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平成23年第三回定例会会議録(第1日 9月15日)

1.会期

三十三日(第一日)

九月十五日(木曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後三時四分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 加藤 博司議員

二番 瓜生 正高議員

三番 富永 一議員

四番 染谷 眞人議員

五番 木村 克一議員

六番 堀田 弥生議員

七番 青木 かの議員

八番 河井 志帆議員

九番 奥村 暁子議員

十番 小栗 智恵子議員

十一番 石島 秀起議員

十二番 礒野 忠議員

十三番 増渕 一孝議員

十四番 中嶋 ひろあき議員

十五番 墨谷 浩一議員

十六番 山本 理恵議員

十七番 田中 耕太郎議員

十八番 渡部 恵子議員

十九番 志村 孝美議員

二十番 石田 英朗議員

二十一番 鈴木 久雄議員

二十二番 高橋 伸治議員

二十三番 今野 弘美議員

二十四番 原田 賢一議員

二十五番 押田 まり子議員

二十六番 植原 恭子議員

二十七番 田中 広一議員

二十八番 中島 賢治議員

二十九番 渡部 博年議員

三十番 守本 利雄議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 小泉 典久君

副区長 吉田 不曇君(都市整備部長事務取扱)

教育長 齊藤 進君

企画部長 斎藤 裕文君

総務部長 島田 勝敏君

防災危機管理室長 平沢 康裕君

区民部長 齋藤弘君

福祉保健部長 平林 治樹君

高齢者施策推進室長 小倉草君

保健所長 東海林 文夫君

環境土木部長 宮本 恭介君

会計管理者 田野 則雄君

教育委員会事務局次長 新治満君

監査事務局長 坂田 直昭君

企画財政課長 黒川眞君

広報課長 信坂 留吉君

総務課長 中島 佳久君

5.議会局出席職員

議会局長 田中武君

庶務係長 渡辺 忠之君

議事係長 横山 信一君

調査係長 金田 敏明君

書記 長田 基道君

6.議事日程

日程第一
会議録署名議員の指名

日程第二
会期の決定

日程第三
諸般の報告

日程第四
委員会の中間報告

日程第五
請願第三号の一 区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、全区立学校に関すること

 (区民文教委員会付託分)

日程第六
請願第三号の二 区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、区内全保育所に関すること

 (福祉保健委員会付託分)

日程第七
請願第一号 「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願

 (環境建設委員会付託分)

日程第八
請願第二号 月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願

 (環境建設委員会付託分)


午後二時 開会

○議長(石田英朗議員)
 ただいまより、平成二十三年第三回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は三十名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(石田英朗議員)
 日程第一、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 十番小栗智恵子議員並びに二十三番今野弘美議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第二、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る十月十七日までの三十三日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を三十三日間とすることに決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第三、「諸般の報告」を行います。

〔田中議会局長朗読〕


 一、区議会定例会の招集の通知について 

 二、議案の送付について

 三、議場出席者の変更について(区長部局)

 四、議場出席者の変更について(教育委員会)

 五、議場出席者の変更について(監査事務局)

 六、議場出席者の変更について(区長部局)

 七、委員会報告書(区民文教委員会)

 八、委員会報告書(福祉保健委員会)

 九、委員会報告書(環境建設委員会)

 十、委員会報告書(環境建設委員会)

十一、人権擁護委員の候補者の推薦について

十二、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について

十三、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく書類の提出について

十四、健全化判断比率の報告について


○議長(石田英朗議員)
 報告を終わります。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第四、「委員会の中間報告」を受けます。

 まず、増渕企画総務委員会委員長。

十三番 増渕一孝議員登壇

○十三番(増渕一孝議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月十三日及び九月一日両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十三日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、日本橋船着場及び株式会社三越銀座店の防災倉庫に赴き、施設概要等について、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、理事者より、平成二十二年度個別外部監査における指摘事項及び意見に対する措置状況について、中央区業務継続計画(地震編)の策定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月一日の委員会におきましては、理事者より、「労働スクエア東京」跡地複合施設整備の基本コンセプト及び今後のスケジュールについて、平成二十三年度都区財政調整の概要(二十三区分・中央区分)について、豊洲新市場整備計画の経過について、平成二十三年第三回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、宇佐美臨海テニス場跡地の伊東市への売払いについて、日本橋プラザ株式会社の運営状況について、寄附金税額控除の適用下限額の引下げ等について、中央区地域防災フェアの実施結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの増渕企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、鈴木区民文教委員会委員長。

二十一番 鈴木久雄議員登壇

○二十一番(鈴木久雄議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」及び「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、全区立学校に関すること」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月十五日、七月二十五日及び九月二日の三回にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十五日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、銀座地区における東京ユビキタス計画・銀座の取り組み(銀座通連合会)、三越銀座店及び東京都立晴海総合高等学校に赴き、概要について説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、前期定例会において本委員会に新たに付託を受けました「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、全区立学校に関すること」について審査を開始し、紹介議員より趣旨説明を受け、審議並びに審査を行いました。本請願につきましては、慎重に審査を進める必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、理事者より、中央区観光振興ビジョンの策定について、中央区内共通買物券について、中央会館「銀座ブロッサム」のトイレ設備等改修工事について、特認校における受入れ上限数の変更について、「子ども環境サミット二○一一」の実施結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、七月二十五日開会の委員会におきましては、福祉保健委員会と合同で開会し、国際医療福祉大学 鈴木元教授を参考人として招致し、「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願」について審査を行いました。

 まず、参考人より「福島原発事故とその放射線学的影響の大きさ」について説明を受け、質疑を行い、続いて、理事者に対する質疑を行い、その後に再開した本委員会において、本請願のうち、全区立学校に関することについて審査を終了し、趣旨採択すべきものと決しました。

 なお、審査経過につきましては、後刻、日程上程の際、御報告するものといたします。

 続いて、九月二日開会の委員会におきましては、理事者より、区民施設等の指定管理者の評価結果について、区民健康村「ヴィラ本栖」の敷地の一部売却について、「中央区まるごとミュージアム二○一一」の実施について、中央区スポーツ振興審議会の名称等の変更について、中央区内共通飲食券事業について、第五十九回中央区観光商業まつりの実施について、財団法人中央区勤労者サービス公社の運営状況について、中央区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償における介護補償の限度額等の改定について、小学校特認校制度に関するアンケート調査結果について、平成二十四年度から使用する中学校教科書の採択について、メンタティーチャーの設置について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 次に、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの鈴木区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、中島福祉保健委員会委員長。

二十八番 中島賢治議員登壇

○二十八番(中島賢治議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」及び「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、区内全保育所に関すること」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます

 本委員会は、去る七月十四日、七月二十五日及び九月六日の三回にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十四日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、人形町保育園、グループホーム人形町及び特別養護老人ホーム「マイホームはるみ」に赴き、施設の概要等の説明を受け、運営状況について、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、前期定例会において本委員会に新たに付託を受けました「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、区内全保育所に関すること」について審査を開始し、紹介議員より趣旨説明を受け、質疑並びに審査を行いました。本請願につきましては、慎重に審査を進める必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、理事者より、障害児一時預かり事業の実施について、熱中症予防対策について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、七月二十五日開会の委員会におきましては、区民文教委員会と合同で開会し、国際医療福祉大学 鈴木元教授を参考人として招致し、「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願」について審査を行いました。

 まず、参考人より「福島原発事故とその放射線学的影響の大きさ」について説明を受け、質疑を行い、続いて、理事者に対する質疑を行い、その後に再開した本委員会において、本請願のうち、区内全保育所に関することについて審査を終了し、趣旨採択すべきものと決しました。

 なお、審査経過につきましては、後刻、日程上程の際、御報告するものといたします。

 続いて、九月六日開会の委員会におきましては、理事者より、災害弔慰金の支給範囲の拡大について、社会福祉法人中央区社会福祉協議会の運営状況について、学童クラブ指導時間拡大等サービスの拡充について、晴海児童館等複合施設の設置及び指定管理者候補事業者の公募について、小規模特別養護老人ホームの整備及び運営事業者の公募について、公益社団法人中央区シルバー人材センターの運営状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 次に、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの中島福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、礒野環境建設委員会委員長。

十二番 礒野 忠議員登壇

○十二番(礒野 忠議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」及び「「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願」、「月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願」の調査並びに審査経過及び地下鉄建設五区協議会の活動状況につきまして御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る七月十九日及び九月七日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月十九日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、清水建設技術研究所及び東京都建設局水門管理センターに赴き、施設及び事業の概要について説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、前期定例会において本委員会に新たに付託を受けました「「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願」、「月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願」について審査を開始し、それぞれ紹介議員より趣旨説明を受け、質疑並びに審査を行いました。いずれの請願につきましても慎重に審査を進める必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、理事者より、平成二十二年度大気中のアスベスト濃度調査結果について、平成二十二年度ダイオキシン類の調査結果について、日本橋船着場を発着する定期船の就航予定について、「中央区子ども環境サミット二○一一」の実施結果について、まちづくり協議会の報告について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月七日開会の委員会におきましては、七月二十日に開会された地下鉄建設促進五区協議会総会の御報告を申し上げました。

 その内容は、前年度の活動状況等の報告を受けた後、それを了承し、今後の活動方針について協議を行うとともに、意見交換を行ったところであります。

 続いて、理事者より、温浴プラザの指定管理者の評価結果について、下水道工事に伴う区道の一部通行止め期間の延長について、環境マネジメントシステムの取り組みについて、平成二十二年度中央区役所温室効果ガス排出量等について、黎明橋公園の整備案について、平成二十二年度ごみ量、資源回収量等について、清掃事業に係る車両交通事故の損害賠償について、まちづくり協議会の報告について、建築物の耐震診断助成等の件数について、特定緊急輸送道路沿道建築物に対する耐震診断等助成について、一般財団法人中央区都市整備公社の運営状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 次に、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 また、「「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願」及び「月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願」につきましては、いずれも審査を終了し、不採択にすべきものと決しました。

 なお、審査経過につきましては、後刻、日程上程の際、御報告するものといたします。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの礒野環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、押田築地市場等街づくり対策特別委員会委員長。

二十五番 押田まり子議員登壇

○二十五番(押田まり子議員)
 ただいまより、築地市場等街づくり対策特別委員会に付託を受けました「築地市場問題及び東京駅周辺等地域整備に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る七月二十一日及び九月八日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月二十一日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、築地場外市場及びNPO法人「築地食のまちづくり協議会」に赴き、施設の概要及び活動について説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、議題の審査を行いましたが、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月八日開会の委員会におきましては、理事者より、豊洲新市場整備計画の経過について、まちづくり協議会の報告について、築地場外市場被災地復興支援事業について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの押田築地市場等街づくり対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、小栗地域活性化対策特別委員会委員長。

十番 小栗智恵子議員登壇

○十番(小栗智恵子議員)
 ただいまより、地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る七月二十日及び九月九日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月二十日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、産業会館及び日本橋公会堂に赴き、施設概要等について、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、議題の審査に入り、理事者より、中央区観光振興ビジョンの策定について、中央区内共通買物券について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月九日開会の委員会におきましては、理事者より、区民施設等の指定管理者の評価結果について、「中央区まるごとミュージアム二○一一」の実施について、中央区内共通飲食券事業について、第五十九回中央区観光商業まつりの実施について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの小栗地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、田中少子高齢化対策特別委員会委員長。

十七番 田中耕太郎議員登壇

○十七番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、少子高齢化対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る七月二十二日及び九月十二日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月二十二日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、人形町保育園、グループホーム人形町及びマイホームはるみに赴き、施設及び事業の概要について説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、議題の審査に入り、理事者より、障害児一時預かり事業の実施について、熱中症予防対策について、特認校における受入れ上限数の変更について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月十二日開会の委員会におきましては、理事者より、学童クラブの指導時間拡大等サービスの拡充について、晴海児童館等複合施設の設置及び指定管理者候補事業者の公募について、小規模特別養護老人ホームの整備及び運営事業者の公募について、小学校特認校制度に関するアンケート調査結果について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの田中少子高齢化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、木村防災等安全対策特別委員会委員長。

五番 木村克一議員登壇

○五番(木村克一議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る七月二十六日及び九月十三日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、七月二十六日開会の委員会におきましては、付託事件の調査の一環として、基幹的広域防災拠点有明の丘地区に赴き、施設及び事業の概要について説明を受け、つぶさに視察してまいりました。

 当日は、視察に先立ち、議題の審査に入り、理事者より、中央区業務継続計画(地震編)の策定について、熱中症予防対策について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、九月十三日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区地域防災フェアの実施結果について、特定緊急輸送道路沿道建築物に対する耐震診断等助成について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの木村防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔田中議会局長朗読〕


日程第五

 請願第三号の一 区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、全区立学校に関すること

 (区民文教委員会付託分)


○議長(石田英朗議員)
 本請願について、鈴木区民文教委員会委員長の報告を願います。

〔二十一番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十一番(鈴木久雄議員)
 ただいま上程されました請願第三号の一「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、全区立学校に関すること」について、区民文教委員会における審査経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成二十三年第二回定例会において、本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「三月十一日の東日本大震災に起因して発生した東京電力福島第一原子力発電所の深刻な原子力事故により、多量の放射性物質が外部環境に放出されており、食物などから体内に取り込まれる内部被曝については、今後重大な健康被害を起こす危険性があることから、保育所及び学校における給食の安全性に万全を期していただくとともに、未曾有の原子力災害に対する緊急対応として、給食に使用する食材の産地情報を早期に開示し、また、食材の安全性を担保するために放射性物質の測定を実施し、さらに、給食への不安を払拭できない家庭に柔軟に対応し、給食と弁当の選択制を導入していただきたい」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、七月二十五日開会の委員会におきましては、福祉保健委員会と合同で開会し、国際医療福祉大学 鈴木元教授を参考人として招致し、「福島原発事故とその放射線学的影響の大きさ」について説明を受け、質疑を行い、続いて、理事者に対する質疑を行い、その後に再開した本委員会におきまして、委員から、次のような発言がなされました。

 「本請願について、その趣旨を了とし、趣旨採択とすることをお諮り願います。

 その理由を述べます。請願の趣旨にあるように、今回の東京電力福島第一原子力発電所の深刻な原子力事故は、現在も予断を許さず、健康被害への影響が特に大きいとされる乳幼児、児童・生徒への放射線被害の懸念や保育所、学校施設における給食の安全性に万全を期すことについては、まさにその思いを同じくするものであります。

 しかしながら、請願事項一、給食食材の産地等情報開示については、既に区立学校の給食食材について、区のホームページで産地情報を公表されているところであります。

 次に、請願事項二、安全な給食食材の使用と放射性物質の測定については、食品流通の安全性の確保は、国及び都道府県において万全を期すものであります。区市町村において日々、十五品目以上に及ぶ給食食材のすべてを事前に検査することは現実的でなく、食材の一部のサンプル検査では保護者の不安を払拭できるものではありません。

 請願事項三、給食・弁当の選択制の導入については、学校給食は単に栄養の摂取による健康の保持・増進を図るのみならず、学校生活を豊かにし、明るい社会性及び協同の精神を養うこと、望ましい食習慣を養うこと、食料の生産・流通及び消費について正しい理解に導くことなど、多様な学校教育の一環として実施されているものであることから、給食か弁当かとの選択制には、なじまないものであります。

 以上、個々の請願事項には意を同じくすることができないところですが、次の意見を付すことにより中央区議会の意思を明確にし、趣旨採択とすることが適当であると考えます。

 以下、意見を申し述べます。

 一、今回の東京電力福島第一原子力発電所の放射能事故については、年齢の低い者ほど、その影響を受けるおそれがあり、その影響が長期間にわたるとされていることから、乳幼児、児童・生徒の保護者の不安に対して真摯に対応すること。

 二、放射線問題については、今後の変化にも迅速に対応した、区民にわかりやすい情報提供を行うこと。また、国や関係都県の公表する情報についても、区の責任において一元的な情報提供に努めること。

 三、食品流通における安全性の確保は、基本的に国及び都道府県の責務である。国及び都道府県と区市町村との食品流通の安全性についての連携がとれていない現状においては、各区市町村が個々に給食食材の放射線量測定を行うことは、必ずしも合理的ではないと考えます。また、給食食材は日々十五品目から二十品目程度使用されているものであり、これらすべてを事前に検査することは現実的でないと考えます。さらに、食材の一部についてサンプル検査を行うことが児童・生徒の安全確保に直接に結びつくものではないことから、食材の放射線量測定については慎重に対応されたいこと。

 四、学校給食は、単に栄養の摂取による健康の保持・増進を図るのみならず、学校生活を豊かにし、明るい社会性及び協同の精神を養うこと、望ましい食生活を養うこと、食料の生産・流通及び消費について正しい理解に導くことなど、多様な学校教育の一環として実施されているものであり、使用されている食材は安全なものと認められることから、弁当持参と給食との選択制を導入することは適当でないと考えます。なお、保護者や児童・生徒の食材に対する不安が払拭されない場合には、弁当持参についても配慮すること。

 五、給食の安全性についての具体的な内容や食育の重要性等について、ホームページなど区の広報媒体で十分な説明、周知に努めるとともに、保護者に対する説明会を開催するなど、学校給食への理解が深まるよう取り組みを充実すること。

 以上、お諮りをいただくようお願いいたします。」

 委員からの発言後、採決したところ、趣旨採択すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、趣旨採択であります。本請願を趣旨採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(石田英朗議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第五、請願第三号の一については趣旨採択することに決定いたしました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔田中議会局長朗読〕


日程第六

 請願第三号の二 区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、区内全保育所に関すること

 (福祉保健委員会付託分)


○議長(石田英朗議員)
 本請願について、中島福祉保健委員会委員長の報告を願います。

〔二十八番 中島賢治議員登壇〕

○二十八番(中島賢治議員)
 ただいま上程されました請願第三号の二「区内全保育所・全区立学校における給食の安全に関する請願のうち、区内全保育所に関すること」について、福祉保健委員会における審査経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成二十三年第二回定例会において、本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「三月十一日の東日本大震災に起因して発生した東京電力福島第一原子力発電所の深刻な原子力事故により、多量の放射性物質が外部環境に放出されており、食物などから体内に取り込まれる内部被曝については、今後重大な健康被害を起こす危険性があることから、保育所及び学校における給食の安全性に万全を期していただくとともに、未曾有の原子力災害に対する緊急対応として、給食に使用する食材の産地情報を早期に開示し、また、食材の安全性を担保するために放射性物質の測定を実施し、さらに、給食への不安を払拭できない家庭に柔軟に対応し、給食と弁当の選択制を導入していただきたい」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、七月二十五日開会の委員会におきましては、区民文教委員会と合同で開会し、国際医療福祉大学 鈴木元教授を参考人として招致し、「福島原発事故とその放射線学的影響の大きさ」について説明を受け、質疑を行い、続いて、理事者に対する質疑を行い、その後に再開した本委員会におきまして、委員から、次のような発言がなされました。

 「本請願については、その趣旨を了とし、趣旨採択とすることをお諮り願います。

 その理由を述べます。請願の趣旨にあるように、今回の東京電力福島第一原子力発電所の深刻な原子力事故は、現在も予断を許さず、健康への被害の影響が特に大きいとされる乳幼児、児童・生徒への放射性被害の懸念や保育所、学校施設における給食の安全性に万全を期することについては、まさにその思いを同じくするものであります。

 しかしながら、請願事項一、給食食材の産地等情報開示については、既に保育園では、各保育園において給食食材の産地情報が公表されております。

 次に、請願事項二、安全な給食食材の使用と放射性物質の測定については、食品流通の安全性の確保は、国及び都道府県において万全を期するべきものであり、区市町村において日々、十五品目以上に及ぶ給食食材のすべてを事前に検査することは、現時点において現実的でなく、また、食材の一部サンプル検査では保護者の不安を払拭できるものではありません。

 請願事項三、給食・弁当の選択制の導入については、給食は単に栄養補給のためだけではなく、望ましい食習慣を養うことなど、多様な保育の一環として実施されるものであることから、給食か弁当かとの選択制にはなじまないものであります。

 以上、個々の請願事項には意を同じくすることができないところですが、次の意見を付すことにより中央区議会の意思を明確にし、趣旨採択することが適当であると考えます。

 以下、意見を申し上げます。

 今回の東京電力福島第一原子力発電所の放射能事故については、年齢の低い者ほど、その影響を受けるおそれがあり、その影響が長期間にわたるとされていることから、乳幼児、児童・生徒の保護者の不安に対して真摯に対応すること。

 放射線問題については、今後の変化にも迅速に対応した、区民にわかりやすい情報提供を行うこと。また、国や関係都県の公表する情報についても、区の責任において一元的な情報提供に努めること。

 食品流通における安全性の確保は、基本的に国及び都道府県の責務である。国及び都道府県と区市町村との食品流通の安全性についての連携がとれていない現状においては、各区市町村が個々に給食食材の放射線測定を行うことは、必ずしも合理的でないと考えます。また、給食食材は日々、十五品目から二十品目程度使用されているものであり、これらすべてを事前に検査することは現実的でないと考えます。さらに、食材の一部についてサンプル検査を行うことは乳幼児の安全確保に直接結びつくものではないことから、食材の放射線量測定については慎重に対応されたいこと。

 保育園給食は、栄養補給の側面だけではなく、栄養バランスや望ましい食習慣など、食育としての保育の中に位置づけ、実施されているものであり、使用されている食材は安全なものと認められていることから、弁当持参と給食との選択制を導入することは適当でないと考えます。保護者の食材に対する不安が払拭されない場合には、弁当持参についても配慮すること。

 給食の安全性についての具体的な内容や食育の重要性などについて、ホームページなど区の広報媒体で十分な周知に努めるとともに、保護者に対する説明会を開催するなど、保育園給食への理解が深まるよう取り組みを充実すること。

 以上、お諮りいただきますようお願いいたします。」

 委員からの発言後、採決したところ、趣旨採択すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、趣旨採択であります。本請願を趣旨採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(石田英朗議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、請願第三号の二については趣旨採択することに決定いたしました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔田中議会局長朗読〕


日程第七

 請願第一号 「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願

 (環境建設委員会付託分)


○議長(石田英朗議員)
 本請願について、礒野環境建設委員会委員長の報告を願います。

〔十二番 礒野 忠議員登壇〕

○十二番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました請願第一号「「月島三丁目児童遊園スーパー堤防化工事」の情報開示及び計画見直しを求める請願」について、環境建設委員会における審査経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成二十三年第二回定例会において、本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「スーパー堤防化により、児童遊園の面積縮小や安全性・利便性の変化が生じ、周辺住民の住環境に大きな影響があることが明らかであるにもかかわらず、十分な説明がないまま工事が進捗していることから、積極的な情報開示と具体的な改善策を強く要望する」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、九月七日開会の委員会におきまして、委員から、既存の直立護岸と比較したスーパー堤防化の安全性については、平成十八年度から十四回にわたり説明会を開催しており、また、スロープの設置やプライバシーへの配慮についても、今後協議をしていくことから、区は十分な対応をしているとして、本請願の審査を終了し、不採択とする採決をすべきとの発言がありました。

 一方、客観的なデータに基づく安全性の説明など請願者が求める情報開示は、いまだ不十分であり、また、スーパー堤防化の問題点に対する改善策については、今後の協議となることから、本請願の審議時間は不十分であるが、長年行政と話し合いを続けてきた請願者の願意を実現するべきであるとして、採択とする採決をすべきとの発言がありました。

 また、本請願はスーパー堤防化自体について反対する請願ではないが、区が実施する事業は、本請願が求める徹底した情報開示と住民合意により進められるべきものであることから、継続審査にすべきとする発言がありました。

 以上のとおり、不採択、採択及び継続審査との異なる意見があったことから、まず、継続審査すべきか否かについてお諮りしたところ、継続審査しないことと決定いたしましたので、審査を終了し、採決することと決しました。

 次に、本請願について採決したところ、不採択すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、不採択であります。採決に当たっては可を諮る原則がありますので、採択することについてお諮りします。本請願を採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(石田英朗議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、請願第一号は不採択することに決定いたしました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

〔田中議会局長朗読〕


日程第八

 請願第二号 月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願

 (環境建設委員会付託分)


○議長(石田英朗議員)
 本請願について、礒野環境建設委員会委員長の報告を願います。

〔十二番 礒野 忠議員登壇〕

○十二番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました請願第二号「月島一丁目3、4、5番地区市街地再開発事業の手続き中断を求める請願」について、環境建設委員会における審査経過並びに結果につきまして、御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成二十三年第二回定例会において、本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「平成二十年度第二回都市計画審議会における附帯意見は、周辺住民との話し合い不足であることを認め、指導、調整、報告など三点の是正を区に課したものであることから、附帯意見の履行が確認されるまで、本事業の手続きを中断するとともに、区議会は附帯意見に示された区の履行すべき事項の経緯を検証して必要な是正を行うべきである」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、九月七日開会の委員会におきまして、委員から、区は再開発組合に適切な指導、調整を行っており、附帯意見を踏まえた具体的な改善を行っている。また、認可申請も進み、地域住民への説明も継続的に行われ、さらに、今後、都市計画審議会への報告を行うなど、十分に対応されていることから、本請願の審査を終了し、不採択とする採決をすべきとの発言がありました。

 一方、附帯意見は、まちづくりの推進と良好なコミュニティ形成のため、積極的に地域の意見調整を図ることを区に求めているが、事業主体である組合に対する指導が不十分であり、住民側と組合との間で合意形成ができていないとして、採択とする採決をするべきとの発言がありました。

 また、全委員で現地視察を実施し、状況を確認した上で結論を出すべきであるとして、継続審査にすべきとの発言がありました。

 以上のとおり、不採択、採択及び継続審査との異なる意見があったことから、まず、継続審査すべきか否かについてお諮りしたところ、継続審査しないことと決定いたしましたので、審査を終了し、採決することと決しました。

 採決するに当たり、小栗委員から、次のような意見がなされました。

 「私は、継続審査、みんなで現場も、よく視察してからやるべきだと考え、継続審査を主張しましたが、残念ながら採決するということになったので、意見を述べたいと思います。

 この請願の願意は、周辺住民の意見をきちんと把握してほしい、地域住民の利益になる計画にしてほしいということ、そして区が意見調整の役割をきちんと果たしてほしいということ、そして高さや延べ床面積などで計画をきちんと改善してほしいと、そういう内容です。

 再開発事業というのは、当該の街区だけでなく、まちづくりにも大きな影響を与えるわけですから、徹底した情報公開と合意形成を図りながら進めることが重要だというふうに考えます。計画段階では、まだまとまっていないから非公開だし、話し合いもできないと。公開された時点では、決まったことなので大きな変更はできないと。そういうようなことでは、よいまちづくりはできないのではないかというふうに思います。

 私は、この審議した都市計画審議会のときにも述べましたけれども、この地域は木造が八割を占めるという地域の状況もあり、また病院の機能の更新、同意している地権者の方々の思い、こういうことは理解できますけれども、まちづくりの合意形成に向けた取り組みが十分に行われてこなかった。また、地域の中にさまざまな亀裂を生み出している、そういう経緯もあることですし、周辺の環境への影響も大きいということで、このままの計画で進めることは問題だと指摘をして反対をいたしましたが、今の時点でもその思いは変わりません。

 そういうことで、前の○八年の段階で出された請願について、区長も、話し合えばその中から、おのずと真理が出てくるだろう、私の姿勢としては、まさに議論を尽くせば、その中から真理が出てくる、これをモットーにしている、これからもそういう姿勢を貫いてまいりたいという御答弁がありました。この立場に立ってよく議論し、合意形成に向けて、この再開発計画についても考えていくべきだと考えますので、請願の採択に賛成したいと思います。」

 小栗委員からの発言後、本請願について採決したところ、不採択すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、不採択であります。採決に当たっては可を諮る原則がありますので、採択することについてお諮りいたします。本請願を採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(石田英朗議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第八、請願第二号は不採択することに決定いたしました。


○二十三番(今野弘美議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明十六日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明十六日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

午後三時四分 散会


署名議員
議長 石田 英朗
議員 小栗 智恵子
議員 今野 弘美

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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