一般質問・答弁の要旨
中央区議会日本創新党 二瓶 文隆議員
尖閣諸島問題及び領土問題を問う
問 日本の主権が侵害されている領土問題に対する区長の見解は。
区長 国民の安全・安心を守るためにも、冷静な外交を通じ、できるだけ早期に解決されるべきもの。
問 平和を脅かす中国・ロシア・韓国政府に遺憾の意を伝えることに対する区長の見解は。
区長 領土問題は二国間の問題。国の一元的外交で解決されるべきものであり、区独自の遺憾の意の表明は適当ではない。
生物多様性に関する問題を問う
問 行政サービスの担い手として直接的に生物多様性に影響を及ぼす立場にあり、あらゆる事業に生物多様性の要素を取り入れる視点が重要だが、(1)区の認識は。(2)生態系に配慮した都市開発や政策、行政サービスの具体的な計画は。
区長 (1)人類の生存を支え、様々な恵みをもたらすものであり、多くの生物が生息する環境をよりよい形で明日の世代に伝えなければならないもの。(2)これまで、環境行動計画に基づき環境に関する施策を率先して実施してきた。今後も国や都の動向を注視し、全施策の根幹に「環境」を据えて都市開発や行政サービスを展開する。
知的障害者(児)の一時預かり事業を問う
問 現在の日中一時預かり事業では、希望者が多いと施設入所者へのサービスに支障が出るのでは。プレディとの連携や新たなスペース確保によるサービス充実が必要と考えるが、知的障害者(児)の放課後支援活動及び日中一時預かり事業の取り組みについて見解は
区長 公共施設の有効活用や、まちづくり基本条例による開発事業に伴う施設整備等により、場の確保に努め、事業の拡充を検討する。プレディ等との連携も今後強化する。
問 障害の重い方にも地域生活を保障し、参加を支援するサービスの構築が必要。一時預かりでは、大学や医療機関との連携を積極的に働きかけるべき。重度知的障害者のデイサービスの取り組みは。
区長 重度の方のデイサービスの受入枠拡大や日中一時支援実施は現時点で困難だが、医療機関等の助言・協力を得て可能性を検討する。
LRT及び舟運を問う
問 舟運とLRTとのコラボレーションは、賑わいづくりに欠かせない事業になる。早期実現を。
区長 検討すべき課題はあるが、勝どき・晴海地区の公共交通の必要性が高まっており、来年度以降、さらに具体的に調査・検討する。
問 船着き場を他の地域と連携させ、東京スカイツリー等の観光資源の枠組みに入ることは、日本橋地域の活性化や晴海地区の国際化につながる。他区との連携への見解は。
区長 都が予定する隅田川ルネサンス推進協議会に参加し、周辺区と連携した舟運事業を検討する。
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