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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 堀田 弥生議員

地域における医療と介護の連携を問う

 「医療と介護の連携」は認知症の方に対して重要な取り組み。本区の認知症対策の現状をどう考えるか。

区長 要介護者ごとに開催するサービス担当者会議で医療や介護関係者が介護サービスの決定や医療情報の共有等を実施し、おとしより相談センターによる地域懇談会では医師やケアマネージャー等が情報交換を実施している。

 認知症に対する「介護技術」も「医学的処置」も急速に進んでいる。(1)認知症の介護にあたり、医療機関での確定診断、介護者が医療情報を持つことは重要。見解は。(2)在宅療養支援協議会の中で認知症に関する最新の医療情報の勉強会や介護の事例検討会を行うことは本区における介護の在り方を考えるにあたり、大変有意義と考えるが、見解は。

区長 (1)(2)都が来年度整備する認知症疾患医療センターとかかりつけ医との連携により、さらに的確な診断が進むものと期待。また、同センターと連携しながら、在宅療養支援協議会等における研修の機会を通じ、最新の医療情報の提供や事例検討を行う。

老朽危険家屋・空き家対策を問う

 老朽危険家屋を放置することは、防災上、まちの景観上、看過できない。(1)対応を検討するために、実態把握調査を実施すべき。(2)足立区では条例を制定し、危険が切迫している時、所有者の同意の上、緊急安全措置を講じることができると定め、また解体費用についても半額を区が助成するとしている。本区もさらに一歩踏み込み、条例を制定してはいかがか。

区長 (1)私有財産であり、プライバシーの問題等もあることから、全件調査は困難だが、外観上明らかに適正に管理されていないと判断できる場合や個々に近隣住民等から相談があった場合は、所有者等に対して指導・助言を行っている。(2)行政代執行など積極的に取り組んできており、今後も他自治体の動向も参考にしながら、取り組みを進める。

文化・観光振興施策を問う

 本区には高い伝統技能・技術を持つ職人が多くいる。大切な文化資源として、そして中小企業奨励、地域活性化の取り組みとして高い技術を持つ職人を認定する「中央区伝統工芸士」制度を創設してはいかがか。

区長 提案の認定工芸士制度をはじめ伝統技術を継承する後継者の育成支援などについて他自治体の取り組みを参考にしながら、本区の実情を踏まえ幅広い観点から検討していく。

 本年10月に国際フォーラムでIMF国際通貨基金と世界銀行の総会が開催され、海外から多くの方が来日する。この機会に文化・観光振興の重要施策として「伝統技能の披露の場」を設けては。

区長 関連団体の意向も踏まえ、観光商業まつり等のイベントへの参加や京橋二丁目に整備を計画している観光拠点において、伝統工芸品の展示や製品づくりの実演を行うスペースの設置などを検討する。

 伝統・文化産業を更に発展させていくための今後の展望について、見解は。

区長 さまざまな機会や媒体を通じて積極的にPRするとともに、本区ならではの産業を活かしたテーマ型の観光ルートを開発するなど、文化的な側面はもとより観光振興の観点からも、伝統工芸品産業の維持・発展に努める。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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