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平成23年 環境建設委員会(7月19日)

1.開会日時

平成23年7月19日(火)

午前10時開会

午後4時3分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 礒野 忠

副委員長 田中 広一

委員 中嶋 ひろあき

委員 染谷 眞人

委員 河井 志帆

委員 小栗 智恵子

委員 石島 秀起

議長 石田 英朗

4.出席説明員

(12人)

矢田区長

吉田副区長

宮本環境土木部長

有賀環境政策課長

柳沼副参事(計画調整・特命担当)

石田水とみどりの課長

中野道路課長

園田清掃事務所長

岸田都市整備部長

田村都市計画課長

望月地域整備課長

遠藤副参事(都市計画事業・特命担当)

5.議会局職員

田中議会局長

横山議事係長

岡野書記

渡邊書記

6.議題

  • (1)環境保全及び建設行政の調査について
  • (2)「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願(新規付託分)
  • (3)月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願(新規付託分)

(午前10時 開会)

○礒野委員長
 ただいまより環境建設委員会を開会いたします。よろしくお願いいたします。

 初めに、7月1日付幹部職員の異動により、理事者の方の紹介を吉田副区長よりよろしくお願いいたします。

○吉田副区長
 (7月1日付幹部職員異動に伴う理事者紹介)

○礒野委員長
 常時出席以外の理事者の方は、退室を願います。なお、本日は、理事者報告の関係で柳沼副参事及び遠藤副参事が出席しますので、御了承願います。

 議事の進め方については、議題(2)及び議題(3)の新規請願の趣旨説明及び補足説明に対する質疑を先にし、その後、理事者報告、議題(1)、議題(2)及び議題(3)の理事者に対する質疑を行いたいと存じますが、いかがでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 ありがとうございます。

 それでは、「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願について審査に入ります。

 請願者は、請願者席への移動を願います。

〔請願者移動〕

○礒野委員長
 進め方についてですが、まず紹介議員から趣旨説明を受け、次に紹介議員への質疑を行います。その後、休憩に入り、休憩中に請願者からの補足説明を受け、次に請願者への質疑を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 紹介議員の趣旨説明時間及び質疑の時間についてですが、まず紹介議員から請願の趣旨説明を10分以内で行い、次に紹介議員への質疑を趣旨説明と合わせて20分以内で行います。各会派の持ち時間は、合計20分から趣旨説明に要した時間を差し引いた残り時間を質問のある会派数で除して得た時間とすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 それでは、紹介議員の趣旨説明を10分以内でお願いいたします。

○田中(耕)議員
 発言の御許可ありがとうございます。

 それでは、「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願につきまして、請願の趣旨を紹介議員として御説明申し上げます。

 月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事が、現状の計画のまま実施されることに伴い発生する周辺住民の不安と不便を御理解いただき、本計画の関係者すべてが納得の得られる改善を求めるものであります。

 本件は、東京建物株式会社を事業主とするBrillia月島の新築工事に伴うスーパー堤防化工事であり、同事業用地域のスーパー堤防化事業は理解をいたします。しかし、隣接の区立月島三丁目児童遊園は貴重な公有地であり、本計画による児童遊園のスーパー堤防化は隣接する緑道の連続性及び周辺住民の住環境へ大きな影響があることは明らかであります。これまで、請願者は区の担当部局に対して、本計画が現状のかみそり堤防よりもどのような利点があるのか、具体的、客観的に説明するよう要望を重ねてまいりましたが、有効な回答は得られず、今日に至っております。また、児童遊園の本来の主役である児童、すなわち保育園や小学校のPTA等の地域の保護者に対しても新児童遊園の安全性や平面面積の縮小、利便性の変化について十分な説明がなされていません。

 さらに、本件と同趣旨から、「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事の中止を求める請願」を中央区議会の本年第一回定例会に提出いたしましたが、区議会議員の任期満了に伴い、議題となることなく審議未了となっており、工事のみが着々と進行している現状がございます。

 今回の請願では、工事の進捗状況も踏まえ、周辺住民として切実かつ現実的な要望を請願として提出してございます。残された時間の少ない緊急の課題として、ぜひとも御採択いただきますようお願い申し上げます。

 次に、請願事項について申し上げます。

 第1項は、情報開示を求めるものであります。

 本件に対して徹底した情報開示を行うこと、とりわけ既存のかみそり堤防と比較して本件事業の効果が、耐震性、防災性にすぐれていることを客観的・科学的に明示する資料を提出し、周辺住民への説明責任を十分果たすこと。

 本請願の内容については、これまで宮本環境土木部長を中心に4年間にわたり請願者が申し入れを行ってまいりました。スーパー堤防化事業の目的である耐震対策と親水性の向上、とりわけ耐震対策については、スーパー堤防のほうが既存のかみそり堤防よりもすぐれていると請願者に対して説明しつつも、具体的な数値、科学的根拠をもとにした説明がされませんでした。巨額な財政負担を伴う上に、周辺住民に一定の負担を強いる事業であることから、徹底した説明責任を行政は果たすべきであると考えます。

 第2項が、隣接緑道の連続性の確保を求めるものであります。

 本件事業の南北に面した緑道の連続性と一体性を確保するため、現行計画の歩行用階段以外に、緑道から本件堤防に続くスロープを南北に設置すること。

 現行計画では、南北に連続していた緑道がスーパー堤防によって遮断され、かわりに歩行者用階段が南北それぞれに設置される予定となっております。これでは、今まで緑道沿いを歩行していた方、特に交通弱者であるベビーカーや車いすを利用されていた方の通行が困難であることが予見されます。本件竣工後も緑道を利用される方が従前どおりの歩行環境を保つために、緑道からバリアフリーで直接スーパー堤防上に往来が可能な緑道専用のスロープを南北にそれぞれ設置することを要望いたします。

 第3項が、周辺住民の良好な住環境を求めるものであります。

 本件事業の南側に位置する住民のプライバシーと居住環境を最大限に尊重し、現行計画に加え、土のうの安全性を考慮した側道の設置を求め、より効果的な視覚の遮断及び遮音を実現すること。

 本件事業によるスーパー堤防は、およそ4.4メートルであり、建物2階以上の高さに至ります。児童遊園の位置が高くなることによって、隣接地の2階・3階住民を中心に、プライバシーが著しく悪化する懸念があります。また、スーパー堤防の土のうの安全性を考慮した側道を設置することで、北側緑道との連続性・一体感が満たされます。これらに対処するためには、現行計画の植え込みの質及び量では視覚や音響の十分な遮断が困難であると考えます。現在の住環境を決して悪化させないだけの視覚の遮断及び遮音対策を強く要望いたします。

 請願の趣旨は以上であります。

○礒野委員長
 趣旨説明に対する質問のある会派は、挙手を願います。質問のある会派は4会派です。残り時間が14分13秒です。したがいまして、1会派の持ち時間は4分となります。

 それでは、紹介議員に対する質問に入ります。

 発言を願います。

○中嶋委員
 それでは、紹介議員に説明を求めます。

 まず、住民のプライバシーと住環境の理由から、マンション、スーパー堤防の間に側道を求めておりますが、幅員は何メートルぐらいとお考えでしょうか、お答えをいただきたいと思います。

 次に、請願者の趣旨の中で、児童遊園の平たん面積、多分平場だと思うんですが、その面積の縮小に反対をしておりますが、請願で要望している側道を設置しますと、その面積だけ児童遊園の平場面積が減少し、請願の中で矛盾を生じると考えますが、その点をどうお考えかお答えを願いたいと思います。

 以上2点、よろしくお願いします。

○田中(耕)議員
 御質問ありがとうございます。

 住民のプライバシーを確保するために設置する側道と公園面積の縮小についてでございますが、このバランスについてはどのようなものがいいのか、それは物理学的な建築上の問題、また実現性の問題も踏まえて、今後議論する必要性があると考えています。

 以上です。

○中嶋委員
 ありがとうございます。

 紹介議員ということでございますので、大変重きだと私は思うんですよね。今の御回答で今後検討するという御回答だと思うんですが、やはり請願趣旨にもありますとおり、この趣旨を私が考えますと、やはり、かなり話し合いは地域とも進んでいるんじゃないかと考えるわけです。そういう面を見まして、これは要望なんですけれども、やはり紹介議員もしっかりやはり地域のことをもう少しお勉強していただきたいということを申し述べまして、私の発言を終わります。

○小栗委員
 それでは、何点か質問させていただきます。

 今回の請願では、スーパー堤防の工事に対する情報開示と計画の見直しを求めるという内容になっております。第一回定例会に提出されて審議未了で終わってしまっている請願のときにはスーパー堤防化工事の中止を求めていたと思いますけれども、今回は中止は求めないということでよろしいでしょうか。お願いします。

○田中(耕)議員
 質問ありがとうございます。

 第一回と時期の変遷がございまして、今回ではスーパー堤防化工事自体の拒否・中止といったものは考えてございません。

 以上です。

○小栗委員
 その理由というのは、工事が進んでいるということで理解してよろしいでしょうか。

○田中(耕)議員
 工事が進んだことと、また、私自身、紹介議員として今回の請願者との話し合いを重ねて、今、現実的に対応できる請願内容、これが今回提出した請願ということでございます。

 以上です。

○小栗委員
 請願の内容としては、今説明いただきましたけれども、公園の工事自体はまだ全然動いていない、設計とか、いろいろな準備はもちろんあると思いますけれども、公園の工事自体はまだ現実的には手がついていない状態ですが、とりあえず児童遊園の堤防化工事については、中止ということは考えていないということで再度確認させていただきますが、よろしいですか。

○田中(耕)議員
 質問ありがとうございます。

 公園の工事自体は、確かにまだ未着手でございます。しかし、委員も御案内かと思いますけれども、本件のマンションの広告等も既にもう区内でも配られてございまして、公園がスーパー堤防化することも含めてマンションの計画、またマンションの販売自体が始まりつつあるような段階でございます。現実的に、これ以上の混乱を避けるためにも、今回の請願の趣旨が妥当であるというのが紹介議員としての判断でございます。

 以上です。

○小栗委員
 終わります。ありがとうございます。

○石島委員
 それでは、何点かお尋ねをさせていただきます。

 後ほど請願審査の中で理事者のほうともやりとりしたい内容がございますが、この請願趣旨の中で児童遊園の本来の主役である児童、すなわち保育園や小学校のPTA等の十分な説明がなされていないという指摘がありますが、私が情報収集をする中では、こういったPTA等、個々にはいろいろな意見をお持ちかもしれませんが、組織的にこの児童遊園の改修について問題があるという声はないように認識をしていますが、その点、具体的にどなたか、その声を聞いておられるようであれば、その内容についてお尋ねをしたいと思います。

 それから、請願理由の情報開示を求めるということで、いわゆる、かみそり堤防か緩傾斜堤防か、どちらが安全性が高いというお尋ねがありますが、具体的にはスーパー堤防、かみそり堤防、これは形状的な問題だけではなく、その構造的な強度を踏まえてスーパー堤防のほうが安全性が高いということで、その事業化が進められているわけですが、スーパー堤防に対する、安全に対する紹介議員の認識をお尋ねしたいと思います。

 それから、あわせて、特にこういった都心区においては、後背地の関係でスーパー堤防を整備していくというのは非常に困難が伴っているというふうに認識をしておりますが、具体的に近隣地域等、スーパー堤防の計画が出たとき、それにセットして行政としてまちづくりを進めていくというのも一つのこれは考え方だというふうに思っておりますが、その点について、お考えを聞かせていただければと思います。

 それから、2番目の隣接緑道の連続性確保を求めるということの内容については、よく理解できるところですが、私も現地を何回か通ったことがありますが、実際、この緑道というのは堤防の裏側ということで、ほとんど人の通行量がない、現在でもスロープになっている部分はありますけれども、やはりバギーとか車いすが通るような環境ではないというふうに思っていますが、その実態についてどのような認識かお聞かせをいただければと思います。

 以上です。

○田中(耕)議員
 ありがとうございます。

 時間がございませんので、早口で申し上げます。

 まず、(1)に関してですが、地域の意見についてでございますが、本請願を提出するに当たりまして、前回の請願、趣旨は若干異なりますけれども、アンケート等も出してございまして、本件の認知度が非常に低いということ、また御説明を申し上げた際に請願者の趣旨に賛同する方が非常に多いという点で、住民への説明、また理解がさらに必要であると考えております。

 スーパー堤防の強度についての説明でございますが、スーパー堤防自体が強度が強いといった点は、論理的にも証明されている部分もございますが、今回の東日本大震災も踏まえまして、土のう自体が流出するというリスクがあるということも、また検証されているところでございます。本区のスーパー堤防が現地の状況に合っているのかどうかは、さらに検証する必要性があると考えています。

 また、隣接の緑道についてでございますが、人の通行量が少ないのではないか。少ないからこそ、今回整備をするといった部分もあるかと思います。少ないから整備をしなくてもいいという結論にはならないというのが、請願者、また私の考えでございます。

 以上でございます。

○石島委員
 終わります。

○田中(広)委員
 質問をさせていただきます。

 前委員さんのほうで質問させていただいた内容とかぶりますので、あえて1点だけ、若干これも重複するかと思いますが、御見解を伺いたいなというふうに思います。

 請願事項の3にあります側道の設置についてでございますが、先ほど最初の委員さんからの質問でありましたとおり、児童遊園の面積が当然小さくなるわけでありますが、先ほど今後の協議が必要、検討が必要だというお話がありましたが、紹介議員さんの御見解として、児童遊園が小さくなるということについて、側道の設置とあわせて、どういった御見解をお持ちなのかお聞かせいただければというふうに思います。

○田中(耕)議員
 御質問ありがとうございます。

 確かに、この請願で求めてございます側道を設置した場合、公園の面積は縮小するという可能性がございます。しかし、一方で、今回のスーパー堤防の計画によって、スーパー堤防化事業によって公園の面積自体は、既存の場所のみならず、スーパー堤防の部分も公園面積として考えることができるというのが、区の回答として承ってございますので、総トータルで公園の面積がどうなるのかといった点が重要かと思います。

 また、周辺住民のプライバシーと公園の面積の問題というのは兼ね合い、バランスの問題だというふうに考えてございますので、そのバランスがどの程度が望ましいのかというのは、理事者はもちろん、委員の皆さんからもアイデアをいただいて今後のよい結論を導いてまいりたい、それが請願の趣旨でございます。

 以上です。

○田中(広)委員
 ありがとうございました。終わります。

○礒野委員長
 紹介議員に対する質疑が終わりましたので、ここで休憩に入りますが、休憩中に請願者からの補足説明を受け、その後、請願者への質疑を行います。

(午前10時20分 休憩)


(午前10時38分 再開)

○礒野委員長
 委員会を再開いたします。

 議題(3)、月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願について審査に入ります。

 請願者は、請願者席へ移動を願います。

〔請願者移動〕

○礒野委員長
 新規請願の審査の進め方についてですが、まず紹介議員から趣旨説明を受け、次に紹介議員への質疑を行います。その後、休憩に入り、休憩中に請願者からの補足説明を受け、次に請願者への質疑を行います。このように進めますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 紹介議員の趣旨説明時間及び質疑時間についてですが、まず紹介議員から請願の趣旨説明を10分以内で行い、次に紹介議員への質疑を趣旨説明と合わせて20分以内で行います。各会派の持ち時間は、合計20分から趣旨説明に要した時間を差し引いた残り時間を質問のある会派数で除して得た時間とすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 それでは、紹介議員の趣旨説明を10分以内でお願いいたします。

○田中(耕)議員
 それでは、月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願について、志村議員、小栗議員、加藤議員、奥村議員、また私、田中耕太郎を紹介議員として、本請願を提出いたしましたので、私が代表して請願の趣旨と理由を説明申し上げます。

 請願の趣旨でございますが、平成20年度第2回中央区都市計画審議会における附帯意見として、周辺住民との話し合い不足であることを認め、指導、調整、報告など3点の是正を区に課したものでありました。その中で、周辺住民の意見把握に努め地域住民が再開発により利益を享受できる計画とするよう指導すること。区は良好なコミュニティー形成のため地域の意見調整などの役割を積極的に果たすこと。計画が具体化していく中で、高さや延べ面積など主要部分の計画改善に努め、その結果を都市計画審議会に適宜報告すること。以上、本計画を都市計画事業として附帯意見とともに決定した事実にかんがみ、区の周辺住民への対応経緯を検証して、適切な是正と手続の中断を請願するものであります。

 請願の理由を申し上げます。

 総括すべき事象として、平成20年11月17日の都市計画審議会以降、区から周辺住民に対して何のアプローチもされていないということ。

 都市計画審議会が答申した附帯意見の履行を確認することなく、事業計画案及び再開発組合認可手続を行ったということ。これは、都市計画審議会が熟議の末に付した意見を軽んじたものと、結果的になるということ。

 今後、周辺住民が求める対応。

 第1に、今後は、附帯意見の履行が確認されるまで、本計画の手続を中断すべきであること。

 第2に、議会及び環境建設委員会は、附帯意見に示された区の履行すべき事項の経緯を検証し、必要な是正を行うべきであるということ。

 以上が請願の趣旨と理由でございます。よろしくお願いします。

○礒野委員長
 趣旨説明に対する質問のある会派は挙手を願います。質問のある会派は2会派です。残り時間は17分32秒です。したがいまして、1会派の持ち時間は9分となります。

 それでは、紹介議員に対する質問に入ります。

 発言を願います。

○中嶋委員
 それでは、紹介議員に御質問をさせていただきます。

 本請願は、ただいまの説明によりますと、都市計画審議会の附帯意見が履行されていないので、履行されるまで手続を中断すべきであると私は考えております。

 そこで、御質問させていただきます。私は、都心区である本区は再開発事業を行う中で必要な公共施設の整備などの地域への貢献を果たしていくことが、私は重要だと考えております。本計画においても、具体的にはサマリア病院の建てかえ、小規模特別養護老人ホーム等の整備が盛り込まれておりますが、地域貢献、特に地域医療への貢献が大変私は大きいと認識をしております。

 そこで、紹介議員に2点お尋ねしますけれども、本再開発事業における地域貢献については、どのように評価をしておりますか、お答えを願います。また、再開発事業でなければ提供できない地域貢献があると思うが、その点についての認識はどうかお伺いをいたします。

 また、私がいろいろ意見を聞いたり、調べたりしたところ、本計画は都市計画決定後に高さを低くしたり、先ほど申し上げましたサマリア病院とか小規模特別養護老人ホームの整備をすることに努めておりますので、計画の改善に私は努めていると認識をしております。

 また、これらの内容は、町会をはじめとする周辺の地域住民に説明を行い、町会からも理解を得ていると聞いております。区と請願者の話し合いもしているということでございます。このように、私は附帯意見の履行については組合も区も真摯に取り組んでいると考えますが、この点について事実関係を把握しているか、紹介議員に聞きます。また、これらの取り組みについて、附帯意見の履行を行っていないと考えているか、お答えを願いたいと思います。

 以上です。

○田中(耕)議員
 御質問ありがとうございます。

 まず、御質問について何点かございましたが、まず地域貢献についてどう考えているかということでございます。

 委員御指摘のように、サマリア病院、また小規模特別養護老人ホーム等の計画がございますが、サマリア病院は現行透析専門病院でございますので、いわゆる一般の方がいらっしゃる病院ではないということになります。今後の計画がどのような推移をたどるかはわかりませんが、サマリア病院については、そのような段階から、地域貢献、医療への貢献といったものは極めて一般的ではないというふうに考えています。

 また、小規模特別養護老人ホームにつきましては、かなり近日になりまして計画が発表されてございます。ですので、地域貢献については、後から上乗せするような状況になってございますので、地域貢献を第一義に考えた再開発ではないというふうに認知してございます。

 また、計画改善をしているのではないかということでございますが、本請願の趣旨は、計画改善の過程、話し合いながらしていきましょうという請願者側の意図を組合や施工者が踏みにじっているのではないかというのが請願の趣旨でございますから、その計画が改善されているか否かというよりも、その過程を明確にしていくこと、これが重要でございます。

 また、町会を中心とする周辺住民からの理解を得ているということでございますが、町会が現在、加入率も含めて組織率が非常に低くなっているといったことも問題となっております。また、本計画に最も影響を受けます本請願者の管理組合、具体的にはアイ・マークタワー管理組合が理解を示していない以上、町会からの理解を得るということは何の意味もない、このように考えてございます。

 また、組合も区も真摯に対応しているということでございますが、真摯に対応していれば、当然ながら、こういった請願の声というのは上がってきませんので、その点を委員には御留意をお願い申し上げたいと思います。

○中嶋委員
 終わります。

○田中(広)委員
 それでは、質問させていただきます。

 私も調査させていただいたところによりますと、先ほど議論ありましたとおり、区のほうでもいろいろ指導して、再開発事業組合さんのほうでさまざま、地域に説明あるいは計画案の見直し等々を行ってきたものと私も認識をさせていただいているところであります。その上で、再開発事業を進めていく上で、ちょっと抽象的な質問かもしれませんが、まちづくりということについて御見解を伺いたいなというふうに思います。

 平成14年ごろからでしたでしょうか、今回の再開発事業を進めていきたいという話が出てきまして、再開発事業組合の皆様がまだ組合になる前から検討を開始して、さまざまな調整を経て、過程を経て、地域の皆様が早く進めてほしいという一部強い意見もあろうかと存じます。しかし、今回、本請願のように、一方では理解が得られない、あるいは、なかなか誠実な回答を得られないという認識を持っていらっしゃる方もおられる。こういった状況が常にまちづくりの中ではあるかと存じます。その上で、事業主、これは再開発事業組合のほうですね。事業主及び周辺の地域住民の皆様がお互いに利益を享受できる意見調整などについて、まちづくりの取り組み方法について、どのような御見解があるのかお聞かせいただければと思います。

○田中(耕)議員
 御質問ありがとうございます。

 まちづくり全般についての見解をということでございます。

 再開発事業主である事業組合と今回の請願者との話し合いも一部では行われてございまして、全く接点がないわけではないというふうに認識しております。しかしながら、そこの話し合いの中で議事録の作成一つとっても、お互いに公式なものをつくることができないといった現状がございますし、また、その仲立ちとして、行政として果たすべき役割を区が全うしていないという、私個人としても考えがございます。今回の請願の趣旨は、あくまでも中断を求めるものでございまして、中止を求めるものではございません。

 また、前委員への回答で答弁を漏らしましたけれども、再開発自体は本区にとって必要なものでございまして、必要な再開発をできるだけ早期に、また私個人の考えとしては、できるだけ大規模で行っていくべきであると考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上です。

○田中(広)委員
 ありがとうございました。終わります。

○礒野委員長
 紹介議員に対する質疑は終わりましたので、ここで休憩に入りますが、休憩中に請願者からの補足説明を受け、その後、請願者への質疑を行います。

(午前10時51分 休憩)


(午前11時03分 再開)

○礒野委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

 次に、理事者報告を願います。

○宮本環境土木部長

 1 平成22年度大気中のアスベスト濃度調査結果について(資料1)

 2 平成22年度ダイオキシン類の調査結果について(資料2)

 3 日本橋船着場を発着する定期船の就航予定について(資料3)

 4 「中央区子ども環境サミット2011」の実施結果について(資料4)

○岸田都市整備部長

 5 まちづくり協議会の報告(資料5)

以上5件報告

○礒野委員長
 ありがとうございました。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午前11時10分ですので、自民党さん10分、公明党さん10分、みんなの党さん10分、日本共産党さん10分、絆さん10分となります。

 それでは、理事者報告に対する質問に入ります。

 発言を願います。

○河井委員
 みんなの党の河井です。

 報告いただいた件について、資料4と5について質問を1点ずつさせていただきたいと思います。

 中央区子ども環境サミットは、児童の生き生きとした発表、非常に感動いたしました。その中で、最後に中央区小学生環境宣言というものが発表されましたけれども、これはどのように決定されたものなのかをお知らせいただけたらと思います。

 また、資料5のまちづくり協議会についてなんですけれども、勝どき駅の改良工事について、7月8日の勝どき・豊海地区のまちづくり協議会では多くの住民の方から、新島橋側に追加の出入り口をつくってほしいですとか、改札をつくっていただきたいという声が本当に多くの方から出たと思っておりまして、それについて、東京都交通局の方は非常に消極的な御回答をいただいたと記憶しておりますが、そのときに、すみません、岸田都市整備部長のほうから、この出入り口の増設の可能性も含め、検証していくというお話があったように思ったんですけれども、そのあたりの御見解をいま一度改めてお聞かせいただけたらと思います。

 以上2点、よろしくお願いいたします。

○柳沼副参事(計画調整・特命担当)
 中央区子ども環境サミットにおける中央区小学生環境宣言についてでございますけれども、この環境サミットにつきましては、教育委員会が主催で、共催が環境土木部ということになってございます。どのような決定でこの宣言がつくられたかということにつきましては、申しわけございませんが、詳しいことは私、しっかり把握していないのでございますが、主に小学校で中心に子供たちの意見等も吸い上げて宣言に練り上げたということを聞いてございます。

○岸田都市整備部長
 まちづくり協議会の報告についてでございます。

 詳細は、後ほどお送りいたします議事録におきまして御確認いただきたいところでございますが、当日は新島橋側についての出入り口の増設と、あわせた形で勝どき駅構内の改札口の増設の話が一緒になって議論されていたと認識しておるところでございます。新島橋側の出入り口の増設につきましては、今回、地下鉄の勝どき駅の改良工事の中で、東京都交通局が掘り返す部分をうまく活用しながら出入り口をつくるということで、難しいということについてお答えをしたところでございます。

 なお、改札口を増設してほしいという点につきましては、その場で新たに出た事柄でございました。東京都のほうから難しいということがありましたが、地元住民のほうからも、区として本当にできないのかどうか、よく都と話をしてほしいという話がございましたので、実際、技術的にどのような制約があるのかについて東京都に確認をとりまして、行政間の中でしっかり事実関係を確認していく旨、お約束したというような状況でございまして、出入り口の増設についてお約束をしたということではございません。

 以上でございます。

○河井委員
 それぞれ御回答ありがとうございました。

 以上で終わります。

○小栗委員
 私から、資料5のまちづくり協議会の件で質問をさせていただきます。

 前委員の方からも質問がありましたけれども、勝どき駅の改良工事について、前回の委員会でも私も質問をいたしましたが、新島橋側に出入り口をという意見が今回のまちづくり協議会でも出されている。それと、地下空間を利用して駐輪場の増設もあわせて考えていくというような計画が示される中で、造成されたところからコンコースに行けるような階段なり、そういうものはできないのかというような質問も出て、なかなか難しいみたいな回答だったようなんですけれども、その点についても、ぜひ工夫でできるようにして、駐輪場の出入り口を利用してコンコースのほうに行く、そういうルートももう少し改良していく余地があるのではないかと思っているんですけれども、その点についての見解を伺いたいと思います。

○遠藤副参事(都市計画事業・特命担当)
 勝どき・豊海地区のまちづくり協議会におきまして、皆様から新島橋の方面に少しでも寄ったところの出入り口というような御要望も出されました。具体的に、その中でも、今回、先ほど都市整備部長からも申し上げたように改良工事に伴いまして、実際、そちらの方面の方々にも利便性がある口ということで最大限に努力をした位置を、今回設置ということで御案内させていただいているところであります。

 それと、やはり先ほど少しでも寄った位置というようなお話もありましたので、地下空間を活用する中でどんな工夫ができるのか、これについては引き続き検討していきたいということは考えてございますが、具体的に地下の空間を歩道上も掘って新島橋方面につくるというようなことは、これは費用の面でも、あるいは物理的な面でも非常に難しいものと考えております。

 以上です。

○小栗委員
 出入り口の件ではなくて、地下空間からコンコースのほうに行く工夫については可能なのかどうか、これについても御答弁をお願いしたいというふうに思います。

○遠藤副参事(都市計画事業・特命担当)
 地下空間の位置については、今回のコンコース増設の上部ということで考えてございますが、この活用方法も、これから検討するということで、考えられるものは駐輪場の増設でございますが、その工事については、具体的に、そういう工夫ができるかどうかということについては、今後の検討ということで考えてございます。

 具体的にそれができるというようなことは、先ほど改札口というお話もありまして、改札の位置というものが東京都交通局としては限られた位置にしかできないという回答でございましたので、そういうことも踏まえて、東京都のほうに、これは確認をしながら検討ということでは、していきたいと思います。

 以上です。

○小栗委員
 ぜひ改善できる方向で努力していただくよう要請して終わります。ありがとうございました。

○石島委員
 それでは、私からは資料3、日本橋船着場を発着する定期船の就航予定についてということでお尋ねをさせていただきます。

 皆さんも御案内のとおり、ことしは日本橋架橋100周年という大変記念すべき年ということで、この春には防災船着場が設置をされ、そして船の就航ということで、大変日本橋を中心とした地域の活性化に向けて、船の就航というのは非常に期待の大きい事業だと思います。恐らく、船着場ができて、秋には船が就航ということですから、区のほうも大分東京都公園協会のほうには以前から働きかけをして、こういった形の報告になったかと思います。

 今回、この報告をいただいた中では、運航ダイヤとしては毎週日曜日4往復ということで、旅客定員が72名という内容で御報告を受けていますが、いわゆる水上バスですね、東京都公園協会のほうでもほかに運営している船があるかと思いますが、就航する前から水を差すような話で恐縮ですけれども、当然、採算性の問題が出てくると思うんです。今、現状の中で東京都公園協会が水上バスを就航させる中で、その採算性というのを、例えば乗船定員をどのぐらいに見込んで事業計画が成り立っているのか、そこら辺を、おわかりのようであれば教えていただきたいと思います。

○石田水とみどりの課長
 日本橋船着場の採算面についてお答えいたします。

 まず、運航内容について、ここに書いてあるとおり予定で、今、関東運輸局のほうに詰めているところでございますけれども、定員と運賃のダイヤで、どうにか採算をとれる範囲というふうに聞いているところで、ある程度満杯というか、入らないと採算は難しいというふうに聞いているところでございます。また、日曜日だけというのは、それらも踏まえて、ほかの曜日とかに拡大するには、まだ時期尚早な段階だというふうに判断して、とりあえず日曜日の4便でその辺を試しながら最初進めていきたいというふうに東京都公園協会から聞いているところでございます。

 以上です。

○石島委員
 当然、この内容については、今後、実際運航してから、いろいろな検討が加えられていくということになると思うんですが、実際、当初の段階で、おおむね満杯と言いましたけれども、100%ということはないと思いますので、大体その事業計画の中では乗船率をどのぐらいに公園協会としては見込んで、この運賃設定をなされたのかどうか、わかればで結構ですから、それを教えていただければと思います。

○石田水とみどりの課長
 大変申しわけないところでございますけれども、具体的に平均の乗船員が何十人だと黒字になるとか、その辺のところは、申しわけないんですけれども、具体的に聞いていないところでございます。すみません。

○石島委員
 ある意味では、やはり日本橋に向けての新しい観光ルートの増設ということになるわけですから、船の就航、運航を継続的にずっと将来にわたって続けていっていただきたいという思いがあります。実際、東京都公園協会のほうにおきましては、ハード面での協力ということは、船の運航ということは当然見てくれると思いますが、やはり採算性の問題が出てきたとき、あるいは事業として、もし採算がとれなければ、廃止ということも全く想定をされないことではないというふうに思いますので、ある意味では、船が就航することによって、ソフト面で地域との連携であるとか区としての支援であるとか、乗船客がふえるような、日本橋地域がさらに活性化をして、こういった船を利用していただくような具体的なソフト面の支援策も区のほうとしては考えていかなくてはいけないだろうというふうに思っておりますので、その点について、どのような認識でおられるかお聞かせいただければと思います。

○石田水とみどりの課長
 委員御指摘のとおり、中央区といたしましても、地域のにぎわい、活性化という面で、この定期航路が継続的に、また、できれば拡大していくような方向で支援していきたいというふうに考えております。その一つとしまして、やはり多くの人にここに定期航路が運航しているというのを広く知っていただくためにも、中央区としても側面から協力するところは幾らでもあると思いますので、いろいろな媒体を使って宣伝するなど、今後この船着場が広く利用されるように支援していきたいというふうに考えております。

○石島委員
 きょうは環境建設委員会ですから、どちらかというとハードのほうの話が中心になるかと思いますが、当然、この支援をしていくという意味では観光・商業等、ソフトを扱う部署との連携を図っていただきたいというふうに思っています。これは区のほうも大変苦労をされて、この秋に就航というふうになった事業だと思っておりますので、将来にわたって長く継続できるように、ぜひ側面的な支援をお願いしたいということを要望させていただきます。

 以上です。

○礒野委員長
 それでは、理事者に対する質疑は終了したと思われますので、次に議題に移らせていただきます。

 議題(1)環境保全及び建設行政の調査について質問のある方、いらっしゃいますでしょうか。

○小栗委員
 1点だけ伺いたいと思います。

 耐震診断や耐震補強工事については、助成制度も拡充されて、補正予算もついて進められていると思いますけれども、3月11日の震災以降、診断の依頼状況はどういう状況なのかお示しいただきたいと思います。

 区の職員による簡易診断の実績が今のところどのくらい、震災後ということで大変希望も多いと思いますし、私もいろいろ相談を受けることもあるんですけれども、平成21年度では全体で簡易耐震診断99件というふうになっておりますけれども、今のところどういう状況なのかお示しをいただきたいと思います。

○岸田都市整備部長
 耐震診断の件数についてのお問い合わせでございます。

 申しわけございません。ちょうどまだ集計を行っておりませんで、手元に具体の数字がございませんが、非常に震災後、件数を多く御相談いただいているところでございまして、耐震診断の件数、昨年よりも、私が日々見ているという状況の中でございますが、少なくとも昨年よりは倍増しているような形でお申し込みをいただいているところでございます。さらに、毎日、職員が簡易診断を行っておりまして、非常に手が足りないほど御相談を受けているところでございまして、6月の補正予算で御承認いただいております拡充につきまして、民間の御協力を得ながら早急に体制を進めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 ぜひ中間的な数値として、まとめたものをいただきたいと思いますし、簡易診断の後、実際の耐震化に向けて正式な耐震診断に進んで、その後、補強に進んだ、そういう割合がどのくらいなのかも、今きっと、すぐに出ないかもしれませんが、その辺の状況についてお示しをいただきたいということと、職員の体制も強化して、希望にすぐこたえられるようにすることが必要ではないかと思いますけれども、その点についての見解を伺いたいと思います。

○岸田都市整備部長
 先ほどお答えしましたとおり、件数については、現在把握いたしておりませんので、切りのよいあたりで件数を取りまとめてまいりたいと考えております。

 また、職員の体制ということでございますが、6月の補正予算の際に、その事項といたしまして、他の民間の協力体制も得ながら協議会組織を至急立ち上げていくということでございまして、東京都の建築士事務所協会をはじめといたしまして、関係団体とも協議をしているところでございますので、幅広く耐震診断、そして耐震工事へ進められていく体制の整備を現在行っているところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 診断だけでなく実際の補強まで進められるように、ぜひ支援、相談に十分乗れるように体制も強化していただきたいということを要望して終わります。ありがとうございました。

○礒野委員長
 ほかに質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 それでは、議題(1)環境保全及び建設行政の調査については、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

続きまして、議題(2)「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願について、質問のある方、いらっしゃいますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」「委員長」と呼ぶ者あり〕

○河井委員
 本請願及び次の月島一丁目の請願第2号につきましては、できるだけ早い段階での審議及び採択をしていただきますよう、委員長に要望させていただきます。

○礒野委員長
 慎重に審議し、できるだけ早い段階の採択をするようにという御要望を承りました。

 続きまして、議題(3)月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願について、質問ございますでしょうか。

○小栗委員
 先ほど請願者の方からもお話ありましたけれども、審査に当たって、ぜひ現地を見てほしいという要望もありましたので、特別に環境建設委員長に対してお願いということでもありましたので、ぜひこの辺も検討して、実施できるようにお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○礒野委員長
 現場を視察するということですね。それにつきましては、理事者の方たちと時間や何かを調整して、できる限り実施できるようでしたら実施する方向で検討をさせていただきます。よろしいでしょうか。

○小栗委員
 お願いします。

○礒野委員長
 ほかに質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。

〔なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 それでは、月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願について、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○礒野委員長
 それでは、午後は清水建設技術研究所及び東京都建設局水門管理センターの視察を実施いたしますので、午後1時5分、正面玄関前、マイクロバスに集合を願います。

 それでは、午後1時5分まで休憩といたします。

 なお、委員の方と担当部長はお残りを願います。

(午前11時33分 休憩)


−委員会を閉じた後−

 行政視察については、10月下旬の2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。


(午後1時5分 再開)

○礒野委員長
 再開(車中)

〔視察等日程は別紙のとおり〕

○礒野委員長
 閉会(車中)

(午後4時3分 閉会)


「別紙」

環境建設委員会視察等日程


○日程

委員会開会10:00

(請願審査・理事者報告・質疑)

[休憩]

区役所出発13:03

委員会再開

清水建設(株)技術研究所新本館13:16〜14:33

東京都建設局水門管理センター14:47〜15:56

委員会閉会(車中)16:03

区役所到着15:07


○視察概要

・清水建設(株)技術研究所新本館について 

 本館2階にて、施設及びマイクログリッドの説明を受け、敷地内のマイクログリッド関連施設、壁面緑化、床吹き出し空間をつぶさに視察を行った。再び、本館2階にて、質疑応答が行われた。

・東京都建設局水門管理センターについて (同館2階講習室)

 5階会議室にて、DVD視聴及び施設説明を受けた後、屋上及び監視室にて質疑応答が行われ、つぶさに視察を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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