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平成26年 企画総務委員会(11月27日)

1.開会日時

平成26年11月27日(木)

午後1時30分 開会

午後1時50分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 植原 恭子

副委員長 志村 孝美

委員 今野 弘美

委員 石田 英朗

委員 堀田 弥生

委員 田中 耕太郎

委員 渡部 恵子

委員 河井 志帆

議長 原田 賢一

4.出席説明員

(9人)

矢田区長

小泉副区長

田中企画部長

黒川企画財政課長(参事)

梅澤副参事(都心再生・計画担当)

島田総務部長

古田島総務課長

春貴職員課長

中島防災危機管理室長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

笠井書記

渡邊書記

6.議題

  • (1)議案第71号 中央区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例
  • (2)議案第81号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
  • (3)議案第82号 中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

(午後1時30分 開会)

○植原委員長
 皆様こんにちは。ただいまより企画総務委員会を開会いたします。

 昨日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第でございます。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 審査方法について申し上げます。付託された各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、それぞれの議案を別々に起立採決によりお諮りすることといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○植原委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、理事者の説明をお願いいたします。

○島田総務部長

 1 議案第71号 中央区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例(資料1)

 2 議案第81号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例(資料2)

 3 議案第82号 中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例(資料3)

以上3件報告

○植原委員長
 ありがとうございました。

 それでは、発言に移りますが、発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午後1時35分です。自民党さん40分、公明党40分、区民の会さん30分、日本共産党さん30分、民主党区民クラブさん30分、新無所属さん10分となります。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。

○田中(耕)委員
 それでは、議案第81号についてお伺いしてまいります。

 各手当等の係数のほうが変わってまいるというふうに思います。まず、全体として、給与の総支払い額、給与総額としての今回の改定による変更はどれくらいと予想されているのかというのを教えていただきたいのと、単身赴任手当、今回増額ということでございますが、本区において単身赴任に該当するような方というのはいらっしゃるのかどうかという点をお知らせしてください。

 あと、議案第82号につきましても、退職手当に関しましても、今回上がる部分と下がる部分がありますけれども、これは総額としては余り大きく変化がないという理解でよろしいのかどうかということをお知らせしていただきたいということと、先ほど職責による貢献度ということで一定の差が出るというお話だと思うんですけれども、これは単純に役職順によってその差が大きく開いていくという理解でよろしいのかどうか、その点についても御説明をお願いいたします。

○春貴職員課長
 まず、今回の勧告どおりで実施いたしました、本区のいわゆる給与改定の影響額でございます。

 本区の影響額は、総額で約1億6,000万円程度というふうに見込んでいるところでございます。

 続きまして、単身赴任手当ですけれども、直近でいいますと、平成25年は2名おりました。実績といたしまして、石巻市に派遣されている職員、それと宇佐美学園に勤務している職員の2名の実績がございました。今年度につきましては、1名の実績というふうになっております。そちらは宇佐美学園に勤務している職員に対して支給しているところでございます。

 それと、退職手当でございます。

 退職手当の見直しにつきましては、今回は給与改定において地域手当が見直されることによって給与月額が引き下げられることに伴う、地域手当と給与月額の配分変更であるということから、現行支給水準の範囲内で退職手当の調整額を拡充するということにしたものでございます。したがいまして、退職手当全体での影響、増減はないということでございます。

 それと、職務、職責につきましては、もともと退職手当の調整額につきましては、職層によってポイントが変わってまいります。より上位の職層に高いポイントが付与されているため、支給額については、より上位の職層の方は調整額が多く算定されるというような中身になってございます。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 ありがとうございます。

 議案第81号の給与の総額に関して1億6,000万円ほどということでございますが、これは現状幾らが1億6,000万円増になるのかを確認でお知らせをしていただきたいと思います。

 また、退職手当については、支給総額の大きさそのものは大きな変更はないという理解でよろしいかというふうに思いましたので、了解しました。

 単身赴任に関しては、石巻市と宇佐美学園に行かれていた方がいらして、今年度以降は1名の可能性があるということで、少数ですけれども、常に一定数の方はいらっしゃるという理解でよろしいかというふうに思いました。

 もう一回、給与総額の総合計の額についてだけ確認でお知らせください。

○春貴職員課長
 今回の給与費の総額でございます。

 現在見込んでいるところが107億6,000万円余の支給総額を、今までの給与費の中で支給しているところでございます。これにつきまして、新たに1億6,000万円を足しまして109億2,000万円程度の支給総額になるというふうに見込んでいるところでございます。

 以上でございます。

○田中(耕)委員
 理解をいたしました。物価も上昇しているということもございますし、公務員の皆様の職責はますます重要度が高まっているということもございますし、実態に合わせた給与改定で、必要な部分も大きいというふうに考えておりますけれども、やはり世間、社会一般ではなかなか景気が上がらないという中で、我々も含めた公務員に対する給与の支払いというものは、国民、区民の目というのが非常に厳しくなっておりますので、そういった点を踏まえて、より職責を全うしていただきたいということを期待して質問を終わります。

○河井委員
 私からも議案第81号についてお伺いいたします。

 さきの委員とのやりとりを聞いておりまして、大体私がお伺いしたかったことは議論が済んでおると思うので、確認だけさせていただきたいんですけれども、単身赴任手当の再任用職員への適用についてお伺いいたします。

 再任用職員に対する手当については、ほかの部分に関しては普通の職員よりも若干割り引いた加算になっていたりすると思うんですけれども、単身赴任手当を再任用職員に適用する必要性は、どのような議論があって、必要だということになったのかと、あと、通常の職員と同じ額を適用することになった経緯というか、そこまでの議論について教えていただきたいと思います。お願いします。

○春貴職員課長
 単身赴任手当という、そもそもの手当の制度なんですが、基本的に在勤地を変える異動があった場合に、転居が必要になって、配偶者と別居して単身で生活する職員に対して支給する手当でございます。いわゆる二重生活による生活費や家族とのコミュニケーションというようなことから、その手当が創設されているというようなことになっております。経済的な負担を軽減するというようなことで、正規職員と再任用職員でその差があるものではないということで、基本的に同額を出していくというような組み立てで考えられているところでございます。

 以上でございます。

○河井委員
 ありがとうございます。

 再任用職員の配置について、そのような手当が必要な場所に配置をしないという検討もされていいのかなというふうに思うんですけれども、先ほどの質問とかぶるかもしれませんが、再任用職員でこの単身赴任手当が必要になるのか、今後必要になりそうなので、これを加えているのか、そのあたりはどうなんでしょうか、お願いします。

○春貴職員課長
 再任用職員の活用につきましては、やはり今まで培った経験だとか知識をどのように公務において活用していただくか、そのような検討の後に職員の配置というものを決めていくというふうに考えてございます。場合によっては、再任用職員に単身赴任手当を支給して公務に従事させることがあるというようなことで、再任用職員にも適用していくという中身にしているところでございます。

○河井委員
 わかりました。

 今までなかったものを適用するということなのかなと思っていましたので、一旦定年を迎えて再任用職員になるときに、今までであれば単身赴任手当などはつきませんよという約束のもとに採用されていて、今回つくようになったのかなというふうな印象を、この文章を見ると受けるんですけれども、その理解でよろしいんでしょうか。

○春貴職員課長
 言葉が足りなかったようで、済みません。

 これから再任用の義務化という形で、再任用職員が本格的に活用されていくということになってございます。そのような背景の中で、国においても、東京都においても、単身赴任で公務に従事することによって活躍していく場が広がっていくというような考え方から、この単身赴任手当というものを再任用職員に適用していく、そういうふうな議論の中で再任用職員にも支出できるような形になってございます。

 以上でございます。

○河井委員
 よく理解できました。ありがとうございました。

 以上で終わります。

○植原委員長
 次の質問はございますか。よろしいですか。

 副委員長は委員席へお移りください。

 質疑を終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 まず、議案第71号、中央区特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○植原委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第81号、中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○植原委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第82号、中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○植原委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取り扱いについてお伺いいたします。正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○植原委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきます。

 これをもちまして本日の企画総務委員会を閉会といたします。

 ありがとうございました。

(午後1時50分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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