一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 鞠子 勝彦議員
教育問題を問う
問 教育基本法改正案について、
(1)政府案の見解は。
(2)憲法が保障する思想・良心・内心の自由を侵すものでは。
区長
(1)教育の目標及び理念並びに教育の実施に関する基本を定めるもの。
(2)国会の場で十分な審議がされることを期待する。
問 「いじめ」の、
(1)専門家の指摘について、見解は。
(2)実態把握は。
教育長
(1)個に応じた指導の充実を図っている。
(2)指導主事を緊急に派遣し把握に努めた。
問 学校選択制導入の問題点は。
教育長 学校の序列化や地域との繋がりが希薄になる指摘があるが、様々な方策を十分検討する。
問 社会教育・社会体育事業の区長部局移行は議論を尽くすべきでは。
区長 関係団体等に概ね理解を得られており、さらに具体化を図る。
子育て支援対策を問う
問 人口増加に伴い子育て世帯は急増し、子育て支援施設が不足している。保育所増設は公的責任で積極的にすべきだが、
(1)保育所と学童クラブの潜在的待機児数は。
(2)認可保育所の増設は。
(3)都など公有地の積極的活用は。
(4)江東区の「公共施設整備等の協力の要請」を定めた建設指導要綱を同様に作っては。
(5)認証保育所保育料負担軽減のため助成策を強化しては。
区長
(1)把握が困難で推計していない。
(2)新設や開発事業者による設置の誘導など進める。
(3)必要に応じ検討する。
(4)開発の誘導や行政指導のあり方は、地域の実情に応じて異なる。
(5)必要に応じ検討する。
問 子ども医療費助成制度の拡大・実施の決意は。
区長 新年度から中学生までの通院費を含めた医療費助成を実施する。
防災対策を問う
問 現在修正中の「中央区地域防災計画」について、
(1)被害想定は妥当か。
(2)実用的な改善は。
(3)作成への区民参加は。
(4)アスベストの処理厳格化は。
(5)被害軽減の目標値は。
(6)被害軽減を担保できる予防計画は。
区長
(1)専門家がまとめてあり妥当である。
(2)わかりやすい計画づくりに配慮している。
(3)パブリックコメントなどを実施し、広く意見を反映。
(4)9月から規制が強化された規則に準拠して対応する。
(5)研究が必要なため今回登載してないが検討する。
(6)地域ごとの計画なども視野にいれて検討する。
問 自治体と住民の協働による「予防防災」について、
(1)防災学習の取り組みは。
(2)区民の地域防災点検は。
(3)住民参加型防災まちづくりは。
区長
(1)体系的に学べるよう努める。
(2)防災マップを自主的に作成。
(3)活動が行われるよう支援する。
問 住宅の耐震補強促進のため、
(1)助成強化を。
(2)相談会充実を。
区長
(1)実績が少なく制度の改善も検討する。
(2)これまで4回開催し、今後も理解が深まるよう取り組む。
問 労働スクエア跡地の活用は。
区長 購入した場合、検討する。
まちづくりを問う
問 区内の住宅問題解決のため、
(1)公的住宅の今後の供給は。
(2)「サンシティ銀座イースト」は高齢者だけの入居募集であり区との合意に反しているのでは。
区長
(1)適地や財源が確保できる場合、検討する。
(2)合意事項に反しておらず、様々な世代に対応する住宅供給を誘導していく。
問 公共住宅増設の要望は強く公共用地の活用が不可欠だが、
(1)勝どき1丁目都営住宅跡地は民間住宅だけで高家賃になるのでは。
(2)勝どき5丁目の都立高校分校跡地の都営住宅戸数は。また、移転後の現都営住宅跡地に都営住宅建設を。
(3)晴海地区の土地利用は公共的利用を最優先にして都と協議を。
区長
(1)一般賃貸住宅の半数程度は地区の平均的家賃とし、近隣に比べ著しく高くはならない。
(2)現在、入居戸数128戸に対して建て替え後は231戸であり戸数増が図られる。また、跡地活用については都と協議する。
(3)当初の計画と大幅に変わっており住民の声をしっかりと受け止め協議する。
区内巡回型コミュニティバスを問う
問 生活に密着したコミュニティバスの早期運行を重ねて提案するが。
区長 高齢者等のニーズの把握を行いながら、多面的に検討する。
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