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一般質問・答弁の要旨

中央区議会みんなの党 青木 かの議員

魅力ある区立学校作りのための小中一貫教育を問う

 小中一貫教育に関する規制緩和が実施されるが、(1)佃中と佃島小及び月島第一小等をモデル校に、3年にわたり実施してきた成果と課題は。(2)晴海中と月島第二小、月島第三小と豊海小でのカリキュラム型小中一貫教育の研究目標は。(3)学習指導要領を超えた授業や6―3制から4―3―2のまとまりでカリキュラムを実施することへの考えは。(4)晴海中と晴海総合高校の連携可能性は。

教育長 (1)小学校では中学校での学習内容を踏まえた基本的な知識や技能の確実な定着、中学校では既習内容を活用した授業の工夫を行った。今後教員の授業改善が学力向上につながるよう実践を継続する。(2)佃地区での成果を生かしながら、小中学校の円滑な接続を図る授業の工夫について研究を進める。(3)現行の枠組みの中で必要な教員の意識改革や指導方法の工夫を行い、慎重に判断する。(4)現在、晴海中3年生による高校の学校見学と授業体験のほか、中学校文化祭で高校のダンス部が演技披露するなど相互の交流を図っている。今後、高校生活への理解を深める等に取り組む。

魅力ある区立学校作りのためのICTの教育現場での活用を問う

 ICT機器活用の推進により、児童一人一人の能力が効果的に伸びることが実証されているが(1)城東小などフロンティアスクール指定校の機器導入状況と今後の予定は。(2)教室内及び校務別教員の活用状況は。(3)各校における派遣コーディネーター数と教職員への支援状況は。(4)区立の幼稚園・小・中学校や教育委員会事務局間で構築されているネットワークの授業等における活用状況は。(5)機器活用の研究・開発をするフロンティア事業の研究成果における全校への具体的活用方法は。

教育長 (1)すべての普通教室に電子情報ボードやプロジェクターを設置し、WEB会議システムも導入しているが、機器活用の工夫を先行的に研究しているため、現在、新たな機器の導入予定はない。(2)(4)教室内では電子情報ボードを活用した教材の投影など、校務では学校間ネットワークで教材の相互利用や成績データの処理などを行っている。(3)10月末現在、5校で延べ8回派遣し、学校ホームページの更新・充実や教員による教材作成支援等を行っている。(5)公開事業の実施のほか、当該校の教員やICTコーディネーターを活用した研修会を開催している。

魅力ある区立学校作りのための部活イノベーションを問う

 部活動の危機のひとつである顧問教諭不足を補う新たな取り組みとして、杉並区ではコーチを派遣企業に委託しているが(1)区立中学校における教育の一環としての部活動の位置付けは。(2)顧問教諭の多忙感解消に向けた対策は。(3)外部指導者探しへの協力度合いは。(4) 顧問を派遣企業に委託する制度について、見解と今後導入の可能性は。

教育長 (1)教育課程との関連を図りながら実施する教育活動と位置付けている。(2)外部指導員の配置とともに、年間を通して部活動と学校行事の日程的なバランスに配慮。(3)地域の方や専門家を紹介できるよう、昨年度「教育地域人材バンク」の立ち上げなどの支援を行っている。(4)現在、外部指導員による専門的な指導があることや保護者の経済的負担が新たに生じることなどから、当面考えていない。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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