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平成26年 地域活性化対策特別委員会(2月19日)

1.開会日時

平成26年2月19日(水)

午後1時30分 開会

午後2時10分 閉会

2.開会場所

第二委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 小栗 智恵子

副委員長 今野 弘美

委員 中嶋 ひろあき

委員 瓜生 正高

委員 墨谷 浩一

委員 守本 利雄

委員 高橋 伸治

委員 河井 志帆

議長 原田 賢一

4.出席説明員

(12人)

矢田区長

小泉副区長

齊藤教育長

中島企画部長

黒川企画財政課長

梅澤副参事(都心再生・計画担当)

浅沼区民部長

濱田地域振興課長

鈴木文化・生涯学習課長

守谷商工観光課長

新治教育委員会次長

粕谷図書文化財課長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

渡邊書記

笠井書記

6.議題

  • 地域振興、文化振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関すること

(午後1時30分 開会)

○小栗委員長
 ただいまより地域活性化対策特別委員会を開会いたします。

 議題の審査に入りますが、質疑につきましては、既に御承知のとおり理事者報告に対する質問とあわせて行いますので、よろしくお願いします。

 初めに、理事者報告をお願いします。

○浅沼区民部長

 1 平成25年度中央区文化事業助成対象事業の決定について(資料1)

 2 日本橋社会教育会館社会教育施設の移転について(資料2)

 3 中央区観光協会と江東区観光協会による舟運とまち歩きツアーの試行について(資料3)

○新治教育委員会次長

 4 中央区立生涯学習交流館本の森ちゅうおう(仮称)用地の暫定利用について(資料4)

以上4件報告

○小栗委員長
 理事者報告が終わりました。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いします。ただいまの時刻は午後1時41分です。自民党さん47分、公明党さん29分、日本共産党さん29分、民主党区民クラブさん29分、新生自民党さん29分、新無所属さん20分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言をお願いします。

○瓜生委員
 私のほうから何点か質問をさせていただきます。

 まずは、資料3、中央区観光協会と江東区観光協会による舟運とまち歩きツアーの試行についてという形で、民間の活力を利用した形でこういったツアーを試験的に実施するというのは、新たな試みで大変すばらしいことだと思います。また、2020年にはオリンピックも来ますし、隣接する両区との観光連携を図るためにも、ぜひとも成功させていただきたいなと思います。

 その中で何点か質問があるんですが、今回118万7,050円という手厚い助成の中において、中央区としては3万円ちょっと負担をする形で今回企画をされるということなんですが、まず1点目として、今回、舟運のルートをこうやって資料として見せていただいたんですが、これはあくまでも販売元であるJTBが主体となって、こういったルートがいいんですよとなったのか、中央区と関係機関、観光協会もしくは江東区のほうと話して決められたのか、あくまでもJTBがこういったパッケージを持ってきて決めたのかどうか、まずその点を1つ教えていただきたいと思います。

○守谷商工観光課長
 今回の企画は、都の補助金を活用しての実施ということになりますけれども、企画書自体は中央区、江東区及び両観光協会がその名前で東京都に提出するということで、中央区と江東区が共同して企画をしたルートということになります。JTBは、今回はあくまでも実施主体の販売の受託業者という位置づけになりますので、企画は両区、両区観光協会が出すと。そのかわり、旅行会社は企画費をかけずにツアーが実施できるというふうにお考えいただければと思います。

○瓜生委員
 理解しました。

 ということは、2回目、これが軌道に乗ったら、またJTBさんのほうが販売すると思うんですけれども、その場合は受託販売という形式にずっとこだわっていかれるということだから、金額が今、参加費、大人2,800円、子供、小学生までが1,400円でやられるということなんですけれども、助成がある中において、この金額でおさまっているのか、例えば2回目以降は助成も同じような形として、今回、試験的なツアーの実施ですから、これだけの多額のお金が出ていると思うんですけれども、設定料金に対してすごく変更があるのかどうか、その辺の見通しをお知らせください。

○守谷商工観光課長
 今回の都の補助金につきましては、幾つか条件がございまして、こちらは舟運ルートの開発ということでソフト事業になっておりますけれども、もう一つ、ハードの事業が義務づけられていまして、これは江東区側の高橋の乗船場のスロープを改修するという工事、また複数の自治体が連携しなければならないということで、この対象の助成金が新年度も同様に使えるということは、まずないのかなという状況でございます。

 したがいまして、これを実施した後にアンケート調査を実施いたします。その結果を受けまして検証して、新年度につきましては、事業化に向けて検討を進めていくことになりますけれども、料金の設定等につきましても、JTBあるいは御利用者様の意見も聞きながら、どのぐらいの価格が妥当なのか、それも見きわめながらの実施ということになろうかと思います。

○瓜生委員
 この金額は妥当だとは思うんですけれども、今のお話を聞いていると、恐らく2回目以降は若干上がってくるのかなというところも酌み取れるわけで、実際、値段が上がった場合、最初のときはたくさんの方が試験的な実施で目新しいことですから飛びつくと思うんですけれども、2回目、3回目というときに、例えば料金が上がったときに、区民、それぞれそういったお客様がふえていくのかなと若干心配な部分がありますから、その辺については、しっかりと計画を練る必要があると思います。また、JTBさんは今回おいしいですよね。民間企業なんですけれども、ほとんど自分のところの経費もかけないで、行政からの助成金だけで、ある程度収益を上げられるという大変おいしい事業だと思いますので、その辺をしっかり区のほうも、行政のほうもこれだけお金を使うわけですから、しっかりJTBに注文をつけていっていただきたいなと思います。

 その中で、またルートについては資料の赤い点線のところを回るというふうな形で聞いて、大変すばらしいなとは思うんですが、せっかく2020年の東京五輪だとかビッグサイトとか、この辺も主たる会場になっている競技場予定地が……。ビッグサイトまで行かないか。この手前のところが競技予定地も入っていますので、そこのところは若干回る形ですか。全てこれで見られるんですかね。ちょっと微妙なところだと思うんですけれども、どちらかというと、まちづくり、中央区は、日本橋を中心としたコンテンツがしっかりしている部分もありますから、もう一つの比重としては、オリンピックの開催予定地だとか選手村に関して細かい部分でしっかり回っていただければなと。逆に、それが区のオリンピックのPRにもつながるのではないかと思いますので、その辺をお聞きしたいと思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。

○守谷商工観光課長
 委員御指摘のとおり、今回は日本橋、また江東区のまち歩きに加えまして、五輪のいろいろな選手村ですとか競技場の予定地をめぐるという格好になっております。オリンピック選手村のところ、確かに舟運ルートではあるんですけれども、ちょっと遠いなということもありますので、この辺も、今どうこうというのはまだ申し上げられないんですけれども、舟運の船会社、また御利用者の方の意見も、アンケート調査をまとめまして、さらに充実をさせていきたいというふうに考えてございます。

○瓜生委員
 その辺、先ほども言いましたけれども、しっかり業者の方、東京都、観光協会も含めてお話し合いをしていただきたいと思います。

 1点聞き忘れたんですけれども、資料に船上ガイドの育成というふうにありますけれども、これは中央区の観光検定とかで上位の点をとられた方を改めて育成していくのか、民間の方をある程度の金額で雇うのか、それともJTBさんとか、そういった企業の方の中で誰かがやられるのか、その辺についてお知らせをいただきたいと思います。

○守谷商工観光課長
 ガイドの育成でございます。

 これは、舟運ルートと同時に、まち歩きも両方一遍に、歴史、開発状況等も含めまして育成していこうということで、江東区につきましては観光ガイド資格の保持者、当区につきましても観光検定の上位合格者、各20名ずつ40名、有資格者をそろえての育成ということでございます。

○瓜生委員
 お答えいただきまして、ありがとうございました。

 次の質問に移ります。

 資料4の中央区立生涯学習交流館本の森ちゅうおう用地の暫定利用について今回御報告をいただいた中で、放置自転車の即日撤去に伴う一時保管場所に使うと。これは、今年度説明いただきました、要は入札不調によって工事ができない部分だから、あと2年をめどにもう一度実施をするかどうかというのをまた改めて検討するというお話だったと思うんですけれども、今回、まず暫定利用における用途に書いてある説明は、まさにそのとおりであり、しっかりとした判断をされているなというのが率直な印象でございます。

 その中において、即日撤去の実施に伴う一時保管なんですけれども、今、例えばどこか、中央区、私の地域でいうと月島地域とか、一時保管場所とかあります。お答えできる範囲でいいんですけれども、そこからの自転車を移動されてくる予定なのか、それともその部分についてはまだ決まっていないのか、現にこれから禁止区域に置いている自転車を撤去してきて、その都度置くのか、どういうふうな計画をされているのか。本の森ちゅうおうの所管の担当の方は答えるのが難しいかもしれませんが、もしお答えできれば、お答えをしていただきたいなと思います。

○粕谷図書文化財課長
 今回の暫定利用について、放置自転車保管所の件でございます。

 今、佃にございます新月陸橋の下に、区の第1自転車保管場所というのがございます。それが、陸橋の工事がございまして、そこに置いてある自転車を、今回、私ども本の森ちゅうおうのところに暫定的に持ってこようということを所管である環境土木部のほうから、聞いてございます。

 以上です。

○瓜生委員
 ありがとうございました。

 私たち都市生活者の中において、自転車の放置というのが一番大きな問題で、今回、暫定的に、多分所管をまたがっていろいろ御相談をされた結果、このように利用しようという考えは大変支持が集めやすいですし、本の森ちゅうおうの所管の方々に対してもしっかりとした判断をされているなという印象を受けましたので、私も微力ながらぜひとも協力をしていきたい、また地域の方にもこういうふうになっているんだよと周知していきたいと思います。本当は本の森ちゅうおうができることが一番だったんですけれども、また2年後どういう判断をされるのかを楽しみにしていきたいと思います。

 この質問は、以上で終わります。

 最後は、一問一答になってしまうかもしれないですけれども、中央区文化事業助成対象事業の決定、これは決まったことに対して何だかんだということではなくて、逆に、至らなかった事業が13事業あって、毎回いろいろ報告をしていただく中で大体似たり寄ったりの理由なのかなと思います。結局、前回のときも至らなかった事業がまた今回も採用に至っていませんよという事業が多いと思うんです。あくまでも、また同じ理由が書かれているように私には見受けられるんですけれども、至らなかった人たちにはどこの部分が足りないか、しっかり指導をされているのかどうか、また、例えば同じ人が何回も、数打ちゃ当たると応募しているだけで、いつか何かの力が働いて、できるんじゃないかみたいに思われているのかどうか、その辺わかりませんけれども、その辺に対してどのようなアドバイスというか、案内をされているのかお聞かせください。

○鈴木文化・生涯学習課長
 文化事業の助成でございます。

 ことしで4回目となりまして、毎年数多く御応募いただきながら、その中で新しい工夫があるものを中心に選定をいたしているところでありますので、どうしてもそこに至らなかった事業というのが生じてしまうところでございます。こうした方々につきましては、やはりその理由として、この助成事業の趣旨、新しい要素・工夫があるかどうか、継続的な公演ではないかどうか、こういったところが一つの判断理由ということもございますので、具体的には御通知をする中、また個別にお問い合わせいただいた中で、そのあたりは丁寧に説明をしながら、次回の応募の際にはそういった工夫をされるように、それぞれお願いをしているところでございます。

 以上でございます。

○瓜生委員
 ありがとうございました。おっしゃっていることはよくわかりました。

 毎回毎回採用に至らない部分、また予算の配分等で助成額というのが1事業200万円が限度と決まっているので、こういう形になってしまうと思うんですけれども、その部分をしっかり説明されているということでしたので、どこが採用に至らなかったか、どういうふうに直していけばいいのかというアドバイスをされているというお話を聞いて納得しました。今後とも、大変でしょうけれども、どちらかといったら採用になった方より採用に至らなかった方への手厚いフォローというんですか、説明というのが、行政の仕組みの中での物事は何でも一番大切なんだなと実感しておりますので、ぜひとも文化・生涯学習課長がおっしゃったようなことを続けていってほしいと思います。

 そのことを改めて丁寧に説明していただくことを要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

○墨谷委員
 私のほうからは、議題から質問をさせていただきたいと思います。

 昨年の12月1日に開設されました中央区映像情報まとめサイトについて質問をさせていただきたいと思います。

 まずは、中央区のあらゆる魅力を世界に発信していくということで、昨年の12月1日より開設されていまして、最終的にはフィルムツーリズム、ロケ地めぐりとか、フィルムコミッション、撮影支援とか、そういったことにつなげていきたいということだったと思います。また、このサイトについて、確認の意味を含めまして、もう一度教えていただければと思います。お願いします。

○守谷商工観光課長
 映像情報まとめサイトについてでございます。

 こちらは、テレビ、映画で実際に中央区内で撮影をして放映されましたものを情報として区から提供するだけではなくて、それを見たお客様のほうからこちらに情報を載せていただいて発信していこうというものでございます。これまで、観光でいえば、古くは名所旧跡といったものから、お買い物をするですとか、食事をするとか、いろいろな格好がございましたけれども、このまとめサイトにつきましては、ロケ地をめぐるということで新しい層の観光客の方々に中央区に来ていただいて、また、そこでいろいろお買い物をしていただいたり、お食事をしていただいたりということで、観光を通じた消費を高めていくということで実施をしているものでございます。

○墨谷委員
 昨年には、ホームページにも出ていましたけれども、アクセス数が1万件を超えたというふうに伺っております。最近のアクセス数とか、また情報の登録数について、教えていただければと思います。

○守谷商工観光課長
 開設当初、12月1日に登録した情報の数は100件を目安に観光協会等から情報を集めて、こちらから盛り込んだものも含めましてスタートいたしました。2月15日現在、190件を超えてございまして、もうすぐ倍の200件に近づくのかなといった状況でございます。

 また、アクセス数につきましても、2月15日の段階で1万5,000件を超えてございまして、大体今月中には1万6,000件に近い数字にいくのではないかというふうに予測してございます。

○墨谷委員
 順調に広がりを見せているというふうに思っていいのかなというふうに思いました。

 2月15日現在、もう1万5,000件ということで、情報登録数についても190件ということで、私も見させていただいていますけれども、テレビでこういうのが出ていたんだななんていうふうに思って見に行ったりとかしています。また、出ているところからの、例えばお店とか、そういったところからの何か反響というんですか、このまとめサイトを見てお店に来てくれたとか、そういったエピソードなどがありましたら、教えていただければと思います。

○守谷商工観光課長
 まとめサイトを開設してから、直接お店の方からお問い合わせをいただいたり、また、いろいろな商店街、また商店主の方からも、おつき合いの中でお話を聞くことがございます。その中で多いのが、実際に映画なりテレビ番組で使用されたものと同じ食事がしたいとか、同じものが買いたい、こういった問い合わせが一番多くて、出た後にはそういったものの生産に力を入れたりとかということが多かったというような声を聞いてございます。

○墨谷委員
 ありがとうございます。着実に商工観光振興につながっていっているんじゃないかなというふうに思います。

 提案なんですけれども、本区にはいろいろな魅力があります。歴史旧跡も先ほどもありましたし、また桜並木とか、いろいろと調べてみるとフラワーツーリズムなどという考え方もあるということで、桜並木とか、そういった魅力を企画に入れていただいたらどうかななんていうふうに思ったんですけれども、いかがでしょうか。

○守谷商工観光課長
 今回、このサイトはテレビ、映画のロケということに限ってございますけれども、こちらは試行ということで現在は職員の力でやってございますけれども、将来的には、いずれは観光協会と協議をいたしまして、観光協会の持っている情報と統合するような形、その中には名所といったものから、春になれば桜の名所ですとか、そういった情報も入ってございますので、いろいろなものと複合的に結びつけて、いろいろな新しい観光客の方、また広い観光支援を展開できるようなものにしていきたいというふうに考えてございます。

○墨谷委員
 ありがとうございました。本区の魅力を世界に発信していくオリンピック・パラリンピックも今後予定されて、海外の報道機関からの調査とか、そういったものにも対応できるような形で今後進んでいけば、すばらしいものになっていくのではないかなというふうに思います。

 すばらしいことで、お聞きすると月525円の予算でやられているということで、うまくいけばもっと予算をつけて、すばらしいものをつくっていただければというふうに思いまして、私の質問を終了いたします。ありがとうございました。

○高橋委員
 1点だけ確認をしたいんですけれども、所管外になってしまうかもしれないので、そのときはお答えいただかなくても結構です。

 資料2の日本橋社会教育会館の問題ですけれども、これは地下2階の駐車場をとりあえず何台か潰すということになると思うんです。逆に、この駐車場は今までどういう形で使われていたのか。地域の、例えば商工振興だとか、地域の人たちの月決め駐車場に使われている部分もあったと思うんですけれども、その辺も含めて、今、どういう関係になっていて、何台分減らすかはまだはっきりしていないんですけれども、減らした分についての吸収というのが問題なくできるのであればいいんですが、その辺だけ確認したいと思います。

○鈴木文化・生涯学習課長
 今回、日本橋社会教育会館、これから新年度、設計を含めて、地下へ移転をするという計画でございます。その中では、地下1階と地下2階に人形町駐車場を設置しているところでございます。この駐車場につきましては、定期貸し、また時間貸し、それぞれとして使われておりまして、近隣の方に御利用をいただいているところでございます。

 この複合施設全体としての附置義務、駐車場を設けなければいけない義務としましては52台という義務がありますので、今回、この改修の中で、その台数については確保できる、そういったスペースはとれるというような計画で調整をしているところでございます。

 以上でございます。

○高橋委員
 そうじゃなくて、言い方が悪かったかもしれません。済みません。要は、時間貸しと、それから今言ったように月決めで貸していた人たちがいるわけで、その人たちは例えば1年更新とか、そういうふうになっているんでしょうけれども、当然その分がどこかに影響が出てくるということになると、その辺についての問題はないのかなと。附置義務の問題ではないです。ごめんなさい。言い方が悪かったですね。済みません。

○鈴木文化・生涯学習課長
 済みません。人形町駐車場、定期または時間貸しという利用でありますが、定期貸しの利用の方につきましても、現在利用される方の数は確保できるように、そういった御利用で御案内できるように計画をしているところでございます。

 以上です。

○高橋委員
 いいです。わかりました。

○河井委員
 私からは、資料3の舟運とまち歩きツアーの試行について質問をさせていただきます。常任委員会、前委員とも重複するところもあるかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。

 まず、3番の総事業経費で118万円という経費を御提示いただいておるんですが、米印の2つ目、傭船費、印刷物作成費、企画運営費に係る部分の費用は118万円から1個目の米印の10万円を引いた108万円相当であるという理解でよろしいかどうかの確認をさせてください。

 また、2つ目の米印、傭船費云々については、都と江東区と江東区観光協会で負担するということなんですけれども、見出しからすると中央区と江東区がうまくタッグを組んで協力してやっていくのかなと思って見たら、費用負担が結構違うんだなと。この資料の字面だけを見て、そう思えたので、その辺についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。お願いします。

○守谷商工観光課長
 経費についてでございます。

 中央区が出しております経費につきましては、今回につきましてはまち歩きガイド及びその指導、また船上の研修費、その他雑費、イヤホン等の使用ということで、それ以外の経費は中央区のほうは出していないということでございます。大半の傭船経費等は江東区になります。

 この費用の負担の決め方は、今回、ハード事業と一体の整備ということで、江東区の高橋の船着場のスロープを改修する工事とセットになるということで、江東区側の負担が重くなっているということで、全体を見ますと、都が3分の1に対して江東区が60分の39、中央区が60分の1ということで、東京都も含めて3者の合意が成り立っている。江東区のほうは、主にこの補助金全体の中からハード経費の比重が重いということで、今回に限っては、中央区については主にまち歩きの部分だけの経費に集中して出しているという状況でございます。

○河井委員
 それぞれの負担をお示しいただきまして、ありがとうございました。

 以前、何年か前の委員会でもお尋ねしたところ、理事者の方から、中央区は観光で他区の力をかりて何かを盛り上げるというよりも、よそから言ってきたら、それに対応するようなニュアンスの回答があったことを今ちょっと思い出しました。

 江東区が御判断することかもしれないんですけれども、例えば今回の舟運のツアーというのは、比較的既にいろいろな団体だったりNPOが日本橋スタートで既に行っている事業だなという感じを受けたんですけれども、今回、傭船費云々のところで、それをどの団体に船を回すのをお願いするかというのは、江東区が発注するという理解でよろしいのでしょうか。その点だけ確認をさせてください。

○守谷商工観光課長
 船の配船につきましては、JTBさんのほうに委託をしてございますけれども、両区あわせまして、どこを通って、どのルートを通るかによって船の業者さんも決まってくるというふうに御理解いただいてよろしいかと思います。

○河井委員
 わかりました。どうもありがとうございました。

 あと、議題で1点だけ質問させてください。

 先週と先々週で週末に結構大きな雪が降って、中央区内もかなり、被害といいますか、影響が出たと思うんですけれども、2月といえば雪まつりというのを隔年でやられていると思うんです。来年、例えば雪まつりの時期に雪が降ったときに、要項を見ればわかると思うんですけれども、そういったときの対応は、引き続き東根市から雪をお願いするのかどうなのか、その辺の対応について教えてください。

○濱田地域振興課長
 雪まつりについてでございます。

 この雪まつりにつきましては、東根市との友好都市の一環事業ということで行っておりまして、当然、準備に相当の時間がかかっております。具体的には10月ぐらいから地元の方との協議を始めまして、東根市の方とも協議を進めながら、当日の運営の契約ですとか、また雪のほうもトラックで民間の会社に委託をして、もう既に契約が終わっておりますので、確かに今おっしゃるように、あれだけの雪が降れば雪を持ってくる必要はないということは考えられますけれども、あくまでも東根市さんの雪を使うということにも意味があるということで御理解いただければと思います。

 以上でございます。

○河井委員
 ありがとうございました。

 以上で終わります。

○小栗委員長
 それでは、よろしいですか。

 議題、地域振興、文化振興、観光振興及び地域経済活性化対策に関することについては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 第一回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○小栗委員長
 それでは、本日の地域活性化対策特別委員会を閉会します。

(午後2時10分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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