平成31年度予算に対する各会派の態度表明（要旨）
中央区議会公明党
本区では、来年に迫った東京２０２０大会に向け、国内外からの来街者の受入環境の整備やその後を見据えた取組を進めるとともに、築地場外市場や首都高速道路の地下化、地下鉄新線の推進などの対応が必要となっております。
また、２年連続で年間出生数が二千人を超えるなど、乳幼児数も年々増加しており、保育所の待機児童解消に向けた取組を強化するとともに、児童・生徒数の増に対応した学校整備など充実を図る必要があります。
歳入面では、人口増加による特別区民税の増、補助金の増はあるものの、ふるさと納税や法人住民税の一部国税化など、本区財政を取り巻く環境は大変に厳しくなっています。
一方歳出面では、総合防災訓練などの強化、保育定員の拡大や保育所等安全対策強化、築地魚河岸及び場外市場への支援など諸施策の充実とともに、受動喫煙防止対策など、多岐にわたる取組を策定しています。
今後、区財政を取り巻く環境は予断を許さない状況の中、健全で弾力的な財政運営に努めていくことが求められます。そして、区民ニーズを踏まえた緊急度、重要度による事業展開と共に中央区の将来を見据えた構想を要望いたします。
以上申し上げ、中央区議会公明党は、平成31年度中央区各会計歳入歳出予算案に賛成します。
お問い合わせ先：区議会議会局調査係
電話：03-3546-5559