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一般質問・答弁の要旨

民主党区民クラブ 渡部 博年議員

基本構想策定に向けた行動計画を問う

 (1)現基本構想と基本計画2013の検証作業はどう行ったか。(2)基本計画や「2020年に向けた中央区の取組」との整合性は。

区長 (1)事務事業評価や施策評価で区民サービスの向上につなげている。(2)各個別計画は基本計画で示す施策を推進する役割を担っており、整合性を図りながら策定。

 基本構想審議会での審議時間確保や起草委員会の構成、考え方などについて見解は。また、基本構想策定後の基本計画の進め方は。

区長 忌憚のないご意見をいただけるよう十分な審議時間を確保したい。また、学識経験者を中心に起草委員会を設置予定。基本計画は平成29年度末までの策定を目指す。

 人口推計は各施策の基本となる重要な基礎データで、基本構想策定時期からしっかりとしたデータの提示が必要では。

区長 基本構想策定に向けた人口推計は大規模マンションや開発動向を反映し、本区特性を捉えた推計。

 区民への周知は。都や国に区の方向性を理解し、推進する立場となるよう働きかけが重要では。

区長 未来の本区を担う子どもたちには職員自ら学校でわかりやすく伝え、その家族へも理解を広げていく。職員が業務の中で基本構想の考え方を体現し、その理念を行き渡らせることができると考える。国や都には本区の考え方をしっかり示し、連携を深めていく。

人に優しい街づくりを問う

 子ども、高齢者、障害のある方と地域住民、企業がお互いに尊重できるまちづくりの推進が必要。区内全域を調査点検し、適切に対処していくことが大事では。

区長 公共施設のバリアフリー化は進んでいるが、東京オリンピック・パラリンピックに向けて一層推進する必要がある。

 町会・自治会と協働で新たな住民との連携模索、住民の勤務先と連携した人材育成も必要では。

区長 町会・自治会への加入や活動への積極的参加を促すほか、人材確保と育成に向けて、NPOとの協働事業などを行っている。

 晴海地区将来ビジョン自体の都の受け止め方と考え方及び協議内容と回数は。併せて、豊洲・晴海開発整備計画変更の住民意見の反映及び今後の進め方と意気込みは。

区長 都は「選手村整備を契機に将来の晴海地区まちづくりへの期待や要望について議論され、住民の想いが取りまとめられたものと認識し、今後もビジョンの趣旨を勘案しつつ、引き続き連携を図り、地元の話を伺いながら丁寧な対応に努めていく。」との考え。区は、晴海地区将来ビジョン実現のため、地元の方々と情報を共有し、住民意見を把握しながら、豊晴計画の更なる改定と確実な実施を都及び事業者等に強く働きかけていく。

 築地市場移転後の街づくりで、都との合意文書に沿って推進しているか。また、「築地魚河岸」関係者にこの場所に込められた意味をどう伝えてきたか。

区長 都との合意に基づき協議を継続し結論に至っていないが、合意内容などは入居者に伝えている。

 「築地魚河岸」で、(1)仲卸として入居できないことにどう対応してきたか。入居者へのサポートは。(2)観光拠点と連携し全国、全世界への発信が大切では。

区長 (1)本施設は卸売市場としての開設ではなく、その旨を説明会でも伝えている。なお、相談は随時受け付けている。(2)生産地との新たな食のネットワーク構築や築地発の食育事業の可能性も検討し、地元と一体となって取り組む。

子育て、児童対策を問う

 (1)保育園の定員拡大と保育士の人員不足の双方とも早急に解決していくことが必要では。(2)認証保育所への家賃をはじめとする助成についてどう推進していくか。

区長 (1)施設上可能な限り受入枠を設け待機児の解消に努める。また、国や都の処遇改善策を活用し保育士確保への効果的な施策を検討。(2)認証保育所は多様な保育ニーズに対する重要な受け皿で、支援を継続することが必要。

 出生数の増加に伴い、児童館やプレディの受け入れについてどのような考えを持っているか。

区長 児童数の増加も見据えながら、学童クラブとプレディが相互に協力して取り組む。

高齢者対策を問う

 退職後、地域との関わりが薄く、地域や区の事業に参加しにくい状況と感じる。地域に溶け込みやすい体制作りをして介護予防事業を推進すべきでは。

区長 地域の中で生きがいや役割を持って生活できる居場所と出番づくりが大切で、今後は地域とのつながりを深められるよう努める。

 介護保険の総合事業と保健医療福祉計画2015との整合性と今後の進め方は。

区長 保健医療福祉計画2015は保健・医療・福祉の基本的指針を定めたもので、総合事業はこの計画で掲げた方向性を実現するもの。住み慣れた地域で生活を継続できるよう様々な工夫をしていく。

区長所信表明を問う

 環状二号線開通にあわせた都バスの拡充と江戸バスの路線拡大を進めるべきでは。

区長 新規路線導入や既設路線拡充を要請し、江戸バスの運行収支・利用実態を踏まえ、ルートを検討。

 区民ニーズの多様化が進展しているが、各部が連携し、各施策をより区民が利用・活用しやすく、行政と区民が協働しやすいようにすることが必要で、必要なところは予算化することが区民福祉向上につながるはずでは。

区長 区民やNPO、民間企業などと手を取り、未来を切り開いていかなければならない。このことは更なる進化を遂げるための挑戦で、次世代への重大な責務と認識。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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