平成21年度予算に対する各会派の態度表明
かけはし
世界同時不況が叫ばれる現在、中央区は変わりつつある区民ニーズを的確に捉え、持続可能な成長と発展を目指さねばなりません。「かけはし」は何よりも将来性を重視して、本年度予算を慎重に審議してまいりました。
その中で新規事業のコミュニティバス計画、築地市場移転問題、東京オリンピック・パラリンピック招致に伴う区内の将来的街づくり等には不明確な点も多く危惧を懐きました。
しかし、本年度一般会計予算においては前年度比およそ10％増の積極的予算編成を行い、商工業融資枠の拡大を通して景気を下支え、さらに各公共サービスの充実を試みたことは評価するところです。とりわけ、子育て支援事業（聖路加国際病院連携の産科開設支援、各種保育園・認定こども園・保育ママ制度の新設や充実）マンション施策（共用部改修費用助成の充実、適正な管理の推進に関する条例）区役所の日曜日開庁など、子育て世代を中心に急増している30～40代の区民ニーズを的確に捉えた事は大いに賛同するとともに、さらなる充実を共に推進すべきものであります。
引き続き、区長所信表明に掲げられた高い目標の実現に向けて、迅速かつ着実な各施策の実行を強くお願い申し上げまして平成21年度中央区各会計予算に賛成致します。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559