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一般質問・答弁の要旨

改革2020 青木 かの議員

ゆとり教育とアクティブラーニングを問う

 2020年度から順次、生徒が討論や発表を通じて自主的に学ぶ「アクティブラーニング」が導入されるが、(1)これまでの「能動的学習」の成果は。(2)その経緯を新指導要領のアクティブラーニングにいかに生かしていくのか。

教育長 (1)調査や体験活動を取り入れた問題解決学習や学んだことを表現する活動を実施。これらを積み重ね、学習に対して主体的に取り組む態度が育っていると認識。(2)現在の問題解決学習を生かし、ディベートやグループワーク、体験活動を多く取り入れた授業を推進。主体的な学びを充実させ、学んだことを社会で生かすことができる力を育成していく。

 パイロット校でICTやタブレット端末を利用したアクティブラーニングを実践しているが、この成果をどのように大規模校に生かすことができるのか。

教育長 パイロット校でモデル授業の公開や研修、教員派遣による授業指導等を行い、引き続き成果を区内全校に広めていく。

中央区いじめ問題対策委員会を問う

 いじめの認知件数とその実態について見解は。

教育長 いじめを生まない学校づくりを教育課程に位置付け、未然防止に取り組んでおり、認知件数は少ないものと認識。

 いじめ問題対策委員会が設置され約2年だが、(1)活動内容は。(2)委員会から寄せられた意見は。

教育長 (1)教育委員会や学校での取組状況やいじめ防止対策について審議。いじめ発生時に各委員に経緯等を報告し、助言・指導を受け、教育委員会や学校での対応に生かしている。(2)福祉・医療等の関係機関との連携のあり方や児童・生徒への関わり方、早期発見につながるアンケート調査の方法等の意見が寄せられた。

 重大事態発生時、第三者委員会として、速やかに機能する準備は整っているのか。

教育長 事実関係を調査し、教育委員会に報告。中央区いじめ問題再調査委員会も設置し、重大事態への対処及び再発防止に向け、第三者による公平性、中立性を確保した体制が整備されている。

LGBTと教職員に対するLGBT研修を問う

 LGBTが障壁とならずに成長できるよう、学校や教師の責任は重大であるが、教職員に対しどのような研修を行っているのか。

教育長 対象教員を定め「性別で見る多様性と人権」のテーマで90分の講義・演習形式での研修を実施。全教員に都教育委員会作成の「人権教育プログラム」を配布。都教育委員会が実施した人権教育研究協議会に副校園長が参加。今後もLGBTの悩みや不安を抱える児童・生徒に適切な支援ができるよう努めていく。

八丁堀駅周辺の再整備と「図書館」の在り方を問う

 基本コンセプトである「ゾーニング」について具体的な説明を。

区長 本の森ちゅうおうに「図書館機能」「郷土資料館機能」「生涯学習機能」等を融合させ、桜川公園の活用も視野に入れ、他施設との共同事業等、各施設の機能を最大限に活かし、相乗効果を図る。

 図書館整備で区が最も重視していることは。

教育長 図書館の基本的な役割を大切にし、江戸以来の貴重な資料を多く蓄積する郷土資料館と図書館の一体化による歴史と文化の融合等もテーマとしている。今後も様々な角度から検討を重ね、愛され親しまれる図書館を目指す。

 桜川公園、桜川屋上公園、亀島川のグリーンベルトを活かすことが、最重要では。区の見解は。

区長 図書館の敷地や施設を緑化し、隣接する桜川公園、桜川屋上公園、亀島川緑道との緑の連続性に配慮するなど、緑豊かで快適な環境の実現に取り組んでいく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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