一般質問・答弁の要旨
改革2020 小坂 和輝議員
新たな基本構想に「ソーシャル・インクルージョン」の用語を盛り込むことを問う
問 障害者施設殺傷事件も踏まえ、一度削除された「ソーシャル・インクルージョン」の用語を、再度「基本構想」に盛り込むべきでは。
区長 用語の説明が既に文案に記載のため文言を削除し、区の役割を追記。第三回基本構想審議会安心部会で、了承を得たものと認識。
医療的ケア児の全家族が対象の実態調査から見えてきた課題と医療的ケア児への保育の場の提供を問う
問 実態調査の実施人数と課題は。
区長 65歳未満の24人に実施。日中一時支援やデイサービスなどの要望が高く、自立支援協議会で連携強化を図り、必要な支援を検討。
問 「居宅訪問型児童発達支援」について、本区の考えは。
区長 現在、対象の障害児はいない。今後、ニーズを見極めながら検討。
小・中学校の特別支援教育を問う
問 区立小学校の特別支援学級に「自由選択制」を導入すべきでは。
教育長 通学路や通学時間を基に通学区域を指定。導入は考えていない。
問 中学生の、(1)受け入れ枠の不足は。(2)特別支援教室の各校設置は。
教育長 (1)現在のところ、受け入れ体制は足りている。(2)生徒の状況、保護者の意見、小学校の動向を見定め検討。
障害者スポーツの普及を問う
問 運動施設のバリアフリー化は十分にされているか。
区長 今後も、大規模改修等の機会を捉え、障害のある方が利用しやすい施設となるよう努める。
問 障害者スポーツの、(1)人口数は。(2)クラブ数は。(3)受け入れ団体数等は。
区長 (1)(2)(3)障害の種別や程度により取り組みが様々で把握が困難。障害者で構成されたクラブは無い。
問 今後、「区民スポーツの日」で車いす競技のマラソン等の実施は。
区長 開催要望は無く参加者数が見込めず、現在実施を考えていない。
八丁堀駅前周辺施設の再編にかかるゾーニングを問う
問 「ゾーニング」の、(1)定義は。(2)中央区社会福祉協議会等を含める考えは。(3)本区全域への拡大は。
区長 (1)(2)(3)図書館機能を中心とした各機能を踏襲し、新たな行政需要への対応も含めた施設整備・再編を目指す。各地域の実情を踏まえ、周辺施設との相乗効果も検討。
豊洲移転候補地の土壌汚染対策と築地市場の再生を問う
問 土壌汚染対策法違反と315号線下の対策工事について説明を。
区長 都の専門家会議で安全性等を検証していると認識。工事は実施。
問 築地市場を築地で再整備し、東京五輪の観光拠点にすべきでは。
区長 移転延期により区民等に混乱が生じないよう対応。「築地魚河岸」含め様々な取り組みも進める。
待機児童対策を問う
問 待機児童ゼロの目標設定は。
区長 平成29年度末の解消を目標。
問 包括的な取り組み状況は。
区長 保育士処遇改善や区立借上住宅の宿舎利用補助、区財産の活用の検討、国等への緊急要望を実施。
問 子育て支援対策本部で福祉保健部のリーダーシップ発揮の体制は。
区長 水谷橋公園内の保育所のように施策分野を横断するなど機能を発揮。今後も全庁一丸となり実施。
基本構想審議会を問う
問 起草委員会を公開に。行財政運営に関し各審議会委員に意見聴取したうえで検討をすべきでは。
区長 区民の混乱防止等のため非公開。議事の概要等は公開予定。行財政運営は今後議論されると認識。
町会・自治会の法人化支援を問う
問 全ての町会・自治会を法人化する支援を行うべきでは。
区長 資産の登記・登録などが必要となった場合には支援していく。
児童相談所の設置を問う
問 児童福祉法改正に伴い、児童相談所を早期に設置すべきでは。
区長 施設整備などの課題はあるが、早期設置に向けて取り組む。
城東小、阪本小の仮校舎の耐震性と豊海小の旧校舎利用を問う
問 (1)坂本町公園の地盤調査結果は。(2)豊海小学校旧校舎の利用は。
教育長 (1)問題はない。(2)解体工事は開始。関係者の理解も得ている。
子ども達の作品を用いた東京五輪のレガシーの創出を問う
問 選手村のまちづくりで、子ども達の作品を取り入れるべきでは。
区長 様々な機会や時期を捉え、都や関係機関への働きかけに努める。
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