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一般質問・答弁の要旨

中央区議会自由民主党議員団 中嶋 ひろあき議員

日本橋上空の首都高速道路撤去を問う

 1964年東京オリンピックの負の遺産、日本橋上空の首都高速道路の撤去問題に関して、本区では、日本橋再生推進協議会を通じて地元の方々と様々な取組を実施。国でも提言が出され、首都高速道路株式会社も首都高の更新計画を発表し、官民一体で取組んでいるが、成果はみられていない。ここに至るまでの経過と今後の展望は。

区長 検討は、「東京都心における首都高速道路のあり方委員会」の提言から始まり、平成18年には国でも進められ、本区も日本橋再生推進協議会を発足し、検討を重ねてきた。本年は、地元案の作成に速やかに着手する考えを地元に表明し、国から前向きな回答が得られた。地元の再開発計画が具体的な段階に入った今こそ、国から早期に移設方針が示されるよう強い覚悟で働きかけるとともに、関係機関との協議調整に積極的に取組む。

高齢者福祉を問う

 平成22年国勢調査で、本区の一人暮らし高齢者の割合は38・7%、全国的にも増加している。一人暮らし高齢者の場合、サークル等に参加しないと閉じこもりがちになり、体力も落ち、ますます心身の活動力が失われる。情報も伝わりにくくなり、行政サービスから孤立する悪循環にも陥る懸念がある。「中央区高齢者孤立防止・生きがい推進懇談会」で検討中の考えは。

区長 高齢者孤立防止・生きがい推進懇談会では、地域の中での人間関係を増やす場の確保や、閉じこもりになった時の支援方法などが議論されており、本年の秋に向けて、意見を取りまとめていく。

子ども・子育て支援を問う

 本区の子ども・子育て支援事業計画でも保育ニーズを踏まえた保育施設整備に取組んでいるが、近年の出生数の著しい伸びにより保育園入園希望者の増加も予想され、希望者すべての入園には不安を感じている。特に、3歳までの子どもは家庭でゆったりと育てられる環境が大切と考えるが、区の子育て環境づくりについて見解を。

区長 本年から5年間の保育ニーズに対する確保策を立て、仕事と子育ての両立が図られる環境づくりに取り組んでいく。また、家庭で子育てされる方には、子育ち・親育ちを支える環境が大切と認識しており、すべての子育て家庭を対象に支援策の充実を図り、事業計画に掲げた基本理念である「地域で安心して子育ち・子育てができる環境が整備された、子どもも親も輝く社会の実現」を目指す。

地域医療の充実を問う

 2020年の大会後、晴海の人口は4万3千人の予想だが、現在は総合病院も無く、小児病棟含め中規模病院建設の要望もある。国や都とどう病院建設を進めるのか。

区長 区民が身近に医療を受けられる環境整備は大きな課題。今後も、基準病床数の緩和など、区の現状を踏まえた医療供給体制が実現するよう都や国に要望していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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