意識の啓発と資金提供、森林ボランティアの推進を図るべきでは。(3)受け入れ自治体の協力体制や環境NPOの参入も必要なことでは。(4)保全地域の選択に関して区と共通の認識を持ち、対等で持続可能な活動が組めることが重要と考えるが。

区長 (1)市街地開発指導要綱を改正して、省エネルギーや緑化の推進等、環境配慮型開発の指導・誘導を強化し、地球にやさしいまちづくりを推進していく。(2)「中央区森と緑の基金」と寄附金制度を新設しており、積極的に事業の趣旨を周知し、賛同・協力を求める。また、ボランティアは森体験事業等を通じて育成し、企業の自主的な山林保全活動への参加を促す。(3)協力体制は不可欠であり、森の案内や保全活動の指導、安全確保等は協力を求める。(4)保全の必要性や活動団体の存在等に加え、地元自治体の協力体制や交流事業への意欲等を総合的に勘案し決定する。

観光行政を問う

 わかりやすい移動手段を備えることが観光振興戦略の地域プラスワンになるのではないか。

区長 本区は、それぞれの地域が高い個性と集客力を持っており、それらを結ぶ交通手段の充実は相乗効果を図る上でも重要と考える。

 東京マラソンを観光事業として取り組む考えは。また、各地域名所を演出し、思い出つくりのアピールが必要では。

区長 応援イベント開催希望地域と連携し、大会の盛り上げと区のPRに取り組む。

 江戸の歴史を宣揚し、区の観光事業の充実を図り、区内史跡ルートを提案するなど来訪者の楽しめる史跡めぐりを実現しては。

区長 3月に「中央区はじめて物語マップ」を発行した。また、4月から文化財サポーターのガイドによる「中央区内まち歩き」を実施するとともに、区内史跡をめぐるマップの作製にも取り組んでいる。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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