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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 中嶋 ひろあき議員

安全・安心のまちを問う

 オリンピック・パラリンピック東京招致により晴海地区の選手村建設が決定したことでますます安全・安心が重要視されているが、(1)安全・安心の観点から、区内の警察署4署、消防署3署との連携について考えを。(2)晴海地区の安全・安心なまちづくりについて区の考えを。

区長 (1)区では生活安全協議会を設置し、日頃、防犯や防火等の安全・安心対策を警察、消防等関係団体と協議。総合防災訓練等での連携や警視庁、東京消防庁からの派遣職員受入れ等に加え、今後も緊密な連絡調整を図り情報共有等連携を強化。(2)東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に係る区民等意識調査結果では防犯の懸念が69.3%、開催後の晴海地区への期待イメージでは安全・安心が最も高く、今後も地域の方、関係機関と協議し、安全・安心なまちづくりを進めていく。

 本区が下町と言われた昭和30・40年代は住民相互の繋がりも深かったが、近年は約88%が共同住宅に住み、区民意識調査でもご近所付き合いは希薄。安全・安心確保には新旧住民の繋がりが大切だが、交流を図るための考えは。

区長 安全・安心には地域コミュニティづくりが不可欠で、住民の地域への関心が大切。区が町会加入や地域行事等への参加を促し、住民相互交流の働きかけを一層推進するなかで地域防犯力向上を図る。

 今後の区発展のためまちの形成をどう考えるのか。区長は「人集まらずして繁栄なし」と述べるが、今一度安全・安心のまちづくりを見つめ直し、将来に向け、犯罪のない明るい中央区づくりを点検すべきと考えるが。

区長 昨年の本区刑法犯発生件数は、23区中4番目の低さで、日本有数の繁華街が在る区では最少。これは地域の方の長年の努力の結果。今後も、地域を注意深く点検しつつ、警察と連携し犯罪のない明るいまちづくりをしていく。

危機管理を問う

 昨今の報道を見ると、犯人逮捕の手がかりとして防犯カメラの重要性が高まっている。本区も昭和50年代以前のマンション等にもカメラが設置されるなど地域で犯罪を抑止する機運が高まっている。本区は防犯カメラの200箇所設置と助成に力を入れており、今後も犯罪抑止施策を充実することが重要。設置についてプライバシー保護等の問題も含め区の考えを。

区長 プライバシー保護ではカメラ運営基準の作成を義務付け、設置の周知方法や画像の保管方法等を規定し、管理していただく。今後も、普及に向け助成制度を積極的に周知し、より使いやすい助成内容を検討し推進。

豊海町の冷蔵庫群を問う

 築地市場移設後も冷蔵庫群は現在地で稼働と聞く。平成22年には冷蔵庫解体中にアンモニアガスが発生し、小学校児童が登校できない事態に陥った。近隣には豊海小学校・幼稚園があるが災害時の安全性担保はどうなっているのか。

区長 法令に定められた技術基準を遵守して設置・維持・管理されている。災害時は、施設管理者が冷媒ガスを安全な場所へ移すか、甚大被害の場合には大気中に放出する定めがあり、必要に応じて警察・消防が住民避難・誘導を行うため対策は適切と考える。区としては、関係機関と連携し区民の安全、災害対応に万全を期す。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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