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平成23年 福祉保健委員会(2月9日)

1.開会日時

平成23年2月9日(水)

午後1時30分 開会

午後3時15分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(6人)

副委員長 鈴木 久雄

委員 中嶋 ひろあき

委員 木村 克一

委員 田中 広一

委員 小栗 智恵子

委員 田中 耕太郎

議長 (中嶋 ひろあき)

4.欠席者

(1人)

委員長 鈴木 幸子

5.出席説明員

(12人)

矢田区長

髙橋副区長

島田福祉保健部長

坂田福祉保健部管理課長

来島子育て支援課長

平野保険年金課長

吉田子ども家庭支援センター所長

小倉高齢者施策推進室長

小林高齢者福祉課長

守谷介護保険課長

東海林保健所長

鈴木生活衛生課長

6.議会局職員

奥田議会局長

横山議事係長

村上書記

岡野書記

7.議題

  • (1)福祉及び保健の調査について
  • (2)「後期高齢者医療制度の廃止法案」を、即時に臨時国会に提出し、老人保健制度に戻す請願
  • (3)75歳以上の医療費の無料化を求める請願
  • (4)最低保障年金制度の創設と公的年金等控除・老年者控除の復活を求める請願

(午後1時30分 開会)

○鈴木(久)副委員長
 こんにちは。ただいまより、福祉保健委員会を開会させていただきます。

 本日は、鈴木幸子委員長は欠席いたします。御了承願うとともに、副委員長の私が委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。

 また、区長は公務のため、途中退席をいたします。

 なお、理事者報告の関係で保険年金課長及び子ども家庭支援センター所長が出席をいたしますので、あわせて御了承をお願いいたします。

 初めに、請願の取り下げについて申し上げます。

 本委員会に付託中の請願第3号、「後期高齢者医療制度の廃止法案」を、即時に臨時国会に提出し、老人保健制度に戻す請願、これにつきまして、請願者より取下げ願が提出されました。取下げ願につきまして、同意をすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 異議なしと認めます。よって、同意することといたします。

 それでは、理事者報告をお願いいたします。

○島田福祉保健部長

 1 晴海二丁目児童館等複合施設(仮称)の整備について(資料1)

 2 京橋二丁目認定こども園(仮称)の整備について(資料2)

 3 女性福祉資金貸付限度額の改定について(資料3)

 4 中央区国民健康保険料率の改定等について(資料4)

以上4件報告

○鈴木(久)副委員長
 御苦労さまでした。

 発言の時間制について申し上げます。ただいまの時刻は午後1時50分であります。したがいまして、自民党68分、公明党52分、日本共産党36分、かけはし20分となります。

 それでは、理事者報告に対する質問に入ります。

 発言を願います。

○木村委員
 それでは、私のほうから、資料1と資料2の晴海二丁目児童館等複合施設の整備並びに京橋二丁目認定こども園の整備について質問させていただきます。

 平成21年度から平成24年度にかけまして、保育所待機児童を解消するための緊急対策というものを中央区は打ち出しました。それに伴って、平成21年4月の段階におきまして、定員の拡大という形で約704名をその当時は打ち出していたと思います。それは、改正というか、方針訂正という形で、晴海二丁目児童館等複合施設におきましても、当初の予定だった72名から、短時間の保育という形で新たに69名増加をした計画になっていると思います。この晴海二丁目児童館等複合施設の認定こども園について、短時間保育というものを持つ意味合いについて、まずお尋ねいたします。

 また、短時間保育69名という人数に対しての年齢構成につきましてお尋ねをいたします。

 京橋二丁目認定こども園につきましては、短時間という保育に関しては3歳から5歳まで各2名ずつの6名という形で出ておりますので、晴海地区は子供が多いというところから、69名の年齢構成等をお教えください。

 それから、京橋二丁目認定こども園は、先ほども言いましたように平成24年度までの計画外の新たな増員計画ということになっていると思いますので、この増員計画につきまして、今後の予定でお考えになっているところを、おわかりになるところまでで結構でございますので、お知らせください。

 まずは、そこからお願いいたします。

○来島子育て支援課長
 では、ただいまの質問にお答えさせていただきます。

 まず、晴海二丁目の認定こども園の短時間保育の数が多くなっているということでございますけれども、こちらは69名で、3歳、4歳、5歳、それぞれ23名、23名、23名で69名になります。

 それと、ここの理由なんですけれども、先ほど委員もおっしゃられたように、月島・晴海地区というのはやはり大規模開発とかが多いので、晴海幼稚園の学級数も足りないというようなところで、教育委員会のほうと話をして、このたび短時間保育の枠数をふやした形になっております。

 それと、京橋二丁目と晴海二丁目の認定こども園の短時間保育の人数が随分違うのではないかということでございますけれども、こちらも委員おっしゃられたように、京橋地区に行きますと、幼稚園の需要というのが晴海地区に比べてぐっと少なくなっているところから、京橋地区では必要最低限の短時間保育ということで、地域の状況に応じた配分ということで短時間保育の定数を決めさせていただいているような状況でございます。

 それから、今後の予定ですけれども、今のところ、はっきり決まっていますのは京橋二丁目の認定こども園になっております。

 以上でございます。

○木村委員
 どうもありがとうございます。

 やはり地域性というものはかなり出てくると思います。それぞれの地域に応じて、まさに子育て世代の人数も家族構成も大分違っているので、このような形になると思うんです。そこで特に私が注目をしているのは、京橋二丁目認定こども園についてなんですけれども、ここで特に夜間保育あるいは休日保育という形で出てきていると思うんです。私の勉強不足で申しわけないのですが、お教えいただきたいと思うんですが、夜間保育あるいは休日保育というものが、現在どのくらいの数で行われているのか、あるいは、今後このような対応を考えているのかどうかというのも教えていただければと思います。

 お願い申し上げます。

○来島子育て支援課長
 まず、夜間保育でございますが、認可保育園については、延長保育ということで19時30分まで、認証保育所などは夜間保育ということで22時まで保育を行ってございます。昨年の夏の資料になってしまうんですけれども、約500人定員のところ、62人の方が20時以降22時まで利用されている方がいらっしゃいまして、約12%の方が利用されているような形になります。

 それと、休日保育になりますと、認証保育園のほうは数えるほどしか、5本の指にもならないぐらいの数なんですけれども、子ども家庭支援センター等でやられている一時預かりのほうでは結構需要がありまして、これも、調べたところによれば、平日は平均1日当たり15.4人なんですけれども、土曜日平均でも8.1人、日曜日でも5人というような需要があるやに、お伺いしています。

 それとまた、区のほうで保育需要・子育て支援に関する実態調査というのを行っておりまして、保育園の土日・祝日のサービスを希望するかというようなアンケートの中でも、2割の方が利用できればしたいというようなこともございます。そういうような状況で、保育ニーズは少なからずあるというふうに考えております。

 以上でございます。

○木村委員
 どうもありがとうございます。

 やはり保育園のニーズも大分変わってきているということだと思います。ですから、夜間保育に関しても、現在は約12%という数だと思うんですが、地域性に応じて今後大分変わってくる傾向も見えるのではないかと思いますので、その辺の対応も今後お考えしていただければと思います。

 また、それに伴って、認定こども園に対する入園時の選考基準等々に関してお尋ねいたします。

 今後、認定こども園になってきますと、まさに0歳から5歳までという年齢の子供たちが一堂に会して学ぶような形になってくると思うんですが、そのようなことになったときに、まず、認定こども園に入る際の選考基準というものに関してのお尋ねをします。

 また、認定こども園の保育料の設定に関して、どのように考えているのか、今まで同様の考え方であるのか、新たに認定こども園として別な考え方を持っているのか、その点について再度質問させていただきます。

 お願いいたします。

○来島子育て支援課長
 認定こども園の選考基準ですけれども、この京橋、晴海二丁目の認定こども園に関しては区立の保育園をベースに考えておりまして、認定こども園にも4つの形態があるんですけれども、こちらは保育所型の認定こども園になります。それで、保育所型の認定こども園といいますのは、基本的には、まず、保育に欠けるお子さんと欠けないお子さん、両方預かるような形になるんですけれども、0歳から2歳の長時間保育に関しては保育に欠ける方が対象になりますので、こちらに関しては現行の認可保育所の申し込みや基準と同じというふうに考えております。それと、3歳から5歳のほうなんですけれども、こちらが長時間と短時間に分かれるような形になりまして、長時間保育の場合は認可保育所と同じ条件になりますので、こちらに関しても今の認可保育所の申し込みと変わらない。

 あと、短時間保育の場合につきましては、保育に欠けるという要件がございませんので、こちらに関しては、これから基準とか、どういった形で募集していくのかというところを検討していくような形で、今、考えているところでございます。

 以上でございます。

○木村委員
 どうもありがとうございました。

 まさに、保育に関しては、今、親御さんたちが一番心配している部分です。ですから、このような形で認定こども園を今後重視して持っていくような形になってくると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 あと、設計の段階についての質問をさせていただきます。

 先ほどの京橋二丁目認定こども園整備計画(案)の図面なんですけれども、見ていてわからなかったので教えていただきたいんですが、まず1ページ目の図面なんですけれども、上の部分が今回の認定こども園のところになると思うんですが、1・2階が防災用の施設、防災広場も含めた形でなっていて、こちらの斜面の部分が線引きになっているんですけれども、緑色の部分は斜面という形で、芝生の部分が斜面になっていると思うんですけれども、この部分は階段なのかどうかということをお聞きしたいと思います。

 また、ここにエレベーターがあるんですけれども、このエレベーターを使う場合に、どこから、このエレベーターの場所に行くのか。今、これで見ますと、単純に言うと、ここの部分は階段なのかなというふうな見方なんですけれども、階段を上って2階の部分まで行って、そこからエレベーターなのか、その点に関して1点質問させていただきます。

 お願いいたします。

○来島子育て支援課長
 まず、緑の斜面の部分なんですけれども、こちらに関しては階段ではなくて傾斜になっているという形でございます。

 それと、エレベーターに行くのは、03ページの一番右側の下の1階平面図というところを見ていただくと、出入口がありまして、ここの通路をずっと真っすぐ行くと、これも傾斜になっているんですけれども、これでエレベーターに行くというような形になります。

 以上でございます。

○木村委員
 単純なことで申しわけございません。今、これを見ると、どうしても階段なのかなと思っていたものですから。これは、スロープの傾斜という形で考えておけばよろしいということなんですね。その点だけ、もう一度確認をしますので、お願いいたします。

○来島子育て支援課長
 こちらに関しては、スロープではなくて真っすぐ行けるような形です。申しわけありません。図面では通路を示しているものでございます。失礼しました。

○木村委員
 わかりました。

 この京橋二丁目並びに晴海二丁目の児童館、区民施設等々に関しては、中央区にある大変貴重な土地を有効活用するようなことで認定こども園が考えられていると思います。中央区に残されている貴重な土地の有効活用を今後、ともに考えながらいきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上で終わります。

○田中(広)委員
 私も資料1、2に関連して質問させていただきます。

 晴海二丁目の認定こども園では長時間保育、短時間保育とあるわけですが、京橋二丁目認定こども園では地域的な特徴も踏まえて夜間保育とかあるわけでありますが、例えば、ショートステイの利用に向けた拡大というのは可能にならないのかどうかというのを単刀直入に伺いたいと思います。今回、プレス発表された予算案の中では、ファミリーサポートセンター等の中で活用されるお話は伺ってございますけれども、これまでの議論の中では、当然、人を配置しておかなければいけないという人件費の問題とか、さまざまあることはよく理解はしているんですが、例えば、せっかく夜間保育といった形で、新しくスタートするに当たって、この中でショートステイという形を持っていくことができないかどうか、この点の何かこれまで検討してきた状況があるのであれば、その辺の経過も教えていただければと思いますが、よろしくお願いいたします。

○来島子育て支援課長
 まず、京橋二丁目のこども園の一つの機能である、子育て支援機能の中でのショートステイというような形になるかと思うんですけれども、今まで検討する中で、やはり、長時間保育とか、やられていない部分の検討はしていたんですけれども、ショートステイのところまでは、まだ検討の中には入っていなかったような形で行ってきました。

 以上でございます。

○田中(広)委員
 今回、新しく、プレス発表の予算案の中で、1つ行っていこうということがあることは当然理解していますので、それはそれで進めていきながら、子供を1日預けたいという方の要望もあるんでしょうが、それよりも緊急的に、今、大変児童虐待の問題が全国的に広がっておりまして、私もこれまで何件か、子育ての中での虐待の御相談をいただいた経緯はあるんですが、例えば、区内の中でそういった方々をひとつ近くの中で一時的に預かって対応できるという視点も、これからの新しい取り組みでは必要かなというふうに考えておりますので、もう着工が間近に見えている状況であるとは思いますが、業者さんをこれから探していく中で、この点もぜひ、もう一回検討課題に上げていただいて、協議を行っていただきたいと思いますが、その点お願いしたいということで御見解をお願いしたいと思います。

 これが1点と、あと、もう一つは、施設整備的には十分配慮されているんですが、赤ちゃん・ふらっとという言葉が特になかったんですけれども、赤ちゃん・ふらっとの拡大というのは、この施設の中では特に考えていないのかどうか。もし私が見落としたら大変恐縮でありますけれども、赤ちゃん・ふらっとの取り組みについても、あわせて御見解をお願いできればと思います。

 お願いします。

○島田福祉保健部長
 1点目の、児童虐待を含めた、あるいはこの子育て支援施設の中でショートステイというお話をいただきました。

 現在、トワイライトステイ事業につきましては、きらら中央で実施しておりまして、そういった実施の中で、今般ショートステイをファミリー・サポート・センターの方にお願いするに当たっては、そういった施設の活用も一部検討はさせていただいているところでございますが、ただ、いかんせん泊まりの施設で家庭的な雰囲気を含めて、そういった施設が十分確保できるかどうかということと、それから、やはり、お子様をお預かりして、しかも夜中お預かりするわけですから、安全面なり健康面なりが十分担保できるかどうか、そういったところを考慮しますと、なかなかこういった施設の中では難しいというふうに考えてございます。

 それから、委員のお話のありました児童虐待の部分については、当然そういった一時的な避難場所は物すごく大切なことだと我々も考えてございまして、そういったところを23区の中で東京都と連携しながら確保していかなきゃいけないんですが、ここでやるということがわかってしまいますと、それはまたそれで、そういった方をお預かりするにはいろいろ、虐待の部分については御家庭との関係で支障があるので、委員のお話の中での確保ということは、また別の立場の中で検討させていただきたいと考えています。

 もう1点は、赤ちゃん・ふらっとのことですが、課長から答弁させます。

○吉田子ども家庭支援センター所長
 晴海二丁目児童館等複合施設におきましては、2階の部分が主に乳幼児のスペースになっております。こちらに授乳室及びおむつがえスペース等の配置がしておりまして、そこで赤ちゃん・ふらっとを実施する予定でございます。

 京橋二丁目の認定こども園についても、できるだけ設置できるように検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。

○田中(広)委員
 ありがとうございます。

 確かに、ショートステイの問題、また、それに付随する児童虐待の問題、本当に今、御答弁を伺って、簡単なことではないなというのは当然私も、もともと理解はしていましたけれども、改めて認識をさせていただきました。確かに、他地域で行っているショートステイは、やはり、もともと施設があって、その中でセットでショートステイをやっているという現実があるのは一番やりやすいかなと思ってはいるんですが、何とか区内の施設の中でそういったショートステイ的なことが、ぜひ行えるような形をさらに推進していただければありがたいなと思いますので、総合的な感じで御検討いただければというふうに思います。

 それから、赤ちゃん・ふらっとの件については、ぜひまた推進をお願いしたいと思います。東京都全体で行っていることでありますので、地域の方がお友達のところに来たり、親戚の方が中央区の方のところに来たところで、どこかへ寄るときに寄りやすい、その一つの、赤ちゃん・ふらっとという東京都内的に広がっているものでありますので、ぜひ明示を改めてお願いしていただければと思いますので、よろしくお願いします。

 それから、ハード的なことで、大変細かいことをお伺いさせていただくんですが、特に京橋の認定こども園の施設整備の中で、ちょうど後ろ部分が首都高に面していることもありまして、騒音等の問題で少し配慮してほしいということを、以前、別の委員会で申し上げた経緯があるんですが、資料を見たら壁面緑化を行っているところがありますので、上手に考えているのかなと思ってはいるんですけれども、その点の配慮が何かあるのかどうか、念のため1点確認をさせていただければと思います。

 それから、2点目としまして、これまでも特に学校施設の内装の木質化については、一般質問でも取り上げさせていただいて、提案をさせていただいた経緯もあるんですが、ちょうど中央区の森の間伐材の活用ということも新年度予算の案の中にも一部盛り込まれて、コミュニティバスのベンチをつくっていこうというお話もありますけれども、せっかく新しい施設整備の中で、やはり、内装の木質化については、当然、費用がかかることは十分理解はしているんですが、せっかくのチャンスでありますので、中央区の森の間伐材の活用あるいは木質化の充実をお願いしたいと思いますが、現状どういった状況なのか、わかる範囲で結構ですので、御答弁をお願いしたいと思います。

 それから、駐輪場についてなんですが、晴海二丁目児童館等複合施設で58台、京橋二丁目認定こども園で20台ということで、当然、少しでも子供たちがいろいろ楽しめるスペースをとるのが第一優先で、限られた私道の中で駐輪場を確保していることはよく理解しているわけでありますが、利用が想定される人数と、仮に駐輪場、当然、車の駐車場をつくる部分も京橋でもありますけれども、この辺の兼ね合いの中で不十分でないかどうか、この点の御見解はいかがでしょうか。

 以上3点、お願いいたします。

○来島子育て支援課長
 まず、1点目なんですけれども、首都高速側の壁面でございますけれども、委員おっしゃられたとおり全面緑化することによって緑化と遮音というような形で、2つのことを考えた上で、こういうような形にさせていただいております。

 それと、木質化に関しては、いろいろな保育園とかを見てきていますと、やはり木でやっているところというのは温かい部分とか非常にありますので、そういった部分も加味しながら、木質化については考えていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。

○吉田子ども家庭支援センター所長
 駐輪場につきましては、晴海二丁目の場合、昨年度、計画の段階では40台ということで計画しておりましたが、この地域まで中高生が来るということになりますと、やはり自転車を利用する方が多いのではないかということで、もう一度検討いたしまして、18台増加いたしまして58台というふうに設定しております。現在の児童館、1日の利用が乳幼児の保護者全員を含めまして約160名おります。利用する時間帯が、乳幼児は大体午前中、小学生は放課後、中高生はもっと後ということで利用時間帯がずれるということもあると思いますので、今のところ最高を考えまして58台ということで設定させていただきました。

○田中(広)委員
 それぞれありがとうございます。

 他部署の内容も少しかかわってしまったかもしれませんが、御容赦いただければと思うんですが、子供たちに少しでも安心して利用していただくという視点で3つお尋ねさせていただきましたけれども、最初の、騒音を少し遮断するということで壁面緑化ということなんですが、壁面緑化もいろいろ種類がありまして、うまくいっている場合とうまくいかない場合がありますので、例を出していいのかどうかあれですけれども、相生の里も、あれだけ設計の方が壁面緑化ということを強調されていて、なかなか進んでいないことを通るたびにいつも感じていたんですけれども、全国的に、また世界的にも仕事をしているところが事業者として行っている工事だと思いますので、それなりの研究をされた上での壁面緑化だと私は理解しておりますが、念のため、細かいことでありますが、その点しっかり詰めていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、施設の木質化については、他部署との連携もあろうかと思いますし、費用の問題もありますので、難しいと思いますが、子供を預かる福祉保健の部署といたしまして、ぜひこの木質化については、改めて強く要望していただければというふうに思います。

 それから、駐輪場の問題については、本当に、これは単純にスペースがあるかどうかが問題でありまして、御努力されたというお話は今伺いまして、なかなかスペースを拡大するのは難しいかと思いますが、自転車利用の方は大変多いかと思いますので、特に駐輪場スペースの確保はできる限り拡大していただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上、要望させていただきます。

 終わります。ありがとうございました。

○小栗委員
 それでは、質問します。

 最初に、資料1と資料2の関係ですが、晴海二丁目児童館等の複合施設ということで、晴海地域にも児童館をということで、長年、地域からの要望もあり、区議会にも、もう30年前になりますけれども、請願が出ているということで、ようやく児童館ができ上がるということで大変地域の皆さんも喜んでいると思いますけれども、請願していた当時の方にとっては、子供には間に合わなくて孫にちょうど間に合うかというぐらい時間がたってしまったのは残念なんですけれども、ぜひ皆さんに喜んで使っていただける施設になるといいなと思うんですが、前に報告があったときも申し上げたと思うんですけれども、児童館は中高生の利用なども今回考えているということなんですが、現在使っている施設なども含めて、実際、今、利用している子供たちの意見とか要望とかそういうものを聞いて、施設の整備に生かしていく、そういう視点で、今回、整備に当たって、そういうことがやられているのかどうか、その点について伺いたいというふうに思います。

 また、保育園の施設とか認定こども園の施設については、区でもたくさんの施設を持っていますし、そういうノウハウもいろいろあると思いますけれども、そこで働く保育士さんたちなどで、今ある施設でこういう点が困っているとかということで施設整備に生かしたりとか、そういうことは今回のこの施設整備に当たって行われているのかどうか、その点だけ確認をさせていただきたいと思います。

 次に、京橋二丁目の認定こども園計画なんですけれども、これは平成20年、2008年4月の都市計画審議会に清水建設の本社ビルの計画とあわせて、この場所に子育て支援施設をつくるということで、そのときにも私、いろいろ質疑した経緯があるんですけれども、この施設自体は、A地区にある区道を廃止して、それを宅地並みで換算して、それを貸し付ける形で、この場所に事業者に整備をしてもらって区に提供してもらう、そういう経緯でこれがつくられることになっていると。そういう経緯でできる施設ということでいいのかどうか。そのときには、まだ、どういう子育て支援施設かという詳しい内容はなかったんですけれども、今回、定員69名の認定こども園という保育所型で提案されているわけですけれども、こういう認定こども園、保育所型にしていく計画になった経緯について、簡単で結構ですので、説明をいただきたいというふうに思います。

 資料3で、女性福祉資金貸付の件ですけれども、今回、3種類の限度額を改正ということで、これは都に準じるというお話がありましたけれども、2009年の実績を見ますと、女性の貸付制度が11件、約800万円の貸し付け実績というふうになっていますけれども、内容としては、どういう貸し付けの利用が多いのか、その点だけ、2009年で構いませんので、11件の実績があるというのが区政年鑑に出ていたんですけれども、説明をいただければと思います。

 とりあえず、お願いします。

○吉田子ども家庭支援センター所長
 晴海二丁目児童館につきまして、中高生に向けまして、平成21年11月に区内中学校5校及び高校2校の在籍する生徒さん約700名にアンケートを実施しております。このたび、晴海二丁目に中高生にも利用できる大型児童館を計画しておりますが、今後、児童館にあったらいいと思うスペースは何でしょうですとか、設備はどんなものがあったらいいでしょう、また、当館で今後やってみたいことはありますか、開館時間、休館日はいつがいいかとか、かなり細かいアンケートを行いまして、その結果を今回の実施設計のほうにも反映してございます。今後も、機会をとらえまして中高生に意見を聞いてまいりたいと存じます。

 以上でございます。

○来島子育て支援課長
 それでは、まず、認定こども園の施設に関して、今まで保育園をつくっていたところのノウハウとか、そういものをとり入れたのかということでございますけれども、委員おっしゃられたとおり、区では、保育所の新築・改築等でノウハウはあり、その中で出てきたものを、改めてということではなくて、もう出てきていますので、それをもとに、この設計をしたというようなことで、今回改めてはお聞きしていませんけれども、今まで出ているところをとり入れてつくったという形になります。

 それと、女性福祉資金貸付のほうの11件の件なんですけれども、ほとんどが修学資金の貸し付けになります。今回、11件のうち、修学資金が9件、あと生活資金とか事業継続資金とかというのがあります。主には修学資金というようなところの実績が、平成22年ですけれども、あるということでございます。

 それと、京橋二丁目の認定こども園の話でございますけれども、こちらに関しては、先ほど言われていたように区道を賃貸借するような形でもって建物等を整備していくというような形をとっております。

○島田福祉保健部長
 すみません。私のほうから、京橋二丁目のほうは補足させていただきます。

 平成20年6月の都市計画決定の時点で、こちらは区道の部分を一部廃止いたしまして、ここを宅地として清水建設側に貸し付けるということで、貸し付けに当たりましては、当時の金額で、その後、企画総務委員会に御報告させていただいていますが、権利金8割、借地権の割合8割と、一部地代として30年間払うという約束の中で、こちらはあくまでも区道を廃止して事務所に貸し付けて、私どものほうが貸付金をもらう、あるいは一時金として区に支払ってもらうというような仕組みの中で運営していくものでございます。

 それから、当時、都市計画審議会の中で子育て支援施設という話がございまして、そういった中で私どものほうで内部で検討させていただきまして、やはり、待機児の関係等を含めて、先ほど御説明させていただきましたとおり保育園型の認定こども園、一部この地域については、特に地域特性といいますか、お勤めの方などが多いので、やはりここは夜間保育だとか休日保育についても、新たな行政サービスをここで展開していこうと。それから、月島、日本橋地域においては、一時保育だとか、先ほど子育て支援課長のほうから答弁させていただきましたが、認証保育園のほうで夜10時までの受け皿を持ってございますので、京橋地域だけ夜間保育だとか休日保育の受け皿がなかったものですから、地域バランスを考慮しながら、それから、この地域は特にそういった需要もあると考慮しながら、こういう形で認定こども園を内部で検討させていただいて、今回、議会のほうに御報告させていただいているところでございます。

 以上でございます。

○小栗委員
 ありがとうございます。

 児童館などの建設の関係では、そういうアンケートもとって、要望もとり入れながらということで、実際に使ってみてどうかということも含めて、そういう意見もとり入れながらやっていっていただきたい。

 この間、勝どきの児童館を見せていただいたら、焼き芋ができる、そういうものも設置されているということで、いろいろな声を生かして、そういうものが設備としてもとり入れられているということで、ぜひ、みんなに喜ばれる施設として利用できるようにしていただきたいというふうに思います。

 晴海二丁目の施設整備については、これは予算の関係ですけれども、平成23年度で8億円計上されていますけれども、これは8億円ではできないですよね。晴海二丁目の施設整備は、総額でどのくらいかかる計画なのかお示しいただきたいというふうに思います。

 女性福祉資金の関係では、修学資金の利用が多いということなんですが、毎年、女性福祉資金は改定されていますけれども、利用の多いところでもっと十分な、必要な額が借りられるような改善を望みたいというふうに思います。

 とりあえず、晴海二丁目の施設の全体の金額がわかれば、お願いします。

○吉田子ども家庭支援センター所長
 経費でございますが、平成23年度が約8億円ということで、次の24年度が約13億円ということになりますので、計21億円ぐらいを予定しております。

 以上でございます。

○小栗委員
 京橋二丁目の施設整備、先ほど御説明いただきましたけれども、宅地換算で貸し付けて8割をこの施設整備に使うということで、そのときに示された金額は約16億円だったんですよね。16億円でこの施設をつくるということで計画が出ているのが、今回の京橋二丁目の認定こども園という内容でいいのか。そうしますと、晴海二丁目の、規模としては2倍以上の大きな建物が、21億円なんですけれども、この施設は駐車場もありますよね。そういうものも入っていると思うんですけれども、認定こども園としての整備の金額としては、前に説明があったのは16億円でつくって、それを区に提供するというお話でしたけれども、そういう金額のものになっているのか、その辺の認識を伺いたいと思います。

○島田福祉保健部長
 都市計画審議会の御説明のときに、借地権割合8割が16億円、それから、いわゆる地代の部分、貸付金が4億円、都合20億円で説明をさせていただいたところですが、その後、換算が出まして、恐縮ですが、一昨年、平成21年4月の企画総務委員会のときに御報告をさせていただきまして、権利金が13億9,218万3,937円、それから貸付料が年額で2,088万2,759円という形で御説明させていただいて、いわゆる貸付料が全体で約6.3億円、都合、合計だと大体20億円、同じくらいの金額になりますが、借地権割合の8割と、それから若干、地代の部分の金額が、都市計画審議会のときに説明した金額と変わっています。

 それから、この金額で清水建設が子育て支援施設の棟をつくって、つくった土地の所有権と建物の建設費を含めて区に引き継ぐことになってございます。それについては、子育て支援施設ができたときに、そのときの金額で土地売買契約と建物売買契約を決定することになっていますので、覚書になっていますので、今の時点では、その金額はまだこれから協議するという形になっておるものでございます。

○小栗委員
 そうすると、駐車場などの部分は入れないで子育て支援施設のところだけの金額でちゃんと計算して、精算して、もし、それよりも低い金額でできたということであれば、その分またそこで計算し直すとか、そういう仕組みになっているという認識でいいのか。

 区道廃止のところで私も都市計画審議会でも議論しましたけれども、一企業のために区道を廃止してやるというのは大サービスじゃないかということで、いや、そうじゃないんです、この分は貸し付けて後からもらうから、特別にサービスしているわけではありませんという説明だったんですけれども、そういう計画にきちんとなっているかどうか、その辺の内訳をきちんと示していただきたいというふうに思います。

 そのときも、防災備蓄倉庫はA敷地のほうの地下につくるという話があったのに、今回はこっちに入っているし、その辺もいろいろ、計画の中で動いているということはあり得ると思いますけれども、最初の説明と順々に違ってきてしまうというのは問題があるのではないかというふうに思いますので、その辺は計算どおりにきちんと責任を果たしてもらうということになっているのかどうか、その点の確認だけをさせていただきたいというふうに思います。

○島田福祉保健部長
 すみません。私の説明が不十分だったんですが、駐車場も含めて、この子育て支援施設棟B棟は、すべて区の所有になります。先ほどお話しした金額の中で区が買い取る形になりますので、所有権はすべて区の所有になります。

 それから、駐車場は、ここのA敷地とB敷地のほうで、これぐらいの施設の場合には何台という附置義務駐車場の義務がありまして、A施設の清水建設側のほうは地下鉄の入り口だとかそういったものが、地下のところにあるなどの関係がありまして、B敷地のほうに48台分移さなきゃいけない。そこは清水建設の駐車場というか、区の所有物ですけれども、清水建設側から駐車料金を、どういう形にしろ、ちゃんと区のほうにいただいて、区の歳入にいたします。

○小栗委員
 平成21年4月の企画総務委員会に報告があったということで、私、その辺十分認識していなかった点はありますけれども、特定の企業に大サービスというふうにならない仕組みなんですというふうな説明だったので、そういうやり方できちんとやっていただきたいということを重ねて要望しておきたいというふうに思います。

 あと、国民健康保険料の改定の件ですけれども、今回は今までの所得割の算定方式を、現行の住民税方式から旧ただし書き方式へ変更するということで先ほども御説明がありました。そうなると、公的年金控除などの必要経費と基礎控除を差し引いたものに賦課するということになって、今までいろいろな扶養控除とか各種の控除が適用されていた方が、そういう控除がなくなって、低所得者や中所得者の方や障害者、また家族の人数の多い世帯に負担が重くなるのではないかということで、今、問題になっているというふうに思います。区長会の推計によると、給与年収が250万円の4人世帯の場合に、医療分で今までの住民税方式で計算すれば12万7,680円だった方が、今回の旧ただし書き方式でいくと22万4,000円、1.8倍になると。経過措置がとられるということで、経過措置をとった場合には15万1,900円ですけれども、それでも1.2倍になるということが、医療分だけですけれども、区長会の資料をもとにして、こういう場合ということで出した数字ですけれども、下がる人もいたり、今までのとほとんど同じという人もいると思いますけれども、旧ただし書き方式に当てはめると、経過措置がなければ1.8倍、経過措置を入れても1.2倍になるということについては、そういう計算になるのかどうか確認をさせていただきたいというふうに思います。

○平野保険年金課長
 賦課方式の変更に伴う保険料の上昇あるいは減額に関しましては、試算をさせていただいているところでございます。委員から御指摘のあった給与所得者で65歳未満の4人世帯で計算したものを今、お示しいただきましたけれども、それ以外にもいろいろ計算をさせていただいた上で対応させていただいているところです。いろいろなパターンを計算した上で、料率研究をさせていただいたということでございます。

 以上です。

○小栗委員
 もちろん、いろいろなパターンで計算する必要があると思いますけれども、例えば、今言った給与年収250万円で4人世帯の場合にはこうなるんですかという数字については、当たっているのか当たっていないのか確認したいということと、中央区の場合では、先ほどの御説明ですと、経過措置を入れなければ1人当たりの保険料が2,300円上がるけれども、経過措置があるので、1,370円昨年よりも減額になりますよという説明はありましたけれども、実際に経過措置になった場合で保険料が上がる世帯がどのくらいか、下がる世帯がどのくらいか、金額でなくて大枠でいいですから、お示しをいただきたいというふうに思います。

○平野保険年金課長
 先ほど御質問いただきました給与所得者で65歳未満、4人世帯で年収が250万円の場合、住民税方式だと12万7,680円が15万2,759円になるのではないかということなんですけれども、試算でもそのようになります。

 もう一つ、全体でどれぐらいの割合の方が上がるのか下がるのかということなのですが、こちらのほうも中央区のほうで当てはめて計算をさせていただいたところ、おおむね5世帯に1世帯の方が保険料が上がる。2世帯に1世帯の方が下がる。3世帯に1世帯の方が従前とほぼ変わらない、同じという試算が出ております。

 以上です。

○小栗委員
 下がる人が5割で、変化なしが3割、上がる人が2割ということでいいんですね。もし経過措置をしない場合には、下がる人も中にはいるのかもしれませんけれども、大体が上がるという見通しでいいのかどうか、その点をもう一度お願いしたいと思います。

 今でも中央区の場合、滞納されている方が大変多いと。決算特別委員会でいただいた資料によりますと、2009年度で6,867世帯の方が滞納世帯ということで数字が出ています。この滞納世帯の割合というのはどのくらいになるのか、世帯数で割ると3割を超えるような感じになりますけれども、計算上は違うというお話もあるので、滞納世帯が国保の加入世帯のどのくらいを占めるのか、その数字もお示しいただきたい。

 収納率については、決算特別委員会でいただいた資料によりますと、2009年度で83%という数字がありますけれども、今、全国の平均でいっても収納率は88%ということが言われていますので、そういう点から見ても、中央区の場合は滞納世帯の割合が、全国で20%と言われていますけれども、そういうことに比べても高いのではないかと思いますけれども、この辺の実態についてはいかがでしょうか。

○平野保険年金課長
 まず、経過措置をしない場合は、した場合に比べて保険料が高くなるかという御質問に関しましては、経過措置は保険料が上がる方の上昇率を抑えるための措置ですので、全体として上がるというふうに考えられます。

 また、滞納世帯数が6,867世帯というお話をいただいておりまして、滞納世帯数を2万1,540で割ると約3割になるので、滞納世帯の割合が高いのではないかというお話でございます。全国では20%ということでの比較のお話なのですが、お示しした6,867の中には他区へ転出した方もいらっしゃいますので、その部分を世帯数として含めた形で2万6,354で割ると、およそ26.06%になりまして、4世帯に1世帯の方になります。それでも全国の20%に対して高いのではないかという御指摘なのですが、今、全国には、たしか1,723の保険者が存在しているんですけれども、都市部で収納率が低く、地方部に行くと高くなって、その平均が20%ということになっておりまして、収納率に関して言いますと、全国で88%なんですが、東京23区だと約83%で、我が区も大体83%。83%と88%の間で約5%の差がありますので、先ほどの26.06%と20%の差が6%なので、都市部であるという地域性を考慮いたしますと、中央区が突出して滞納世帯が多いということにはならないのではないかというふうに考えられます。

 以上です。

○島田福祉保健部長
 最初の答弁の中で、経過措置の関係でどのくらいの割合かというお話がございましたけれども、先ほど保険年金課長が答弁させていただいたとおり、経過措置がないことによって高くなる世帯を経過措置で圧縮しているので、割合については、大体同じ割合で高くなる場合がおおむね20%で、低くなるのが四十五、六%という同じ率で、経過措置を入れた場合、入れない場合でも同じ率で出てくるのではないかというふうに考えています。

 ただ、先ほどから、高くなる高くならないという率をお話しさせていただいているのは、あくまでも、例えば給与所得のひとり世帯、2人世帯ということでモデルケースで計算させていただいていますので、これが実際、中央区の区民の方一人一人、まだ来年度の実態はわかりませんので、例えば私は医療費控除がたくさんあるよとか、扶養控除が5人いるよとか、そういう方がどういう形で分布されているかわかりませんので、どの方が上がったり下がったりというのは実態ではつかめませんけれども、モデルケースではそういう計算です。

 いずれにいたしましても、そういったところを私どもも、今回、住民税方式から旧ただし書き方式に変わっていきますので、大幅な変更ですので、区民の方に窓口等、いろいろなところを含めて丁寧に御説明させていただきながら、保険料を納めていただくような、あるいは滞納の部分を圧縮していくように進めていきたいと思っています。

○小栗委員
 この経過措置をしているので、全体としてはそんなに上がらないという御説明もありますけれども、2年たったら経過措置はなくなるわけですから、そのときにまた、ぱっと上がるということもあるわけで、中央区の実態は突出して収納率が悪いわけではないというお話がありましたけれども、やはり今、本当に御商売が厳しくなっている実態の中で、国民健康保険料を払いたくても払えない、いろいろ減額の制度があったとしても、わずかでも、本当に商売の売上がどんどん減ってしまって払えないという実態もありますし、年金だけの世帯とか、失業して社会保険から国民健康保険に移った人とか、いろいろな方が国民健康保険の被保険者になっているわけで、一番弱者の保険が全国的にもどんどん高くなって、払えない世帯がふえ、払えないために保険証が資格証になってしまって、ますます医療から遠ざかってしまうというようなことも広がっていますので、私は保険料を上げるのではなくて引き下げる、そういう努力をしなくてはいけないのではないかというふうに思います。

 特に、国の負担の割合が制度全体としても、1984年には国庫負担の割合が50%だったのが、今や24%になっている。中央区の国保会計の歳入に占める国庫支出金の割合を見ても、1989年のときには35%でしたけれども、2009年度でいえば22%ということで、皆保険制度を支える、国の制度なのに、国がお金をどんどん引き揚げてしまっているというところに問題があるというふうに思いますので、その辺の改善も含めて、きちんと国に対しても要望することも含めて、保険料を下げていく努力を求めたいというふうに思います。

 とりあえず、意見を述べて終わります。

○田中(耕)委員
 よろしくお願いします。

 それでは、私からは、まず資料1、2の認定こども園について、大きな枠組みをお聞きします。

 まず、認定こども園に関しましての本区の考え方について確認をさせていただきます。

 認定こども園は、今回の2件、以前の勝どき等もございますから、もう複数既にあるわけなんですけれども、こども園に対する今後の考え方について、基本方針についてお知らせしていただきたいと思います。とりわけ、政府の幼保一元化構想が、まだ最終決定はしておりませんけれども、後退しているというような報道もなされておりまして、幼稚園型、保育園型のあり方等というのは今後まだ未定の部分は大きいわけですけれども、今回、この所管である福祉保健委員会では、当然、保育園型のこども園の実現に向けてのお話でございます。ただ、幼稚園型も含めて、本区はどういう形でこども園に対して取り組んでいくのかといったことは非常に重要だと思います。ですので、今回の2例を踏まえまして、こども園を今後どのような大方針で整備していくかという点について、政府の現状等も踏まえて、お知らせしていただきたいと思います。

 具体的な観点といたしましては、まず京橋、晴海ともに公設民営でございまして、本年の10月に指定管理者募集ということでございますが、選考の基準等について、2施設に関しましては立地条件等違いますので、求められているものが違うとは思います。思いますが、同じ時期の指定管理者募集になっていますので、同じ業者による2募集等が考えられるのかどうかといったような点について、選考基準や応募事業者について、現段階でどのように考えておられるのかというのを、スケジュールを踏まえてお知らせしていただきたいというふうに思います。

 また、先ほど来、前委員らのお話にもございましたけれども、京橋二丁目認定こども園の立体駐車場についてでございますが、先ほど、これはAブロックというんですか、清水建設さんの本社の附置義務等を私どもの区の施設に一部置きかえをしているというお話でございました。そうなってまいりますと、貸す貸さないというようなお話、貸すという前提でつくっているかと思いますけれども、費用は当然発生しますけれども、その管理体制ですとかについて、現状どのように考えておられるのかをお知らせしていただきたいと思います。

 実態としては、本区の資産、所有というお話でございますので、京橋二丁目認定こども園として駐車場を、例えば最低限何台かは区の利用を想定しているのか、それとも本当に丸々一台も使わないという考え方なのか、その辺についての御見解をお願いいたします。

 また、この施設は、清水建設との密接な関係によって成立した施設でございますので、今の駐車場のお話もそうですし、すぐ道路を隔てて一体的な再開発でもありますので、今後、こども園の開設に向けて、清水建設さん、日本を代表する建設会社さんですから、何かしらの連携、ハード面、ソフト面もそうですし、防災等も踏まえまして、どういう事前の話し合いがされているのかという点についての実態をお知らせしていただきたいというふうに思います。

 あと、もう1点だけこども園に関してお聞きしたいのは、晴海の児童館のほうでございますが、名前が今、複合施設で仮称となっておりますが、ぜひとも名前を、今回、敷地も大きいですし、こども園としての収容規模も、児童館としても、本区として大規模なものだと思いますので、ぜひとも、よい名前等をつけていただいて、今後の本区や近隣のランドマークとなるような複合施設にしていただきたいというふうに思うんですけれども、名前等についての考え方をお知らせしていただきたいというふうに思います。

 以上の点をお願いいたします。

○島田福祉保健部長
 最初の、区の認定こども園の考え方ということで御質問いただきまして、国のほうは子ども・子育て支援システムの中で幼保一体化といいますか、保育園と幼稚園と、それから今の認定こども園の垣根を取り外して一体化にして、支援システムの中で新たな指針に基づいて幼児教育と保育を提供していくというような考え方を打ち出していますが、委員お話しのとおり、ここのところ少しそういった考え方が揺れ動いているやに聞いているところでございます。

 本区におきましては、認定こども園はここで3カ所目になります。3月に勝どきがオープンしまして、そこは地方裁量型という形で、民間が行って保育園の部分と、それから幼稚園の部分、両方とも認可はとらないで認証でやる部分です。それから、晴海二丁目と京橋二丁目の部分については、これは保育所型ということで、保育所を中心に認定こども園を整備するところでございます。それぞれ地域の特性の中で、私どもは認定こども園を整備していくということを考えてございまして、将来展望については、今後、国の動向を見定めながら、認定こども園あるいは保育園あるいは幼稚園のあり方を考えていかなくてはならないと思っていますが、晴海二丁目については、先ほど子育て支援課長が答弁させていただいたとおり、とりわけ幼稚園の需要もかなり出てくるというふうに踏まえていますので、幼稚園の部分の定数を多くしていると。それから、京橋二丁目についても、こちらも幼保一体型という形で、教育機能も含めた新たな、保育サービスも含めた、少し今までと違った保育園あるいは認定こども園という形で、若干、短時間の部分については、この程度の需要は出てくるだろうということで設定してございます。

 ですから、繰り返しになりますが、その地域の需要だとか地域の特性を踏まえながら認定こども園を整備しているというところが実態でございます。

 それから、3番目の、先ほど私が答弁させていただきました駐車場の部分でございますが、こちらは附置義務で、こういった施設をつくるときに駐車場の附置義務が東京都の条例で決まってございまして、保育園の部分についても一定の規模以上の平米数があった場合には何台かの台数を義務づけられてございまして、この台数の中に保育園の部分も一部入ってございます。先ほど委託管理のお話がございましたが、私ども駐車場を、建物全体で買い取ったときに、基本的には委託管理は清水建設側にやらせるという仕組みの中で、月極で1台ごとに駐車場を貸し出すとか、そこの敷地を賃借契約でもう一回貸し出して、そこで委託整備させるのか、それは今後、清水建設側といろいろ協議をさせていただきたいというふうに思ってございます。

 それから、先ほどの清水建設側とハード、ソフトを含めたいろいろな取り組み、あるいは協力関係、そういったことにつきましては、私ども福祉保健部だけのテリトリーではなくて、防災も含めた区全体の中で、今後、関係部局と協議しながら、清水建設側と協議しながら、せっかくの施設ですから、地域に役立つような、地域に利用される、防災も含めて役立つような施設になるよう、清水建設側と協議していきたいというふうに思っています。

 以上です。

○来島子育て支援課長
 指定管理の仕方、どういう形でやっていくかというところについてお答えいたします。

 現在のところ、こども園についての指定管理の決め方というのは、まだ決めていない状況でございます。そうはいいつつも、保育所での指定管理の経験がございますので、それに基づき、ことしの秋前までに基準を決めて募集をかけたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 それぞれありがとうございます。

 最初にお聞きしました認定こども園のそもそもの本区の考え方についてのお話は、保育園型が今回の具体的な整備事項ですけれども、当然、国の状況が変わっている、変わりゆく可能性が今後もさらに高いということは承知してございますが、本区としては、どちらのほうがより望ましいというか、それも地域によってケース・バイ・ケースなんだということなんでしょうけれども、それを踏まえましても、ということは、本区としては幼稚園型、保育園型、混合型等々、どれも一長一短なので全部選択肢に入れていくというお考えでよろしいのか。国の考え方は後退したといえども、国は一元化することについ最近まではかなり積極的だったというところもございますし、また今後そういうふうになる可能性もありますので、本区独自の考え方として、何かありますかということでお伺いしました。今、ケース・バイ・ケースとするのが一番間違いのないお答えだと思いますけれども、あえて、もしもあれば、さらにお伺いをしたいというふうに思っております。

 それから、駐車場の管理体制についてなんですけれども、今のお話ですと、こども園として所有すべき台数というのがあるとは思いますけれども、例えば、この晴海二丁目の例を見ても、晴海二丁目はこれだけ施設面積的には大規模ですし、収容人員も多いんですけれども、駐車場は2台しかないわけでございますから、京橋二丁目に関しても、恐らく数台内の話ではないかと思います。そうなってまいりますと、大半は清水建設さんにお貸しをすると。今のお話ですと、さらに委託管理を清水建設さんに相談するというようなお話になってきますので、この辺については、やはり実際に使う方、さらに委託管理する方、これは建設業者も清水建設さんですから、ここまで清水建設さんに何もかもお願いするというのは問題も起きやすいと思いますので、その点についての考え方をいま一度お知らせしていただきたいというふうに思います。

 それから、最後、名称についてお伺いしたんですけれども、お答えがなかったかと思いますので、まだ時間的には余裕がありますけれども、名称等について、お考えがあればお知らせください。

 お願いします。

○島田福祉保健部長
 認定こども園につきましては、今後、私どももその地域で認定こども園を整備するのか保育園を整備するのか、それはやはりその地域の、繰り返しで恐縮ですけれども、ケース・バイ・ケースで、学校があって幼稚園があるところ、あるいは保育園の保育需要だけが必要なところ、それから幼稚園が必要なところ、そういったところの需要を見定めながら、恐縮でございますが、ケース・バイ・ケースでやらせていただく。

 それから、駐車場は、何でもかんでも清水建設さんに委託ということではなくて、清水建設の駐車場になりますので、そこは清水建設からお金をもらいます。ただ、区の所有物ですから、一台一台お金をもらうか、清水建設に全部貸し出して賃借料でもらうのか、そういうことをお話しさせていただいたので、貸し出した場合は、当然、自分のところで管理をしろという意味でございますので、区のものを清水建設に委託するという意味ではないので、御了解いただきたいと思います。

○来島子育て支援課長
 答弁漏れをしまして、すみません。

 認定こども園の名称についてでございますが、こちらについては、委員もおっしゃったように、なるべくいいものをなるべく早い段階でお示しできればというふうに考えて、今、鋭意考えております。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 自分も繰り返ししつこく同じようなことばかり聞いて申しわけございません。そうしますと、こども園に関しましては、本区の場合はケース・バイ・ケースなので、逆に言うと、今のところは強く一元化する必要性はないという考え方ということでよろしいでしょうかね。わかりました。

 それから、駐車場に関しましては、わかりました。そうすると、台数の大半は、いずれにしても清水建設さんとのお約束という話になってくると思いますので、事故等も含めまして管理体制に万全を期していただきたいという趣旨で申し上げてございます。

 名称については、今後、募集になるのか、それともシンプルになるのかというところもありますけれども、本区の場合、多くの複合施設がございますけれども、名前はおのおのの施設名で呼ばれてしまうところもあれば、例えば日本橋保健センターのように保健センターという名前でよく呼ばれている場所とかもありますし、いろいろなケースはあると思うんですけれども、やはり新しく地域のランドマークになる部分が大きいと思いますので、親しみと、皆さんがあそこかとすぐにわかるような形をとっていただきたいというふうに考えてございます。

 最後に、また児童館に関連してお伺いしたいんですが、今回、スタジオと学童クラブと工作展示室がございますけれども、既存の児童館等でスタジオ、学童クラブ、工作展示室等の稼働というか、利用状況についてお知らせしていただきたいというふうに思ってございます。

 学童クラブは、今は保育園・幼稚園生の人間は、当然小学生に上がってくるわけなので、今後、需要が増すんじゃないかなというふうに考えているんですけれども、学童クラブの現状と今後の見通しについて、簡単にお知らせしていただければというふうに思います。

 お願いします。

○吉田子ども家庭支援センター所長
 現在、スタジオは3児童館にございまして、主に小学校高学年から高校生まで利用されておりまして、平日は、昼間はやはり2割程度の稼働でございまして、土曜日ですとか夕方に近くなりますと4割程度の稼働になってございます。

 学童クラブにつきましては、昨年2月の一斉募集の段階では50名程度の待機が出ておりましたが、ことしももう少し多くの待機児童が出るのではないかというふうに予想してございます。

 工作展示室におきましては、ほとんどの児童館に工作ができるような部屋がございまして、そこを小学生または乳幼児のお母さんたちがお子さんを預けている間に工作をするとか、いろいろな事業を行っておりまして、こちらのほうもかなり利用率は高くなってございます。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 それぞれありがとうございます。

 今お聞きしたのは、やはり、スタジオなどは平日に児童館等にお邪魔しますと、昼間はさすがに、御指摘あったように稼働率2割ということで、あいているときも多いように思いましたし、学童クラブはやむを得ませんが、工作展示室もイベント等があるときはかなり盛況なんですけれども、結構、がらんとしているなと思うようなときもありましたので、時間帯すべて埋めていくというのは、なかなか難しい専門施設だとは思いますけれども、スタジオのほうなどは、場合によっては大人が使うというようなこととかも含めて、全体的な稼働率ですとか、児童館という名前ではありますけれども、利用者数を伸ばしていくような方法というのも考えていいのではないかというふうに思いましたので、お尋ねをいたしました。

 いずれにしましても、新施設は、区民の期待は大きいというふうに考えてございますので、ぜひとも万全を期していただければと思います。

 終わります。

○鈴木(久)副委員長
 理事者報告に対する質疑は終了いたしました。

 次に、議題に入ります。

 議題1、福祉及び保健の調査について質問はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 ありませんね。継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 さようさせていただきます。

 次に、75歳以上の医療費の無料化を求める請願の審査について、質問はございますか。

○木村委員
 本請願に対する12月の委員会における鈴木幸子委員長の発言を踏まえ、意見を述べさせていただきます。

 高齢者の医療費の窓口負担については、後期高齢者医療制度が平成25年度に新たな制度に移行することとされており、国は、その新たな制度の具体的なあり方についての検討を行うために設置した高齢者医療制度改革会議が平成22年12月20日に最終取りまとめを示したのを受け、検討しております。その中で、医療費の窓口負担についても検討されており、この検討の推移を見定めながら判断すべきだと考えます。

 よって、現時点におきましては、本請願は引き続き継続審査とすることが適当と考えますので、よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。

○鈴木(久)副委員長
 ほかにございますか。

○小栗委員
 この75歳以上の医療費の無料化を求める請願については、東京では、日の出町ではもうやっているということで、ぜひ東京都に意見書を上げてくださいという趣旨の請願でした。かつて、東京都でも高齢者の医療費の無料化の制度を東京都が始めて、それが全国に広がって国の制度になったということもありますし、ぜひ東京都が率先して医療費無料化の制度を実施していくことが大切だと思いますので、私はこの請願をぜひ採択していただけるようにお諮りいただきたいというふうに思います。

○鈴木(久)副委員長
 ほかにありますか。

 ただいま本請願の審査におきまして、木村委員からは継続審査、小栗委員からは採択との異なる意見が出されました。

 議事進行上、まず本請願について、採決をするか否かについてお諮りをいたしたいと存じますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 それでは、お諮りをいたします。

 本請願について、採決することに賛成の方は御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○鈴木(久)副委員長
 起立少数と認めます。——御着席を願います。

 よって、本請願を採決することにつきましては否決されました。継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 そのようにさせていただきます。

 次に、最低保障年金制度の創設と公的年金等控除・老年者控除の復活を求める請願の審査について、質問はございますか。

○木村委員
 本請願につきましても、12月の委員長発言を踏まえ、意見を述べさせていただきます。

 全国市長会から、将来に向けて持続可能な年金制度を構築するため、そのあり方について、最低保障年金を含め国民的な議論を行い、適切な見直しを行うことなど、国民年金に関する要望を行っております。国においても、4月をめどに年金を含む社会保障制度の改革案を取りまとめるとの報道もあります。また、公的年金等控除などについては国の税制の問題であり、今後、国におけるこれらの検討の推移を見定めながら判断すべきと考えます。

 よって、現時点におきましては、本請願は引き続き継続審査とすることが適当と考えますので、よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。

○鈴木(久)副委員長
 ほかにございますか。

○小栗委員
 今、前委員の方からお話ありましたけれども、4月をめどに国のほうでもいろいろ考えるという時期ですから、それならば、なおさらのこと最低保障年金制度を実現するように国に意見書を上げてくださいというこの請願の趣旨をぜひ生かして、国に対する意見書を上げられるように本委員会で採決をし、採択をしていただきたい。

 継続ということですけれども、実質的にはこの委員会が最後ですし、改選時期でもありますので、付託を受けたこの委員会できちんと結論を出すということで採決をするようにぜひお諮りいただきたいと思います。

○鈴木(久)副委員長
 ただいま本請願の審査におきまして、木村委員からは継続審査、小栗委員からは採決との意見が出されました。

 議事進行上、まず本請願について、採決するか否かについてお諮りしたいと存じますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 異議がないということで、それでは、お諮りいたします。

 本請願について、採決することに賛成の方は御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○鈴木(久)副委員長
 起立少数と認めます。——御着席を願います。

 よって、本請願を採決することにつきましては否決されました。継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 さよう決定させていただきます。

 次に、第一回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、いかがいたしましょうか。

〔「正副委員長一任」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木(久)副委員長
 さようさせていただきます。

 ほかに何かありますか。

 ないようですので、これをもって閉会といたします。

 御苦労さまでした。

(午後3時15分 閉会)

お問い合わせ先
区議会議会局調査係
電話 03-3546-5559

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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