一般質問・答弁の要旨
日本共産党中央区議会議員団 志村 孝美議員
母と子が安心して暮らせるための医療施策の充実を問う
問 妊婦たらい回し死亡事件で、
(1)原因の認識と防止対策は。
(2)産科体制強化の協議状況は。
(3)民間医療施設への産科設置などが必要では。
(4)区の施設を利用した産科施設の設置を。
(5)区内の都有地に都立産院の誘致を。
区長
(1)医師等の体制が不十分。厚生労働大臣に区長会で緊急要望。
(2)(3)区内で出産できる医療機関と増設など協議中。
(4)現状は困難。
(5)他区と連携して都に要望する。
資格証発行と子ども医療費助成制度を問う
問 無保険問題で、
(1)子どもが医療を受けられないことは。
(2)本区の無保険の子ども数と、子どものいる世帯を資格者証交付対象外に。
(3)滞納世帯に親身な対応を。
区長
(1)受けられる環境確保は不可欠。
(2)11月現在4人。やむをえない場合は、短期証を交付。
(3)訪問し、個々の事情や状況を把握。
認証保育所の実態を問う
問 企業運営での問題で、
(1)保育所から報告の職員の勤務実態の調査は。
(2)経営企業の財務状況の把握は。
(3)突然の閉園への対応は。
(4)保育所運営は営利企業ではなく、区が直営すべき。
区長
(1)区の職員が訪問調査。
(2)区の経営相談員が内容を審査。
(3)近隣保育所と連携し、受け入れ先を確保。
(4)指定管理者評価委員会で適正との判断を受けた。民間活力も含め幅広く検討していく。
子どもたちが安心して学び成長できるための教育環境の整備を問う
問 通学区域の弾力化で、
(1)特認校制実施は拙速。
(2)申し込みの少ない5校への対策は。
(3)晴海地域に新設校を。
(4)少人数学級の実現を提案するが。
(5)学校施設の全校調査の結果と施設整備の考えは。
教育長
(1)様々な意見を検討して導入した。
(2)関係者の意欲的な話もあり、前向きに受け止めていると思う。信頼される学校づくり等の施策を具体的に目に見える形で充実させることが大切。
(3)施設に余裕があり、新校設置までには至らない。
(4)学級指導補助員、非常勤講師等配置し、発達段階や教科の特性に応じた本区独自の少人数指導の充実を図っている。
(5)基本計画2008の基礎資料とし、今年度策定する小学校改築計画に反映させる。
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