一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 墨谷 浩一議員
孤立死ゼロを目指してを問う
問 料金滞納や溜った郵便物等孤立死のサインを見過ごさないよう関係業者と連携した対策を。
区長 民生委員等による日常的な訪問や新聞販売員による連絡など、現在推進している地域見守りネットワーク活動に加え、水道局との間で、検針時等に異変を把握した際連絡する協定締結を協議し、拡充を図っている。
問 板橋区では孤立死防止対策として、都住宅供給公社と安否確認に係る緊急時対応についての連携・協力に関する協定を締結したが、本区の協定締結への考えは。
区長 区内には公社等の集合住宅が多く連携・協力は重要であり、住宅管理者との協定締結を検討する。
問 地域見守り事業の強化策として孤立死のサインに気づいた時など相談できる総合的な連絡窓口を設置すべきでは。
区長 総合的な連絡窓口は設置していないが、どの窓口に連絡・通報しても迅速かつ的確に担当部署につなぎ、対応できる体制にある。
資源ごみの活用を問う
問 8月に成立し、来年4月に施行される、携帯電話等使用済み小型家電に含まれるレアメタルなどの回収を進める小型家電リサイクル法について見解は。
区長 貴金属等の有効活用に加え、ごみ減量や最終処分場の延命にも寄与するため、小型家電のリサイクル推進は必要と認識している。
問 港区等では、法施行に先駆けて小型家電などを資源として有効活用するための回収に取り組んでいる。本区でも実施すべきでは。
区長 法施行に向け対象品目を定める政令等準備中の国や回収ルート等を検討している都の動向も今後注視しながら、区における回収方法や経費等の検討を進める。
問 約4万社の区内事業所から排出される紙は多く、まさに紙資源の都市森林。この資源になる紙のリサイクルについて見解は。
区長 紙ごみの資源化率が低い小規模事業所のリサイクルの取り組みを高めるため、今後、排出指導の一層の強化のほか、ちらし等の雑紙を資源化する方法が確立されているという情報提供も行うなど紙類のリサイクルを推進する。
問 事業系の紙資源化への取り組みとして実施している「ちゅうおうエコ・オフィス町内会」の存在を知らなかった企業が多いことから、より一層の事業所の参加によって「ごみを資源に」変えられると考えるが見解は。
区長 ごみ処理経費のコストダウンが図れる「ちゅうおうエコ・オフィス町内会」への参加を呼びかけたが、参加事業所数は横ばい傾向にあるため、今後は中小企業の会合等の機会をとらえてPRする。
お問い合わせ先:区議会議会局調査係
電話:03-3546-5559