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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 今野 弘美議員

東京五輪開催に向けた教育の関わりを問う

 本区は独自の教育施策を展開。今後も小中一貫校の制度化等教育環境の変化を視野に入れ教育改革を推進する覚悟が必要。(1)東京五輪開催に向け、教育における児童・生徒の関わりが必要と考えるが。(2)今年度は中央区教育振興基本計画改定の大転換期。オリンピック教育をしっかり位置付ける必要があると考えるが、見解を。

教育長 (1)オリンピック教育は、健全育成等を推進する好機であり重要課題と認識。本年度は各校・園でアスリートを招く講演会等実施。今後は、国際理解を深めるとともにスポーツを通し、心身の健全発達や平和社会形成に貢献できる子どもの育成に取り組む。(2)教育には教育委員会・学校・地域の連携が必要であり、教育振興基本計画改定における施策体系の主要要素として積極的に計画化を図る。

 個性生かす教育として国際教育・理数教育は国際社会をリードする人材育成に不可欠。パイロット校以外にも英語教育と国際理解教育を広げるべきと考えるが。

教育長 これまで外国人英語講師の全校・全学年への配置等英語教育・国際理解教育を実施。本年度は常盤小学校をパイロット校に指定し国際教育の取組を研究、実践。今後、常盤小学校の取組を国際教育のさらなる推進につなげる。

子どもの居場所「プレディ」の拡大・充実を問う

 児童数の増加で福祉保健部所管の学童クラブの待機児童増加が見込まれる中、同じ放課後児童対策である教育委員会所管のプレディとの一層の連携強化が必要と思うが今後の方向性は。

教育長 今後5年間で600人超の待機児が見込まれ、待機児等が放課後に安全安心に過ごせる環境確保は喫緊課題。教育委員会としてはプレディにて学童クラブの待機児も対応できるよう一層連携を図る。

 多様化する保護者のニーズから現在学童クラブの時間延長は7時30分までだが、プレディは特別な事情がある場合でも6時までであり、中央区子ども・子育て会議では「課題」とされている。(1)開設時間の延長について見解を。(2)公平性の観点から延長時には有料化を検討すべきと考えるが。

教育長 (1)(2)開設時間の違いは両事業の目的の違いによるが、学童クラブの需要が増える中、プレディでも開設時間の拡大やその際の有料化等学童クラブとの均衡を視野に充実させていくことは大変重要。子ども・子育て会議での議論等を踏まえ、サービス水準や負担の公平性等を検討し事業の充実を図る。

「本の森ちゅうおう」の整備を問う

 図書館を核にした多世代の学びの場というコンセプトの本施設は財政負担の影響を考慮し着工が見送りとなったが、(1)不要不急の施設でなく、延期が工事費高騰に因るならば、入札不調の原因解消を前提に「基本計画2013」の計画期間内に竣工すべきと考えるが。(2)延長期間中も計画見直しや図書館機能充実に取り組むべきでは。

教育長 (1)建築費高騰等により整備見送りとなったが、区民期待の施設で、今後も建築需要の動向を見極め、基本計画の期間内の竣工を目指す。(2)計画に基本的な変更はないが、魅力ある施設となるよう検討し、的確に対応する。またデジタル化した地域資料の公開等充実に努め、今後の運営に活かす。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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