平成21年度決算に対する各会派の態度表明
かけはし
本区の人口は平成10年以降13年連続で増加しており、特に30〜40代の人口増加が著しく、年間出生数も1000人を超え区内には新しい躍動が生まれつつあります。これらの人口変動に伴い一層の子育て支援策および高齢化社会に対応するための高齢者政策に力を入れるべき事は言うまでもありません。本区は昨年8月「中央区子育て支援対策本部」を設置し待機児童解消と出産子育ての総合的支援を目指しており、とりわけ「出産施設の開設支援」「十思保育園の開設」等の子育て支援策は高く評価します。また「喫茶アラジン出店支援」「ピアつきしまの整備」等の障害者福祉、「リハポート明石における通所リハビリステーション」「高齢者食事サービスの充実」等の高齢者福祉の充実も大変望ましいことです。
本区の財政はこれまで健全性を維持してきましたが本年度以降は景気の後退に伴い区民税や都からの財政調整交付金の大幅な減収が予想されます。今後の厳しい財政状況を踏まえて会派かけはしは各施策の費用対効果を中心に慎重に検証をして参りました。これまで培ってきた本区の良き伝統を引き継ぐと同時に悪しき習慣がないかを常に自己点検し、今後の行財政運営に当たられますことを強くお願い申し上げた上で平成21年度中央区各会計歳入歳出決算の認定に同意します。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559