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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 押田 まり子議員

行政の説明責任を問う

 (1)行政が施策を企画・立案・実施する際の議会や住民に対する説明順序、時期は。(2)行政の情報や説明は公平・公正に正しい順序で提供すべきと考えるが。(3)行政による表現や説明でわかりにくい用語がある現状と今後の対策は。

区長 (1)(2)庁議等を経て議会に報告、意見聴取後、広報紙やホームページ、報道機関等を通じて区民に公表している。区民生活に深く影響を及ぼす施策等は、パブリックコメントにより策定過程で区の考え方を区民に説明、意見を反映させたり、必要に応じて地域で説明会を開催している。(3)平成6年作成の「分かりやすく親しみやすい ことばの手引き」により指導してきたが、今後研修等を通じて再度指導を徹底する。今後とも適正な情報管理のルールのもとで、公平・公正かつ丁寧な情報提供により説明責任を果たしていく。

中央区の国際社会・国際人の育成を問う

 今多くの分野で使われる国際社会・国際人について区の見解は。

教育長 歴史や文化への相互理解を通して、互恵の精神・共生の理念を共有できる社会が国際社会。国際社会に生きる日本人としての自覚や伝統文化に愛情と誇りをもつとともに、異文化等を受容し、共生できる人が国際人と考える。

 (1)国際社会の形成や国際人の育成への見解は。(2)外国人講師等による体験的学習の評価と今後のあり方は。(3)自国の文化等の認識・理解を前提にして語学を学ぶ総合的な国際理解教育への見解は。

教育長 (1)幼児期からの思いやりの心や他者を尊重する態度の育みと自らの考え等を的確に表現する力を身につけ、相互理解を深めることが大切と考える。(2)(3)他者への理解や伝統文化の尊重とともに、コミュニケーション力も育っている。自国の文化や歴史、伝統を正しく理解し、自国への愛着と誇りをもつことは何より重要であり、今後も国際理解教育の充実に向け、国際社会の一員としての生き方を考え、自ら進んで行動する態度を育む。

男女共同参画事業を問う

 (1)男女共同参画行動計画2008に対する取組状況と今後の方向性、特性の意味は。(2)関心度や認知度の低さに対する見解と対策は。

区長 (1)多くの事業所が立地する地域性や子育て世代中心の人口増加を特性と捉え、保育所整備等の子育て支援策の充実に取り組めた半面、事業者へのワーク・ライフ・バランスの普及促進が十分達成できていない課題はある。今後、これからの時代に求められる施策の方向性を検討する。(2)施策のまとまりや印象が薄いこと、働く女性への支援等狭く捉えられたためと考える。今後、より一層の啓発活動と男女共同参画への意識が高まるよう取り組む。

 ブーケ21で(1)講座・講演等出席者数を含めた評価は。(2)登録団体以外の町の方も含めた利用者が少ない原因は。研修目的以外での利用が可能にならないか。

区長 (1)定員を上回る参加者の講座もあるなどおおむね順調な運営と認識している。(2)女性が利用する施設とのイメージがあり、男性が利用しにくいため、今後は設置目的も踏まえつつ、参加登録団体数の拡大や若い世代の活動の場としての活用を図る。登録以外の団体も集会目的で利用している。

 (1)ブーケ21の効果的な利用方法として、預かり保育を考えては。(2)管理運営のほか、事業内容にも民間の発想を取り入れるため、指定管理者の導入はどうか。

区長 (1)現在、区で実施する昼間講座や研修室利用の際、無料で託児や保育室利用が可能である。一時預かり保育を実施する場合、届け出と施設・人員整備が必要。また、無料の託児と有料の一時預かり保育が混在する問題があり、今後、託児や一時預かり保育のニーズを見極めながら検討する。(2)館や講座の運営に民間の発想を取り入れることは有益であり、現在民間館長の登用や区民事業協力スタッフ等の参画を得て運営しているが、他自治体の動向や運用実績を見極めつつ、様々な角度から指定管理者の導入を検討する。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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