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平成20年  環境建設委員会(9月10日)

1.開会日時

平成20年9月10日(水曜日)
  午後1時30分 開会
  午後4時39分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(7人)
委員長 中嶋 寛明
副委員長 田中 広一
委員 今野 弘美
委員 石田 英朗
委員 木村 克一
委員 田辺 七郎
委員 小坂 和輝
議長 (今野 弘美)

4.出席説明員

(16人)
矢田区長
髙橋副区長
吉田副区長
能瀬環境部長
渡辺環境保全課長
小栗清掃リサイクル課長
越地土木部長
弦間土木部管理課長
近江道路課長
宮本公園緑地課長(参事)
室木都市整備部長
田村都市計画課長
望月地域整備課長
石田副参事(都市計画事業・特命担当)
高橋住宅課長
高橋副参事(まちづくり事業部長)

5.議会局職員

土屋議会局長
土谷議事係長
斎藤書記
武藤書記

6.議題

  • (1)環境保全及び建設行政の調査について
  • (2)まちづくりの有り方及び月島一丁目地区計画変更、同3・4・5番地区計画決定、都市計画変更、市街地再開発事業計画に関する再検討の請願

(午後1時30分 開会)

○中嶋委員長
 それでは、ただいまより環境建設委員会を開会いたします。

 開会に当たりまして、本日、理事者報告の関係で土木部参事、都市整備部石田副参事、住宅課長及び都市整備部高橋副参事が出席いたしますので、御了承願います。

 次に、地下鉄建設促進五区協議会の活動について。去る7月22日に同協議会総会が葛飾区で開会され、私と田中副委員長及び土屋議会局長が出席をいたしました。議事内容は、前年度の活動状況等の報告を受け了承し、今後の活動方針について協議を行うとともに、意見交換を行いました。

 以上でございます。

 次に、理事者報告を願います。

○能瀬環境部長

 1 平成19年度自動車公害調査結果について(資料1)

 2 平成19年度河川水質調査結果について(資料2)

 3 環境マネジメントシステムの取組状況について(資料3)

 4 中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画に係る平成19年度温室効果ガス排出量等について(資料4)

 5 地球温暖化対策事業「中央区の森」の拡大について(資料5)

 6 平成19年度ごみ量及び資源回収量等について(資料6)

 7 区民施設等及び温浴プラザの指定管理者の評価結果について(資料7)

○越地土木部長

 8 特別区道の路線の認定及び廃止について(資料8)

 9 第1回コミュニティバス導入検討会の開催結果について(資料9)

 10 亀島川の整備計画について(資料10)

 11 久松警察署浜町交番の移築計画について(資料11)

○室木都市整備部長

 12 湊二丁目東地区の都市計画について(資料12)

 13 晴海地区地区計画の変更について(資料13)

 14 銀座地区客待ちタクシー実証実験について(資料14)

 15 中国残留邦人等の区営住宅への入居の取扱いについて(資料15)

 16 財団法人中央区都市整備公社の運営状況について(資料16)

以上16件報告

○中嶋委員長
 お疲れさまでございました。

 それでは、発言時間について。発言の持ち時間制につきましては既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいま午後2時31分でございます。自民党さん52分、公明党さん28分、日本共産党さん28分、友愛中央さん28分となります。

 それでは、理事者報告に対する質問に入ります。

 発言を願います。

○木村委員
 それでは、私の方から何点か御質問をさせていただきます。

 まず、資料5、地球温暖化対策事業、中央区の森の拡大についてお尋ねいたします。

 本年7月、北海道で洞爺湖サミットが行われました。世界各国の首脳が日本に集まり、地球の温暖化対策という、まさに地球の危機に関する話し合いがこの日本で行われました。特に、日本でも異常気象ということがかなり注目されています。ことしの夏に関しては、30度以上の真夏日が何日も続き、また、突然のゲリラ豪雨によって死者を出すような悲惨な状態も招いています。まさに、地球の異常気象が続いている原因だと思っています。この問題に対して、中央区では地球温暖化対策事業として、中央区の森を檜原村に、現在、3.5ヘクタールの森林保全活動として支援を開始し、今後10年間で毎年3ヘクタールずつ増加をしていくような形で、10年間で30ヘクタール、トータルして33.5ヘクタールを目標として、こちらの事業計画としては完了とするような予定という形で、今、挙がっています。

 そこで、お尋ねしたいのですが、まず、中央区においてこの10年間で中央区の森は完了となるのかどうか、あるいは檜原村の33.5ヘクタールは中央区の森として、また違う場所において新たにこのような計画があるのかどうか、あるいは別の事業対策として、この中央区の森以外に太陽光発電の事業を区内における各ビルに提案をしていき、助成を出していくような事業があるのかどうか、そのようなことについて、まず第1点についてお聞きしたいと思います。

 続きまして、資料9の中央区のコミュニティバスについてお尋ねいたします。

 第1回コミュニティバス導入検討会が7月30日に行われました。その前に、この環境建設委員会においても導入のお話が、まず最初に始まり、そして、7月30日には中央区のホームページに御案内が出ていたのですが、一般区民には余り知られていないところだったんですけれども、15人ほどの傍聴者が、やはり区民の中でも興味を持っていただいて、この検討会に参加していただいたという結果であります。私の地元の町会の皆様に、今後コミュニティバスが運用されるようになりますというようなお話をすると、区民の方々はよかったという本当に心からのお言葉が返ってくるんです。やはりそれだけ区民の方々は、このコミュニティバスに対する思いが強いと感じています。この検討会では、当然、委員会に関してもそうなんですが、まだ運賃の問題、ルートの問題、運行時間の問題も一切決まっていなくて、これから皆さんと検討していくというような課題にはなっているんですけれども、今後の予定として、4月の試験運行、そして来年の12月には本格運行という、ある程度の基本路線はできていると思うんですが、実際、この1年半の検討会で期間は本当に妥当なのでしょうか。また、この構成員に関しましても、現在、各種いろいろなところからたくさんの方が構成員としているんですけれども、その中でも区内の3町会連合会長という形で地域地域のトップになっている方々がこの検討会に参加していただいています。この方々から新たにそれぞれの地域の町会長の方々にもこういう話があるんだということを、まずおろしていただいて、それぞれの町会の町会長が、また町会の役員会あるいは会の集まりがあったときに、今後、区のコミュニティバスが、来年の4月から試運転されて、来年の12月には本格運行されるような形になるんだけれども、皆さんはどういうものをコミュニティバスに望みますかという、根底である区民の声を聞いていただくのも一つの方法ではないでしょうか。

 こういう言い方はいけないのかもしれませんが、連合町会長も一区民ではあるんですけれども、それぞれの地元の皆さんの声を果たして的確に100%調べられているのかというと、なかなか難しい点があると思います。根底にいる、実際にこのコミュニティバスを必要とする区民の声を、まず吸い上げていただいて、その声を連合町会長が代表して持ってきて、この検討会で発表していただけるような構成の場も設けていただけるかどうか、そこもお考えいただきたいと思います。

 続きまして、亀島川の整備計画についてお尋ねいたします。

 この亀島川の整備計画は大変いい計画で、現在、中央区でも隅田川において遊歩道がかなり整備されていると思います。その延長路線ということで、まさにここに書いてあるように水辺に親しむ整備、また水辺に緑化があるような整備ということで、かなりいい企画だと思っております。ぜひともこれを早く行っていただきたいと思うんですが、実際にこの文章を読ませていただいても、この計画は実際何年かけて、どのような形で行われるのか、まだ全く白紙状態。そして、この整備計画に関しては中央区の水辺利用の活性化に関する方策として、平成18年4月に策定されたものを基準にしてお考えになられていると思いますが、現在でももうそれから既に何年かたっています。そして、この亀島川に関しては、現在、一般のだるま船的なもの、あるいは一般個人が所有しているような船もこの川を所有しているようになっています。また、見てみますと、ここにも書いてあるんですが、川幅というか、歩道の広いところ、あるいは狭いところ、多々あると思うんですが、川幅の広いところでは約2.4~3.2メーター、そして、狭いところでは1.1~1.9メーターという形になっていますので、とても狭いところでは、もし車いすの方が来ても、なかなかすれ違うことができないというような形になっていると思います。道幅に関しては、今後この計画の中では拡張する予定があるのでしょうか。また、スロープに関してもお聞きしたいと思うんですが、そのようなスロープに関して、これは今使われている隅田川の遊歩道についても同じ考え方なんですが、現在、何カ所かにはスロープがついています。そのかわり決められた範囲で、中央区の悲しいところなのかもしれないんですけれども、いい遊歩道があるにもかかわらず、これがすべて勝鬨橋の端から両国橋の手前まですべて遊歩道を使って歩いて行けるかというと、必ず寸断されているのが現状なんです。ですから、そのようなところでも車いすの方が楽しむために遊歩道を使って、この水辺を楽しんだとしても、上がってくるときにはまたもと来たところまで戻らなくてはならないというような現状だと思っています。ですから、そのようなことも踏まえながら、この亀島橋の整備計画についてもウッドデッキという新しい試みがあると思いますので、そのようなことに関しても踏まえた形で検討していくことが可能なのかどうかお示しください。

 よろしくお願いいたします。

○渡辺環境保全課長
 中央区の森についてです。森林の整備につきましては、間伐をしたり、また枝打ちをしたりということで実施をしているところでございますが、これは大体10年程度に1回森林を保全するために実施していくのが森にとって一番いい状況だというふうに言われております。したがいまして、ちょうど現在の計画で10年たって33.5ヘクタールの整備が終わったころは、当初に実施したところがまたちょうど10年程度の整備時期に当たりますので、またそこで整備をしていくという形で、今の段階では、ローリングをして続けていくということを考えておるところでございます。その間に、いろいろな事情がありまして、もっと拡大したりするような方策等が考えられるということでしたら、その段階で判断していきたいというふうに考えております。

 それから、太陽光発電についてでございます。

 環境省の平成21年度の概算要求に太陽光発電の助成が入っているということを聞いております。また、東京都は太陽エネルギー利用機器の飛躍的な導入拡大を促す制度ということで、そのような制度をきちんとつくって実施していくということでございまして、来年につきましては、かなり太陽光発電が注目されて、いろいろな角度からいろいろな施策がされていくことが予想されております。本区につきましても、これは周知に努力して助成制度等を広めていくのが効果がありますので、国、また都と連携しながら、3者で連携するということもあると思いますけれども、その間、助成制度について検討していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○弦間土木部管理課長
 コミュニティバスについてのお尋ねでございます。

 検討期間、今後のスケジュール、それから検討会の構成員についてのお尋ねでございますが、導入検討会のスケジュールにつきましては、何とか今年度中に検討会を3回開いて、その中でコミュニティバス導入実施計画を策定しようということで、今、準備を進めているところでございます。その中で、まず第2回目は今度10月に予定しているところでございますが、2回目の検討会では導入の基本計画案というものを示し、この中で最終的なルートの決定、運賃、それから事業の規模等を明らかにいたしまして、ここで検討していただきたいというふうに思っているところでございます。その後でございますが、第2回が終わりますと、この基本計画案をもとにパブリックコメントをとって、これは12月ぐらいになると思いますけれども、広く区民の方の意見をここでいただきたいというふうに思っているところでございます。

 委員御質問の構成員の場合で各町会長さんの立場という意見も出ましたが、ここのパブリックコメントの中で広く住民の意見を吸い上げて、実施計画案をつくってまいりたいというところで考えているところでございます。それで、年度中に実施計画ができましたら、来年度から早々、試験的な運行に入っていき、実際の運行の手続を進めてまいりたいというふうに、今、スケジュールを考えているところでございます。

 以上でございます。

○宮本公園緑地課長
 亀島川の関係でございます。

 まず、スケジュールでございますが、東京都が今年度から水辺の緑化を始めるということで亀島川の予算もついているということで、私どもの計画を取り込んだ形で今年度基本設計をやっております。まだ基本設計の段階なものですから、来年度予算要求には間に合わない状況ですけれども、10年後の東京実行プログラムの中で3年間で水辺の緑化を14ヘクタールしていくというふうに掲げておりまして、亀島川もできるだけ早期に整備していきたいというふうに言っておりますので、来年度すぐ着手というわけにはいきませんが、今後東京都と連携して早期に工事ができるように進めていきたいと考えております。

 それから、テラスの幅を拡張する計画があるのかということでございますけれども、お手元の資料の標準断面図のところのウッドデッキについては、テラスが階段状になっておりまして、階段状のところも平たくした上で、2.4メートル~3.2メートルぐらいの幅をとって、人が通過できるようなことで考えております。ただ、亀島川全体で見ますと、高橋の下あるいは南高橋の下はテラスが切れておりまして歩けません。そういうところがあるものですから、スポット的にウッドデッキの部分を設けながら、それ以外の狭いところについては緑化をするという計画にさせていただいています。今後、東京都が進める中で、もっと広げられる余地があれば、このウッドデッキのところを広げるというふうなことも考えてまいりたいと思っています。

 それから、スロープでございますけれども、隅田川10カ所スロープが整備されておりますけれども、何分スロープを設置するためには、前後ろにある程度土地がないと、緩い勾配で長い距離をつくれないところがありまして、現状のままではなかなか難しいところがあります。私どもも車いす利用の方が回遊性を持てるスロープが設置されることが望ましいと考えておりまして、できるだけ回遊性を保つように今後やっていきたいと考えております。この亀島川については、そういう点で言いますと、後背地というか、前後ろにある程度余裕があるところは、この図の中の旧稲荷橋付近でございまして、こちらにはスロープをこの絵の中で掲げており、設置する予定ですけれども、下の部分がそれほど広くないというふうなことから、スロープについてはここ1カ所ということで、妥当なところかなというふうに考えております。

 以上でございます。

○木村委員
 いずれも御答弁ありがとうございました。

 まず、地球温暖化対策に関してなんですが、まさに10年を1度のサイクルとして考えると、今後ますますつながっていくのかなというふうに考えています。

 そしてまた、中央区の森なんですけれども、現在も環境部の皆さんのお力によって、町会や学校の体験授業というような形で広く御案内を出されていると思います。また、区のおしらせでも中央区の森の体験ツアーという形で募集も出していて、かなり広く広告、宣伝はされているものだと思います。現在3.5ヘクタールしかないものが、1年ごとに3ヘクタールずつ、一遍に30ヘクタール買うのではなくて1年ごとという、このやり方は私は大変重要なことだと思っています。一遍に買うのではなく、徐々に広げていく。そして、広げていくことに関しては、まず区民の参加協力を求めて、徐々に一緒に広げていく。そのような形で中央区の森をますます有意義な体験学習の一環としてとらえていっていただければと思っております。

 また、もう1点だけ聞かせていただきたいんですけれども、先ほどのお話で、中央区の森の伐採あるいは間伐、そういう話が出ていたんですけれども、このような間伐材の活用について伺います。例えば1階に太陽光発電の掲示板があって、今、あそこでは中央区の屋上で太陽光発電がこれだけできていますよという、この間も委員会で説明させていただきましたけれども、それがああいう形で区民の目に届くようなものができたと思っています。ですから、それと同じような形で区民に、中央区の森があって、そこの森で使われた木材がこのような形で使われていますというようなことを、例えば小学校の周りのガードレールを間伐した木材で木のガードレールにしてみるとか、あるいは防災拠点における公園の周り、そのようなところにも木のガードレールというような形でアピールすることはいかがでしょうか。このガードレールは中央区の森で間伐された木材を、そのまま廃棄せず、このような形で再利用していますよというようなこともアピールが必要なのではないでしょうか。ぜひともそのようなお考えについて、もう1点だけお聞かせください。

 続きまして、コミュニティバスについてお尋ねいたします。

 現在、私も第1回目の検討会にも参加させていただいて、まだ1回目だということがあったものですから、皆さんがどのような形になるのかという初めてのことだったと思います。でも、実際に皆さんにとっては、区民にとってはかなり有意義なことであるというふうに確信しております。ただ、やはりここで現在運行されている都バスとの兼ね合い、料金の問題、ルートの問題等々はこれからいろいろと考えていかないとならないと思います。ある部署に関しては、どうしてもコミュニティバスと都バスの競合もかなりあるかもしれません。私が思ったのは、実際に区の委員会で2回ルートを回らせていただいて、なおかつ区民を乗せて私自身も2回ほど同じルートを運行させていただきました。区民の声を聞いて、いろいろな意見が出てきたというのも、確かに手ごたえとしてはあったなというところで考えています。

 最初の私の考えでは、大きく一方通行で八の字を回るのにはかなり時間的なロスが出てくるのかなと。要は100分という時間において1周回りますよというルートになっているのが大きな問題の一つだったんです。今後はそれも検討箇所として出てくることだと思うんですけれども、区民の皆さんの声を聞いていただければ、何とかこれは解決できるのかなと。乗り継ぎポイントが東京駅の真ん前の八丁堀のちょうど真正面の駅のところに1カ所、中央区役所で1カ所、そして聖路加国際病院で1カ所と、この3カ所の乗り継ぎポイントを有効活用することによって、今の私の考えだった一方通行の大きなマイナスの部分もかなり解消されるということがわかってきました。これは、かなり土木部の皆さんがいろいろと検討された結果のことだと思っています。

 それと、車両に関してなんですが、まだどのような形になるのかわからないんですが、自民党の議員の有志で実際に荒川区のコミュニティバスルートを視察させていただきました。そこのルートは両面通行にもかかわらず、片面通行で1周回って30分と。要は、南千住駅を使って、町屋駅を使って区の施設を回ってくるような形で30分で行けるようになっています。このようなところなんですけれども、両面通行にもかかわらず、片側通行でも30分あれば主要なところは回ってこれる。区の施設も回ってこれるという形で、車両に関しても2台の車両を使っていました。19人乗りと35人乗りの2つのバスです。最初は19人乗りだけで運行していたんですが、やはり中央区と同じようにマンションに住む住民の方々が多くなってきたということがありまして、地域によっては、大きな高層マンションが出てくるところがあった。その方々が、やはり交通の便の利用として通勤の時間帯に使うには19人乗りではすぐいっぱいになってしまうので、1台では間に合わないということで35人乗りのバスを運行してきた形になっているんだと思います。そして、ここにはそのまま必ず巡回しなくてはいけないのかというと、そうではなくて、主要な箇所の往復運行という、あるところの地域から駅までの往復運行だけのルートというのも視野に入れられています。また、今後は新しいルートとして、まだ開発されていない区民の方が多く利用される区民の声によって新たなルートが今後計画されていくような形になっています。ですから、今の中央区の考えでは一遍に1カ所全部持ってくるような形にはなっているんですけれども、実際に区民の声を聞いて、今、どこがどういう状態で必要なのか、そのような検証も必要なのではないでしょうか。

 続きまして、亀島川の整備計画について質問させていただきます。

 先ほども質問させていただいたんですが、隅田川のことに関してもそうなんですが、遊歩道というイメージになってしまうと、どうしても皆さんが利用できるようなものということで考えていきたいと思いますので、そこら辺に関しても、今後の形として、関連なのかもしれないんですが、資料12の部分、ここでは隅田川に面した部分の再開発でこれだけ大きなスーパー堤防ができてきます。その部分の活用法を考えながら持ってくることによって、車いすも一方通行ではなくて相互利用ができるような形、隅田川沿いの考え方というのをもう少し区のほうでも積極的に考えていただいていると思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上のことを要望いたしまして、1点だけ、先ほどの間伐材の件についてだけ御答弁をお願いいたします。

○渡辺環境保全課長
 中央区の森の間伐材についてでございますけれども、実は中央区の森の、ある意味最大の課題だというふうに考えております。現在はこの間伐材、切り倒して短くしまして、やはり森に置いている状況でございます。これをそのままずっと放置しておきますと、やがて腐り、せっかく固定された二酸化炭素が一部また空地に戻ってしまう、そういう状況になりまして、できるだけこれを下におろして何らかの活用をしていくということが大切だというふうに考えております。しかしながら、森林の保全活動の中で一番経費がかかるのは、実は山の上の木を下までおろしていくということでございまして、その辺が、今、1つの問題点であります。

 また、現在、NPOに森林の整備をしていただいて、それを助成しているという形をとっておりまして、今のNPOの力といいますか、人数ではなかなか間伐材を下におろしていくというような体制がとれないという問題も届いております。しかしながら、冒頭に申し上げましたように、非常に重要なことですので、この間伐材をいかに使って、ある意味、企業などの協力なども得ながら活用していくことについて、きちっと今後検討していきたいというふうに考えております。

 1点、先ほど御質問の中でありましたけれども、中央区の森は区が購入しているわけではございませんで、これは協定を結びまして整備をするということで、区のほうで整備をしたところを中央区の森というふうに呼んでいるという状況で、20年度から1年当たり3ヘクタール整備をしまして、10年間で今後30ヘクタールやっていくというような予定になってございます。

○木村委員
 すみません。御答弁ありがとうございました。

 今後もこのような活用方法をお互いに考えていって、いかに無駄なく持ってこれるかというのを前向きに考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 以上をもちまして終わらせていただきます。

○中嶋委員長
 ただいま審査半ばでありますが、暫時休憩いたします。再開は午後3時10分、よろしくお願いいたします。

 暫時休憩いたします。

(午後2時58分 休憩)


(午後3時10分 再開)

○中嶋委員長
 それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。

 発言を願います。

○田辺委員
 制約された時間でありますので、答弁は簡潔にお願いしたいと思います。

 資料6から始めます。

 平成19年度のごみ量と資源回収量などについての報告でありますけれども、行政による回収の品目別回収量で、先ほど報告ありましたようにプラスチック類の回収量が増加しているということでありますけれども、プラスチック類の保管施設の確保と売却益の実績というのは、19年度どうなっているのかお聞かせいただきたいと思います。

 それから、資料7についてですけれども、区民施設等の指定管理者の評価結果でありますけれども、前回も私、いろいろ意見を述べましたが、さらに私自身の我が会派の評価もするために、資料をお願いしたいと思います。それは、施設管理評価シート、もう一つは区の実施アンケート結果、これについて当委員会に資料として提出をいただきたいとお願いしたいと思います。

 それから、資料8の関連ですが、京橋二丁目の区道廃止問題です。

 先ほど都市再生特別地区の土地利用の問題ということで言われましたけれども、これは清水建設の社屋の建設に多大な便宜を与えるものであると私たちは考えております。そうした点で、ここでの区道の廃止というのは容認できるものではないと考えます。近く開かれる第三回定例会の議案として出されるようでありますので、当議員団の考え方はそこで示していきたいと思います。

 そこで、お聞きしておきたいのは、この区道の面積と土地の評価額をきょうはお聞きしておきたいと思います。

 それから、資料9の関連でありますけれども、第1回コミュニティバス導入検討会が開かれて、いろいろな意見が出された。これから本格的な議論が行われるということであります。7月9日、私たち当委員会が計画素案に出されている路線をマイクロバスに乗って視察をしました。その際に私も、中央区で観光名所を幾つか選定しておりますけれども、そうしたことも加味したルートの検討が必要だと提案をしております。ぜひ今後この問題についても検討課題として進めてほしいと要望しておきたいと思います。

 それから、資料12に関連してでありますけれども、湊二丁目東地区の土地計画の問題について、これもいろいろな問題を含んでいるようでございます。

 幾つか質問しますが、C2という街区が地図上では示されて書かれておりますけれども、これについては全く文章などで記述がないのはなぜなのか。C2という街区です。

 それから、2つ目には権利者数及びこの計画に対する同意状況という数字が出ておりますけれども、この中でお聞かせいただきたいのは、ライオンズマンション、この地域にはたくさんの方が住んでおられるライオンズマンションがありますけれども、ライオンズマンションの戸数と権利者数、そして、さらに同意者数はどれほどになるのか、それをお示しいただきたいと思います。

 それから、この文章では大規模法人というふうに表現されておりますけれども、これは具体的に言うとどういう企業なのか、社名をお聞かせいただきたいということです。

 それから、4つ目に、ここでも区道の廃止ということが出ております。これは特定企業への多大な利益を与えるものとなり、このことにより環境への負荷が大きくなると考えます。再検討を要望しておきます。

 それから、資料13に関連してでありますけれども、晴海地区の地区計画の変更ということですが、ここは個別の再開発計画がばらばらに次々と出されるという地区ですね。晴海全体の将来構想が、これでは見えてこないということを指摘したいと思うんです。以前に豊晴計画が出され、改定され、その中では学校等の公共施設の配置計画があったわけですね。しかし、これが一向に出てこない。区の行政の対応がどういうふうになっているのか、多くの住民の人たちから疑問の声が出ております。大変不安を感じているということですので、ここら辺についての見解をお聞かせいただきたいということです。

 それから、晴海橋公園の緑の保全問題。立派な木がたくさんある長い公園でありますけれども、これは一時期この議会でも各会派からいろいろな要請の意見が出て、積極的に緑は保全したい、こういうことを答弁されていたと思うんです。この問題で区とこの地域の地権者との話、ここは都立公園でありますから、東京都との話、これがどうなっているのか。道路に面した立派な緑地帯でありますから、積極的に確保する必要があると考えますけれども、お聞かせをいただきたいと思うんです。

 とりあえず、以上、端的にお答えをいただきたいと思います。

○小栗清掃リサイクル課長
 プラスチック類の集積所回収のほとんどがペットボトルになってございます。

 ペットボトル回収量が500トンで、あとは牛乳パック等でございます。

○田村都市計画課長
 京橋二丁目の区道の廃止に伴いましての区道の面積と土地の評価額でございます。

 区道面積については、開発計画の中に約240平米ということで想定してございまして、土地の評価ですけれども、道路地から一般宅地化した場合の評価ということで、想定でございます。まだ具体的な評価が終わっている状況ではございません。その段階においては約10億というふうに評価を想定していたかというふうに考えております。具体的な資料がございませんけれども、たしかその評価額だったというふうに記憶してございます。

 以上でございます。

○望月地域整備課長
 湊二丁目のまちづくりについてです。

 まず、C2という街区の問題についてですけれども、こちらにつきましては区画整理事業の区域内には入っておりますけれども、現在そのまま残るという状況になっておりまして、C2という形で書いておるものでございます。

 それから、地権者の同意ということでライオンズマンションの戸数、同意ということですけれども、55という権利者数がありまして、同意は53名という形になっているところでございます。

 それから、大規模法人とはというお尋ねでございましたけれども、具体的には住友不動産になってございます。

 それから、晴海のまちづくりに関係いたしましての御質問です。

 晴海の総合的なまちづくりの考え方はどうなっているのかというお尋ねです。平成17年11月に晴海地区のまちづくりの考え方というものを晴海地域の方と時間をかけて御相談しながらまとめたものがございます。今現在、それらを指針としまして、今後も晴海のまちづくりを進めていこうと考えてございます。

 それから、晴海橋公園の緑の保全という御質問です。

 3分の1は緑地帯として残すということで考え方を整理しておるところでございますけれども、あちらの部分は傾斜がございまして、バリアフリーにも対応する際にはやはり平らにしなくてはいけない、そういった部分もございまして、緑の量として3分の1、あるいはそのまま残せるようなところがあったところについては徐々に木をふやすとか、そういった量の確保について努めてまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。

○能瀬環境部長
 指定管理者の施設管理評価シートと区民アンケートにつきましては、委員長と後ほど御相談をいたしまして、資料をお出ししたいと思います。

 それから、プラスチックの量のお話でございますが、この資料にありますプラスチック類、その他、これは19年度はほとんどがペットボトルでございまして、ペットボトルにつきましては、保管施設が、ちょっと今資料が手元になくて会社名がよくわからないんですが、中央防波堤埋立処分場の付近にある会社のほうへ丸ボトルのまま運び込んでいるというような状況でございます。

 以上でございます。

○田辺委員
 今のペットボトル、丸ボトルのまま中央防波堤埋立処分場に持ち込んでいるということですけれども、これは幾らでもそうしたペットボトルは回収して置く場所は確保されているのかどうかということでお聞きします。それから、その売却益というのはあるのかどうかお答えいただきたいと思います。

 それから、指定管理者の評価の問題で資料を提出するということですので、お願いをしたいと思います。

 資料8の京橋二丁目の区道廃止の問題では、やはり清水建設という特定の企業に多大な便宜を図るということですね。これは、ここに貫通通路を設けるというお話ですから、このやり方だと、また湊二丁目の東地区、あそこも貫通通路ですよね。同じようなことがやられる。区道の廃止というのが、企業の側から見て、これは使えるということでどんどん要求してくる。区のほうもそれにこたえる。こういうことになってきているのではないかと思うんです。ですから、私は区道というのは大切にしなければならない、区道の大切さというのは、通風だとか日照だとか、そういうことも含めて大切なものだということを区のおしらせでも区民に知らせておるわけじゃないですか。そういう区道をこういうふうに京橋二丁目でもなくしていく、大問題だというふうに思います。それから、湊二丁目でも、この計画ではやはり区道をなくしていく、こういうことで計画がなされておりますから、改めてこの問題を議論する場があると思いますので、そこでやりたいと思います。

 ライオンズマンションの権利者数、同意者数が今出されましたけれども、そうしますと、全体の計画の中の権利者の過半数を占め、同意者もライオンズマンションの人たちが過半数を占めているということになりましょうか、お答えをいただきたいと思います。

 それから、晴海地区の地区計画の変更の問題ですけれども、私が先ほど言ったように、ばらばらに計画が出されて、それを次から次へと認めていく、こういうことですよね。今お話があったように、平成17年に地域の人たちと協議をしながらまとめたものでやっているんですと、こう言うんですけれども、学校等の公共施設の配備計画というのは、区は持っているんですか、持っていないんですか。あるんですか、ないんですか。そこをお聞かせいただきたいと思います。

 緑地帯として残すということで、傾斜があるので緑の量の確保に努めていきたいということですけれども、積極的に緑を残すということで対応していただきたいと思います。

 今、幾つか再質問をしましたけれども、お答えいただきたいと思います。

○能瀬環境部長
 ペットボトルにつきましては、容器包装リサイクル協会のほうの容リルートというところで私ども中央区のペットボトルについては引き取ってもらっておりますので、分別収集計画に基づきまして申請した量でもって引き取ってもらっておりますので、現在のところ保管場所は確保されているというところでございます。

 売却益につきましては、瓶、缶、ペットボトル、それら全部含めまして処理料を払って、そして容器包装リサイクル法の改正に伴いまして容器包装リサイクル協会のほうで処理費用と、それから容器包装を出す業者からもらった負担金との差があった場合に各自治体にそのお金を一部返すということでございますので、私どもとしては売却益という考え方ではございません。

 以上でございます。

○吉田副区長
 晴海地区のまちづくりについての考え方でございますが、これは実はそれぞれのこれまでの経過の中で、晴海地区については町名単位でまちづくりを考えるということになっております。今回の晴海一丁目の地区計画の変更につきましても、まず晴海二丁目の土地区画整理事業の整理があって、その全体的な計画の中で考えているわけでございます。今後、晴海三丁目の残余の地域の再開発の計画、それから晴海四丁目の残余の計画も具体的に出てまいると思いますけれども、それらの問題を東京オリンピックの計画等、全体的な計画とすり合わせながら、どう進めていくのかということについて、我々も十分慎重に対処をしたいと思っておりますが、現時点において、晴海地区において豊晴計画でいう学校新設というような計画については、私ども区としては持っておりません。現在の状況の中で、ある程度対応可能であると考えているところでございます。

○田辺委員
 晴海の学校施設等の公共施設の配置計画については、区は計画を今持っていないというお話ですよね。きょうは私の持ち時間は少ないですから議論しませんけれども、やはりそれではいけないと思います。あの広大な晴海に3万人の人口が予定されていますでしょう。今の学校の配置状況ではこれで対応できるというふうにならないと思います。それではいけないと思いますので、また改めて機会を見つけて議論をしたいと思います。

 私の質問を終わります。

○小坂委員
 では、1点質問させていただきます。

 コミュニティバスに関してですが、私も要望がございます。

 まず、1点目の要望といたしまして、路線ルートに関してですが、十思スクエアが外れております。十思スクエアには高齢者が非常に利用する場所がありますので、高齢者の足、障害のある方の足となるためにはここは絶対に外すことはできないと思いますので、必ずルートとして入れていただきたい。よろしくお願い申し上げます。

 もう一つ、さわやかワーク中央、浅草橋の近くにありますけれども、これも絶対に外してはならないルートだと思います。知的障害の方々がそこで働いております。知的障害の方々が、障害があるためにその施設まで行けない。もし簡単に行けるようになったら、そこで働くことができるようになるんです。ですので、ぜひこのあたりも検討していただければと思います。

 また、もう一つ要望ですけれども、月島と日本橋を結ぶルートが現段階においてないわけなんですけれども、やはりコミュニティバスでもそれが実現されていないわけなんです。月島と日本橋はお互いが行きづらいという声は多々聞こえてくるわけですので、ぜひこのあたり実現させていただきたいと思います。先ほど田辺委員がおっしゃった観光ルートを外さないということとともに、このことはぜひ実現の方向で検討いただきたいと思うんですけれども、検討いただけるかどうか、その御返事をお願いします。

○弦間土木部管理課長
 ただいまコミュニティバスの関係で要望を3点ほどいただきました。こういった関係につきましては、これからの検討会の中でいろいろな意見をいただきながらルートを決定してまいりますので、そういった意見が出ているということは、その検討会の中でお知らせして検討していきたいというふうに思います。

 以上です。

○小坂委員
 確認ですけれども、今述べたことは第2回の検討会できちんと委員の方に知らせていただけるということでしょうか。

○弦間土木部管理課長
 第1回が終わって、委員の方から意見をいただくということも、9月の上旬までということも行いました。それから、それ以外に若干、区長への手紙等、意見も来ております。そういったものもあわせながら、今後の第2回導入検討会でも検討していきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○小坂委員
 では、そちらのほうはよろしく、さまざまな声を第2回の検討会に反映させていただきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。私一人の意見で3点述べたわけではありません。区民の声から聞かれたものを私は伝えただけですので、その辺、よろしくお願い申し上げます。

 もう一つ、すみません、1つと言いましたが、もう一つあります。資料14の銀座地区客待ちタクシー実証実験についてですけれども、まず1点目、実験が終わった後、これは本当に実行に移すのかどうか教えてください。

 2点目は、こういうことをすることによって車両がふえて粉じんや排ガスの問題が、築地場外市場、場内市場もですけれども、そのあたりに影響を及ぼさないのかどうか、そのあたり、いかがお考えでしょうか。それが2点目。

 3点目は、先ほどの駐車場の部分は今後万が一の市場移転に備えての大事な鮮魚マーケットの場所と計画されていたと思うんです。移転はないと私は思っていますけれども、万が一移転があった場合の場所ですよね。そういう大事な場所をこのように使われるということは、鮮魚マーケットさえ実現できない方向に持っていかれたら困るのではないですか。そのあたり、いかがお考えでしょうか。

 以上3点。

○石田副参事(都市計画事業・特命担当)
 まず、きょう資料の説明にありました件は、東京都が客待ちタクシーの対策のための実証実験を行うという説明であります。その実証実験の結果等を踏まえて、いろいろ検証、また地元の方の御意見やいろいろな問題点や課題、当然、実証実験で出てくると思いますので、即そのまま本格実施するということではなくて、そのような過程を踏まえて実証実験をやっていきたいというふうに考えていることで、すぐ本格実施ということではないと考えております。また、そのような意見があったことを東京都にも伝えていきたい、そのように考えております。

 繰り返しになりますけれども、2番目の粉じん等の影響については、計画で予測する部分もあると思うんですけれども、実証実験を行うことによって、粉じんも含めていろいろな問題が出てくると思うので、それはそれでまた、繰り返しになりますけれども、検討をそこでして、場合によっては本格実施を行う場合もあるかもしれませんし、実証実験で終わる場合もある、そのように考えております。

 次に、市場の再整備、鮮魚マーケットの件についてですけれども、これは中央区の事業でありまして、鮮魚マーケットとか区有地を活用した場外の再整備を当然優先するべきで、それに障害になるような形でこの実証実験の後の本格実施を導入させるというようなことはもちろんありませんので、その辺はきちんと整合をとって、今後進めていきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

 以上です。

○小坂委員
 ありがとうございます。

 では、もう一度確認ですけれども、この実証実験においては、粉じんや排ガスに関してのデータも区のほうでとっていただけるということでしょうか。もう一度お願いします。

○石田副参事(都市計画事業・特命担当)
 中央区で検証するというよりは、繰り返しになりますけれども、東京都の事業ですので、その辺は東京都に、今みたいなデータを出させる、意見があったということで、できるだけ調査させるようにしますけれども、中央区みずから中央区の事業費でその辺の調査をやるという計画はございません。

 以上です。

○小坂委員
 何度も言いますが、食のまちで、車をとめる場所ではないので、その辺どうか頭に置いて事業を進めてください。よろしくお願いします。

 以上。

○中嶋委員長
 ほかにございますか。よろしいですか。

 それでは、理事者報告に対する質疑を終了いたします。

 次に、議題に移ります。

 議題(1)環境保全及び建設行政の調査について、質問ございますでしょうか。

○小坂委員
 では、質問させていただきます。

 まず、環状第2号線地上化に関してです。

 環状第2号線が地下化から地上化に計画が変更したことによって車両台数が6万台ふえ、大気汚染が生じます。大気汚染がふえるんだけれども、その影響が都の評価においてはそんなに悪化しないというふうなことが出ておりました。これは、この前の晴海まちづくり協議会でも、住民は本当にこのデータは正しいのかということで不安に思っております。このことに関して、きちんと区はこたえるとまちづくり協議会では答えていたと思うんですけれども、このあたり、きちんとこたえていただけるのかどうかの確認をお願いします。これは説明しろというのではなく、住民の不安に関してきちんとこたえていただけるかどうかの御回答をお願いします。

 2つ目ですが、朝潮運河の架橋に関してです。

 この架橋に関しては、静かな住宅街において、通行者の方が静かなまち並みに多く入ってきてうるさくなるという不安の声が上がっているわけなんですけれども、このあたり、進め方において、まちづくり協議会とこういう橋を考えていますというのを住民にきちんと説明した後に、橋のデザインや、かける位置とかを決めていくのかどうか、まちづくり協議会を通して住民にきちんと説明をして進めていただけるのかどうかに関して御回答いただければと思います。

 3点目は、築地市場の場外のまちづくり、築地市場地区のまちづくりに関してですけれども、現在、土壌汚染が豊洲で非常に深刻な状態にあります。都民がこの状況を知った以上、その土壌汚染の場所に築地市場は移転させられないとみんな思っていると思います。そうなった場合に、断固反対する我が区にとっては、現在地再整備という案が恐らく出てくるわけなので、そうなった場合に現在地再整備において種地をきちんと都に提案できるというふうな計画を現段階から考えていく必要があると思います。断固反対するのであれば、そこまでの行動はとるべきだと思うんですけれども、このあたりの方針があれば教えてください。

 以上です。

○渡辺環境保全課長
 環状2号線についてでございますけれども、大気汚染、環境影響調査では、先ほどお話があったように影響は環境基準以下というふうに出ていますけれども、住民の方が不安に思っているということで、区としまして、事前に一昨年からあの周辺の大気汚染の関係の二酸化窒素等を既にもうはかってございます。実際にこれが開通しまして、またその後はかりますと、実際に差が出て、どういうふうに変わってきているか、また、交通量等もはかってありますので、その辺の比較をして、事後調査という制度がございますので、その中で区としては東京都に、もし環境基準を上回るようなことがありましたら、きちんと対策をとるようにということで区として主張していくというふうに考えておりますので、その旨、これからもしそういう不安な方がいらっしゃいましたら、そういうことで説明させていただきたいと思います。

○吉田副区長
 築地地区の再整備について、私どもは市場現在地再整備の種地というのは、もう平成5年の現在地再整備に踏み切った時点で種地を具体的に提供しているわけでございます。その辺は御理解いただきたいと思いますが、現在、駐車場等が建っておりますあの部分は川だったわけでございますが、それを埋めたのはなぜかということになりますと、実はあれは上流から川を埋めないと埋め立てができなくて、市場の中に川があったからなんです。その市場の川を埋めるために、私ども区のほうは東支線から南支線から、正直言って50億円かけて区の領域を全部埋め立てしたんです。それで、下流域の市場内部の河川を埋め立てをさせて、それを種地に使ってくれという姿勢を我々は示したわけです。今回、現実にまじめに使っておりませんでしたから返還をしていただきましたけれども、市場橋の公園というものについても、市場再整備のために使ってくれということで、私どもは市場のほうに提供していたわけでございます。私どもの姿勢は、平成5年のときから基本的には変わっていないわけでございますから、そういった協力という部分を平成5年以前から、これは埋め立ては昭和60年代からやっておりますから、そういったときから含めての我々の種地の協力というものを現在地再整備には生かしていただきたいというふうに私どもとしては考えているということでございます。

○近江道路課長
 朝潮運河への歩行者専用橋の架橋についてでございます。

 こちらにつきましては、現在、測量データ、地質調査データが何もない状況でございますので、鋭意進める努力をしてございます。先週も地元に行きまして説明をいたしているところでございます。今後、調査が進みまして地元のほうにお示しできるデータがそろいましたら、順次必要に応じてまちづくり協議会でも説明をしていきたいと考えております。

 以上でございます。

○小坂委員
 それぞれありがとうございます。

 環状2号線の地上化に関しては、恐らく東京都がまとめた環境結果のどこかにトリック、マジックがあるのではないかと私は考えております。すなわち、その時代において車の性能が上がったから排ガスは出ない、そのあたりの計算が入っているのではないでしょうか。そのあたりもありますので、そんなに車の性能が上がるわけはないかもしれないので、その辺の評価の仕方のリスクも含め、この計画が本当に正しいのかどうかからもう一度見ていただければと考えておりますが、そのあたりはまた一緒に考えていければと思います。

 2点目の種地に関しては、平成5年から時代は変わっております。ですから、改めて現状において、このように種地を使いつつ、かつ場外市場もこういうふうに再整備していこうというふうに総合的に考えた案というのをもう一度出せるのではないかと。そのあたりを考えて、種地を出した、出したと言って、出したことを東京都は理解していないみたいですから、きちんと東京都に届くような形で種地利用プランをつくっていく必要があるのではないかと思います。このあたり、ぜひ考えていっていただければと思います。

 3点目の朝潮運河の架橋に関しては、住民が非常に不安に思っている部分もありますので、まちづくり協議会等を利用しながら、きちんと早目早目に説明していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 以上です。

○中嶋委員長
 ほかにございますか。よろしいですか。

 それでは、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 それでは、継続審査といたします。

 次に、議題(2)まちづくりの在り方及び月島一丁目地区計画変更、同3・4・5番地区計画決定、都市計画変更、市街地再開発事業計画に関する再検討の請願の審査について、御質問のある方はお願いいたします。

○石田委員
 では、質問させていただきます。

 ただいま議題となっております請願に関連してお尋ねをいたします。

 去る7月9日開催されました前回の環境建設委員会におきまして、本提案の対象計画である月島一丁目3・4・5番地区の再開発計画について、私はまちづくりの経過や周辺地域への計画上の配慮などについてお伺いをいたしました。本日は、前回の区側の回答も踏まえた上で、何点か補足的にお尋ねをしたいというふうに思います。

 初めに、こうした再開発やまちづくりに要する期間についてお尋ねをいたします。

 月島一丁目3・4・5番地区の再開発は、平成10年から地元で共同化に向けた取り組みが開始されて、勉強会や現在の準備組合で検討を重ねながら今日に至っているとお聞きいたしております。これまでにも約10年間という長い期間を要しているわけですが、このまちづくりが順調にいった場合、今後、完成までには何年ぐらいかかるというふうに考えておられるのかお答えいただきたいと思います。

○田村都市計画課長
 こちらの事業についてでございますけれども、現在、都市計画の手続を進めているという状況でございます。都市計画決定が終わった以降につきましても、本組合の設立であるとか、権利返還計画あるいは施設設計等に約2年ほどの時間がかかります。また、工事につきましても3年~3年半、規模によっては4年というような期間もかかるというようなケースもございます。そのほかには建築確認等の諸手続等も必要となってまいります。こうした手続が順調に行われたといたしましても、今後まだ6年近くの時間は要するものと考えているところでございます。

 以上でございます。

○石田委員
 これまでに10年間の時間を要しまして、かつ今後の手続にそれぞれ時間がかかっていって、合計で6年ぐらいかかるということでございます。大変まちづくりに要する時間の長さというものを改めて再認識するところです。他地区での例も前回お話をいたしましたけれども、そういう意味では大変長い時間がかかり、地元の権利者の方々の努力、苦労は並々ならぬものがあるというふうに考えるところであります。きっと一日も早い完成を期待しているものだなというふうに考えますが、こうした中で現在請願が提出されて、前回の委員会では請願者の意見を聞き、資料もいただいたところでありますが、請願の審査に当たっては地元権利者の意向も確認をする必要があるなというふうに考えます。そこで、地元権利者のまちづくりに寄せる声、こういった請願が出てきたんだけれどもということできっとお聞きになっておると思いますが、その声は実際のところどのようなものなのかお聞かせください。

○田村都市計画課長
 地元権利者の方のお声でございますけれども、この地域は老朽建物が非常に多いという状況でございまして、以前にも火災があって亡くなられた方もいらっしゃるということでございます。また、現在空き家といった状況もございまして、火災や防犯面に対して日々不安の声が寄せられているという状況でございます。また、近年でございますけれども、国内においても大きな地震等が起こってございまして、こういった地震に対する不安の声といったものもお聞きしているという状況でございます。

 ただ、一方では、この地区内の方は御高齢の方々が非常に多いという状況の中では自力で建てかえるということが非常に困難な状況であることも事実でございまして、こうした状況の中で住民の方々が協力をしながら、こういった再開発を通して地域の環境改善、安心して住み続けるためのまちづくりを一日を早く実現したい、そういった声を寄せられているというふうに認識しているものでございます。

 以上でございます。

○石田委員
 いろいろ心配する向きもあるし、また、一方では計画を一刻も早くというふうに考えておられる方々もいるんだというところに思いをいたすところです。

 次に、建物の高さについてお尋ねをいたします。

 請願によれば、この再開発により想定される高さ190メートルという超高層住宅が請願者のお住まいのマンションの前面に建つということを危惧されておるわけです。確かに、前面に190メートルという高さのものが、ちょっと想像しにくいんですが、建ってしまうということはかなり危惧されるところも多いなということなんですが、なぜ高さ190メートルという計画になったのか、この点についてお尋ねしたいと思います。

 前回の委員会でもお聞きしたんですけれども、これについて再確認をさせてください。

○田村都市計画課長
 建物の高さ190メートルについてということでございますが、この再開発事業を実現するためには、この事業の仕組みと申しますか、都市再開発法であるとか都市計画法に基づいて計画をしているわけでございますけれども、そういった中ではこの事業を実現するためにはどうしてもこういった施設ボリュームというものの必要性ということが出てまいります。そういった中で、必要となる施設ボリュームを敷地いっぱいに建物を建てるという計画になりますと、権利への影響ということが非常に大きくなってくるという状況がございまして、特に西側におけます高層建物への影響というものが非常に大きなものとなることが検討の中でも、ある程度見えてきているという状況がございます。

 そうした中で、今回の計画におきましては、この建物を2つに分割する形の中で敷地の南側を低く抑え、北側に施設のボリュームを集約して高層化していくというような現計画の配置計画となってございまして、そういったことを計画することによって近隣への影響に対して一定の影響力を小さく抑えていくというような工夫が見られるものでございます。そういった状況の中で、今回の計画、北側への高層配置計画とならざるを得なかったというような状況というふうに認識しているものでございます。

 以上でございます。

○石田委員
 べたっと建物が敷地いっぱいに建つことによる影響と、高さというところで、ある意味でそこに乗せていくことで解消していくということで言いますと、高さに対して大変違和感というものをお持ちになってくるんだなということは、私も考えられるところです。大変厳しいなというふうに思いながら、にもかかわらず、空き地も相当ふえてきているし、その中でどのようにその土地を生かしていくのか、速やかに、地権者の方々がお元気な間に完成させていくということが必要だなというふうに、一方で私も考えておるんですけれども、一方ではやはり公共性とかいうことも大事だなと思っています。そこで、再開発実施に対する地域への貢献等をお尋ねしてみたいと思うんですが、この計画では幾つかの貢献策が検討されてはいるんですが、行政として今回の再開発について、まちづくりにおける公共性・公益性がどの点にあるというふうに評価をされているのか、お考えをお聞かせください。

○田村都市計画課長
 今回の計画におけます貢献策でございますけれども、何点かございます。

 まず、医療機関の機能を現在地で継続しながら更新をしていくということも一つではないかと思いますし、また、先ほどもお答えをさせていただきましたけれども、高齢者の方が非常に多い中で、木造家屋の建てかえが進行していない。こういった状況において、共同によって耐震・耐火の建物を建てていくということによる地域の防災性向上といったことも考えられるのではないかと思ってございます。また、約1,200名の方に対応できるというような地域防災倉庫といったものも今回の計画の中では設置を計画してございますし、また駅とも直結した不特定多数の方の利用できるエレベーターの設置というようなことの中でのバリアフリー対応といったことも貢献策ではないかというふうに考えてございます。これらは、いずれも地域の方には望まれる内容だというふうに考えてございますけれども、個別ではなかなか対応できない貢献策を共同でやっていくという、みんなでやっていくというこうした取り組みも貢献策の一つではないかなというふうに考えておるものでございます。

 また、そのほかにでございますけれども、今回の計画の中央部に約1,200平米の広場がございますが、これらも災害時には防災広場として機能できるような、かまどの設置であるとか、仮設トイレのためのマンホールの整備といったようなことも、今、検討してございますし、また地区内の病院についても災害時には医療活動ができるような、そういった連携策というようなこともソフト的な部分でございますけれども、考えていくといった、そういったお話も聞いてございますので、今回の計画については、ハード、ソフトを織りまぜたさまざまな計画、貢献策が検討されているものだというふうに認識してございます。

 以上でございます。

○石田委員
 ただいま月島一丁目3・4・5番地区の再開発計画について、前回の委員会での質問に続いて何点かお伺いしたところですけれども、私としては、改めてまちづくりの困難さや住民が手を取り合って取り組んでいかなければならない大切さというのを感じておるところです。つきましては、私なりに本計画についてさまざま考えてみたわけでございますけれども、まちづくりは、まず時間がかかる。とはいえ、約10年にわたる地元権利者によるまちづくり検討の経過と、それから地域内の高齢化率が高い、個々の更新が進まないといった地区の事情、また今回のまちづくりにおける公共性や公益性、さらに周辺地域に対しても一定の配慮をして計画づくりをしているということで、こうした事実とを総合的に判断して、さまざまな御意見はあろうかとは思いますが、今回の施設計画はやむを得ないなというふうに考えるところです。

 当然ながら、よりよい計画とするためには、多くの御意見に耳を傾けるということは重要です。先ほど、この計画は今後順調に進んで工事に着手するまで2年という期間がかかるという説明がございましたけれども、この時間を活用して、よりよい計画づくりに向けた近隣との話し合いというのはまだまだ可能なんだろうなというふうに考えておりますので、そのためには具体的な計画が必要になってくると思われますし、計画の具体化に当たって、そのための条件、都市計画に位置づけなければならないということも理解するところなんです。そのための具体的な計画を地域に示しながら話し合いを行うことが大変重要になってくるのではないでしょうか。区や準備組合は積極的にそうした場を設けていただきたいということは、お願いをしたいと思います。

 こうしたことから、今回月島まちづくりを考える会より月島一丁目の市街地再開発事業計画の再検討の請願が出ておりますが、私といたしましては、計画をとめてしまうのではなくて、むしろ計画の具体化を図っていく中で、よりよい計画づくりをしていっていただきたい。そのためにも、先ほど申し上げたように、地元の地権者の方々や準備組合や行政もしっかり間に入って、2年間の中でいい計画に持っていっていただきたい。今度、具体的な行動に入っていただきたいということを切に願うものです。

 ということで、ここで私は不採択のための採決をしていただきたいというふうにお願いをいたして発言を終わります。

○中嶋委員長
 次の方の質問を願います。

○田辺委員
 この請願の扱いについて、自民党の方から採択のための採決をしていただきたいと……。

〔「不採択」と呼ぶ者あり〕

○田辺委員
 不が聞こえなかったので。採決をしてくださいということでありますけれども、まだその時間ではないわけですから、さらに私のほうから質問させてもらいます。いろいろ今、お話がありましたけれども、私たちの党は土地の高度利用ということを理由にして中央区内の各地で展開されている超高層のタワー型マンション建設、これは既にできているところで明らかなように、周辺地域に多大な負荷を及ぼしている。そういうことでありますから、こうしたまちづくりの手法については根本から検討する必要があるということで、これまで機会あるたびに意見を述べてきたところです。

 そこで、この案件でありますけれども、8月27日にこの区役所の8階の大会議室で都市計画案の説明会が行われました。これは、都市計画法の第17条に基づく説明会だと、こういうことで開かれたものであります。この説明会には関心のある方がたくさん参加されまして、説明があった後、冒頭の発言でありましたけれども、今、請願を出して審議中のときに一方的な説明会であり、これは無効だと、こういう発言、意見が出ました。これに対して、田村都市計画課長は、請願の重要性も認識している。都市計画法第17条に基づく説明会だ。しかし、これは都市計画の決定を意味しない。議会の審議を踏まえて、今後の手続を整理している。こう答えておりました。これは、あくまでも私の傍聴したときのメモに基づいて言っておりますけれども、そう答えていました。

 ここで、さらに参加者から意見が出ました。16条に基づく説明会は7月1日に月島区民センターで行われました。多くの人たちに参加いただき、会場は超満員でしたけれども、16条に基づく説明会で出された意見に対して、どう対応してくれるんですかと、こういう質問には区のほうが、その場で区の考え方を説明してきた。そういうことで、再開発にはいろいろな意見がある。制度上、都市計画審議会で決められるとして、区の姿勢は、結局、いろいろな意見があるけれども、決着は都市計画審議会の場でと、そういうものであったというふうに私には見えました。

 さらに、8月27日の説明会の中で天空率などの問題が出たんですね。天空率もその一つでありますけれども、こういういろいろな争いがある場合には、区のほうはしっかり判断を示してほしい、こういうふうに質問していました。そして、それは文書で答えてほしいと発言されていました。これに対して、田村都市計画課長さんは、審議会への対応は対応としてあるが、これは都市計画審議会のことですね、どういう形で御注文にこたえられるのか検討させてほしいと検討を約束したんですね。さらに、室木都市整備部長も、どういう出し方ができるか検討したい、こういうふうに検討を約束しておりました。

 そこで、私がお聞きしたいのは、この質問者への約束は果たされたのかどうかということです。誠実に中央区は対応し、果たしたのかどうか、これをお答えいただきたいと思います。

 それから、もう一つは、8月27日の説明会についてのやりとり、大変細かいやりとりが行われました。説明の時間も延長されて、午後10時までかかりました。そこで、私たちがさらにこの問題の理解を深めるために、この説明会での詳細な議事録を当委員会に提出していただきたい。この件について委員長は諮っていただきたいと思います。

 それから、さらに質問を続けますけれども、請願者は、きょうここに来ておられますけれども、請願者は予定地の再開発に反対しているわけではありません。繰り返し説明も言われております。タワー型マンション計画で大きな影響を受ける地域の住民の声を聞いてほしい、こういうのが最大の請願の願意であります。なぜ中央区はこうした声に積極的に対応してくれないのか、こういう請願者の方々、地域の方々のいらだちもあります。まちづくりでこのような対立を残したまま、あとは都市計画審議会の判断、こう言って区行政の責任を放棄するようなことは断じて許されない、こう考えます。これまでの区の対応は、全く不十分でなかったか。私は、区が今の今も積極的に対応すべきでないか、こう考えますけれども、見解をお聞かせいただきたいと思います。これは都市整備部長さんに聞きましょう。お答えをいただきたいと思います。

 次に、まちづくりの担当者として、担当している副区長さんに、部長、課長任せではなくて、みずから積極的にこの問題について対応すべきだと思いますけれども、これまでどのような対応をしてこられたのかお聞かせいただきたい。

 さらに、区長さんにお聞きしたい。区の最高責任者として、区長はこのような事態をどのように受けとめているのか、考えているのか、どのように打開すべきだと考えているか、見解をお聞かせください。

 よろしくどうぞお願いします。

○矢田区長
 いろいろ御意見を先ほど来伺ったわけですけれども、お話がありましたとおり、その地域の再開発ということでは地域の方々を含めて周辺の皆様方を含めて一致しているということであるわけでございますから、話し合いを積極的に続けていただきたい、そういうふうに思うわけでございます。本区も、御案内のとおり、20年ほど前からまちづくり協議会制度というのを立ち上げて、当初10地区のまちづくり協議会だったわけですけれども、今、12にふやして細分化して、なるべくきめ細やかにまちづくりについて意見を、地域と、また住民の皆様方、行政の皆さんがお聞きしていこうではないかということで進めてきたわけですから、そういうことに全く、まさに当該地域の再開発であるわけで、当然これからも大いに話し合って、話し合えば、その中からおのずから信義が出てくるであろう、こういうふうに思うわけでございまして、私はもう姿勢として、まさに議論を尽くせば、その中から信義が出てくる、これをモットーとしているわけですから、これからもそういう姿勢を貫いてまいりたい、こういうふうに思います。

○室木都市整備部長
 田辺委員より御質問ございました。

 まず、第1点目の議事録の資料要求の関係でございます。

 当資料につきましては、早速調整させていただきまして、提出をさせていただきたいと存じます。

 次に、対立を残したまま最後までやるべきなのかという御質問でございますが、やはり現段階におきまして、地元の方は一日も早く都市計画を進めていただきたいという御意見もございます。一方において、請願が出ているのも事実であります。請願を出している方にさまざま説明をさせていただいているわけでございますけれども、現段階で説明できる事項、あるいは将来でないと説明できない事項、そういうものがあるわけでございます。したがいまして、現段階で説明できるようなことは説明をさせていただき、将来説明できる、例えば工事の方法、騒音、振動、そういうものになれば、業者さんが決まらなければできない、工法が決まらなければできないものもございます。そういうものは、その必要の都度説明をさせていただきながら理解を深めていただくべきなのかなというふうに考えているところでございます。

 もう1点、説明会の席上におきまして資料の関係を検討した結果を地元のほうにどう説明するかを検討すると。その結果をどう対応したのかというお話でございますけれども、現在その内容について整理しているところでございます。地元の方に約束した以上は、私どものほうから返事はしなければいけないというふうに考えているものでございます。

 以上でございます。

○吉田副区長
 この件については、地域の中でいろいろ課題があるということは十分承知しております。その辺について、先ほど区長が申し上げましたように、これからも地元の中で十分話し合いが行われる確保に区も努力をしたいというふうに考えております。

○中嶋委員長
 田辺委員、時間でございますので、よろしくお願いいたします。

○田辺委員
 私の質問時間がなくなったということでありますけれども、今、都市整備部長さんがお答えになりましたように、議事録についてはこれから調整して提出をしたいと。それから、この前、説明会で出た質問については、約束した以上はそれに対してきちんと返すと言われておりますので、したがって、この請願については、きょう採決なんていうことで結論を出すのではなく、こうした資料の提出を待って、さらに議論をする、これが当委員会としてとるべき態度だと思います。区長さんも、話し合えば、おのずと信義が出てくる、それをモットーにしているんだということで積極的に話し合いを持ってもらえと、こういうふうに言われていますから、きょうこの場で採決などということは、当委員会として考えるべきではないし、そういう方向を出すべきではない。このことを私は、まず申し述べて、私の質問を終わります。

○中嶋委員長
 では、次の方の質問をお願いします。

○小坂委員
 では、確認させていただきますけれども、田辺委員がおっしゃいました区からの住民への説明とかが終わった後、きちんと説明をし、また天空率のことや公共性のことや病院の機能に関してきちんと説明をした後に、採決に持っていくべきだと思いますが、まず、きちんと地元に説明をしていただけるのかどうか、それがいつ説明をしていただけるのかどうか、そのあたりをもう一度教えてください。それが1点。

 あと、天空率の説明に関しては、8月27日の説明会におきましては、これは説明になっていなかったと思うんです。ですので、8月27日の説明会自体が無効ではないかなと考えます。これはきちんと住民にわかるように天空率の説明をすべきだと考えますが、このあたりはいかがでしょうか。

 もう一つ、区の皆様は地権者の一軒一軒に、この開発に関していかがですかということを実際に自分の足で歩いて声を聞いたのかどうか、そのあたりを教えてください。それは、準備組合から又聞きのことではないですか。地元の声をきちんと聞きましたか。そのあたりを教えてください。

 そして、もう一つは、公共性の広場2号に関してなんですけれども、1,200平米、これは公共性のある広場として認めることができないと考えます。この都市計画案は、これが公共性のある広場と認められないから、この都市計画案自体が無効ではないかなと私は考えます。この広さでいくのであれば、例えば板橋区の例で建物、住戸数とそれに見合った緑地広場を算出した場合に、この規模、750戸でいった場合、1,670平米必要なわけです。これが1,200平米で公共性のある広場と言えるのかどうか。災害時、地下鉄から逃げてくる避難民や750戸の人たちが避難してくる広場だけで済んでしまった場合、これは公共性のある広場ではなくて、それは住民のための単なる広場であって、公共性のある広場とは言えません。そうなった場合、この都市計画案自体が無効なものと考えますが、いかがでしょうか。

 以上、お尋ねします。

○室木都市整備部長
 2点、どういうふうな説明を行うのか、あるいは無効ではないかという御質問でございます。

 当日問題になったのは明らかに準技術的な天空率という概念の中の説明でございます。その概念を住民の皆様方に説明しても、なかなか理解できないところもあろうかと思います。そういう点で、どういうふうな形で出していけば理解できるのか、そういう出し方についても検討させていただいて御返事するということを答えております。そういう点で、今後それについては説明をさせていただこうというふうに思っております。

 無効ではないかという話でございますけれども、私どもが御説明申し上げましたのは、各種基準に基づいて本計画は成り立っている、成立しているということを説明させていただいているものでございます。したがいまして、16条の手続が終了し、17条の準備ができたことから、17条の説明をさせていただいたということでございまして、無効とは考えていないものでございます。

 以上でございます。

○田村都市計画課長
 まず、この開発について地権者の声を区は直接聞いたのかということでございますけれども、平成10年からこの地域で勉強会を開始している中で、住民の方々に直接個々にお会いをして、どのようにお考えになっているのかというようなことも直接区の担当がお伺いした上でお聞きしてございますし、また住民の方々が集まっていろいろ検討される場にもオブザーバーというような形で出席をさせていただきながら、地域の方の声は、直接お話を聞いてございます。ここで言う権利者という人は、今現状の準備組合の区域の権利者ということでお答えをしてございますけれども、そういった形で取り組んでございますし、今回区域から外れてございます3番街区の部分についても同様な対応をさせていただいた結果として、計画区域から除いたというような経緯もございます。

 それから、1,200平米の広場について公共性の広場としては見られないというお話でございます。板橋区の例で、今、そういったお話がございましたけれども、この計画地の周辺のこういった広場的空間というような状況を地域の中で見ますと、児童遊園あるいは街区公園というような形で6カ所程度の状況かと思います。今、その中においての1人当たりの大体の平均面積というのが、ざくっとした形で約0.1平米程度の規模かと思います。そういった中で、なかなかまとまった空地、広場を確保するのが難しい中で、ここの広場を2号施設として位置づけて、人が利用できる空間として整備するということについては、一定の貢献であるし、公共性は高いものになるというふうに考えてございます。

 また、750戸の方が避難するということでございますけれども、こういった高層マンションにお住まいの方々は基本的に災害時には自立するという形、施設の中、マンションの中で一定期間を過ごしていただくということで指導要綱等も改正いたしまして、マンション施設内の備蓄倉庫等の設置というようなことも位置づけて、そういった対応もしているところでございます。したがって、ここでの広場は今回の計画の居住者を対象とするというよりも、むしろ周辺の方々がここに集まって、災害時にそういった機能を活用して、一定、災害の混乱期の生活をお考えいただけるといったことを目的とした広場として整備をしていくという考え方でございますので、そういった部分からも、公共性という部分はあるものだというふうに考えているものでございます。

○小坂委員
 8月27日の都市計画案は、やはり私は無効だと思います。なぜならば、これは環境建設委員会のときに出された質問事項にきちんと回答せずに、都市計画原案と都市計画案、まるっきり同じものを出しているわけですよ。意見書はきちんと届いているわけですし、私たちが環境建設委員会できちんと説明してください、住民ともきちんと話し合いを持ってくださいと。そういう機会を全然持たずに同じ計画を出してきているんですよ。そんな16条、17条と、何の変更もなくやれるものですか。やはり何らかの検討を加えて開催するのが都市計画案の会議ではないですか。全然検討をされていないのではないですか。すなわち環境建設委員会も無視して、住民の声も無視して開いているのではないですか。そのあたり、説明していただきたいと思います。全然話し合いや住民の声を聞くことを恐らくしていないんです。環境建設委員会であれほど住民の声を聞いてくださいと言ったのに、全然区は行動していないのではないですか。それなのに、8月27日、自動的に計画案の説明会を開いているのではないですか。これを1点お伺いさせていただきたいと思います。

 それと、もう一つは、地元の声を全然聞いていないと言っているのは、地権者全員が賛成ではないわけです。地権者の声は聞きましたけれども、地権者の中にはやはり昔ながらの長屋のあの場所で住みたいんですという声の人が多々いるわけですよ。そういう声も、今回は声のところで上げずに、みんな待っているというように言っていますが、私は実際に聞きましたよ。実際の計画の区域に含まれている中の人が言っているんです。私はそのままの場所に住みたい。火事なんか起こるわけがない。3代続いているけれども、火事なんか一切起こらなかった、そういう声があるわけです。そういう声が地権者の中で結構いると思います。そういう一人一人の声を聞くようにというふうなことをこの請願書では言っているわけです。それなので、そのあたり、地元の声も全然聞いていないのではないかなと思いますので、そのあたりをお願いします。

○室木都市整備部長
 8月27日に開催しました17条の説明会は無効ではないかという御質問でございますけれども、先ほども申しましたように、一方においては一日も早く都市計画案を熱望される方もいるわけでございます。一方においては請願が出されているという状況でございます。そうした中、私ども行政の立場としてとり得る方法は、やはり法に基づいた行動をしっかりとっておくことが必要なのかなというふうに思います。そういう点では、都市計画法に基づきまして16条による手続を終え、かつ16条に基づく17条への準備ができたことから、法に基づいた手続を行わさせていただいたという内容でございます。

 一方、話し合いをしていないというものでございますけれども、7月1日に説明会を開かさせていただきました。そのときも相当の意見をいただいているものでございます。また、それ以降、縦覧期間中に地元の方からも意見書という形でさまざまな意見をいただいているところでございます。そういうものについて私どもは整理をしながら、都市計画審議会でその意見を出していくというふうに考えているところでございます。

 いずれにしましても、先ほど来、今後の話し合いの必要性については論じられているわけでございます。どういう方向で進められるかという問題もございますが、そういうことを念頭に置きながら、今後の作業を進めていきたいと思っております。

 以上でございます。

○田村都市計画課長
 地区内にも再開発に反対の声がということでございます。

 今、現時点で9割を超える方が地区内の再開発について同意をされているという状況でございまして、残りの方はまだ同意をいただけないという状況でございますので、個々にはそういった思いをおっしゃる方もいらっしゃるかというふうに思いますけれども、これも今後の話し合いを継続する中で最終的には100%の合意ということを目指しながら、区としては支援をしているところでございまして、逆を言えば、9割を超える方がこの再開発について大きな期待を寄せているという事実についても御理解をいただければというふうに思います。

 以上でございます。

○小坂委員
 この都市計画の説明会は、やはり無効だと思いますので、この請願の採択には早いのではないかと。きちんと住民への説明をした後に請願の可否を判断すべきだと思います。

○中嶋委員長
 ほかにございますか。よろしいですか。

 それでは、ただいま本請願の審査におきまして、石田委員からは不採択、田辺委員、小坂委員からは継続審査、採択をとの異なる発言がありました。請願の審査について異なる意見、動議が出た場合は、議会運営上は継続について最初にお諮りすることとなっておりますので、議事進行上、まず本請願につきまして継続審査とするか否かについてお諮りしたいと存じますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」「議事進行について」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 異議なしという声が出ましたので、それを認めます。

〔「継続審査ということで異議なしと言ったんですか」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 もう一度申し上げます。

 ただいま継続審査とするか否かについてお諮りをしたいと存じますので、よろしいでしょうかと私がお諮りしましたところ、異議なしという声がございましたので、異議なしと認めます。

 それでは、本請願について継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。

〔「議事進行について」と呼ぶ者あり〕

○田辺委員
 きょうの委員会は、本当に大切な委員会だと思うし、多くの人たちがこうして当委員会を見守っております。今、委員長は継続審査ということで主張している2人、起立する、少数だということで継続審査は否決する、そういう運びのようでありますけれども、それはやめるほうがいい。なぜならば、私の質問でも先ほど答弁あったように、説明会の詳細な議事録をこれから調整して提出したいと言っているんですよ。この議論に関連する議事録ですよ。それを無視するんですか、あなたは。そんなことは許されないことですよ。

 そして、もう一つは、この前の8月27日に約束したと。質問に対してお答えすることを約束したと。それは返さなければいけないと理事者、責任者は言っている。こうした経過を抜きにして、きょうは継続審査と主張するのは2人だ、少数だと。だから、継続審査は否決をするということでしょう。次いで、委員長の考えているのは、不採択に賛成の人は起立願いますと、こういう運びでしょう。賛成が3人だと。いつの間にか委員である議長が姿をくらましましたけれども、3人いるということで不採択にしてしまうというのが委員長の考え方ではないですか。きょうここで決着をつけちゃう。それは、当委員会に大変な汚点を残す。そんなことは許されない、こう考えます。まだ決まっていなくたって、そういう運びではないですか。そういう考えはないんですか、あなたたちには。

〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 それでは、議事進行をさせていただきます。

○田辺委員
 だから、そういう方向を委員長はとるべきではない。そのことを私は主張するんです。議会の独自性をみずから否定するような方向を委員長はとるべきではない。議長がいれば、私は議長に質問しますよ、こんなことでいいんですかと。議長がいない。だから、ここの委員会では最高責任者はあなたです。そういう方向をとってはならない、こう思います。

 したがって、私はここで当委員会の各会派の代表による話し合いを持つべきだと思います。よろしくお願いします。

○中嶋委員長
 それでは、私の考えを申し上げます。

 委員長の職務は、委員会を開閉し、議事を整理し、秩序を保持することであります。したがいまして、委員長として各委員の質疑を通じて判断していくつもりであり、異なる意見のある場合については、委員長としてお諮りしてまいりたいと存じます。

 以上でございます。

 それでは、採決に戻ります。

 ただいま異議なしと認めます。それでは、本請願について継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。

〔不規則発言あり〕

○中嶋委員長
 もう一度申し上げます。御起立をお願いします。

〔不規則発言あり〕

○中嶋委員長
 もう一度申し上げます。継続審査とすることに賛成の方は御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○中嶋委員長
 起立少数と認めます。御着席願います。

 よって、本請願は継続しないことと決定をいたします。

 ただいま本委員会として継続審査としないことと決定いたしましたので、本請願の採決に入ります。

 本請願の採択をすることに賛成の方は御起立を願います。御起立を願います。

〔「議事進行について」と呼ぶ者あり〕

○小坂委員
 先ほど都市整備部長から資料が出されるということが出たわけですから、その資料を見た後に判断するのが筋というものではないですか。

 請願すべてにかかわることではないですか。委員会に必要な資料を後でということは認められたわけですから、その資料が出されたのだったら、それに関してやはり我々はもう一度目を通して議論していくのが筋ではないですか。それが我々の行政をチェックする議会としてのあり方ではないですか。

○中嶋委員長
 それでは、よろしいですか。私の考えは先ほど申し上げました。もう一度申し上げますか。

 今、私に対して、委員長として十分審議を尽くしたのかということですね。委員長の職務は、委員会を開閉し、議事を整理し、秩序を保持することであります。したがいまして、委員長として各委員の質疑について判断していくつもりであり、異なる意見のある場合については、委員長としてお諮りしてまいりたいと存じます。これが私の回答です。

 それでは、議事を続けます。

 本請願を採択することに賛成の方、御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○中嶋委員長
 起立少数と認めます。御着席願います。

 よって、本請願を不採択とすることと決しました。

〔不規則発言あり〕

○中嶋委員長
 今回の不採択の決定でございますが、可とする方を諮るのが原則でございます。ということは、可というのは、今申し上げましたとおり、継続審査を先に賛成の方の御起立を願うということで、可とする方を諮るのが原則ということでございます。

 もう一度申し上げます。今申し上げましたように、可とする方を諮るのが原則でございますので、私は粛々と、可とする方を諮る原則にのっとって進めております。

○小坂委員
 とりあえず、今、混乱しておりますので、一度休憩を入れて、その後再開するのはいかがでしょうか。

○中嶋委員長
 ただいま決をとりましたので、休憩は入れません。

〔不規則発言あり〕

○中嶋委員長
 傍聴人に申し上げます。傍聴席からの発言は慎んでいただきたいと思います。

 それでは、決しましたので、次に移ります。

 なお、今回の審査結果につきましては、次回の定例会で報告することといたします。

 次に、第三回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○中嶋委員長
 以上をもちまして環境建設委員会を閉会します。

 なお、委員の方と担当部長はお残りをいただきたいと思います。

(午後4時39分 閉会)


 ―委員会を閉じた後―

 環境建設委員会行政視察は10月27日から29日で、視察目的として、熊本県八代市では八代緑の回廊線整備計画について、鹿児島県鹿児島市では鹿児島市地球温暖化対策地域推進計画及びかごしま環境未来館について、それぞれ実施することを協議し、決定した。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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