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平成25年第一回定例会会議録(第1日 2月27日)

1.会期

三十日(第一日)

二月二十七日(水曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後三時十六分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 加藤 博司議員

二番 山本 理恵議員

三番 瓜生 正高議員

四番 富永 一議員

五番 染谷 眞人議員

六番 木村 克一議員

七番 青木 かの議員

八番 河井 志帆議員

九番 奥村 暁子議員

十番 小栗 智恵子議員

十一番 石島 秀起議員

十二番 礒野 忠議員

十三番 中嶋 ひろあき議員

十四番 今野 弘美議員

十五番 墨谷 浩一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 田中 耕太郎議員

十八番 渡部 恵子議員

十九番 志村 孝美議員

二十番 石田 英朗議員

二十一番 鈴木 久雄議員

二十二番 高橋 伸治議員

二十三番 増渕 一孝議員

二十四番 原田 賢一議員

二十五番 押田 まり子議員

二十六番 植原 恭子議員

二十七番 田中 広一議員

二十八番 中島 賢治議員

二十九番 渡部 博年議員

三十番 守本 利雄議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 小泉 典久君

副区長 吉田 不曇君

教育長 齊藤 進君

企画部長 中島毅君

総務部長 島田 勝敏君

防災危機管理室長 中島 佳久君

区民部長 浅沼 孝一郎君

福祉保健部長 平林 治樹君

高齢者施策推進室長 小倉草君

保健所長 和田 哲明君

環境土木部長 宮本 恭介君

都市整備部長 岸田 里佳子君

会計管理者 平沢 康裕君

教育委員会事務局次長 新治満君

監査事務局長 坂田 直昭君

企画財政課長 黒川眞君

広報課長 信坂 留吉君

総務課長 長嶋 育夫君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 渡辺 忠之君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 金田 敏明君

書記 長田 基道君

6.議事日程

日程第一
会議録署名議員の指名

日程第二
会期の決定

日程第三
諸般の報告

日程第四
区長所信表明

日程第五
委員会の中間報告

日程第六
議案第九号 中央区議会等の求めにより出頭した者等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

日程第七
議案第十号 中央区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例

日程第八
議員提出議案第一号 中央区議会委員会条例の一部を改正する条例

日程第九
議員提出議案第二号 中央区議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例

日程第十
議員提出議案第三号 中央区議会会議規則の一部を改正する規則


午後二時 開会

○議長(石田英朗議員)
 ただいまより、平成二十五年第一回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は三十名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(石田英朗議員)
 日程第一、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 四番富永一議員並びに十五番墨谷浩一議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第二、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る三月二十八日までの三十日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を三十日間とすることに決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第三、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、平成二十五年中央区議会の議場出席者について(区長部局)

四、平成二十五年中央区議会の議場出席者について(教育委員会)

五、平成二十五年中央区議会の議場出席者について(監査事務局)

六、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(照会)

七、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について(回答)

八、議案の送付について

九、議案の提出について


○議長(石田英朗議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案三件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第四、「区長所信表明」について、矢田区長から発言の申し出がありますので、これを許します。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 本日、ここに平成二十五年第一回区議会定例会の開会に当たり、区政を取り巻く諸情勢と区政運営に対する所信の一端を申し述べ、区議会並びに区民皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 昨年十月、我が国に朗報が舞い込みました。山中伸弥京都大学教授のはえあるノーベル生理学・医学賞受賞のニュースであります。日本人として十九人目となるノーベル賞受賞の快挙を誇りに感ずるとともに、再生医療の未来に大きな可能性を開くiPS細胞の研究が一日も早く実用化され、日本発のすぐれた科学技術の力によって、病に苦しむ世界中の方々に多くの希望をもたらしてくれることを心より期待するものであります。また、この画期的な研究が、幼少期以来、家庭・学校・地域などさまざまな「学びの場」で育まれた飽くなき探究心と未知へのチャレンジ精神から生まれたものであることを思うとき、本区に育つ多くの子供たちが世界に羽ばたく人材となり、「教育立国」を象徴する日が来ることを願わずにはいられません。

 人の命を救う医療技術が革新的な進歩を遂げようとしている一方で、人類共通の願いである平和は、世界の至るところで踏みにじられています。二月十二日、北朝鮮が各国の制止を振り切って三度目の核実験を強行しました。我が国のみならず国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であり、断じて容認することはできません。直ちに、区議会とともに厳重に抗議し、二度とこのような暴挙に出ることのないよう強く要請いたしました。「中央区平和都市宣言」から二十五年となる本年、平和への誓いを新たにし、今後とも区のあらゆる施策を通じて「戦争絶対反対」「核兵器廃絶」「テロ撲滅」の確固たる姿勢のもと恒久平和の実現に力を注いでまいる所存であります。折しも平和を基本理念とする二○二○年オリンピック・パラリンピック競技大会の招致に向けた機運が盛り上がっております。この機を逃さず平和へのメッセージを力強く発信していくことが、東京での開催実現に必ずや結びつくものと確信いたしております。

 美しい地球を取り戻し、未来に引き継いでいくことも私たちの大きな責務であります。世界銀行が昨年十一月発表した報告書では、このまま温室効果ガスがふえ続けた場合、早ければ二○六○年代には、産業革命以降の気温上昇が平均四度に達し、干ばつ、猛暑、洪水などの深刻な影響を人類にもたらすと警鐘を鳴らしています。活発な経済活動が行われ、環境負荷が大きい都心中の都心である本区は、率先して環境問題の解決に当たらなければなりません。「地球規模で考え、足元から行動する」との理念を区民・事業者の皆様とともに積極的に実践し、地球に優しい「エコシティ中央」を実現してまいります。

 さて、外国人を含む本区の定住人口は、本年一月一日現在で十二万八千六百二十八人となり「十三万都市」も目前に迫ってまいりました。住宅開発の動向も踏まえた推計では、今後もさらに増加が続き、十年後の平成三十五年における本区の定住人口は、約十五万人になることが見込まれます。とりわけ三十歳代から四十歳代を中心とする転入者の増加に伴い、出生数は三年連続で千四百人を超え、昨年は千五百十一人の新生児が誕生するなど、本区は、未来をつくる新しい笑顔と輝きに満ちあふれております。

 日本全体で少子高齢化が加速する中、本区へ集まる人々の活力とにぎわいを着実に定着させ、将来に向けて我がまち中央区が成長発展を遂げていくためには、子供から高齢者まで、全ての区民が「快適な都心居住」のすばらしさを謳歌し、生涯を通じて生き生きと活動し続けられるまちづくりの基盤を今しっかりと築いておかなければなりません。東日本大震災の教訓を踏まえた安全・安心の確保、本格的な景気回復に向けた地域経済の活性化、さらには、築地市場の移転や二○二○年オリンピック・パラリンピック競技大会の東京招致計画などまちづくりの根幹にかかわる大きな動きに対しても、本区の将来に資するよう適切に対応していく必要があります。

 そこで、これらの課題や変化を踏まえた十年後の本区の姿を描き、その実現への道筋を明らかにするため「基本計画二○一三」を策定いたしました。この計画を着実に推進し、基本構想に掲げる将来像「生涯躍動へ 都心再生 ー 個性がいきる ひととまち」の総仕上げに向けて全力を尽くしてまいります。

 次に、予算の概要について申し上げます。

 平成二十五年度当初予算は、新たな基本計画のもと「十年後の中央区」に描かれた五つのまちづくりの第一歩として積極的な施策を展開するため、「さらなる躍進へ ー 『快適都心』の魅力発信!」をテーマに掲げ、各種事業の充実・強化を図りました。

 まず、人口増加への対応が急がれる学校、保育所や高齢者施設に加え、あらゆる世代の学びと交流の場を提供する生涯学習施設など「快適な都心居住」のための集中的な基盤整備に百一億円を投じるとともに、区民の生命と財産を守る災害に強いまちづくりを推進します。

 また、区内中小企業への支援や共通買物券の発行、多彩なイベントを通じたにぎわいの創出、本区ならではの「都市観光」の魅力発信により地域経済の活性化を図るなど、公共投資等も含めた景気対策に百九十七億円を計上いたしました。

 こうした各施策の充実・強化とあわせて、社会経済状況が厳しい中、健全で持続可能な財政運営の観点から、既存の事務事業を総点検した上で必要な見直しを行うなど、限られた財源の重点的・効果的な活用に努め、さらに、歳入確保の取り組み強化や計画的に蓄えてきた基金の活用、特別区債の発行による負担の平準化なども図りながら積極的な予算編成を行いました。

 その結果、新規事業は二十一、充実事業は五十五で、一般会計総額が前年度比一・九パーセント増の八百四億五千八百十九万二千円と、今年度当初予算をさらに上回る過去最大の財政規模となりました。

 続いて新年度の主な施策につきまして、「十年後の中央区」の五つの柱に沿って申し上げます。

 第一の柱は、災害に強い都心のまちづくりであります。

 このほど修正した本区地域防災計画に基づき、区民や事業所を初め地域との連携により「自助」「共助」を一層強化し、「公助」と一体となった総合的な地域防災力の向上に取り組んでまいります。

 まず、「地域防災フェア」を区内全域で開催し、家具類転倒防止器具や簡易トイレを半額で販売するほか、緊急告知ラジオの有償頒布も行います。あわせて、住まいの耐震補強相談や啓発コーナーを設け、日ごろの備えに対する区民の意識向上を図ります。また、防災パンフレット「わが家わがまちの地震防災」のポケット版を全世帯に配布するなど、各家庭における「自助」の取り組みを啓発してまいります。

 防災拠点については、女性や災害時要援護者への対応にも配慮した備蓄品の充実とあわせ、各運営委員会が行う実践的な防災訓練を支援いたします。帰宅困難者対策では、昨年設立された「帰宅困難者支援施設運営協議会」のもと、地区単位で行われる運営マニュアルの作成や訓練をサポートします。さらに、災害時における要援護者の支援体制づくりに向け、二つのモデル地区等において支援マニュアルの検証を行うとともに、障害のある方に対して周囲の方が必要な手を差し伸べられるよう「障害者ヘルプカード」の作成を進めるなど、地域における「共助」の取り組みを促進してまいります。

 「公助」の面では、災害に強い安全なまちづくりを進めるため、新大橋通りなど特定緊急輸送道路沿いの建物を中心とした耐震化助成を大幅に増額するほか、災害に強い道路・橋梁等の整備を進めます。また、災害時における本区の応急対応力の向上を図るため、各防災拠点に参集する臨時非常配備職員を増強するとともに、迅速な医療救護体制の構築に向けた医師会等との連携を強化いたします。さらに、石巻市をはじめ東日本大震災被災地への支援を引き続き行いながら、自治体間の相互援助体制づくりを推進してまいります。

 第二の柱は、子どもが輝く子育て・教育のまちづくりであります。

 若い世代を中心とした人口増加に伴うニーズに対応するため、本区では「総合的な子育て支援」を最重要課題と位置づけ、これまで保育施設の整備や民間保育所の誘致、放課後の子どもの居場所づくりなど、各種施策の充実に全力を挙げてまいりました。引き続き、誰もが安心して子供を産み、喜びを持って育てることができる「子育て自治体ナンバーワン」を目指して各種施策を展開してまいります。

 まず、待機児童の解消への取り組みであります。昨年十二月の「晴海こども園」に続き、本年十月には区立の認定こども園としては二カ所目となる「京橋こども園」を開設するとともに、現在予定されている私立認可保育所三園の開設・運営を支援することにより、新たに定員を約三百人拡大いたします。

 母と子のこころとからだの健康づくりでは、育児の孤立化や不安を解消するため、新生児家庭を対象とした訪問指導に加え、行政の支援が届きにくい乳幼児健診未受診者などを対象に一歳六カ月児及び三歳児家庭への個別訪問を新たに実施します。訪問を通じて子育てに課題を抱える母子の状況を把握し、医療機関や関係機関との連携により早期解決につなげていくなど、妊娠期から幼児期までを通したサポートシステムを構築してまいります。

 学校教育については、あすを担う子供たち一人一人が、持てる個性や能力を伸ばしながら人間性豊かに成長することを目指し、「教育の中央区」にふさわしい教育環境の整備と教育内容の充実を図ります。

 まず、学齢人口の増加に的確に対応するため、国における三十五人以下学級の動きも考慮しながら、新たに豊海小学校・幼稚園の改築、久松小学校・幼稚園及び月島第二小学校・幼稚園の増築に着手いたします。また、特別な支援を必要とする児童・生徒がそれぞれの状況に応じて適切な教育が受けられるよう、特別支援教育専門員を増員し、就学等に関する相談体制を強化するとともに、情緒障害等のある児童へのきめ細やかな対応を充実させるため、京橋地域における通級指導学級の開設に向けて準備を進めます。

 近年、いじめや不登校など児童・生徒の問題行動の内容や対応は複雑化しております。教育委員会に寄せられる相談件数も年々増加していることから、専任教育相談員を十四名から十六名に増員するとともに、関係機関と連携しながら子供たちを取り巻く環境に着目して問題の解決に当たる「スクールソーシャルワーカー」を新たに中学校へ試行配置いたします。

 何より重要なのは、教育内容の充実であります。「確かな学力」を定着させる基礎・基本の徹底はもとより、子供たちの個性や能力を伸ばし、自主性・創造性を育む特色ある教育・学校づくりにさらに磨きをかけるため、豊かな感性・情操を養う教育や地域の文化・伝統に根差した活動、心と体を育てる体験学習、集中力・思考力・判断力の向上に効果がある囲碁授業など、多面的な教育活動を展開してまいります。さらには世界に雄飛するグローバルな人材を育成するため、さまざまな資源が集中する都心の立地特性を生かし、企業等との連携も視野に入れた理数教育、日本の伝統文化への理解を深めながら外国文化に触れコミュニケーション能力を高める国際理解教育など、本区ならではの先進的な教育内容の展開に向け検討してまいります。

 第三の柱は、すべての人々の健康と高齢者のいきがいのあるまちづくりであります。

 生涯にわたり充実した人生を送るためには、健康の維持・増進が欠かせません。子供から高齢者までそれぞれのニーズに応じた健康づくりを進め、誰もが生涯にわたり生き生きと暮らすことのできるまちを実現してまいります。

 まず、日本人の死亡原因の一位を占める「がん」の予防対策を推進するため、がん検診を受診されなかった方を対象にアンケート調査を実施し、受診率向上対策に活用するとともに、自らの健康管理への意識啓発を図ってまいります。

 高齢者の健康づくりでは、浜町高齢者トレーニングルーム等での「はつらつ健康教室」「さわやか健康教室」に加え、より多くの方々に参加いただけるよう社会教育会館三館を会場として、レクリエーションなどを通じて楽しみながら介護予防が実践できる「ゆうゆう講座」を年間二十四回実施します。

 「七十歳就労社会の実現」に向けては、シルバー人材センターやシルバーワーク中央により求人の拡大に努めるとともに、商工関係団体との連携により独自の雇用促進奨励金制度を広く周知するなど、民間事業所における高齢者雇用の推進を働きかけてまいります。

 高齢者一人一人が住みなれた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる環境づくりも重要です。まず、高齢者の住まいを確保するため、新たに二カ所の高齢者向け民間賃貸住宅を誘致します。また、ひとり暮らしや認知症等の高齢者の増加に対応した見守り体制の充実に向けては、おとしより相談センターを核として、地域団体や民生委員、新聞販売店など民間事業者との連携による地域見守りネットワークをより一層広げてまいります。

 さらに、ショートステイも備えた地域密着型特別養護老人ホームの整備につきましては、まず月島一丁目の施設が本年十一月に開設を迎えます。十思スクエアにつきましても平成二十六年度の開設を目途に、在宅・入所双方の介護サービスの拠点として整備を進めます。

 障害のある方への施策では、在宅の精神障害者が、地域で自立した生活を送ることができるよう、各種の相談や社会参加訓練等のサービスを提供する「精神障害者地域活動支援センター」を開設します。また、福祉センターで行っている「障害児一時預かり事業」につきましては、児童福祉法に基づく「放課後等デイサービス」に位置づけ、定員を七名から十名に増やすほか、開設日や利用時間を拡大いたします。

 第四の柱は、地球にやさしい水と緑のまちづくりであります。

 区民、事業者、区が一体となって環境活動を実践し、環境負荷が少なく水と緑に包まれた「エコタウン」の実現を目指してまいります。

 まず、本年六月、地球温暖化など環境問題に関する取り組みの発信拠点となる「環境情報センター」を京橋三丁目に開設します。「中央区の森」を初めとする本区の環境施策の紹介はもとより、区内環境活動団体や民間企業など環境を軸としたさまざまな主体が交流し合う場として、都心区ならではの環境活動を展開してまいります。

 環境負荷の低減に向けては、マンションが住居の大半を占める本区の特性を踏まえ、自然エネルギー及び省エネルギー機器等導入費助成制度の対象に共同住宅共用部のLED化を加えます。また、区の全ての施設での省エネルギーを推進するため、モデル施設においてエネルギー使用の実態を把握し、使用量の最少化を図る設備運用マニュアルを整備します。あわせて、区道に設置している街路灯のLED化も順次拡大してまいります。

 「中央区の森」では、自然と触れ合いながら環境について学ぶ場として、新たに親子体験ツアーを実施します。また、子供たちが身近に自然を感じることができるよう区内の河川や運河に生息する水生動物の調査を実施し、結果をまとめた冊子を区内の小・中学校に配布します。緑豊かな空間づくりにつきましては、歩道の拡幅等に合わせた街路樹の多層化・連続化を進めるとともに、緑化助成制度を通じて民間施設における取り組みを促進いたします。さらに、公園の花壇管理や清掃などを地域住民が行うアダプト制度を拡充し、協働による緑化活動を推進します。

 第五の柱は、歴史と先進性をいかしたにぎわいのあるまちづくりであります。

 江戸以来の歴史と伝統が息づく文化と最先端の都市活動を融合し、集いとにぎわいがあふれるまちの実現を目指します。

 まず、築地市場移転への対応であります。本年一月八日、東京都が豊洲新市場整備事業の一年延期を発表いたしました。

 本区はこれまで、市場移転後の築地のまちづくりについて東京都との合意に基づき、食文化の継承や活気とにぎわいの新たな基盤となる「築地新市場」の整備を進めてきております。昨年六月からは築地場外市場を初め区内料理飲食業や市場事業者の皆様方の御協力のもとで協議会を立ち上げ、施設の設計や入居者の募集条件などを検討してまいりました。今後、都の新たな移転スケジュールに対応して、施設建設工事や入居者の募集に着手し、築地の活気とにぎわいの継承・発展に向けた取り組みを着実に前進させてまいります。

 過度な円高の動きは修正されつつあるものの、我が国経済の先行きは不透明な状況が続いております。都心から景気浮揚を図るため、「商工業のまち中央区」のにぎわいの源である中小企業を強力に支援してまいります。商工業融資につきましては、景気の動向等を的確に捉えながら臨機応変に対策を講ずることとし、これまでの利用実績等を踏まえた上で「緊急景気対策特別資金」を一旦休止いたしますが、引き続き百七十億円の融資枠を維持するとともに、さまざまな資金需要に応える融資メニューをそろえて経営を支えてまいります。また、経営環境の変化に対応した事業の転換や多角化をサポートするため、中小企業診断士による出張相談やEメール商工相談など、きめ細やかな相談体制により経営者の皆様を支援いたします。

 共通買物券については、引き続き五億五千万円分を発行し、区内中小小売店の活性化につなげてまいります。

 本区の魅力発信と景気回復に寄与するにぎわいづくりでは、七十四億円の経済波及効果をもたらす「東京湾大華火祭」を初め、「大江戸まつり盆おどり大会」や、区内のさまざまな文化的魅力を満喫できる「まるごとミュージアム」、歴史と伝統を誇る本区の商業を広く内外に紹介する「観光商業まつり」など多彩なイベントを展開いたします。

 観光振興に向けては、観光協会を初め文化・国際交流振興協会などとの連携を強化し、「観光振興ビジョン二○一二」に掲げる「都市観光」の魅力を発信してまいります。豊かな水辺を生かした舟運観光事業を実施するとともに、急速に普及が進んでいるタブレット端末やスマートフォンを活用して便利にまち歩きが楽しめる仕組みを新たに導入し、また、本区の魅力を広く海外に発信するため、区内在住の外国人を中心とする「外国人観光特派員プロジェクト」を推進いたします。京橋二丁目で整備を計画している本区の観光拠点施設につきましては、平成二十八年度の開設を目指し、具体的な事業コンセプトや民間事業者を活用した運営手法に関する検討を進めてまいります。

 区民の皆様からの期待も大きい「本の森ちゅうおう」につきましては、図書館機能を核に、郷土資料館、生涯学習及び文化・国際交流の機能に加え、高齢者の生きがい施設などを複合させたあらゆる世代の多様な学びと交流の拠点として、平成二十八年度の開設に向け工事に着手いたします。

 以上、施策の基本認識と主要事業について申し述べましたが、ますます増大し、かつ、多様化する区民ニーズに的確に対応するためには、不断の行財政改革に努める必要があります。今後とも、健全財政のもとで基本計画二○一三に掲げる諸事業を推進していくため、一層の事務改善によるスリムで効率的な執行体制の確立、全庁挙げての歳入確保強化の取り組みはもとより、区民の皆様の御理解をいただきながら、行政評価を通じた事務事業の見直しや受益者負担の適正化を図ってまいります。

 また、男女共同参画社会の実現を目指し、今年度中に策定する新たな行動計画を着実に実行するとともに、区民誰もが積極的に参画できる開かれた区政を推進するため、区政情報の重要な発信源であるホームページをより使いやすく全面的に更新するなど、広報機能を強化いたします。あわせて、一層清潔でガラス張りの区政に向けた「政治倫理の確立」、全体の奉仕者としての「綱紀粛正」に努め、皆様の信頼に応えてまいります。

 山中伸弥教授は、天然資源が少ない日本の将来にとって、科学技術の振興が重要な鍵を握ることを指摘し、そのための子供たちを含めた人材育成へのメッセージとして「花だけを買ってくるわけにはいかないのです。ちゃんと土に種があると信じて水をやり続けることが必要なのです。それをしないと、花は咲きません」と語っておられます。

 本区は江戸以来、我が国の文化・商業・情報の中心として栄えてまいりました。そこには、町人のまちとして発展する中で連綿と受け継がれてきた「人への思いやり」や物を大切にする「もったいないの心」、明治の文明開化とともに近代日本の基礎を築いてきた「先進性」、大正から昭和にかけて幾多の災害や戦火から立ち上がってきた「不屈の精神」など、先人の知恵とたゆまぬ努力によって培われた豊かな土壌に恵まれています。そして、この地に芽生えたたくさんの種を慈しみ、大切に水を与え続けていくことこそが、希望に満ちたあすの地域社会をつくる礎であり、また、今を生きる私たちに課せられた責務にほかなりません。

 今日の繁栄を未来へつなげ、次代を担う子供たちに夢を与え続けるためにも、区民お一人お一人の力と我がまちへの思いを一つに紡ぎ、世界に輝きを放つ「未来創造都市 中央区」のさらなる躍進に向けて皆様とともに力強く歩みを進めてまいる決意であります。

 重ねて区議会並びに区民皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げ、所信表明といたします。

 御清聴ありがとうございます。

○議長(石田英朗議員)
 所信表明を終わります。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第五、「委員会の中間報告」を受けます。

 まず、礒野企画総務委員会委員長。

十二番 礒野 忠議員登壇

○十二番(礒野 忠議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十三日及び二月七日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十三日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区基本計画二○一三(素案)について、先行営業施設の整備概要について、「中央区男女共同参画行動計画二○一三」中間のまとめについて、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月七日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区基本計画二○一三の策定について、中央区行政評価パブリックコメントの実施結果等について、豊洲新市場の整備スケジュールの変更等について、平成二十五年度都区財政調整方針(案)について、平成二十四年度都区財政調整再調整方針(案)について、平成二十五年第一回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、地方自治法の一部改正に伴う費用弁償の支給対象となる参考人等の範囲の改正等について、特別職等の給料月額の改定について、環境土木部の組織整備について、障害者自立支援法の改正に伴う災害に際し応急措置の業務等に従事した者に係る損害補償に関する条例の規定整備について、中央区における新型インフルエンザ等対策本部の設置について、安全で安心なまちづくりを推進するための取組について、中央区地域防災計画の修正について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの礒野企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、押田区民文教委員会委員長。

二十五番 押田まり子議員登壇

○二十五番(押田まり子議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十日及び二月八日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十日開会の委員会におきましては、理事者より、第十七回中央区雪まつりの実施について、平成二十四年度協働事業の決定について、日本橋社会教育会館設備改修工事に伴うホールの利用休止について、区立小学校特認校制度の申込み状況について、区立中学校自由選択制の申込み状況について、平成二十四年度学習力サポートテストの結果について、平成二十四年度区立小・中学校児童・生徒体力調査の結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月八日開会の委員会におきましては、理事者より、住民基本台帳による世帯と人口の動きについて、区民葬儀「祭壇料金区分」の増設について、平成二十四年度中央区まちかど展示館の認定について、平成二十四年度中央区文化事業助成対象事業の選定について、地域スポーツクラブの設立及び活動支援について、教育長の給料月額の改定について、教育環境の整備に関する基礎調査報告書について、学校給食調理業務の新規委託について、学校給食費の改定について、平成二十四年度児童・生徒の学力向上を図るための調査結果(中央区分)について、図書館におけるICタグシステムの導入について、第二次中央区子ども読書活動推進計画中間報告について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの押田区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、田中福祉保健委員会委員長。

二十七番 田中広一議員登壇

○二十七番(田中広一議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十七日及び二月十二日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十七日開会の委員会におきましては、理事者より、第二次「健康中央21及び中央区食育推進計画」中間報告について報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十二日開会の委員会におきましては、理事者より、障害者自立支援法等の一部改正に伴う中央区事務手数料条例等の規定整備について、福祉センターにおける放課後等デイサービス等の実施について、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の普通徴収賦課方式の変更について、国民健康保険料の新たな減額措置の実施について、中央区立八丁堀保育園の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立京橋こども園の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立知的障害者グループホーム(フレンドハウス京橋)の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立知的障害者生活支援施設(レインボーハウス明石)の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立新川児童館の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立介護老人保健施設(リハポート明石)の指定管理者候補事業者の決定について、指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等の設定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの田中福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、今野環境建設委員会委員長。

十四番 今野弘美議員登壇

○十四番(今野弘美議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十九日及び二月十三日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十九日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区道路愛称名の設定について、中央清掃工場の操業状況等(平成二十四年度上半期)について、中央清掃工場の排ガス等調査結果(平成二十四年度上半期)について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十三日開会の委員会におきましては、理事者より、環境土木部の組織整備について、中央区立環境情報センターの設置について、地下鉄駅におけるエレベーター設置状況について、平成二十四年度大気中のアスベスト濃度調査結果について、平成二十四年度大気中の揮発性有機化合物調査結果について、道路占用料等の改定について、中央区道における道路構造の技術的基準等の整備について、特別区道の路線の認定、廃止及び変更について、平成二十四年中の交通事故発生状況について、日曜繁華街収集の廃止について、日本橋三丁目特定街区の都市計画について、日本橋・東京駅前地域のまちづくりの取組状況について、障害者自立支援法の一部改正に伴うまちづくり基本条例の規定整備について、公営住宅法の改正に伴う区営住宅及び共同施設の整備基準の制定等について、区立住宅の入居者募集について、低炭素建築物新築等計画の認定に係る申請手数料の設定について、地区計画の区域内における制限に関する事項の追加について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの今野環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、木村築地市場等街づくり対策特別委員会委員長。

六番 木村克一議員登壇

○六番(木村克一議員)
 ただいまより、築地市場等街づくり対策特別委員会に付託を受けました「新しい築地及び再開発等まちづくりに関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る十二月十四日及び二月十四日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十四日開会の委員会におきましては、理事者より、先行営業施設の整備概要について報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十四日開会の委員会におきましては、理事者より、豊洲新市場の整備スケジュールの変更等について、日本橋三丁目特定街区の都市計画について、日本橋・東京駅前地域のまちづくりの取組状況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの木村築地市場等街づくり対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、田中地域活性化対策特別委員会委員長。

十七番 田中耕太郎議員登壇

○十七番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「地域振興、文化振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十九日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、平成二十四年度中央区まちかど展示館の認定について、平成二十四年度中央区文化事業助成対象事業の選定について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの田中地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、小栗少子高齢化対策特別委員会委員長。

十番 小栗智恵子議員登壇

○十番(小栗智恵子議員)
 ただいまより、少子高齢化対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月二十一日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の普通徴収賦課方式の変更について、中央区立八丁堀保育園の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立京橋こども園の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立新川児童館の指定管理者候補事業者の決定について、中央区立介護老人保健施設(リハポート明石)の指定管理者候補事業者の決定について、指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等の設定について、教育環境の整備に関する基礎調査報告書について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの小栗少子高齢化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(石田英朗議員)
 次に、鈴木防災等安全対策特別委員会委員長。

二十一番 鈴木久雄議員登壇

○二十一番(鈴木久雄議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月二十日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、障害者自立支援法の改正に伴う災害に際し応急措置の業務等に従事した者に係る損害補償に関する条例の規定整備について、中央区における新型インフルエンザ等対策本部の設置について、安全で安心なまちづくりを推進するための取組について、中央区地域防災計画の修正について、平成二十四年中の交通事故発生状況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 ただいまの鈴木防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第六

 議案第九号 中央区議会等の求めにより出頭した者等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例


○議長(石田英朗議員)
 提案者の説明を願います。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 ただいま上程されました議案第九号、中央区議会等の求めにより出頭した者等の費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本案は、「地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、費用弁償の支給対象となる参考人等の範囲を拡大するほか、規定を整備するものであります。

 よろしく御審議の上、御決定のほどお願いいたします。

○議長(石田英朗議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第九号は原案のとおり可決されました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第七

 議案第十号 中央区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例


○議長(石田英朗議員)
 提案者の説明を願います。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 ただいま上程されました議案第十号、中央区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本案は、「地方自治法の一部を改正する法律」の施行に伴い、本区特別職報酬等審議会の審議対象である「政務調査費の額」を「政務活動費の額」に変更するものであります。

 よろしく御審議の上、御決定のほどお願いいたします。

○議長(石田英朗議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第十号は原案のとおり可決されました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第八

 議員提出議案第一号 中央区議会委員会条例の一部を改正する条例


○議長(石田英朗議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 原田賢一議員登壇〕

○二十四番(原田賢一議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第一号、中央区議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、地方自治法の改正に伴い、委員会の委員の選任方法、在任期間等を定めるものであります。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議員提出議案第一号は原案のとおり可決されました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第九を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第九

 議員提出議案第二号 中央区議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例


○議長(石田英朗議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 原田賢一議員登壇〕

○二十四番(原田賢一議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第二号、中央区議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、地方自治法の改正に伴い、政務調査費の名称を政務活動費に、交付目的を議員の調査研究その他の活動に資するために改め、政務活動費を充てることができる経費の範囲を定めるほか、規定整備を行うものであります。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第九、議員提出議案第二号は原案のとおり可決されました。


○議長(石田英朗議員)
 次に、日程第十を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第十

 議員提出議案第三号 中央区議会会議規則の一部を改正する規則


○議長(石田英朗議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 原田賢一議員登壇〕

○二十四番(原田賢一議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第三号、中央区議会会議規則の一部を改正する規則につきまして、提案者を代表して、提案の理由を御説明いたします。

 本案は、地方自治法の改正に伴い、会議における公聴会開催手続等を定めるほか、規定整備を行うものであります。

 よろしく御審議の上、何とぞ満場一致をもって本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。(拍手)

○議長(石田英朗議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。

 本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第十、議員提出議案第三号は原案のとおり可決されました。


○二十三番(増渕一孝議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十八日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十八日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

午後三時十六分 散会


署名議員
議長 石田 英朗
議員 富永 一
議員 墨谷 浩一

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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