一般質問・答弁の要旨
中央区議会公明党 堀田 弥生 議員
事前防災・災害対応力の強化について
問 避難行動要支援者の安否確認および人手不足の課題に対し、情報伝達手段となるシステムの活用は有用だと考えるが、見解は。
答 システムを活用することで、災害時における人材の有効活用と、迅速かつ円滑な安否確認等の効率的な実施が期待できるものと考えている。システムの導入の検討を進めていくとともに、引き続き、避難行動要支援者の安心と適切な避難に資する有効的な手段を取り入れ、なお一層の支援体制の強化を図っていく。
教育環境の整備について
問 ことばときこえに難しさがある子どもたちが適切な指導を受け成長していくために、通級指導学級「ことばときこえの教室」に通える環境整備が必要。利用しやすくなるような柔軟な運用を。
答 指導内容を保護者と共有し、家庭でも実践することでより一層指導効果を高めるため、保護者の送迎を原則としている。一方で、ファミリーサポート事業等の送迎サービスの利用を可能としている。今後も家庭の事情に合わせた寄り添った対応を心がけ、利用しやすい環境づくりに努めていく。
問 日本橋中学校浜町校舎における教育環境の整備について、どのような思いで取り組んできたのか。移転後のサポート体制は。
答 校庭や体育館が設置できない環境となるが、総合スポーツセンター内の競技場や浜町運動場を利用することで、現在と同水準の教育活動が行えるよう調整を進めてきた。学校と連携しながら教育活動に支障をきたすことなく、子どもたちの学校生活が充実したものとなるよう継続的に支援していく。
福祉施策について
問 保護者の働き方などを支援する視点を踏まえ、登校時間前の子どもの朝の居場所を検討する必要があると考えるが、見解を。
答 登校時間前に校門前で待機する小学1年生もおり、支援が必要な家庭に対するセーフティネットの重要性が高まりつつある。子どもが安全に過ごせるよう、保護者の多様な就労形態も踏まえ、学校や家庭と連携した朝の居場所について早急に検討していく。
問 産後ケアの宿泊型と日帰り型の実施施設は増えているが、訪問型は実施されていない。ニーズがあると考えるが、検討状況は。
答 早期の事業開始に向けて、現在準備を進めている。
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