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一般質問・答弁の要旨

無所属 山本 理恵議員

総合治水対策を問う

 (1)豪雨時に浸水の危険性が高い八重洲地下街対策として1時間70ミリ対応の下水道を平成23年までに都が整備するとしたが現況は。(2)都が検討するとした銀座駅地下街の安全対策の状況は。(3)耐用年数50年超の下水道管等整備状況の把握と都への働きかけは。

区長 (1)日本橋のさくら通り下に約3000㎥の貯留管を整備済。(2)1時間75ミリ対応の貯留管設置の検討を開始。(3)管補修や下水幹線等再構築工事を重点的に実施。毎年都の下水道事業取り組みの説明・報告により現状を把握、その機会を捉え区内下水道整備の推進を要請。

 他区で治水対策の一環として開発や建築時に行っている雨水浸透施設設置助成事業について見解は。

区長 貯留・浸透施設整備は重要だが、区では助成対象となる個人住宅の建替えが少なく、規模も小さい等費用対効果の面から導入は困難。

 (1)豪雨等の情報は迅速な伝達が重要と考えるが、より詳細な情報配信やリンクは考えているか。(2)区内の河川や運河の状況の映像による情報提供について、費用等を考慮しつつ検討してほしいが。

区長 (1)国が試験運用している、降雨状況をより早く詳細に観測できるレーダーデータと区のメール配信との連携や活用を検討。(2)区内の河川や運河等は、護岸の整備状況や構造から安全性が確保されており設置は考えていない。

 ヒートアイランド現象緩和のための屋上緑化や壁面緑化、遮熱性舗装等、これまでの実施を踏まえた今後の対応や取り組みは。

区長 今年度屋上緑化や壁面緑化は銀座中学校で整備予定、遮熱性舗装も清洲橋通りで施工するなど一層の推進・拡充を図る。

電線類の地中化・無電柱化の促進を問う

 (1)区の無電柱化率は国道、都道、区道合わせて約42%で23区中1番と聞くが、今後の推進については。(2)狭い幅員の区道で整備に向けた独自の工夫は。(3)再開発などの機会を捉えた効率的な無電柱化の促進・拡充については。

区長 (1)災害に強いまちづくりや安全で快適な都市空間の創出等の観点から電線類の地中化は重要施策と認識。このため、平成11年度から電線共同溝事業を開始し、今後も区無電柱化計画に基づき、災害時の道路障害物除去路線など優先度の高い路線から計画的に整備。(2)電力・通信事業者等への技術開発要請とともに、コスト縮減の観点から小型化したコンクリートボックスの積極採用など工夫する。(3)晴海三丁目西地区や晴海二丁目の開発事業の中で整備、今後も中央区まちづくり基本条例に基づき、大規模開発事業者に電線共同溝の整備を要請するなど、機会を的確に捉えて無電柱化の推進を図る。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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