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平成23年 地域活性化対策特別委員会(9月9日)

1.開会日時

平成23年9月9日(金)

午後1時30分 開会

午後2時25分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 小栗 智恵子

副委員長 中嶋ひろあき

委員 鈴木 久雄

委員 染谷 眞人

委員 富永 一

委員 堀田 弥生

委員 山本 理恵

議長 石田 英朗

4.出席説明員

(11人)

矢田区長

小泉副区長

斎藤企画部長

黒川企画財政課長

齋藤区民部長

町田区民生活課長

濱田地域振興課長

鈴木文化・生涯学習課長

遠藤スポーツ課長

守谷商工観光課長

竹内日本橋特別出張所長

5.議会局職員

田中議会局長

横山議事係長

武藤書記

岡野書記

6.議題

  • 地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること

(午後1時30分 開会)

○小栗委員長
 ただいまより、地域活性化対策特別委員会を開会いたします。

 本日、理事者報告の関係で区民生活課長、文化・生涯学習課長、スポーツ課長及び日本橋特別出張所長が出席しますので、御了承願います。

 議題の審査に入りますが、質疑につきましては、既に御承知のとおり理事者報告に対する質問とあわせて行いますので、よろしくお願いします。

 初めに、理事者報告をお願いします。

○齋籐区民部長

 1 区民施設等の指定管理者の評価結果について(資料1)

 2 「中央区まるごとミュージアム2011」の実施について(資料2)

 3 中央区内共通飲食券事業について(資料3)

 4 第59回中央区観光商業まつりの実施について(資料4)

以上4件報告

○小栗委員長
 理事者報告が終わりました。

 発言の持ち時間制につきましては既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時42分です。自民党さん80分、公明党さん35分、みんなの党さん35分、日本共産党さん35分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言を願います。

○染谷委員
 私からは、資料1、2、4についてお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。

 まず、資料1の施設の指定管理者の評価結果の中において、別紙の真ん中あたりにある区によるアンケート結果がありますが、この回収する方法です。私も認識がなかったんですが、施設に書くはがきが置いてあるのか、何か用紙があって記載するのか、その辺、お尋ねしたいと思います。今、結構インターネットとかで電子ネットでアンケートなんかを取り入れているところも民間企業ではございますけれども、効率的で、もしも中に併用するとか、何か検討されたらいいかなと思います。特に、区民の利用に当たって生の声がもう少し反映できればというふうに感じております。

 続きまして、次のまるごとミュージアム、資料2のほうに移らせていただきます。

 今回4回目ということで、前年どおり参加者の方が多分ふえていらっしゃるんだと私は思うんですけれども、特に今回、乗船とか乗り物を利用することが多々あるかと思いますけれども、これは大体どのくらいの利用率なのか、もしも、おわかりであればお知らせいただきたいと思います。

 また、全体的なことなんですけれども、イベントに携わる方の規模はどのくらいの人数の方がいらっしゃるのか、概算で結構でございますので、おわかりであれば教えていただけないかなというふうに考えます。

 要望としては、この内容を見ますと、文化・芸術にかかわることで大変魅力的で、すばらしいと私も感じます。特に、今回、新規事業の中のトルナーレライブコンサートなんかの新しいプロジェクトがありまして、その中で、今まちで中高生とか何か、高校生なんかはそうですけれども、ライブを発表する機会とか、そういう環境は、これとは、また別に協賛事業といいますか、別の枠で教育委員会か何かでそういうものを開催できれば、子供たちがもっと、2011に、ことしじゃなくて来年とか再来年かかわれる場づくりができれば、子供たちも中央区の芸術・文化のまちに親しむことができるのではないかなと思います。

 特に、先日、体育大会でフォークダンスなんかの発表がありましたように、まちでフォークダンスの発表といいますか、例えば広場とか公園でできるような施策もできればなというふうに感じたり、またファッションショー、中央区は特に和装とか、洋装もそうなんですけれども、今、いろいろな芸術の中で、これも協賛になるかと思いますけれども、何かそういうものを声がけして、中央区として情報を発信できるような文化発祥のところに力を入れていただければ、中央区から元気を発信できるんじゃないかなというふうに感じます。

 特に、今回、開催するに当たって、中央区文化・国際交流振興協会主催となっておりますけれども、例えば外国企業さんとか、また外国人の方が携わっていることがあるかと思いますけれども、もしも国際観光都市を目指されるならば、そういう企業にお声がけするなりして、かかわることができればなというふうに感じております。

 では、次に、資料4の観光商業まつりのほうに移らせていただきます。

 今回59回目ということで結構歴史のある、景気は波風がありますけれども、数年にわたって本当に不安定な経済状況の中でも、私たち商業の中心である中央区がこれから全国に向けて発信するに当たっても、私たち商業の地がしっかりしなければ日本がよい方向に行かないのではないかなというふうに感じております。

 来年60回を迎えるに当たって、例えば一つの提案として、都内の高校、商業高校は9校ございまして、高校生たちに、もしも、そういうイベントといいますか、協賛のところでもそうなんですけれども、商業高校の生徒たちが日本の中心である日本橋、銀座、月島もそうですし、その部分の商店とか会社のほうで、特にただ単なる奉仕活動ではなくて、現金を取り扱えるような協力をいただければ、やはり高校生といえども、もう社会に入る一歩手前ですので、特に日本橋という立地、商業で経験したということがその子供たちにとってすごく影響力があるのではないかなと感じますので、これは要望なんですけれども、ただ、もしも過去にそういうことがあって、何か問題があれば教えていただければありがたいなというふうに感じます。

 特に、日本橋は今回、三越本店の協力のもとで行われることなんですけれども、特に日本橋かいわいというのは、中央区はそうなんですけれども、商売の神様が結構多いんですけれども、ある主婦の方が、何で商業高校には校章に羽のマークが多いんでしょうかと。それはメルクリウスという外国の神様なんですけれども、三越のライオン像は有名だと思うんですけれども、そのライオン像の上あたりに金の銅像があると思うんですが、あちらが商業を呼び込むというんですか、そういう力、求心力があるそうなんです。中央区は名橋日本橋にも神様がいて、信仰の自由がありますので難しいと思いますけれども、やはり中央区というのは、それだけ商業の中心であることをPRする、もともと有名でございますけれども、より以上に力強いメッセージを、そういった意味では、60回を迎えるときの企画の中に、もしも、入れていただければありがたいなというふうに思っております。

 何しろこのイベント、本当にこれだけ長い歴史を乗り越えておりますので、これからもまた中央区が支援できればなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

○町田区民生活課長
 私のほうからは、指定管理者の評価にかかわるアンケートの回収方法についてでございます。

 まず、アンケートにつきましては、各施設とも約2カ月にわたりまして、別紙1の評価項目の5番の利用者の満足度にかかわる項目、(1)から(8)につきましては、施設共通、そして施設によって独自の質問項目、そこに掲げられている項目をとっているところでございます。施設利用者の忌憚のない御意見をお書きいただくということで無記名の方法で共通の項目で利用者のほうに提出をいただいて、集計し、分析をして評価委員会のほうに説明をしているということで、約3,100余りのアンケートの回収の結果という形になっています。

 なお、施設のほうでは評価委員会でかける共通のアンケートとは別に、独自でアンケートもやっているところでございます。

 以上でございます。

○鈴木文化・生涯学習課長
 まるごとミュージアムにつきまして、お答えをさせていただきます。

 実は、昨年は台風が行った後ということもありまして、大変天気が悪うございました。その結果を踏まえてという内容でお聞きいただければと思います。参加者全体としますと、5万4,200人であります。これは天気の関係ということで、前年6万4,000人に比べると大体1万人ぐらい少なかったという結果でございます。

 その中での乗船率、乗車率ということなんですが、昨年からバスにつきましては江戸バスを無料で使えるようにいたしました。その結果の乗車人数なんですが、4,683人、その前年、江戸バスがなかったときは3,556人でありましたので、それに比べればおおむね30%ぐらいふえたというような内容になってございます。

 ただ、船の場合なんですが、こちらは乗船率、ルートとしますと、ことし予定しているものと同じルートでございます。日本橋の周遊ルートにつきましては、乗船率が56.9%、箱崎・晴海ルートにつきましては58.6%、明石町水辺ラインの周遊ルートについては49.1%と、船につきましては、乗船率から見ますと、天気の関係で残念な結果であったかなと思っているところであります。

 スタッフでございます。スタッフの配置体制、昨年は326人、これは区の職員、協会の職員、また運営会社の職員、アルバイト、またボランティア、そういったものを含めた数字でございます。ことしは、これを踏まえて、ちょっと重点を置くところをさらに点検しながら配置を考えてまいりたいと思っているところでございます。

 続きまして、子供のライブというようなお尋ねでありました。

 今回、浜町のトルナーレのライブというのを新しくまちの方が行っているということで、加わったものでございます。今のところ、ことしの中では予定はしてございません。ただ、こうした子供たちのライブということでありますと、区主催ではありませんで、例年3月ぐらいにロータリークラブが行っておりますヤングライブというコンサートもあります。こうした団体、会がこの時期に行われるというようなことが把握できましたら、交渉をしていきたいと考えてございます。

 続きまして、この中でのファッションショーということでありますが、今、委員、和装という点でのお尋ねかと思うんですが、きもの・和・日本橋実行委員会という会がありまして、昨年同様なんですが、日本橋周辺で着物を着てパレード、また集合写真、こういったものを行うイベントをやっていただいているところでございます。ですので、こういったところで行っているということで御理解いただきたいと思います。

 最後なんですが、外国の企業ということなんですが、本区のこうした文化振興、文化の紹介にすごく効果があるということでありましたら、こうした外国企業で行うイベント、そういったものについて、一緒に協力できるところがあるかどうか、さらに研究を進めてまいりたいと思います。

 以上でございます。

○守谷商工観光課長
 観光商業まつりについての御質問でございます。

 委員からの御指摘がありましたとおり、ことしは中央区商店街連合会の60周年記念ということで、観光商業まつりの実行委員会と区商連が協力をいたしまして、日本橋三越の催事場で商店街連合会の加盟のお店を中心に、食品展あるいは物販展というイベントを開催する予定でございます。これは、観光と商業、一致団結して地域の活性化に寄与していこうという企画でございまして、これは既に検討が始まっております来年の第60回の観光商業まつりについても同じようなことが言えるかなと思います。既に実行委員長ですとか、あるいは地域の商店街の方たちと、来年60周年を迎えるに当たって、どんなことをしていこうかという話がぼつぼつ出ておりますけれども、やはり観光の振興と商業の活性化、この2つをあわせたものにしていこうというような方向性は変わらないといったような状況でございます。

 こんな中で、未来の商業活動を担うといいますか、そういった役割を持っております区内の商業高校の生徒さん、こうした皆様が何らかの形で参画できないかどうか、区からも諮って、検討してまいりたいというふうに思っております。

○染谷委員
 いろいろと御回答いただきまして、本当にありがとうございます。

 まず、資料1のアンケートの件数で、3,100枚ということを伺いまして、ただ、インターネットとか電子について、もしも検討する考えがあるようでございましたら、お尋ねしたいと思います。

 先ほどの資料2のミュージアムのほうにつきまして、中央区は観光都市というか、商業等も含めて、これから他区からも注目を浴びているかと思いますので、ますます活発に実施できればというふうに感じております。

○町田区民生活課長
 ただいまのアンケートの回収方法の一つとしてのインターネットなどの方法ということでございますが、これまで私どものほうは直接施設を利用された、その場で声をお聞かせいただくということで回収をさせていただいているというところでございますが、インターネットということになると、また一度帰ってからという形になるわけでございますが、そういう方法についてとれるかどうか、それから、その辺の効用のほうにつきましても、各所管のほうとも、また指定管理者のほうとも定期的に話し合う会もございますので、そちらのほうで検討をしてまいりたいと思っております。

 以上でございます。

○染谷委員
 御回答ありがとうございました。質問を終わります。

○富永委員
 私は、資料3のハッピー食事券について御質問させていただきます。

 最近、きちんとうまくハッピー食事券のことが宣伝されているようで、まちの中でも随分消費者というか、一般区民の方から、「これ、いいね」とか「すごい得じゃん」という声が聞こえるんですけれども、その次に進んで、「じゃあ、どこで使えるんですか」となったときに、物すごくトーンダウンしちゃうんです。ホームページでも見てくださいということでお知らせするんですけれども、いざホームページから出してみると、物すごく見づらい。

 飲食というものはもっと華やかなイメージで、いろいろ今グルメサイトとかたくさんありますし、どこのサイトを見ても、やはりすごく明るい楽しげな雰囲気でつくられているので、まずそういうところからやれば、もうちょっと買う人の気持ちが広がるかなと思うのと同時に、3月11日の震災以降低迷している飲食店の経営についてのバックアップということがあるんですけれども、ではこの食事券が飲食店で使われたときに、その飲食店にどれだけのメリットがあるかということを考えると、ほとんどないんです。私、自分自身も飲食店をやっておりまして、いろいろな仲間とこのハッピー食事券のことを聞くんですけれども、ほとんどの仲間が、「うちは今回登録してないよ」と。

 中央区には、約1万店強の飲食店があり、組合に加盟しているのが2,700店舗。その2,700店舗の中で1,000店舗を目標にされていると思うんですけれども、先ほど説明があったとおり、現在まだ250店に足りていないと。そうすると、中央区の中でのわずか5%ですよね。5%でいいのかな。お店でしか使えない。となると、せっかく中央区がやろうとしている飲食店を使ってのまちの復興とか、そういうことなのに、物すごく小さな規模でしかない。さっき、資料の中で、では240店舗の中でどのようなところに分散されているのかというと、一番固まっているのが八重洲地下街、約61店舗。あそこは、飲食店ではあるんですけれども、普通の地域でもって個人の方がやられているのとは、また違った施設で、そうなってくると、本当に中央区で税金を払いながらやっている飲食店の人たちの復興になるのかなというと、ちょっとまた疑問なんです。

 復興という、その人たちの支援ということでありながら、実際そこで使われたものに対して、では義援金を払ってくださいと。その人たちを支援するのに、その人たちから、また今度支援のお金をくださいというのも、ちょっとおかしいんじゃないかというのが、いろいろな飲食店の仲間から聞かれておるんですけれども、その辺について少し御説明いただけたらと思います。

○守谷商工観光課長
 共通飲食券についてでございます。

 初めに、PRの問題でホームページが地味だという御指摘をいただきました。これにつきましては、限られた予算の中で、今から改善できる点があれば改善を加えていきたいと思います。

 また、加盟店舗についてですけれども、まず1つ、御指摘のとおり加盟店舗が250店弱で少ないということで、こちらにつきましては、改めて組合さんにお願いするということと、もう一つ、各百貨店さんに加盟あるいは関連の飲食店をたくさん抱えている大きな店舗ですとか、あるいは商業施設に区のほうからも個別にコンタクトをとりまして、加盟店をふやすという取り組みをしております。

 また、加盟店の個々の店舗、個人店に行かなければ意味がないじゃないかというお話ですけれども、こちらにつきましても、今持っているツールの中で、再度加盟の単体の方を通じまして、各店舗に何らかの加盟のお願いの手法をとってまいりたいというふうに考えております。

 それから、義援金につきましてですけれども、これもなかなか苦しい中で義援金を出すのは大変だという御意見をいただきまして、当初、実行委員会開催の1回目には一律3%なり5%ということでお願いをする予定でございましたけれども、やはり組合さんによって地域差がございまして、既に震災の影響からある程度立ち直られているところと、依然として苦しいというところがございまして、一律何%ということは、実行委員会としては、とらないという結論になりまして、御協力をいただける範囲で御協力をいただければということでございます。

○富永委員
 ありがとうございます。

 では、割と大きな商業施設とかを重点的にやっていきましょうというのは、これからの限られた時間の中でそれが得策なのかもしれませんし、今からでは小規模の個人店にというのも難しいと思います。

 ただ、せっかく中央区が主になって中央区の飲食という文化をもっと大々的にということがあるのであれば、今後、中央区が主になって、私は日本橋の料飲組合の若手の三四四会という組織に入っていますが、久松料飲組合だったら、その下の若松会というのがあります。それぞれの地域の飲食業組合の若手とかを集めて、区ではこういうようなことを飲食を通じて飲食業界を盛り上げていきたいということをやっているんだということを説明した上で、全員、若手の人たちに参画してもらいながら、これから先何年かかけて、そこでいろいろな顔つなぎをしていけば、共通飲食券に限らず買物券もそうだし、観光商業まつりでも、いろいろなところでそれぞれの地域がやっている人間たちの顔がわかれば、また、いろいろなところで強いつながりを持って、中央区の商業とか文化ということを、その人たちが、自分たちが一生懸命やろうよということで盛り上がっていくと思います。

 こういうことをやったら飲食店にはいいんじゃないかというところでの押しつけではなく、実際の飲食店の人たちがどのようなことを考えているか、それに対して区から、ほかの区に来る人たちはそれにどういうメリットがあるのかということをいろいろな方面から考えながら、こういうような事業を進めていったらいいと思いますので、そういうことも今後検討してみてください。

 これで、私の要望、質問を終わります。ありがとうございました。

○堀田委員
 私からは、議題についてお伺いさせていただきます。

 大江戸まつり盆おどり大会についてお伺いさせていただきます。

 この盆踊り大会は、予算が約4,000万円ついたイベントなんですけれども、今回、1日目が雨のために中止となりました。雨で中止となったために、この4,000万円の予算について何らかの影響が出たのかということを御教示いただければと思います。例えば、1日目だけ出店予定だった町会さんとかもございますし、当然ながら食材を既に調達しておられて、でも全く使えず売上もなかったわけで、例えばその補償をするのかとか、あと月島からの貸し切りバスが予定されていたんですが、それを1日目は中止というんでしょうか、したために、例えばバス会社への補償が生じたのかとか、また、逆に、雨になって中止となったために使わなかった費用があったのかとか、その点を御教示いただければと思います。

 よろしくお願いいたします。

○濱田地域振興課長
 大江戸まつりは、今回、1日目、残念ながら雨になってしまいまして、私どもも大変残念に思っているところなんでございますが、1日目の中止をした時間が開始前ということがございまして、例えば今、委員がおっしゃいましたバスのほうとかは連絡がとれておりますので、その経費につきましてはお支払いすることはないとか、それから例えば出演団体の方につきましても、これは1日目だけの方とか2日間絡む方とか、いろいろいらっしゃるんですけれども、1日目だけの方は、例えば、なしとかという形で、その辺のところは支出しなくて済むといった面はございます。

 一番初めにおっしゃいました縁日コーナーの関係の経費でございますけれども、お忙しい中、地域のPTAの方ですとか町会の方とかに御協力いただいて、当日、縁日コーナーを盛り上げていただけるということで、そういった御協力をいただく中で、やはりその方々には迷惑はかけられないといった観点から、その食材に対します保険に加入をしておりまして、具体的に言いますと、2日間合計で600万円分ぐらいを食材費として予定しておりますので、その分につきましては、中止になった場合には保険会社のほうから補てんがあるといった形で、協力してくださった方々に御迷惑がかからないようにという形の対策をとっております。

 以上でございます。

○堀田委員
 御回答ありがとうございました。

 ということは、出演料とかバス会社への分はお支払いは生じなかったということなので、俗っぽく言いますと浮いたということでございますね。わかりました。

 あと、食材についての保険というのも今初めて私も知りまして、すごくすばらしいなと。そういうふうにちゃんと事前に考えてやっていらしたんだなと、ちょっと感動いたしました。ありがとうございました。

 次に、1日目に公園内で不審者があらわれたということを耳にいたしました。すぐに対応して事なきを得たということでありましたので、大きなことにはなっていなかったとは思うのですが、これについて何か情報をお持ちでしたら、お願いいたします。

○濱田地域振興課長
 大変申しわけございません。私のほうには不審者の情報というのは入っておりませんので、詳細は存じ上げないところでございます。

○堀田委員
 わかりました。では、間違った情報だったのかもしれませんので、失礼いたしました。

 盆踊り大会2日目も、天気には余り恵まれませんでしたけれども、1日目が中止になった分、2日目にたくさんの区民の方にもお越しいただいて本当によかったなと思っております。また、来年以降も無事故の運営をお願いしたいと思います。お願いいたします。

 以上です。

○山本委員
 みんなの党の山本理恵と申します。

 今回の報告事項は、区民文教委員会と重なっている部分もございますが、違う視点で、また再確認の意味を含めて質問させていただきます。

 私のほうから、資料2と3と4についてお聞きいたします。

 まず、資料2について、中央区まるごとミュージアム2011の実施についてお聞かせください。

 ことしで4回目の実施ということで、中央区全域でのイベントでもあります。こちらのほう、ホームページやパンフレット、ポスターなどでさまざまなアピールをされていることと思います。こちらについて、3つお伺いいたします。

 1つ目が、毎年参加者が多く盛り上がることと思いますが、バスや船の運行が混雑を来すという状況はないのでしょうか。今までの現状と課題、改善点をお教えください。

 2つ目に、バスに関して、江戸バスはふだんからバス停がございますが、借り上げバスの場合、停留所についてはどのような工夫をされているのでしょうか。

 3つ目に、イベントの実施内容についてお伺いいたします。

 今回、新たに5つの事業が加わったということで、イベント全体として、前回までと今回までとで何か特徴的に変わった部分などがありましたら、お聞かせください。

 まず、この3つについてお願いいたします。

○鈴木文化・生涯学習課長
 4回目となります、まるごとミュージアムでございます。

 当初から多くのイベントを回っていただきたいという内容で、無料のバス、船を使ってございました。過去3回を踏まえてなんですが、やはりバスが、日曜日ということもあるんですが、若干混乱するところもございます。混乱するところというのは、今、冒頭の説明で何分間隔ということで御説明をさせていただいたんですが、バス停によってはお待ちいただく時間が長くなる、そういったことが生じてございます。ただ、それに対しては、それぞれバスにはスタッフが乗車してございます。バス停にもスタッフがおります。そういったところから、まめに連絡をとりながら、いつ出ました、いつ出ましたというようなことをまめに連絡を本部にもらって、今どのあたりを運行していて、何分ぐらいあいているとか、そのあたりを把握はするようにしております。具体的には、昨年は防災無線を使って行いました。それでも若干乱れるところはありましたので、さらに何か工夫ができないかということを、今、検討というか、進めているところでございます。

 続きまして、バスの停留所でございます。

 停留所につきましては、スタッフがプラカードを立てて案内をする、そういった方式をとってございます。そうしたところでは、事前に使う場所の地権者、お店への案内は確実に行うとともに、そういった設定については、当然、バスの利用者の安全というのを十分注意して設定するようには心がけているところでございます。

 最後、イベントの変更内容ということなんですが、ことしは26のイベントを予定してございます。この中で新規のイベントを5つ予定しているところであります。

 昨年からの変更点としましては、それぞれ改修ですとか、そういった事情でことしはできないということがありまして、今現在ではこういった26のイベントということで予定しているところでございます。

 特徴的なものとしましては、これまで晴海の地域を使ってのイベントを行っていなかったことがありますので、こうしたところも使いながら、バス等々での足の確保も図りながら、区内全域を使っていきたいというところで考えているところでございます。

 以上でございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。

 バス停で防災無線を使って連絡を取り合って、スムーズにバスが運行できるようにという取り組みは、すごくすばらしいと思います。ただ、1日じゅう立っているということなのかどうなのか、交代があるのかわかりませんが、結構スタッフの方も大変なのではないかなと思いました。

 今回、晴海埠頭のほうまでバスを通して、こちらのほうでイベントが2個始まったということですけれども、その中の日本の凧の会、たこ揚げをするということは、都会でマンションの多い中央区でたこ揚げができない子供たちにとって、とてもよい機会かと思われます。

 次に、資料3についてお伺いいたします。

 区内共通飲食券事業について、2点お聞かせください。

 前回の常任委員会での結果から、多少申し込み状況や登録店舗数がふえたということだったんですけれども、申し込み状況に関して、今後どのような努力をするのか。先ほど登録店舗数の拡大についてお聞かせいただいたんですけれども、その申し込み状況について、まずお聞かせください。

 あわせて、今回、申し込み期間が非常に短かったと思うんですけれども、この辺は何かあるんでしょうか。

 あと、2つ目に、1人当たりの購入限度額なんですけれども、こちらが5万円となっております。これは1回当たりのという意味でしょうか。こちらのほう、お願いいたします。

○守谷商工観光課長
 まず、個人の購入に向けた努力ということでございます。

 こちらにつきましては、10月9日に、今、特別販売日を計画してございまして、区役所と両特別出張所で、日曜日になりますけれども、一般の方に買っていただくということで進めてございます。こちらについては、区のおしらせ、9月21日号と10月1日号の2回、あとインターネット、その他、マスコミ等にもプレスリリースを流しまして周知を図っていこうというふうに考えてございます。

 また、今回、申し込み期間が8月31日までで短かったということでございますけれども、6月補正の事業ということもありまして、一応8月末で締め切ったものをパンチ入力、データ処理をいたしまして、おおむね9月の中ごろ、15日ごろまでに発送のデータを確定いたしまして、それが終わった後の9月の3週目に当せんのはがきを送らせていただきまして、10月から交換という計画でございます。

 また、限度額の1人5万円ということでございますけれども、今回の追加販売につきましては、限度額、1回を外しまして、お並びいただいて、1人でたくさん買われても、後でお並びの方が買えないという状況が生じますので、1回5万円を買った後に、もう一度お並びいただければ2回目も3回目も買えるということで、そういった形で限度額については外していこうというふうに考えてございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。

 今、6月補正とおっしゃったんですが、これは9月補正かなと私は思っていたんですけれども、ごめんなさい。確認のほうをお願いします。

 販売に関しては、まだ時間がありますし、完売に向けた取り組みのほうを期待しております。

 補正に関しては大丈夫です。私は9月補正なのでという意味なのかと思っていたので。

 資料4に関してお伺いいたします。

 第59回中央区観光商業まつりの実施についてです。

 こちらについて、2点お伺いいたします。

 こちらが6月補正予算で組まれたものかと思われます。今回は、くじつきセールや宝くじゲームの景品が特に補正予算が使われているということでした。くじつきセールに関しては、区内共通買物券が総額800万円、宝探しゲームを200万円分だったかと思います。区内共通買物券は区内にのみ落とされるものなので、地域活性化にとてもよい事業かと私も思います。

 確認ですが、現在、共通買物券を出している事業が幾つぐらいあるのか、おわかりでしたら教えてください。

 2つ目に、東京まん真ん中 味と匠の大中央区展というものがございます。日本橋三越本店で開催されるということなんですが、こちらは大体何店舗ぐらい予定されていて、現在のこの企画に当たり、問題や課題がありましたら教えていただければと思います。

○守谷商工観光課長
 観光商業まつりの追加の分で景品として区内共通買物券を出したということでございます。こちらについては、委員御指摘のとおり商業の発展ということで区内に落とされるということで、こちらを選びました。こちらにつきましては、一般の方だけでなくて高齢者向けですとか障害者向けですとか、そういったことで種類を発行してございます。

 また、大中央区展の参加店舗数ということでございますけれども、現在、おおむね25店舗がそろっておりまして、飲食と物販、両方ということで、必ずしも中央区商店街連合会に加盟店の方だけというのではなくて、区内でも有名なお店が幾つかございますので、そういったものも三越さん、また商店街連合会の役員の皆様と相談をしながら、集客につながるようなお店を散りばめながら、全体として盛り上げていこうと、こういうことで取り組んでございます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。

 今回、初めての企画ということなので、より効果的な事業になることを期待しています。

 こちらの商店街連合会なんですけれども、これは先ほどの区内共通飲食店事業の加盟店の方は、また関係はないのでしょうか。呼びかけ等、その辺何か連携とかがあれば教えてください。

○守谷商工観光課長
 今回の共通飲食券につきましては、料理飲食業組合さん等に加盟の方ということで御協力をいただいております。ただし、当然、商店街連合会に同時に加盟していらっしゃる方もいますので、ダブって両方入られている方もいますし、また片方だけという方もいらっしゃいます。

○山本委員
 どうもありがとうございます。

 最後に、議題についてお聞きいたします。

 先日、この夏に補助金が2,000万円出されて実施した両国広小路桟敷といいますか、隅田川テラスについて、総括的にお教えください。

○守谷商工観光課長
 こちらにつきましては、まず地元の商店街を中心といたしました実行委員会が形成をされまして、こちらを中心に水辺の活性化を図っていただこうということで、昔、両国橋にありました桟敷、待合所を復活して水辺等、周辺の地域の活性化を図ろうということで実行委員会が形成されたという経緯でございます。

 これを利用しまして、実行の上のソフトのほうといたしましては、日本橋保存会のECOEDO日本橋の下部に事務局が設けられまして、期間を限定いたしまして飲食店等に入っていただき、桟敷の運営ですとか、地域の方に御利用いただく地元の開放、こういった運営を行ってきたという状況でございます。

○山本委員
 どうもありがとうございました。

 地域活性化に向けて、さまざまなイベントを実施していることと思います。今後も続けていくもの、単年度で終わってしまうものもあるかと思いますが、区民の皆さんが楽しめる、そして地域が活性化する事業を見きわめて効果的に取り組んでいただきたいと要望して、私からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

○小栗委員長
 それでは、議題、地域振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関することについては継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 第三回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについては、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 それでは、本日の地域活性化対策特別委員会は、これで閉会といたします。

 どうもありがとうございました。

(午後2時25分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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