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一般質問・答弁の要旨

中央区議会公明党 墨谷 浩一議員

高齢者福祉の充実を問う

 来年度に向けて介護施設の新設準備がなされているが、今後も人口増が見込まれており、介護施設の需要が高まっている。積極的な介護施設の整備が必要では。

区長 これまでの施設整備により、必要性の高い方については、長期間待機することなく入所できる状況である。高齢者人口の増加に伴い、施設サービスのニーズは高まると想定されるが、今後の中・重度の要介護者数の動向や入所申込者の状況を見極める必要がある。

 国や都では、サービス付き高齢者向け住宅の供給促進のため、補助・税制・融資による支援が実施されている。本区でも、高齢になっても住み慣れた街で過ごすことができるよう、さらなる整備が必要と思うが、区の見解は。

区長 需要は高く、その必要性は一層高まっていると認識。民間活力の活用により供給促進が図られるよう、国や都と連携した補助制度の実施や大規模開発の機会を捉えた計画誘導に取り組んでいる。

 認知症対策に、その前段である軽度認知障害などの対策として、チェックテストの導入と認知機能低下の疑いのある方への改善に向けた取組が必要では。

区長 現在区では「認知症チェックリスト」の普及に努めるとともに、「通いの場」などで、認知機能向上に効果が期待できる運動の場や交流の機会を提供している。チェックテストの導入は、今後、国の研究成果や他自治体での取組効果を検証しながら検討していく。

食品ロスの削減への取組を問う

 本区では、あかつき公園で開催された「エコまつり」で、初めて「フードドライブ」が実施された。今後、身近な場所でのフードドライブ回収窓口の常設化が求められると考えるが、区の見解は。

区長 今後は、「エコまつり」以外のイベントでの実施や、事業所、区民が直接提供できる認定NPO法人の連絡先などを広報するとともに、回収窓口の常設化についても検討していく。

 本区も「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加して、取組や成果の情報共有により、食品ロスの削減への取組を加速していくべきでは。

区長 食品ロス削減へさらなる啓発を進めるとともに、協議会への参加について、前向きに検討していく。

 今後、食品ロスの削減に向けて、様々な部や課をまたいでの取組が必要となってくる。本区として包括的な食品ロスの削減推進計画の策定が必要では。

区長 食品ロス削減に向けた取組の推進には、国や都、関係機関との連携が不可欠であることから、今後、策定される国の基本方針や都の動向を踏まえ、検討していく。

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お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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