平成27年度決算に対する各会派の態度表明（要旨）
中央区民クラブ
平成27年度は、力強く回復した人口、そして次の基本構想の20年に向けて、中央区のあるべき姿を考える大変重要な年度でした。また、人口増に対応した施設整備や子育て・高齢者施策の増はもとより、安全対策にも重視した予算でありました。
一方、決算審査意見書では、基金残高が減少し、特別区債残高が増加傾向にあることから、将来における財政負担を見据え、健全財政の維持に十分に注意していく必要があると記されています。また、財源の確保や新たな財源の創造など、自らの努力で増収を確保することにより、多様な区民ニーズに柔軟な対応ができる所であり、将来にわたっての財政展望の明確化に努力し、区民福祉向上を図っていただきたいと思います。
今決算特別委員会を通じて、各款にわたり、不用額を中心に多岐にわたって質問、意見、要望などを行ってまいりました。平成29年度予算編成の時期でもあり、平成27年度決算から得られた検討課題と区民ニーズの把握に努め、区民目線での予算編成を行っていただきたいと思います。
これからも更に区民が主人公の区政運営を行うことにより、誰もが中央区にあこがれ、住み続けたい、住みたい町として、区長先頭のもと、前進していただきたいと思います。
以上申し上げまして、平成27年度各会計歳入歳出決算に同意します。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559