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一般質問・答弁の要旨

中央区議会日本創新党   二瓶 文隆議員

永住外国人地方参政権・選択的夫婦別姓を問う

 永住外国人への参政権付与は、国民主権原則に関わる重要問題である。参政権を「国民固有の権利」とする憲法に違反しており、国の在り方に悪影響を与え、伝統文化を崩壊しかねない。また選択的夫婦別姓制度は、親子別姓をもたらし、子どもたちに与える悪影響ははかり知れず、家族を崩壊させるものである。こうしたことから、これらに関する法案には断固反対であるが、見解は。

区長 公職選挙法は、国政選挙、地方選挙を問わず、選挙権を日本人に限定。地方参政権の付与は、選挙制度の根本に関わる問題。選択的夫婦別姓制度の導入は、婚姻制度や家族のあり方の根幹にかかわるもの。これらの問題は、いずれも政府内において意見が分かれており、国の動向を注視していく。

エコタウン構想を問う

 かつて存在した楓川等の河川を再生して舟運を復活させたり、LRTというエコな大量輸送交通機関を創設、銀座を脱車社会のモデル地域とする構想に対する見解は。

区長 銀座は現在でも車への依存は少ないが、駐車場の建設、レンタサイクルの導入等の検討、LRTなどの新たな公共交通機関についても研究し、脱車社会のモデルを目指す。楓川等を河川として再生することは、現在の利用状況から難しいが、日本橋船着場等を利用した舟運を検討する。

 中央区の森を作っている本区には、間伐材を積極的に使う責任がある。この森の間伐材を学校の内装に使用することで、環境教育の推進になると考えるがどうか。

区長 街路樹の支柱やコミュニティバス停留所のベンチなどに活用。今年度、中央区の森活性化構想を策定する中で、区内の学校で活用することなどを検討する。今後は、中央区の森の保全活動をしているNPO法人などと連携し、間伐材の環境教育への活用を含め、幅広く中央区の森事業を展開する。

新学習指導要領における理科教育を問う

 新学習指導要領で理科授業時間は小学校で105時間、中学校では140時間に増加し、教育内容も小・中学校ともに項目が増加。同時に小学校理科支援員配置事業も充実させ、理科教員も増員した。本区の理科や科学の教育の在り方と今後の具体的な取り組みは。

教育長 平成20年度より国の基準に上乗せし、理科支援員を全小学校に配置。観察・実験を重視した理科教育の充実に取り組んでいる。また、教育センター教室、電子工作等発展的な内容を扱う科学教室や発明くふう展等を実施。今後は、教員の指導力向上を図るための研修会を計画的に実施し、未来への夢を拡げる理科教育の一層の充実を図る。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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