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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 墨谷 浩一議員

自転車対策を問う

 自転車だけではなく、携帯電話等に夢中になる歩行者、自動車を運転する人などにも交通ルールやマナー向上の取り組みが必要。警察や学校、地域などと連携して対策を進めるべきと考えるが見解は。

区長 警察署及び関係団体等と連携し、交通社会を構成する全ての人に「自転車安全利用五則」の普及を図る。あわせて、学校や地域の協力のもと、安全実技教室の充実などにより、交通ルールの順守やマナーの向上に取り組む。

 区の事情をふまえた自転車と歩行者の利用空間を分離する総合的な対策を拡大すべき。見解は。

区長 完全な分離は車線の減少を伴うため、本区では困難。そのため、歩道表面を色分けした自転車歩行者道の整備を今後も可能な限り図る。

 パーキングメーターがあり交通量の比較的多い朝潮橋の通り等でモデル実施を検討してはいかがか。

区長 自転車通行場所表示は、各警察署と協議しながら検討していく。

 自転車事故で高額の損害賠償を請求される事案も増えているため、自転車損害賠償保険等の加入推進として、区が窓口となる「区民交通傷害保険」などを検討すべき。

区長 「TSマーク付帯保険」への加入を警察署等と連携し、奨励している。「交通傷害保険」は、先行自治体の事業の調査・検討を行う。

 自治体などが自転車を貸し出すコミュニティサイクルを整備し、晴海地域等の地域交通を補完することで、朝夕の交通ラッシュ緩和など利便性向上を図るべき。

区長 導入を検討しており、今後は拠点設置個所や需要、採算性等を調査し、隣接区とも連携していく。

 集合住宅の駐輪場不足を解消するためのサイクルシェアリングの取り組みを推進していくべき。

区長 有効な方策だが、居住者の合意形成等が課題。導入している集合住宅の運用状況を把握し、どのような取り組みが可能かを検討する。

 「新しい自転車文化」の確立を目指し、駐輪場整備、放置自転車対策、自転車の共同利用、自転車専用レーンの整備、マナー向上対策など、総合的な自転車利用の指針等を策定すべきでは。

区長 国や都の動向を踏まえ、自転車利用のあり方を引き続き検討するとともに、来年度以降、本区の特性に応じた総合的な指針を取りまとめていく。

自動二輪車等の駐車場の整備を問う

 オートバイはクルマよりもスペースを取らず、渋滞も起きにくい交通手段。(1)自動二輪車等の駐車対策の現状と今後の展開は。(2)月島駅の自転車駐輪場などにオートバイの一時利用の駐車場を設置するなど公共スペースにおける駐車場を整備すべき。(3)新宿区や渋谷区等で整備した路上駐車場は需要も高く、放置車両も激減した。本区も晴海通り沿いなどへの整備を検討すべき。

区長 (1)平成18年度から銀座や浜町の駐車場など区内5カ所に計145台の二輪車駐車スペースを整備。今後、まちづくり基本条例に基づき、民間の再開発等での整備促進も図る。(2)月島駅前をはじめとする駐輪場や駐車場において、施設周辺の駐車状況などを見極めながら検討していく。(3)駐車スペースの確保が難しい本区では有効な方法だが、広幅員の歩道等が必要であり、関係機関と協議し、設置の可能性を調査・研究していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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