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平成20年  少子高齢化対策特別委員会(7月24日)

1.開会日時

平成20年7月24日(木曜日)
  午後1時30分 開会
  午後3時41分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(9人)
委員長 礒野 忠
副委員長 田辺 七郎
委員 鈴木 久雄
委員 鷲頭 隆史
委員 鈴木 幸子
委員 植原 恭子
委員 守本 利雄
委員 田中 耕太郎
議長 今野 弘美

4.出席説明員

(15人)
矢田区長
髙橋副区長
髙橋教育長
斎藤福祉保健部長
小倉福祉保健部管理課長(参事)
平林子育て支援課長
来島保険年金課長
吉田子ども家庭支援センター所長
竹内高齢者施策推進室長
有賀高齢者福祉課長
小川介護保険課長
東海林保健所長
大地健康推進課長
齋藤教育委員会次長
長嶋学務課長

5.議会局職員

土屋議会局長
土谷議事係長
村上書記
武藤書記

6.議題

  • 子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること

(午後1時30分 開会)

○礒野委員長
 本日は、お暑いところ、ありがとうございます。ただいまより少子高齢化対策特別委員会を開会させていただきます。よろしくお願いいたします。

 既に御案内申し上げましたとおり、本日、午後2時35分に日本橋保健センター等複合施設へ視察の出発も控えていることから、議事進行に当たりまして、御協力のほどよろしくお願いいたします。

 質疑につきましては、理事者報告に対する質問と議題に対する質問をあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、理事者報告をお願いいたします。

○竹内高齢者施策推進室長

 1 長寿(後期高齢者)医療制度における保険料の軽減等(第1回東京都後期高齢者医療広域連合協議会)について(資料1)

 2 「マイホームはるみ」におけるレジオネラ症の発生について(資料2)

○齋藤教育委員会次長

 3 小学校における特認校制度の実施について(資料3)

以上3件報告

○礒野委員長
 ありがとうございました。

 本日は、冒頭にもお願いいたしましたとおり、午後2時35分から視察への出発も控えていることから、出発予定時刻までを目途に御質疑いただくようお願いいたします。

 それでは、発言を願います。

○鈴木(幸)委員
 長寿医療制度についてお伺いいたします。

 この医療制度がスタートする3月だったと思いますけれども、何回か説明会を開催したというふうに伺っております。その後も説明会を開催されたと思います。近々におきましては、保険料の納入通知書が郵送された翌日ぐらいからでしょうか、7月15日から31日まで、それから19日~20日の土日、問い合わせ窓口を特別開設しましたけれども、本日までの9日間で、どれくらいの方から問い合わせがあったかということと、また、どのような内容の問い合わせ、あるいは非常に困ったような内容というのはあったのかどうかお伺いいたします。

○来島保険年金課長
 長寿医療制度に加入されている方に、区のほうから7月14日に保険料の支払いをいただくための通知をお出ししました。それ以降、まず問い合わせの総件数なんですけれども、昨日までの間に1,122件のお問い合わせをいただいております。その中で一番多いのが納付方法、これも最初の1週間、先週の1週間ですが、特別徴収と普通徴収がどう違うのかというようなところのお問い合わせが多かったんですけれども、今週に入りまして、特別徴収と普通徴収の選択制というのが結構報道されていますので、その点についてのお問い合わせが多くなっております。それと、その次に、保険料の決定方法、計算の仕方、その後に保険料の額についてというようなお問い合わせが多くなっています。

 説明会についてですけれども、まず、制度を発足する前に、2月下旬から4月の頭にかけまして10回行いまして、約280名の方に御説明をいたしました。それと、今回についてですが、保険料の通知をお送りする前の7月の上旬、7月2日、3日、4日に3カ所で保険料を中心とした説明会を行いまして、約50名の方に説明をいたしました。

 以上でございます。

○鈴木(幸)委員
 ありがとうございました。

 やはり保険料の納入通知書が郵送されて初めていろいろと疑問に思う方が大変多かったのではないかというふうに思います。私のところにも何件かお問い合わせがあったんですけれども、その中で、私がお答えしづらいな、困ったなというふうなことがあったんです。説明会を開催されたと思いますが、やはり御高齢の方が説明会に行っても内容がわからないということで、できたら家族の方が説明会に出席すればよかったんでしょうけれども、なかなかそういう機会がわからなかったという家族の方からの問い合わせと、それから、あとはマスコミ等でかなり報道されていて知っていたはずなんですけれども、いざ現実、納入通知書が届いて初めて、これくらいの額を支払わなくてはいけないのかというふうにやはり戸惑ってしまったと。

 私が一番困ったというのは、それでは保険料を支払わなければ一体どうなるのかということだったんです。説明はさせていただきましたけれども、現実、御高齢の方が保険料を年金から天引きされるのが10月からですから、この3か月間納付書でということで、支払いを忘れてしまったりする方もいらっしゃるでしょうし、また、ずっと忘れ放し、変な話ですけれども、そういう方がいた場合、資格者証というのは、この長寿医療制度の中でも適用されるのかどうかについてお伺いしたいと思います。

○来島保険年金課長
 資格者証のお話ですけれども、まず資格者証の前に、原則でいきますと、短期証といって期間が短い保険証というのが交付されることになるかと思います。この要件が4か月以上の滞納期間があった場合となります。その上で、十分負担能力があるにもかかわらず1年以上保険料を滞納された方については、資格証明書の発行基準に該当することになっております。ただ、区としても、今までの国民健康保険などと同じように、十分その世帯というか、個々の方の状況をお聞きして、なるべく資格者証に至らないような形で進めるように考えております。あと、こちらに関しましては、区だけではなくて広域連合のほうとも調整をしていかなければなりませんので、その辺を踏まえてというような形になるかと考えております。

 以上です。

○鈴木(幸)委員
 ありがとうございました。

 資格者証が発行されるということですと、非常に高齢者の方にとっては大変なことだと思います。また、御高齢の方が、恐らくこの問い合わせというのはお電話での問い合わせだったと思いますけれども、この炎天下の中、高齢者の方々の来庁が可能かどうかということも非常に心配です。ですので、できればもっと、今でも十分説明されていると思いますし、また、いろいろと手引も非常にわかりやすくありがたいと思いますけれども、さらにこちらのほうから出向いて、町会とも連絡を取り合って、何らかの工夫をして、そのような趣旨の徹底を図っていただきたいなと思います。

 それから、まちを歩いていますと、長寿医療制度は困ったと言いつつも、でも、みんなが健康で元気であれば医療費は値下がりするのよねというふうなこともおっしゃっております。中央区はぜひとも元気で長生きできるような予防策に取り組んでいただいて、中央区が日本一元気な区であってもらいたいなと現実おっしゃる御高齢の方もおりましたので、ぜひともそのように取り組んでいただきたいというふうに要望させていただきます。

 以上で終わります。

○植原委員
 私からは、小学校における特認校制度の実施について、時間もございませんので、1点だけ確認の意味で教えていただきたいと思います。

 区民の方、保護者の方たちの大きな期待等もあったと認識いたしております。いろいろ地域とのかかわりとか、さまざまな問題点も指摘されながらの中での今回の導入ということで、これから現場でこの制度の実施に向けて説明会等も開かれて、できるだけ多くの保護者の方に、中央区の教育ということを周知していかれるのであろうと一定の理解はいたします。

 その中でお聞きしたいのは、このたびは当初ということで小規模校を中心に6校が特認校として指定されたわけなんですが、かつての検討会等で、委員さんでしょうか、PTAの関係の方でしょうか、さまざまなお声があったかと思います。小学校区の境界地域、隣接地域で、どちらの小学校にも行けるような選択制を実施してほしいという要望もあったかと思います。この特認校制度の実施について、もう既に保護者の方でも御存じの方もたくさんおり、いろいろお聞きする方がいらっしゃいます。今回この6校に限るということですが、小学校区の隣接地域での選択制の導入については区としてどのようにお考えになっているのか、方向性がもし今の時点でありましたら、お示しいただきたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

○長嶋学務課長
 隣接校の選択制につきましては、学校づくり検討会の前の学校教育検討会のときに1度検討されていることでございます。それを踏まえた上で、教育の中央区学校づくり検討会のほうで再度、中央区にとってどういった制度がいいんだろうかという形で検討させていただきました。

 隣接校の場合は近接地域ということでございますけれども、基本的に、中央区の学校の状況を見てまいりますと、施設に比べて比較的児童数の多い学校、それから少ない学校というのが非常に混在しております。隣同士で児童数の多い学校、少ない学校というようになっていれば、ある面では非常に有効な手段だろうとは思っております。実際、月島地域は非常に児童数が多くなっています。そういった地域で、例えば隣接校との学校の施設の関係で、なかなか隣へ移るという話は難しいかと思います。逆に、小規模校のところもまた、それが重なっている部分もあるということで、中央区全体の考え方として、例えば隣接校ですとか自由選択というのは学校のさまざまな状況がありますので、中央区として一括とした考え方で導入するのは正直難しいだろうと考えております。

 そういった意味で、各学校一つ一つの状況にあわせて、そういった部分で判断できる特認校制が中央区には最もふさわしいだろうということで、今回こういった形になっています。そういった意味で申し上げますと、隣接校の選択制につきましては、正直言って、なかなか難しいだろうというふうに考えております。

 以上です。

○植原委員
 ありがとうございます。

 今、学務課長さんの御答弁、よくわかりました。ただし、今、現場ではやはり小学校の自由選択制に対して、隣接校の選択ということもかなり御要望が多かったことだと思うんです。それで、今、現場でそういう御質問やいろいろとお尋ねがあるものですから、私も確認の意味で質問させていただきました。また、よく区民のお声をお聞きしながら、私自身も研究してまいりたいと思います。

 ありがとうございました。

○田中(耕)委員
 それでは、私からも特認校制度についてお伺いしたいと思います。

 これも前提条件だと思いますけれども、今回、当然、第1学年からの就学予定の児童への案内ということだと思うんです。第1学年以外の児童から強い希望が出た場合などの対応についてどのようにお考えなのかというのをまずお聞かせいただきたい。それと、スケジュールについてです。今般、この7月下旬から案内を始めて11月に抽選、12月の就学先決定ということで準備しようとされているかと思うんですけれども、中央区は、今、大変人口もふえておりますし、新1年生の児童をお持ちの御家庭が説明会以降の、8月以降に転入されてきた場合の対応の方法でございます。例えば、12月の年末ですとか、逆に、年が明けてから移ってこられる方もたくさんいらっしゃるかと思いますので、そういう方に対して、もうそれは受け付けないという対応なのか、それとも少しなりでも余裕を持った対応をとるのかというのを確認させてください。

 それと同じく、就学の条件につきまして、自力で通学できることというのが、今回、条件に入っていると思います。スクールバスも、今、検討されておりまして、当然、ルート等はまだ未定だとは思うんですけれども、自力で通学できるということの定義です。スクールバスが家の前からすぐ学校の前まで行っていればいいですけれども、極端な話、そんな方はそんなにはいらっしゃらないと思います。例えば月島地域から日本橋地域の特認校に行きたいというような希望が出た場合に、簡単に行けるかというと、スクールバスでも相当な時間を要したりですとか、電車を使うというのもやはり厳しいなというような場所があるかと思うんです。自力で通える通学範囲というのはどういうような定義でお考えなのかというのを教えていただきたいというふうに思います。

 それと、8月から広報によるPRということで保護者の方にも順次御案内されるということで、区のおしらせですとかホームページにも掲載するということです。確認なんですが、教育広報紙で「かがやき」がございますけれども、こちらへの案内は予定されているのか否か、これもお知らせください。

 最後に、1点確認です。特認校とフロンティアスクールは完全に一致するのかどうかは以前も出てきておりましたけれども、いま一度確認をお願いしたいと思います。当初、フロンティアスクールは、小規模校でということでした。今回の受け入れ校ですとか、今後も、当然、児童数の変化等によって受け入れ校を変えていくかと思うんですけれども、特認校とフロンティアスクールというのはイコールなのか否か、将来的に児童数が変わった場合に対して、どういうお考えを持っているのかというのをあわせてお願いいたします。

 以上、お願いいたします。

○長嶋学務課長
 まず、もう既に入学されている方が転校したいといった場合はどうするのかという御質問ですけれども、今現在、基本的には、それは特認校制度の中では認めていかないつもりでおります。と申しますのは、既に新入生として入られて、学年として集団がまとまりかけている。それは受け入れ学校も同じですし、また出ていくお子さんについて、それが果していいのかどうかというような問題もあろうかと思います。ただ、実際、今現在でも、例えばいじめですとか、そういった問題につきましては、個別に指定校変更ということで転学というようなケースはございますので、それは個別個別で具体的な事例については判断させていただきたいと思いますが、特認校制度として希望すれば、学年途中でも転校できるという形では考えておりません。

 それから、今後転入してくる方につきましてでございますけれども、順次転入した段階で御案内は申し上げるつもりでおります。それで、この申し込み期間中に申し込めれば、当然それで受け付けをさせていただく。ただ、それ以降のケースにつきましては、特認校であいている、まだ余裕がある学校について、ある程度申し込みをいただけるというような形で考えています。ただ、これにつきましても、最終的にはことしいっぱいまでにはすべての中央区の子供たちに就学通知を発送しようと思っていますので、翌年1月以降につきましては、また考えていきたいなと考えております。

 それから、自力で通えるという通学範囲をどう考えているかということでございます。ここでの意味は特認校あるいは学校を選択するに当たっては、当然、通学の安全という問題もあろうと思います。これは非常に大事なことだと思っています。それにつきまして、基本的には、しっかりお子さんの状況を把握した上で保護者の方が責任をしっかり持って判断してくださいという意味で、こういった形で特に自力で通学することができるというふうな掲載をさせていただいております。表現といたしましては、保護者の方の責任でという意味と基本的には同じというふうに考えています。ですから、恐らくこれはどこの1年生も同じだと思いますけれども、通学するに当たっては通学路はこう通るんですよというような話も保護者の方がいろいろお子さんに伝えたりとかしていると思います。ただ、集団登校等は、当然、特認校の場合できませんので、そこら辺を十分配慮してくださいという意味でこの基準を条件として設けさせていただいている。ですから、ここからここまでの範囲なら大丈夫ですというような基準は特に考えておりません。

 それから、「かがやき」につきましても、当然、教育広報紙ということで、幼稚園、保育園にもお配りしていますので、掲載させていただく予定でございます。

 それから、特認校とフロンティアスクールは一致するのかということですけれども、基本的な考え方としては一致しておりません。特認校制度というのは、あくまでも就学制度という意味で、この6校を指定させていただいております。フロンティアスクールにつきましては、今後のICTですとか、学校間交流、そういったものを研究するに当たって、どういう学校がいいだろうという話の中で、比較的小規模で、そういった特徴のあるものを希望すれば入れるという学校が望ましいだろうということで、この3校に指定しているということでございます。ですから、結果的には城東小学校、常盤小学校、阪本小学校というのは特認校でフロンティアスクールになっておりますけれども、フロンティアスクールと特認校の考え方自体は、別なものです。ただ、中央区全体として、よりよい学校づくりを進めていくために、今、学校づくり検討会ではこれを含めて4つの、信頼される学校づくりとか、ほかの提言もされています。こういったものが一体となって、よりよい学校づくりを進めていくというふうに考えているところでございます。

○田中(耕)委員
 それぞれありがとうございました。

 転入されてきた方の場合は、余裕があれば受け付けを考えるということでございましたので、ケース・バイ・ケースだとは思うんですけれども、新しく移ってこられる方にも、当然、最大限の配慮をしていただければというふうに思います。

 特認校とフロンティアスクールについては、おっしゃる意味というか、そもそもフロンティアスクールは城東小学校、常盤小学校、阪本小学校だというのは前にお伺いしていたんですが、そもそも他学区域から児童を受け入れる特認校の意義について若干私としてはわかりづらいところがあって、フロンティアスクールであれば何かしらの特徴が一応あるという前提のもとにありますけれども、単なる特認校とフロンティアスクールとの差がいまいち私のほうでわからないので、最後に1点確認させていただければと思います。

○長嶋学務課長
 先ほど私が説明した制度的な問題とか考え方につきましては、その2つは、当然、違っております。ただ、全体として見たときですけれども、どういった面で特認校にこういった特徴をある程度うたっていくか、特にかなり就学する児童数の多いところから離れているこの3校について、ある程度こういった特色といいますか、特徴というものを加味した上で特認校制度をやろうという意図はございます。ただ、変な言い方で申しわけないんですけれども、この3校に児童を集めるためにわざわざフロンティアスクールをやったという話では一切ございません。中央区全体としてこういった取り組みが必要だろうということ、それと特認校制度の対象校とが一致しているということで、こういった制度になっているということです。その点は御理解いただきたい。あくまでも特認校に児童を集めるためにフロンティアスクールをここに設置したというわけではありませんので、これについては御理解いただきたいと思います。

○田中(耕)委員
 終わります。

○田辺委員
 それでは、幾つか質問します。

 後期高齢者医療制度の問題ですけれども、この制度については大変大きな批判の声が上がっている中で、参議院においては廃止法案が可決されているということです。臨時国会は、いつになるか正確にはわかりませんけれども、臨時国会以降は、今度は衆議院での審議があると思っています。私はこの制度は一日も早く廃止するべきだというふうに思っています。

 そこで、お聞きしたいのは、6月28日に政府広報、厚生労働省ということですが、数十紙の新聞にこういう全面広告を出しましたね。これは、先ほど報告があった6月12日の政府与党の確認の中で決まったことについても含めて出している。これは、制度としては残すんだということを繰り返し言っております。しかし、この後、今度は日本医師会が、国民の皆さんとともに社会保障費の年2,200億円の削減に反対します、こういう全面広告を7月15日の日経新聞と朝日新聞に出しました。こういうことで、いわば政府のほうはあれこれ説明責任を果たしなさいということを言われて、この全面広告を出したわけですけれども、これに対して全面的にこれに対決する日本医師会のこうした見識が出されました。

 そこで、お聞きします。私も日本医師会の姿勢、態度というのは、やはり国民の今の要求・要望にしっかりこたえるものだと考えているんですけれども、中央区と中央区の医師会、2つの医師会がありましたよね。そことの話し合いで、この問題についてはどのような審議が行われているのかお聞かせいただきたいと思います。

 それから、もう1点は、制度の変更がたびたび行われております。4月の直前に制度の変更が行われて、通知書が変更された内容で発送された。本来、私たち中央区の場合、7月に納入通知書を発送する。しかし、また減額問題があって、8月にはまた改めて該当者に納入通知書を発送するわけですよね。事務を担当している皆さん方は大変だというふうに思いますけれども、予算の面から、当初予算で十分対応できるのかどうかということ、それから、もう一つは職員の皆さん方の勤務対応はどうなのか、これによって大変だというふうに私は思うんですけれども、どういう対応をされているのか、必要な補充をしながらやっておられるのか、そのあたりもお聞かせいただきたいというふうに思います。

○竹内高齢者施策推進室長
 社会保障費の2,200億円の削減問題でございます。

 医師会との話し合いでございますが、特に中央区の医師会、2医師会あるわけでございますけれども、これについて意見が出た部分はございません。しかしながら、やはり社会保障費2,200億円の問題でございますけれども、やはり国民の理解を得てやっていくべきだろうと私たちのほうは考えてございます。

 通知書等については、担当課長のほうからお答えします。

○来島保険年金課長
 当初予算で対応できるかということに関してですが、現在のところ、8月に該当者の方にまた納入通知書等をお送りする予定になっておりますけれども、ある意味、当初予算で多くとってありますので、その分については大丈夫というふうに考えております。

 それから、職員の勤務対応なんですけれども、こちらに関しても、例えば今回の夜間窓口等も交代でほかの係からの応援をいただいて、1つの係に事務が集中しないように、負荷を分散させるような形で行っております。

 以上でございます。

○田辺委員
 まだ中央区の医師会からお話はないということですが、こうした全面広告を出して姿勢も態度も鮮明でありますから、積極的にやはり医師会の意向も行政としても聞く、意見を聞いて対応するということを私は積極的に進めるべきだということは申し述べておきたいと思います。

 それから、新たに8月になればまた納入通知書等を発送するということで、そうした煩瑣な事務もまたある。いろいろと働く皆さん方の労働条件もしっかり守って対応する、必要な予算はきちっと要求する、そういうことで積極的な対応をしていただきたいなと要望しておきます。

 以上で終わります。

○礒野委員長
 それでは、議題、子育て環境の整備及び高齢者対策に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 それでは、これから日本橋保健センター等複合施設へ視察を行いますので、正面玄関前マイクロバスに御集合をお願いいたします。出発が午後2時35分ということになっておりますが、集合し次第出発させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、よろしくお願いいたします。

(午後2時18分)


〔視察等日程は別紙のとおり〕

○礒野委員長
 閉会(車中)

(午後3時41分 閉会)


「別紙」

少子高齢化対策特別委員会視察等日程

○日程

委員会開会 13:30

区役所出発 14:30

日本橋保健センター等複合施設 14:47~15:37

・日本橋高齢者在宅サービスセンター

・堀留町児童館

委員会閉会(車中) 15:41

区役所到着 15:44

○視察概要

・日本橋保健センター等複合施設(4階 講堂)

 日本橋保健センター等複合施設に赴き、委員長のあいさつの後、担当職員の紹介、日本橋保健センター等複合施設の改修工事の概要、日本橋高齢者在宅サービスセンター及び堀留児童館の事業概要の説明を受け、質疑応答の後、つぶさに視察を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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