一般質問・答弁の要旨
改革2020 小坂 和輝議員
新基本構想でいう「プロアクティブ・コミュニティ」の実現方法を問う
問 (1)用語導入経緯は。(2)取組は。
区長 (1)温もりのある豊かな地域社会の将来像を示すため。(2)多様な絆づくりを支援していく。
地権者、借家人、地域住民の三者でまちづくりを進める仕組みへの転換を問う
問 (1)地権者のみの法的根拠は。(2)借家人及び地域の合意形成は。
区長 (1)都市再開発法第2条の2。(2)地域の意見を聞きながら、適切に手続きを進めている。
三者の合意形成なく進められる『月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業』(月島第一小前高さ190m50階750戸の超高層分譲マンション計画)の中止を問う
問 (1)9割同意の基準は。(2)個人情報の厳重管理を。(3)都市計画法の4要件に該当か。(4)類似計画後の地権者の声は。(5)計画の中止を。
区長 (1)(2)円滑な事業進捗と個人情報の管理徹底を求めている。(3)全てに該当。(4)(5)意向を尊重し、より良い計画となるよう指導する。
『月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業』の都市計画素案がありながら「ない」と答弁し本年3月予算審議で議会に白紙委任を強いた重大な手続き上の瑕疵を問う
問 (1)出さなかった理由は。(2)持ち回り決議の理由は。(3)まちづくり協議会開催情報を周知すべきでは。
区長 (1)事業計画が確定していない段階であった。(2)構成員全員が集まることができなかったため。(3)各委員から地域や団体へ適時適切に伝えられているものと認識。
供給過剰により区内全域の不動産価値の低下を来す可能性のある月島地区の再開発事業乱立に対する中央区の対応を問う
問 (1)住宅戸数供給過剰の可能性は。(2)マスタープランの考えは。
区長 (1)用途転用などができる環境整備に取り組む。(2)まちづくりガイドラインを反映し進めていく。
『八丁堀駅周辺施設再編計画』での「児童相談所」建設の検討優先と、「ガスガバナ」設置は、将来の土地利用に制限となることから、慎重に検討すべきことを問う
問 (1)図書館移転の必要性、緊急性は。また、児童相談所整備は。(2)ガスガバナ(大容量整圧器)の設置は慎重にすべきでは。賃貸料は。
区長 (1)老朽化と狭あい化、情報拠点・生涯学習拠点の整備が喫緊の課題。児童相談所は、児童相談行政のあり方を含め慎重に対応すべき。(2)慎重に検討し設置を了承。使用料等は適切に設定していく。
地下に汚染が残り、無害化を断念することを前提にした専門家会議提言では、築地ブランドが守られないことが判明した今、改めて築地市場改修案を検討すべきことを問う
問 (1)区の考える移転の条件も「無害化の3条件」か。(2)環境アセスや都市計画決定の都の説明責任は。(3)築地ブランドを守れるか。(4)都の改修案への協力を提案すべき。
区長 (1)都の設定基準で行われるべき。(2)説明を受けていない。(3)価格形成機能の中で適切に判断されるもの。(4)提案できる立場にない。
すべての子ども達に「育ちのサポートカルテ」をつくり、切れ目のないきめ細やかな支援を保育園・幼稚園から行うべきことを問う
問 (1)テスト運用で保護者参加可能に。(2)書面で渡すべきでは。(3)個別指導計画を役立てるべきでは。
区長 (1)要望に応じて相談を受ける。(2)(3)適切な支援を行っている。
教科書採択を決める教育委員会定例会での傍聴者への配慮を問う
問 大きな部屋で行う考えは。
教育長 他の事例も参考に検討する。
阪本及び城東小改築工事を最優先すべきことを問う
問 五輪ひっ迫も遅滞ない工事を。
教育長 安全に配慮し、遅滞なく工事を進めていけるよう努める。
晴海選手村跡地への新たな中央区立小中学校整備に関し区民を交えた検討組織の立ち上げを問う
問 区民を交え検討すべきでは。
教育長 協議会を設置し、意見交換を行いながら、整備を図る。
中央区消防団運営委員会へ諮問された東京五輪に向けた消防団の活動能力の強化の方策を問う
問 住民との連携の推進は。
区長 必要な取り組みだが、今回の諮問事項には該当しない。
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