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一般質問・答弁の要旨

かけはし  田中 耕太郎議員

コミュニティバスを問う

 導入を検討中だが、
(1)他自治体より交通インフラの整った本区に独自のバス路線を運営するには、相応の目的や意欲が必要。区長の意気込みと展望は。
(2)児童が関係ない目的地を経由し、長時間バスに乗ることは「スクールバス機能」とは言えず、基本方針を全て満たす計画は困難では。ルート等に矛盾が生じる場合、どのように最終決定するのか。区の考える最も重要な導入理由を明示し、基本方針に優先順位を付けるべきでは。

区長
(1)区民の要望もあり、交通不便エリアの解消や公共施設の利便性向上等を図るため、導入が必要と判断。本年第一回定例会で21年度導入へ検討を行うと所信表明した。
(2)方針の優劣より、むしろ六つの基本方針を踏まえ、システム全体の調和が図られ、区民の足として機能するよう検討していく。

 具体的な運行・運営形態では、
(1)車両選定で、36人乗り小型バスが有力だが、一方通行が多い本区の移動は、小回りが利くサイズも検討すべきでは。
(2)小平市の定員10人のコミュニティタクシー、安曇野市の自宅から目的地まで送迎するデマンド交通「あづみん」のような交通形態への考えと検討の意思の有無は。
(3)区が実施しているタクシー券の給付や障害者にリフト付きハイヤーを発展的に統合することも、一形態と考えられないか。
(4)様々な選択肢から良いものを取捨選択すべきだが、近隣の実績に基づいた狭い範囲の類似形態のみが論じられている。交通調査などのアセスメントを実施し、良い結果が得られない場合は、大幅な方針転換や事業中止も視野に入れて検討すべきと考えるが。

区長
(1)~(3)導入するのは、不特定多数の区民の足としての定期バスであり、デマンド式のような特定の人の移動の優先的な確保ではない。区民の利用とともに、来街者の利便性にも配慮する。
(4)事業収支のシミュレーション等を踏まえ料金設定等を検証している。今後はパブリックコメント等で広く区民の意見を聞き、実施計画を策定する。また、本格運行開始後も、適宜検証することが重要と認識。地域の代表や交通管理者などで構成される会議体の設置も検討する。

都市計画審議会を問う(月島一丁目3・4・5番地再開発計画等)

 今般の都市計画審議会で、前定例議会での私の一般質問と同趣旨の付帯意見が付いたことを評価し、委員各位の賢慮に敬意を表する。区として、この付帯意見をどう受け止め、地権者や周辺住民に対してどのようにアプローチするのか。

区長 都市計画の大枠の中で、地域環境に対する計画上の配慮や地域貢献に向けた施設計画の充実を要請したものと認識。町会や自治会を中心に区が調整の立場で、適切に対応していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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