ページの先頭です
トップページ  の中の  会議録検索(本会議・委員会等)  の中の平成27年 東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会(9月10日)

平成27年 東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会(9月10日)

1.開会日時

平成27年9月10日(木)

午後1時30分 開会

午後3時 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長 田中 広一

副委員長 渡部 恵子

委員 木村 克一

委員 瓜生 正高

委員 加藤 博司

委員 青木 かの

委員 塚田 秀伸

委員 富永 一

議長 鈴木 久雄

4.出席説明員

(15人)

矢田区長            

齊藤副区長           

吉田副区長           

島田教育長           

平林企画部長          

濱田企画財政課長        

御郷副参事(都心再生・計画担当)

早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長

宮本環境土木部長

望月環境政策課長

田村都市整備部長

松岡都市計画課長

松村地域整備課長

坂田教育委員会次長

佐藤指導室長

5.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

川口書記

笠井書記

6.議題

  • 2020年東京オリンピック・パラリンピックに関すること

(午後1時30分 開会)

○田中(広)委員長
 皆様、こんにちは。ただいまより東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会を開会いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 過日の行政視察の実施に当たりましては、所期の目的を十分果たすことができたと思いますので、今後の施策の参考になればと考えております。

 なお、内容につきましては、第三回定例会での委員長報告で報告をさせていただきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 理事者紹介をお願いいたします。

○齊藤副区長
 (7月1日付幹部職員異動に伴う理事者紹介)

○田中(広)委員長
 ありがとうございます。

 議題の審査に入りますが、質疑につきましては、既に御承知のとおり理事者報告に対する質疑とあわせて行いますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、理事者報告をお願いいたします。

○平林企画部長
 

 1 中央区オリンピック・パラリンピック区民会議(仮称)について(資料1)

 2 第1回オリンピック・パラリンピックに関する講演会の開催結果について(資料2)

以上2件報告

○田中(広)委員長
 ありがとうございました。

 発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりですので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午後1時37分です。自民党さん44分、公明党32分、日本共産党さん32分、民主党区民クラブさん32分、維新の党さん32分、止水さん10分、無所属クラブさん10分となります。

 それでは、質疑に入ります。

 発言をお願いいたします。

○瓜生委員
 私のほうから何点か、オリンピック・パラリンピックにかかわる事柄で質問をさせていただきます。

 まず、質問、前後します。資料2、第1回オリンピック・パラリンピックに関する講演会が開催されたということで、大変参考になったというお話も聞いております。その中で、今回おおむねアンケートの調査結果まとめの答えから類推すると、大体好意的な答えのほうが多かったという話なんですが、参加された方の年齢層や性別等を改めてお答えいただきたいということと、11件の中で、情報開示をできるだけしてほしいとか、講演会を2回、3回とできるだけ続けてほしいというふうに書いておりますが、紙面の都合上でこういうふうに簡略的になっていると思うんですが、もう少し何か事務局のほうに要望等が来ていると思いますので、その辺についてもお話をいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 資料2についての御質問にお答えいたします。

 まず、参加者の方々の性別、年齢等についてでございます。

 こちらについては、アンケートの中で今回とってございませんので、数字としてはわからないところでございますけれども、当日お越しになられた方々については、やはり男性の方、女性の方、それから学生さんから、お年を召した方まで、老若男女さまざまな方が来られていたというのが実態でございます。また、区民の方、それから会社にお勤めの方々もお越しになられていたということで、第1回であるけれども、多種多様な方に参加をいただいたというふうに確認をしてございます。

 2点目、自由意見欄についてでございますけれども、こちらについては、第1部、長野の件につきましては、非常に参考になったという意見が特に多くて、講師の方からも、長野の大会の際には豚汁をつくっただとか、いろいろな催しを自分たちでやっただとか、そういった具体的なお話もいただいたところです。そういったところを踏まえまして、自分たちでも何かできるのかとか、こういったことを思われた方が多くいらっしゃいました。また、2人目の中村教授のお話では、スポーツを通じて、まず自分たちから行動を起こすことが大切だというようなことをおっしゃって、こういったものを受けまして、感想の中では、自分たちも何かやっていかなければならないといったようなこと、それから区内にサッカー場が欲しいだとか、もっとスポーツができる場所も必要なんだというような御意見も自由意見欄でいただいたところでございます。

 以上でございます。

○瓜生委員
 ありがとうございます。さまざまな世代の方が参加し、性別問わず、在勤在住も問わず、自分たちの中央区、日本のオリンピックですけれども、中央区に選手村が来ることですから、中心となって、もっともっと機運を醸成していかなきゃいけない。これは官民同じ気持ちだと思います。

 そういった中で、今回の講演会、大変有意義なものだったと思いますが、2回、3回と講演会を続けていくに当たって、今、まだ検討中なのかもしれませんけれども、最近、テレビ、雑誌、全ての媒体にいろいろ、エンブレムの問題だったり、競技場の問題、世界的にもお恥ずかしい話のところがあるかなと。今のところ、成功したのは招致で日本の東京でオリンピックをやるということだけかなという部分がありますけれども、この辺について、まだ決められていない、検討にも上がっていないのかもしれませんけれども、今、東京都の組織委員会がしっかりと機能している状況とは言いがたい部分もあると思いますが、所管部署としては緊密に連携をとっていると思います。実際、率直に、マスメディアを通してとかではなくて、オリンピック・パラリンピック調整担当課長でも副区長でも組織委員会の方とコネクションがあると思うんですけれども、そのあたりの温度感というんですか、教えていただきたいなと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 組織委員会との情報等のやりとりについてでございます。

 選手村整備等につきましては、これまでも組織委員会、あるいは東京都と随時調整をしているところでございます。ただ、今回の一連のエンブレム問題、こういったところは組織委員会等とは直接密接に連携するということが難しいのが実情でございまして、特別区で考えますと、今、特別区の中のオリンピック・パラリンピック課長会というような事務レベルの会合ができ上がっているところでございます。こういったところを通じまして、今回のエンブレム等の通知についても、東京都を介して受けているといったところでございます。事エンブレムの情報につきましては、9月の発表があってから、その日のうちに通知が来て、それから対応したといったこと、また9月7日には課長会がありまして、そちらの中でも一連のものについての説明があったところでございます。なかなか直接組織委員会と連携を密にしていくということが難しい部分でありますけれども、今後、東京都等を介しまして連携をしてまいりたいと思ってございます。

 以上です。

○瓜生委員
 ありがとうございます。しっかり本区としては対応しているという感じは受けるんですけれども、オリンピックまでまだ時間はありますから、さまざまな問題が出てくると思います。そのときにどういうふうに対応していくのか、しっかりと区民の皆様に説明がしやすいような体制は、本区だけでも、まずはとっておいていただきたいなと思います。

 お話の中にも出ましたけれども、公式エンブレムの使用中止に伴う対応について、暫定の丸っこいエンブレムをもう一回使ってくださいよというお話だと思うんですが、使用してはいけませんよと言ってから大分期間があいたもので、破棄をされている方とか、記念にとっておられる方とか、いろいろあると思うんですが、全体的に区民の方に知らせたり、これは中央区だけの仕事ではなくて、本当は東京都オリンピック委員会がもっと大々的に折り込みでとか、いろいろな方法で国民、都民の皆さんに知らせていかなきゃいけない問題なんですけれども、本区としては、どのようにアナウンスをしていくつもりなのか、お答えをいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 今後のエンブレムの取り扱いについてでございます。

 今、委員御指摘のとおり、現段階では、招致のときに使った桜のリースのエンブレムを暫定的に使うということで、現在のところ、組織委員会から発表され、東京都を通じて区のほうに情報が来ているところでございます。本区におきましては、早速ホームページでその旨の周知を現在既にしてございます。つまり、これまでお配りさせていただいた桜のリースのバッジ、こういったものについては引き続き、新たなエンブレムが発表になるまでの間、使用することができるといった旨を周知しているところでございます。

 また、この後、秋にかけて、さまざまなスポーツイベント等々があろうかと思います。こういったところで桜のエンブレムが使えるのかどうかについては、現在、組織委員会と東京都の中で協議、調整をしているところでございますので、こういったところについても、確定し次第、区のほうで対応していきたいと考えているところでございます。

 以上です。

○瓜生委員
 よくわかりました。バッジ1つとっても費用の発生する問題だと思いますし、従来持っておられる方もいらっしゃると思うので、再度中央区として組織委員会のほうに要望していくのかどうかというのは、また改めてその段階に来たら、お知らせをいただきたいと思います。

 それでは、資料1、中央区オリンピック・パラリンピック区民会議(仮称)について、会議の目的、企画部長から御説明ありました。まさにそのとおりだなというお話で、若干何点か、この中で気になる部分のお話を聞かせていただきたいなと思います。

 まずもって、別紙の表を見ると、区内各関係団体ということで、町会・自治会、文化関係団体とか商工関係団体、福祉保健関係団体等、中央区が何か会議を起こすときに出席を求めたり、さまざまなお知恵をかりる諸団体のお名前が入ることが想像されるわけですが、その他という部分について、どのような方を想定されているのか、どのような団体なのか、例えば有識者という方をその他というものに充てているのかどうか、その辺のお話を聞きたい。

 なぜかというと、最近、オリンピックの組織委員会でも何でもそうなんですけれども、有識者、有識者、識見を有する者と。本当に識見を有する方があったら、今回の事件というか、事案というのは発生したのかな、何をもって有識者というのかなというのが、区民の人と座談をしていると、よくお話を聞くんです。その辺について、本来、これは本質的に区民の会議ですから、区民全体、皆さん、いろいろな団体、団体に入っていない方もいらっしゃると思いますけれども、広く声を吸い上げて、しっかりとした中央区スタイルのオリンピックを提唱していくという意味合いだと私は思うんです。その辺について、御見解をお聞かせいただきたいと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 区民会議の構成員のメンバーについてでございます。

 まず、御指摘の各関係団体のその他というような書き方で一くくりにさせていただいてございますけれども、こちらには警察署あるいは消防署、こういったところを考えてございます。こちらについては、現段階ではまだ明らかになってございませんけれども、今後、大会開催に向けてセキュリティーの課題であったり、あるいは交通規制の課題であったり、こういったものを広く情報共有しながら進めていく必要があるであろうといったことから、こういったところを考えているところでございます。

 また、有識者については、今回設置しますオリンピック・パラリンピック区民会議は、会議の目的にもあるように、関係団体の情報共有、また連絡調整の強化、さらには各地域の自主的な取り組みの促進、こういったものを行う趣旨から、有識者を入れるというものではなくて、区内の各関係団体の長の方にお集まりいただいて、広くオリンピックにかかわる情報を共有しながら、各団体の取り組みを推進していただくものと考えていることから、有識者の設置は考えてございません。

 以上です。

○瓜生委員
 ありがとうございました。団体を通してでありますけれども、区民の皆さんの意見を広く吸い上げていただく、その辺をお聞きして安心しました。今後ともそれを続けていってほしいなという感じでございます。

 続いて、今回、オリンピック・パラリンピック区民会議を行うに当たって、広く区民側の意見を行政にお伝えする場ができてくるのかなというふうに思うんですが、その前に、行政、担当の所管部署の方ともいろいろオリンピックに対する見識を深めたり、知識を深めたりというのもしていただきたいという中で、来年リオデジャネイロのオリンピックが行われるわけです。これは多分課長だとお答えをしづらいと思いますし、費用のかかる問題ですけれども、職員の方を、課長も含めてなんですが、リオデジャネイロのオリンピックに、派遣をして、しっかりと選手村の跡地だとか運営方法だとか、これは東京都の組織委員会から上意下達で来たものだけを受け取っていたのでは、我が区としてのしっかりとした体制を練られないのかなと。直接都議会に傍聴に行っているわけではないですけれども、新聞報道、お話を聞いたり、組織委員会の報道を見たり、さまざまな立場からの御発言だとか、いろいろ見ていると、どうしても、不安感というんですか、不信感というんですか、組織委員会とか東京都に対してもそうですけれども、私は拭うことができない。その中で、せめて中央区の職員の方だけでも区民に対して、うちの区の職員はしっかりとオリンピックに対して向き合って誠実に取り組んでいるんだというところをPRするため、また職員の識見を深めるためにも、ロンドンもそうですけれども、さまざまな、オリンピックをやったところの選手村だとか、いろいろな状況をぜひとも見に行ってほしいという思いがありますけれども、その辺について上層部の方はどのようにお考えか、お聞きをしたいと思います。

○平林企画部長
 大会後のまちづくりにつきましては、現在、晴海の中でいろいろ検討されております。確かに、ロンドン大会のときの事例も我々の中では把握しているつもりでございますし、私、リオデジャネイロはまだ存じ上げておりませんけれども、現地まで行かなければわからないことなのかどうかも含めて、いろいろな情報をとりながら、中央区で生かせるものは生かしていきたいというふうに考えておりますけれども、現地まで行くことは、今のところ考えてございませんけれども、必要に応じて、行く必要があれば、それは行きたいというふうに考えてございます。

○瓜生委員
 企画部長、ありがとうございました。私も、もちろん国内にいることによって情報全てが入ればいいんですけれども、やはりいい情報というのはどんどん伝わる部分はあるかもしれないですけれども、悪い情報は現地に行って見たり、現地の人で利害関係のない人からのお話でないとわからない部分等もありますから、そういった発言をさせていただきました。

 今回のオリンピック・パラリンピック区民会議、しっかりと組織をされ、中央区、これもオリンピック・パラリンピック区民会議という名前で、直の組織委員会ではないですけれども、そういうふうな形で動いていって、結局、オリンピックの後にも区民会議に参加するような愛着心、区に対していろいろ思いがある方がこういった組織を母体にして、また中央区のまちづくりや繁栄に寄与していっていただきたいという思いがありますので、ぜひとも成功させていただくようにお互い努力をしていきたいと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

○加藤委員
 それでは、先日出されました(仮称)晴海五丁目西地区開発計画、いわゆる選手村計画について質問をいたします。

 この見解書では、都民からの意見書が12件、事業段階関係区長からの意見が中央区長と江東区長から2件が提出されたということが述べられております。読ませていただいて、たくさんの項目で重要な指摘がされていると私は感じ、貴重な意見だと思います。そこで、評価書案にかかわる見解書について、都民や中央区長からの意見についての事業者の見解の概要について、関連して質問します。

 まず、1点目、大気汚染の問題です。

 見解書では39ページになりますけれども、環状2号線の交通量をどの程度として想定しているのか、最初に確認したいと思います。資料によりますと、環状2号線の将来交通量は4万794台とありますが、これで間違いないのかどうか確認しておきたいと思います。

○望月環境政策課長
 今、手元にアセスメントの資料がございませんので、数字の確認はできませんが、今回のアセスメントの手続きでございますが、これは東京都の条例に基づく手続きでございます。その中で今現在、見解書という形で、事業者が出された意見について見解を出したという形になっております。今、その段階だということで、その資料が出されているところでございますけれども、その中身については、当然、さまざま東京都のほうも環状2号線のほうの想定の台数等を出されている資料等をもとに、事業者のほうで策定されているというふうに考えてございます。

 以上です。

○加藤委員
 事前にお願いをしておかなかった私の不手際もあるんですけれども、実際に環状2号線の将来交通量というのは、資料を見ますと4万794台ということが書かれているんです。ところが、環状2号線の都市計画変更案及び環境影響評価書のあらまし、2006年、平成18年によりますと、晴海での計画交通量、これはまだ開通していませんけれども、予測の対象時点として2015年、ことしですよね。平成27年度では5万6,800台、また周辺道路網がおおむね完成すると想定される年度として2025年、オリンピックが終わって5年後を想定しているわけです。その平成37年では5万5,300台と予想しているんです。これを見ていくと、計画交通量が将来交通量の1.35倍になっているわけです。計画交通量が35%もふえている。こういうことについて、将来交通量と計画交通量の違いはあると思いますけれども、この違いについて御説明をいただければと思います。

○望月環境政策課長
 申し訳ございませんが、その資料が手元にございませんので、詳しい説明というのはできないんですが、当然その中に書かれております部分については、事業者が当然評価をして、見解として出されているものでございますし、それについては、まだ最終的なアセスメントの手続きが行われている中でございますので、今後、最終的に取りまとめられるものとなる段階にもチェックは入ると思うんですが、そこに出されております将来と計画というようなお話でございますけれども、それについては私のほうでも確認をさせていただきたいと思います。

○加藤委員
 困りましたね。この後の質問をどう展開していくかというのが非常に悩むところなんですけれども、見解書の中で中央区長が非常に大事なことを述べているんです。中央区長からの意見として、施工中の建設機械などの稼働に伴い、NO2、二酸化窒素濃度が環境基準に達すると予測されているという非常に厳しい意見を述べているわけです。工事期間中の大気汚染に、そういう形で言及している。この見解書を見ても、多くの都民の方からも、大気汚染について悪化するのではないかという危惧、不安、心配が数多く出されております。実際、晴海通りは1日約4万5,000台の交通量が想定されているわけですけれども、さらに将来、環状2号線、この数字が正しいとすれば、1日約4万台の交通量が追加されることになって、NO2による大気汚染は悪化するのではないかと心配するわけですけれども、これについてはどういう御見解をお持ちなのか、お聞きしたいと思います。

○望月環境政策課長
 そちらのほうの中で、当然、工事の期間中ということでございますけれども、工事の機械等による汚染等については、最小限にとどめるというような形で多分事業者のほうの見解が出されていると思います。それは、当然、工事の機器等も省エネルギーあるいはそういった対策を講じた形で工事がとり行われる中で配慮をしているということだと考えております。

 車については、当然そういった台数の増加があるということは1つありますが、こちらについても東京都のほうではディーゼル規制を行ったり、あるいは最近ですと、大分、電気自動車の普及、ハイブリッドという形のものも出てきている。そういった全体の中では、削減という方向もあるかと思っております。そういった中で、今回そういった評価をしていると。事業者としては、最大限そちらに配慮しながら工事を行っていくという形で見解がまとめられていたかと記憶しております。

 以上です。

○加藤委員
 確かに、今、排ガス規制の中で、さまざまな規制がされて、電気自動車とかハイブリッド車とか、そういうものが出てきていることは私も承知しております。しかし、晴海通りに匹敵するものがもう一本横にできるわけです。それと、将来の臨海部等の再開発で大量に集中発生する交通量を科学的に推計し、汚染濃度の評価を行うべきではないかと考えるんです。

 また、選手村では、その後、住宅を開発すれば、3,000台以上の駐車場があそこにつくられる予定になっていますので、当然そういう人たちが利用する車によるプラスアルファというのが出てくるわけですから、そういうことも推計しながら汚染濃度評価をきちんと科学的に行うべきではないかと思うんですけれども、私の意見に対してどのようにお考えになるか、お答えいただきたいと思います。

○望月環境政策課長
 委員のお話にありましたように、開発による推計等はそちらの中に含まれた形でアセスメントのほうが行われているというふうに認識しております。ですから、アセスメントを行う時点で考えられる部分については、そちらのほうの台数等も含めて、将来予測という部分も含めてするような形で、多分東京都の指導も行われているというふうに感じていますので、その辺については、そういった想定になっているというふうに考えてございます。

 ただ、どこまでの数字でどうやっているかというのは、今、手元にございませんので、そこはお答えできないんですが、そういったものを含んだ形で、当然アセスメントというものが行われ、評価がされるという形になっていると思っております。

 以上です。

○加藤委員
 先ほど環状2号線が、この数字によると5万5,300台、平成37年度、計画交通量ですね。そして、今回の4万台という形で、数字上の開きがあるわけですよね。環境影響評価書は、アワセメントとよく揶揄されておりますけれども、環境基準に合わせるために、将来交通量を調整しているのではないかと思えてなりません。繰り返しになりますけれども、将来の臨海部の再開発で大量に集中発生する交通量も科学的に推計して、環状2号線が選手村の横をぼんぼん通るわけですから、やはり大気汚染の濃度の評価をきちんと行うよう、中央区としても求めるべきではないかと思います。

 次に、それに関連して、景観についてです。

 これについては、見解書では晴海地区将来ビジョンの趣旨も考慮しつつ、晴海地区将来ビジョン推進会議などで地元の御意見を参考にしながら、本開発計画の着実な整備に取り組むとし、今後、事業協力者等の意見も取り入れて検討し、晴海デザイン協議会等との協議を実施するとありますけれども、現在の協議などを含めて、取り組みの状況、今後の予定はどのようになっているのか、お答えいただきたいと思います。

○松村地域整備課長
 選手村計画の景観、デザインについてでございます。

 昨年12月に公表されましたモデルプラン、それから春に出ました計画概要につきましては、まだまだ建物のファサード、表面上のデザインについて描き切れていないのかなというふうに認識してございます。

 現在、晴海ビジョン推進会議等も行っているところでございますし、その他、周辺のマンションの方々とも意見調整等をしているところでございます。その中で出てくる景観に関する意見、そういったものを区のほうでも吸い上げて、東京都及び事業協力者のほうにも伝えながら進めてまいりたいと思っております。今後、より具体的な建物の景観に関するものが出てきた際に、そういった要望がどの程度対応されているのかどうか、デザイン協議会等を通じながら、区、それから区民のほうでもチェックしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○加藤委員
 将来ビジョン検討委員会で1年かけて皆さんが頑張って、いろいろと本当に立派なものをつくり上げたんだと私は考えております。そういう意味で、あれを無駄にしないために、今後、開発計画の中で生かしていただくことが必要ではないかと思うんです。

 例えば、晴海地区将来ビジョン検討委員会でいろいろと提案された内容について、例えばこういうことが今回の計画の中に生かされたとか、そういうものがあれば、事例をお話しいただきたいと思います。

○松村地域整備課長
 ビジョンの内容がどの程度計画の中に生かされているかということでございます。

 東京都のほうから、この部分を生かしたという言い方をされているところもあれば、そうでないところもあるんですが、私の認識の中で反映されている部分もあろうかと思っていますので、その辺も含めてお答えさせていただければと思ってございます。

 昨年、平成26年2月から晴海地区将来ビジョン検討委員会を立ち上げて、東京都のほうもオブザーバーとして毎回出席をいただいたところでございます。この際、構成員の方々から、地域の課題であるとか求めるものが要望されておりました。その中で、交通でありますとか、それから商業施設を含む生活利便施設、水辺のプロムナード、そういった地域をよりよくする内容について要望が出されたところでございます。従来、選手村で開発をするというものは招致ファイルの中では宿泊施設を再開発と将来マンションにかえていくという記載があったところでございまして、商業施設まで、そういったものを含んだ開発になるという記載はなかったところでございます。昨年の12月のモデルプランの中でも、商業施設を含んだ再開発事業を進めていくという提案がなされたところでございます。地域の方々が日ごろの食料品等々の買い回り品を買いに行くのがなかなか不便であるという意見を踏まえて、そういった商業施設も区域に含まれたのではないかというふうに私は認識しているところでございます。

 さらに、地域の方々からは、中心軸と言われております晴海の中央を通る通り沿いににぎわいのゾーンを持ってきていただきたいということで、ビジョンの中でも中心軸というものを設定しておりますけれども、そこを生かして、中心軸上の建物の下には路面の道路に面した店舗を配置するであるとか、それから水辺に向かっては緑道を整備したり、広大な緑地、広場を整備するといったような内容が反映されているというふうに認識しているものでございます。

 しかしながら、現計画では、まだまだ交通に対する対応というのも出てきておりませんし、選手村の計画外にはなりますけれども、水辺の整備、こういったところもまだ明確になっていないところでございますので、そういったところについては、引き続き区民の意見を吸い上げながら、東京都のほうに働きかけをしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。

○加藤委員
 まだまだこれからの計画の中ですから、具体的にお答えできないところがあると思うんですけれども、ただ、今回の計画を見ますと、やはりちょっとおかしいんじゃないかと私は率直に思うんです。2棟の住宅と複数の住宅と板状22棟、組み合わせ、配置計画をするということで、めり張りのきいた景観が形成されるということも述べているわけです。私から見れば、自画自賛ではないかという思いがあるんです。高さをそろえるのではなく、でこぼこなまちをめり張りのある景観などと、強弁ではないかと思うんです。今、中心軸の問題とか商業施設の問題、また緑道の問題も言われましたけれども、眺望の問題でいいますと、評価書案の217ページからある合成写真を見たら、これはすごいなと思うぐらい、運河上に本当に壁のような板状の建物が建っているようにしか見えないんです。とてもめり張りのある景観、その周辺を緑道という形で、遊歩道になると思うんですけれども、やはりこういうものは見直していく必要がある。

 当初計画されていた選手村の計画というのは、私はもう一度検討すべきではないかと思うんですけれども、そういうことも含めて、御意見を伺いたいと思います。

○松村地域整備課長
 景観等を含めた問題の中で選手村の計画を再度見直すという御意見に対する回答でございます。

 先般、6月に行いました地元のまちづくり協議会の中においても、地域の方々から、選手村の計画、しかもまだまだ中身が整っていないというか、まだまだ建物の高さであるとか壁面の位置といったようなところまでしか明らかになっていない中で、晴海全体の地域がどのようによくなっていくか、そういうところがなかなか見えてこないと。これでは地域としていいものなのか悪いものなのか判断できないということ、今後、そういったものをちゃんと提出すべきだというような御意見があったかというふうに認識してございます。

 先ほど申し上げましたとおり、地域の課題であります交通関係、それから水辺の話、そういったところもまだまだ見えてきていないというのがございますので、区としては、そういったところの計画も明らかにする中で、全体として晴海がよくなる、そういったところができるかどうかを確認してまいりたいというふうに思ってございます。

 また、委員御指摘の景観に関する図柄につきましても、建物の表層上のデザインが描かれていなくて、単色の色合いで表現されていることから、若干壁状のように見えるかなというふうに私も認識しているところでございます。私どもとしましては、建物の表層上を分節化する、もしくは例えば一部を壁面緑化する等々も含めて、今後、壁というふうに見えるようなものをより和らげるような工夫をしていただきたいということで東京都のほうにも申し入れていきたいと考えているところであります。

 以上です。

○加藤委員
 ぜひ区民の声なども東京都にきちんと申し入れをお願いしたいと同時に、建物の、今、合成写真ですけれども、建物と建物の間をはかってみると、大体10メートルから20メートル前後しか隣の建物と離れていないんです。ということは、遠くから見れば、ほとんど1枚の板なんです。そう私は思うんです。それは違うよと言うかもしれませんけれども、やはりそこは見直していく必要があるのではないかと私は思います。

 それと、風環境の問題についてもきちんと質問をしておきたいと思うんですけれども、風環境の事後調査を実施し、追加の対策が必要と考えられる場合には、関係機関と協議しながら、防風対策を検討していくと見解書に述べられているんです。41ページになりますけれども、事後において、こういう追加の対策を行った事業、区内での事例があれば、具体的に教えていただきたいと思うんです。

○田村都市整備部長
 区内におけます竣工後の風対策でございます。

 それぞれの計画の中でやっていますけれども、例えば浜町三丁目のトルナーレ日本橋浜町の開発でございます。あちらについても、竣工後に環境上のことを見て、植栽等について、入居者の方々に組合をおつくりいただいておりますので、検討していただいております。それから、勝どき六丁目でございますけれども、トウキョウ・タワーズについても、竣工後の風状況を見て、これはマンション側にもいろいろ検討をしていただきましたし、区も周辺の風調査をしながら検討させていただいたというような状況がございます。そのほかにも、それぞれの状況状況によって検討をしていただいていると。その結果、大きく異なるというような状況になった場合には、当然そういった対策をしていただくということについては、これまでも取り組んでおりますし、ここの晴海五丁目の計画についても、同じように区としては取り組んでいきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 検討はしたと。しかし、私が聞いたのは、追加の対策を行った事例について具体的事例を挙げてほしいと質問したので、その点、もう一度お願いします。

○田村都市整備部長
 先ほど申し上げました浜町については、植栽をふやしているというふうに記憶してございます。勝どき五丁目については、検討していただいた結果として、ちょうど検討時点に周囲に植えてあった植栽、街路樹等がまだ成長途上であったということで、たしか、そちらの成長を見て、その上で再度というふうになって、その時点では直接的に何か対策を施したというような状況には至っていなかったというふうに記憶してございます。ですから、これについては、まだ継続中というような認識がございますので、また、その状況を見ながら対応していくのかなというふうに思っています。

 そのほかの計画についても、そういった事後の検証、検討というものを、調査をしていただきながら、先ほど申し上げましたけれども、大きく計画段階と結果が異なるというものについては、当然ながら対策をしていただきますが、その結果、私の記憶としては、それほど大きな違いはなかったということで、街路樹等の成長の状況を見ながら、そのあたりについては対応できるのではないかという、そういった範囲内であったというふうに記憶しているものでございます。

 以上でございます。

○加藤委員
 トウキョウ・タワーズが建ち上がって、もう8年になるんですけれども、まだ成長過程という御認識であるということがわかりました。8年もたって、いまだになかなかそういう問題が解決されない。実際に近隣の住民の方からも、ビル風は何とかならないのと、実際に私のところにもよく相談に来る方と、いろいろお話しする中で、そういうお話をよく聞きます。

 私は、今回の見解書、環境影響評価書においても、ビル風の問題については、実際に起きているビル風の調査を行い、対策をしていく必要があるのではないかと考えるんです。実際に、今回、区長の意見書の中にも風対策については慎重に対応するようにしてほしいという要望も出ておるわけですから、それについてもう一度、中央区の今後の考え方について御認識をお伺いしたいと思います。

○吉田副区長
 私ども、先ほどから都市整備部長、地域整備課長のほうからお答えをしておりますのは、大規模開発については1年間フォローで、つまり1シーズン、それぞれのシーズンが経過しないと、どういう問題が起きるかわからんということで、1年間事後の調査をさせていただいておりますと。そこの中で大きな問題があれば、直させていただいておるわけでございまして、実は1シーズンやっても時々わからんことがある。例えば、現実の問題として、浜町のFタワーなどでも起きていることですけれども、実は隣のビルである特定の風が吹いたときに、ビルの中に音が入ってしまうと。向かい合った風で音が入ってしまうということで、マンションの側のドレーンの取り入れ口の形状を直したりというようなフォローをさせていただいている。ただ、基本的には、事業者には1年間最低限どういうふうになるかということを見ろと言っている。そういう中で問題が出てきた場合には、直させている。事後、かなり深刻な問題が出てきた場合には、そのビルの所有者との話し合いをしながら直させるというようなことを私どもはやっている。

 トウキョウ・タワーズについて8年たったということは十分承知していますし、そういう部分の直しはきちんとやっている。その1年間の間のときには木が生えていなかったというだけであって、そういうことについては、きちんとやっている。これは、自然環境が相手ですから、いろんな問題が起きます。ですから、最低限1年間はきちんとフォローをさせるし、その後、問題が出てくれば、地元の自治体として、直させていくために、さまざまな形で働きかけていくことは当然だろうというふうに思っているところでございます。

○加藤委員
 今、吉田副区長の答弁もありましたけれども、1年間ということではなくて、やはり区民からの聞き取り、それからビル風の調査を行い、建物の形状や配置に生かすよう求めていくべきではないかと思います。

 あと、ヒートアイランド問題についてです。

 事業者の見解でも、屋上緑化等を推進し、沿道の緑化と緑のネットワークの形成を図り、ヒートアイランド現象の緩和に努めていくとあります。つまり、ヒートアイランド現象が発生することを事業者も認めているわけです。しかし、今回の環境影響評価書では予測調査項目には入っておりません。都心の温度上昇が心配される中、22棟もの板状住宅、2棟の超高層住宅の建設で都心への海風や川風が遮断される状況を生み、現実にヒートアイランド現象が懸念されると考えます。そういう意味で、環境影響評価書案に位置づけていくことが求められると思うんですけれども、それについて、どういう御見解なのかを聞きたいと思います。

○望月環境政策課長
 アセスメントに関しての評価の内容といいますか、項目ということでございますけれども、そちらのほうにつきましては、建てられる建物に関して影響のある部分でのアセスメントという形で東京都の条例に定められておりまして、その項目を調査、評価しているものでございますので、ヒートアイランドの項目が入っていないからといって、条例上の部分で足りる状況であれば、それはアセスメントの中身としては問題ないというふうに考えます。今のヒートアイランドの関係でいきますと、先ほど建物の配置のお話がございましたが、植栽等も含めた詳細な計画はこれからというふうに私どもは聞いていますが、当然、オリンピックの選手村である以上、緑の工夫なり配置なり、そういったものは十分に対応がなされていくだろうというふうに考えてございます。

 また、ヒートアイランドの関係で、先ほど海風、川風というようなお話がございましたが、風の道というものも、低いものもあれば、高層の部分のものもある。いろいろあるというふうな中で、どういうふうに風の道が今後、隣棟間隔を含めて、構成されるのか、それは今後明らかになるかと思いますが、当然、建物の形状、配置は、その部分では決まっておりますので、その辺の工夫は配慮がなされて計画されているものと考えてございます。

 以上です。

○加藤委員
 (仮称)晴海五丁目西地区開発計画ですけれども、区長の指摘もありますけれども、大気汚染の問題、景観や風環境、またヒートアイランド現象など、やはり課題が山積みになっているのではないかと思います。この開発計画が開発の目標とされる、多様な人々が交流し、快適に暮らせるまちづくり、水辺に囲まれた立地特性を活かした魅力的な空間づくり、自然災害への防災対応力を高めた複合市街地の形成とあります。私は、東京都が用地を取得し、基盤整備を含め、莫大な公費を投入する選手村整備が、一部の民間事業者の利益のためにゆがめられてはならないと思います。特に、都心の18ヘクタールの都有地に都営住宅など公的な住宅の建設計画が全くないのは問題だと思います。

 東京都の計画といえ、晴海地区将来ビジョン推進会議等での地元の御意見を参考にしながら、本開発計画の着実な整備に取り組むとし、今後、事業協力者等の意見も取り入れ検討し、晴海デザイン協議会等と協議を実施すると見解書で回答しております。さまざまな区民から出されている危惧や不安、心配、そういうものをぜひ中央区は受けとめ、区民の声が生きるよう取り組むことを求めて、発言を終わります。

○青木委員
 よろしくお願いいたします。

 私からは、区民会議について、それ以降は、議題といたしまして、オリンピック・パラリンピック教育について、あと交通問題について、時間がありましたら、先日いただいたばかりのことし5月に実施された世論調査から、オリンピックについて順次お尋ねしてまいります。

 まず、中央区オリンピック・パラリンピック区民会議なんですけれども、確認です。

 前回の委員会でいただきました資料の中に、既に中央区オリンピック・パラリンピック区民会議(仮称)ということで入っておりまして、分科会に分かれている中で、今回、観光・文化検討部会、ボランティア検討部会は同じなんですが、前回、サイン検討部会となっていたものが多言語対応検討部会となっております。これは、中身は同じだけれども、単にタイトルを変えたのか、あるいは少し中身が違うことになったのか。イメージということですので、イメージで結構ですので、ここの名前が変わった理由を、まず教えてください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 委員御指摘の検討部会の命名の部分でございますけれども、当初、サイン検討部会ということで計画、予定をしていたところでございますけれども、庁内で関係課長等々と現在の区の課題等を取り上げている中で、必ずしもサイン、いわゆる案内標識等だけでは今回のオリンピック・パラリンピックに対する対応というのは足りないのではないかと。具体的には、例えばデジタルサイネージだけではなくて、それぞれお持ちのスマートフォンだとか、そういったアプリの対応、Wi-Fiだとか、必ずしもサインだけではなくて、いろいろなツールを用いての多言語対応というものが必要ではないだろうかということから、幅広に捉えるという意味で多言語対応検討部会というような形で命名を変えたところでございます。

 以上です。

○青木委員
 理解いたしました。

 そういたしますと、デジタルサイネージの話も出ましたが、ピクトグラムなども含まれてくると思います。今回、私は知らなかったんですけれども、ピクトグラムは1964年の前回の東京オリンピックから始まったということなんですが、本当ですか。これは感動しました。やはり当時は、まだ今よりもさらに英語をお話しになる都民の方が少なくて、言葉が通じない中で、どうやって、いわゆるおもてなしをしていくか、まずはサインをはっきりさせるかということで、このときに大きくピクトグラムが取り上げられ、現在も使われているものがある。さらに、生活もいろいろ多言語になりましたので、都のほうでですけれども、新しいピクトグラムをつくっているというニュースも見ました。つくるのは都であっても、区内の適所でしっかりと使われていくように期待したいと思います。これも一つに入るのではないかと思います。

 それでは、次に、オリンピック教育についてお尋ねいたします。

 まず、東京都のオリンピック・パラリンピック教育として、昨年、平成26年度、中央区では泰明小学校、中央小学校、明石小学校、豊海小学校、久松幼稚園が選ばれました。都のホームページで確認しましたところ、その代表的な実践例といたしまして、中央区立泰明小学校の例は見ることができるんですが、それ以外の小学校あるいは幼稚園について、どのようなことが行われたか、まずは総括といいますか、聞かせていただければと思います。

○佐藤指導室長
 昨年の東京都のオリンピック教育推進校は、泰明小以外にも複数の小学校、幼稚園で行われておりますが、その具体的な実践例としましては、オリンピアンあるいはパラリンピアンを呼んでの講演会あるいはスポーツ教室、そういうものを実践しております。また、その中で、講演会だけではなくて、オリンピック・パラリンピック学習という形でオリンピズムの精神を学ぶ学習に取り組んでまいりました。

 以上でございます。

○青木委員
 わかりました。

 今年度についても、もう東京都は発表しておりまして、今年度の都のほうのオリンピック・パラリンピック教育推進校は泰明小学校、中央小学校、有馬小学校、久松小学校、阪本小学校、月島第一小学校、月島第二小学校、日本橋中学校が選ばれております。

 まず、ここで気づくのは、単年度で東京都のほうは指定していくというふうに聞いておりますが、泰明小学校と中央小学校が連続して選ばれている。この点について、あと5年ありますので、毎年オリンピックが開催する年までには全校が指定されるのかもわかりませんし、区のほうでも、後でお尋ねしますが、区独自のオリンピック・パラリンピック教育推進校というものもありますが、まず都のほうから、泰明小学校、中央小学校が2年連続選ばれたということは、やはり1年間の取り組みが大変よかったことが評価されて、もう一年というふうになったのか、この辺、情報を共有していただけますと、これからほかの学校にも役に立つと思いますので、御見解をお聞かせください。

○佐藤指導室長
 まず、東京都のオリンピック・パラリンピック教育の推進校、都の指定校でございますけれども、泰明小と中央小は2年連続ということでございます。これは、1年目が評価されてということかどうか、これはわからないところなんです。実は、ほかの学校も2年目の申し込みをしたところでございます。しかしながら、中央小と泰明小においては、この2校だけは、理由はわからないんですけれども、2年目の継続の希望が通ったということの結果でございます。そういう形で2年連続という学校が2校だけ残ったということが実態でございます。

 以上です。

○青木委員
 理由はわからないというお答えでしたが、多分理由はあると思いますので、調べていただいて、共有していただければと思います。

 その上で、中央区のオリンピック教育推進校があるわけです。予算で今回はオリンピック・パラリンピック教育の推進ということで一校一国運動、オリンピック・パラリンピック学習を含めまして約630万円が計上されております。

 そこで、東京都のオリンピック推進校と、ここにわざわざ本区独自の教育実践校を選んで推進していくとありますので、その独自のというのはどういうことなのか。

 あと、わかりましたらで結構なんですが、オリンピック・パラリンピック教育推進校に東京都のほうで指定されると幾ら助成されるのか、また、中央区で指定されると幾ら助成してもらえるのか、そこまで教えてください。

○佐藤指導室長
 まず、都の指定を受けますと、これは50万円、都から助成がおりてくるということでございます。また、区のオリンピック・パラリンピック教育実践校におきましても、これも同様にいろんなパラリンピアンやオリンピアンを招聘するということで、非常に報償費もかかりますので、同様に50万円を助成し学校で活用していただくという形での予算立てになっております。

 また、区独自のオリンピック・パラリンピック教育推進校におきましては、都はいろんな依頼があるんですけれども、区としてはオリンピック・パラリンピック学習だけではなくて、一校一国運動、そしてまた今回の東京オリンピック・パラリンピックですけれども、パラリンピックの視点を非常に強く出してきている。そういう意味で、パラリンピアンあるいは障害者スポーツを区としてはしっかり学習させるような取り組みを展開させていただいております。

 以上でございます。

○青木委員
 わかりました。この50万円を有効に使っていただいて、今、指導室長からもありましたように、やはりパラリンピックの精神もしっかりと教育に生かしていく、これは重要だと思います。

 あと、1点だけ、これは去年もお聞きしたと思うんですけれども、選手村ができる晴海地区の月島第三小学校と晴海中学校がまだ指定されていないんですけれども、これは区のほうで指定されていくのか、あるいは今後の対応についてお聞かせください。

○佐藤指導室長
 月島第三小学校は、都の指定を今年度受けていると思います。そしてまた、晴海中学校でございますけれども、実は都の申し込みに応募はしたんですけれども、数の問題がありまして、都としてはできなかったんですが、区のオリンピック・パラリンピック教育の実践校で指定をさせていただいたところでございます。

 以上です。

○青木委員
 わかりました。

 それでは、これは東京都のホームページから持ってきたんですが、月島第三小学校が入っておりませんので、これはぜひ訂正していただくといいと思います。

     〔「違う」と呼ぶ者あり〕

○青木委員
 区のということですか。後でお聞きをします。

 それでは、次に、今、競技場のほうもいろいろと問題になっておりますが、たどっていきますと、やはりオリンピックファイルという詳しいものがありまして、私たち議員もいただいて、それを読みました。

 国立競技場を例に出すまでもなく、本当に一番のメーンであった、あるいは今回東京に決まった大きな理由の一つであるコンパクトオリンピックというものがだんだん、崩れていくという表現は変ですが、毎日情報が変わるので、今また変わっているかもしれませんが、例えば一番最初は33会場のうち28会場が中央区晴海選手村から半径8キロ圏内、これは本当にすばらしい、選手の皆さんにとっても、関係者の皆さんにとっても、移動の労力を少なくすることができるという上で、すばらしい考え方が評価されたわけですが、その後、いろいろ問題がありまして、例えば9月に発表されたものでもセーリングが神奈川県藤沢市になりまして、何競技かが東京ビッグサイトになりましたよね。失礼しました。東京ビッグサイトは江東区ですが、幕張メッセ、千葉市も入っております。

 そういう中で、最初は、どこで競技をしようと、選手の皆さんは晴海の選手村に戻ってきますので、この中でできるだけスムーズに選手や関係者の移動をするために、期間中はオリンピック専用レーンを設けるという話が東京都のほうでありました。それでも、範囲をある程度限定していても、区民の皆さんには交通量という面ではいろいろ影響があると思うんですが、さらにこれが神奈川県あるいは千葉県まで広がることによって、専用レーンが設けられることによる混乱のようなものがもしあるのでしたら、危惧されますが、その点についてお聞かせください。

○吉田副区長
 いわゆるコンパクトオリンピックの部分が崩れる以前に、大体大きな問題がございまして、実は選手村を環状2号線が貫通しておりますから、基本的には選手村が設営されているときには、そこは一般車両の通行は、原則的に禁止されるのではないか、オリンピックレーンになってしまうのではないかと。そのときに、臨海部のさまざまな競技施設と都心部をつないでいく道路が、象徴的に言えば、晴海通り一本になってしまったときに、どういう交通になるんだということ、これはかなり深刻な課題でございます。コンパクトなオリンピックということが崩れたからということではなくて、コンパクトであったとしても、この中の交通をどうするんだと。日本の警察は優秀でしょうから、選手と役員は何とか死に物狂いで通すんでしょうけれども、実際、観客の移動とか何かというものをどう考えるか。

 それと、中間に、これは時期的にも中間なんですが、都心とオリンピック会場の間に市場という大型物流施設が、これは来年の11月に引っ越しすると言っているわけですけれども、そういうものがあるわけです。都民の生活というものも含めて、交通を全体としてどう計画化するかというのは、かなり深刻な問題でございます。

 この部分について、我々としても相当大きな危惧を持っておりますので、東京都にはそういう部分も、我々のところで一センチも動かないような晴海通りになってくれたのでは、オリンピック期間中もオリンピックの前も大変困る話なので、そういった部分を含めて、危惧される部分については、いろいろ我々としても整理をしながら、きちんと話をしていかなきゃいかんというふうに思っています。ですから、これは、今、委員が御指摘になったような、いわゆるオリンピックイメージが変わったという部分も含めて、実は交通の問題についての検討が総体におざなりにされていないだろうかということを私どもとしては強く懸念をしているというところでございます。

○青木委員
 吉田副区長に力強いお答えをいただきましたので、信頼しております。よろしくお願いいたします。

 それでは、世論調査についてです。

 いただいたばかりで、ちょうどことしの5月に行われた区内の世論調査です。ちょうどこの中に東京オリンピック・パラリンピック競技大会についてという項目が入っておりまして、5月の時点で、既に期待している、どちらかというと期待しているというのがおよそ75%。75%の方が期待しているということで、この数字は多分オリンピックが近づくにつれて上がっていくと思いますので、今の時点では大変いい結果が出たなと思っております。

 オリンピックに関して、危惧していること、あるいは期待していることなど、とても細かくいろんな調査が出ているんですが、1つだけ、私は大変知りたかったんですけれども、入っていなかったものが、地域別です。これは、どなたにお願いしたかというのはわかっていますので、多分どの地域の方かわかると思うのですが、地域別に大きくでいいです。日本橋地域、京橋地域、月島地域、地域別に期待度とか危惧していることとか、違うと思うんです。といいますのは、私もいろんなところを歩きますので、そういったところで聞くお話の中で、私は調査をしたわけではありませんが、やはり今のところまだ、晴海を抱える月島地区ではいろんな意味で話題にもなる。けれども、日本橋の方からは、あれは月島で行われるからというようなことを聞くこともあります。これは大変寂しいことです。

 ですから、これを別に公表する必要はないと思いますが、ただ、数値として出るとしたら、私たち議員には教えていただいて、あるいは理事者の皆さんで利用していただいて、今後は区一体となって盛り上げていかなければならない問題ですので、その数値が出るようでしたら、今でなくて結構ですので、教えていただいて、もし万が一そこに日本橋地域と月島地域でいろんな差があれば、今後の政策に生かしていただきたい。それこそ一校一国運動や一店一国運動のようなものも民間で始まっているようです。そういう施策に生かしていただきたいという希望を述べまして、終わります。ありがとうございました。

○塚田委員
 よろしくお願いいたします。

 私のほうから、資料1、中央区オリンピック・パラリンピック区民会議(仮称)についてが1つ、そして資料2の第1回オリンピック・パラリンピックに関する講演会の開催結果につきまして、1点ずつお聞きをします。

 まず、資料1の別紙の内容を見せていただきましたが、こちらにございます内容で、区内関係者、それから区内、それから関係の施設に対しての関連というのは非常にわかるんですが、オブザーバーであるとか情報交換の意味で、ほかの団体、区と今まで余り関係のないようなところとの取り組みといいますか、連携について何かお考えがあれば、お聞かせ願いたいと思います。

 また、中央区と同じように、江東区のように大変施設が多くつくられる区との、こういったレベルでのおつき合いということで、そういったお考えがあれば、そちらもあわせてお聞かせいただきたいと思います。それが1点。

 もう一つは、資料2にあります別紙の最後のページになりますけれども、こちらのアンケート調査についてです。

 このときは私も参加して聞かせていただきましたが、私の感じているところと結構差異がありまして、少し驚くことがございました。一番意外な感じがしましたのは、別紙の一番最後の④のところでございますけれども、講演を聞いてみたい分野として、スポーツというのが意外と多くない。一番多いのがまちづくりについて62%ですから、半分以上の方がこの件について聞きたいということを考えていらっしゃる。そして、観光・文化であるとか、国際教育・交流についても大変高い数字になっている。これは、むしろスポーツを差し置いて、そっちのほうが高いという面もありまして、これは当日お越しいただいた長野の方、そして早稲田大学の教授と、事前にそういう方をお呼びしたことは当然皆さん御存じなので、なおさら今後そういう方にも聞きたいというアンケート結果にもつながったんだとは思うんですが、そういう意味では、10月12日の区民スポーツの日にお呼びする村田一恵さん、そういった人選というのは大変よかったのではないかと思うんです。

 今後、こういった講演会につきまして、人選をどういうふうに考えていらっしゃるか、その点についてお聞かせ願えればと思います。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 まず、1点目、区民会議についてでございます。

 委員御指摘の区外の関係団体等との連携というところでございますけれども、区民会議自体につきましては、まず区の中で正確な情報を把握する、共有する、こういったものを第一の視点として考えてございます。したがいまして、現段階で区外の団体等との構成員は考えていないところでございます。

 また、江東区、近隣区との連携等につきましては、先ほども申しました23区の中でもオリンピックの課長会等がございまして、こういった中で各区の取り組みは共有しているところもございます。別紙1の図で申しますと、左上、中央区オリンピック・パラリンピック対策本部、こちらの区のほうから情報提供という形で区民会議に情報を提供させていただき、区外の情報についても共有を図っていければと考えてございます。

 また、2点目の講演会のアンケートの結果に基づきます今後の講師の選定についてでございます。

 こちらについては、委員御指摘のとおり、さまざまな分野の方から広く聞きたいというようなことがございます。これは、世論調査でも高かったところ、つまり選手村のその後のまちづくり、こういったところに非常に関心が高いといったところから、まちづくりに関する部分の要望が高かったのかと思ってございます。また、国際教育・交流、それから観光・文化、こういったジャンルにつきましても、今後2020年を迎えるに当たって、さまざまな東京都の取り組みあるいは組織委員会の取り組みが明らかにされてくると思いますので、こういったジャンルも含めて考えていきたいと思ってございます。

 なお、人選につきましては、今後、2020年までの中で、こういった5つの分野の取り組み、またそれぞれタイムリーな方々をお招きしながら実施していきたいと思ってございます。現在、第2回目については、検討中でございます。

 以上です。

○塚田委員
 御回答ありがとうございます。

 我々にとりましても、生まれて初めて、皆さん、地元開催というのは一生に一度あるかないかの大変重要なイベントでございます。それに向けまして、お子さんはもちろんですけれども、区民全般に事前にこういった準備を綿密にしていただいて、充実した内容をもって当日を迎えられればいいと思います。今後とも準備をよろしくお願いしたいと思います。どうもありがとうございます。

○富永委員
 私からは、議題として、オリンピック・パラリンピックの開催を迎えるに当たり、選手、それから大会役員、国家のVIP等の多数が本区に滞在し、さらに一般客も大勢訪れることとなるんですけれども、大会の核となる選手村ができることから、問題点として今考えているのは、上記VIPを含むスタッフや観客の救急医療に対しての対応です。入院可能なベッド数とか、それを確保する必要が今後あると考えているんですけれども、現時点では、その辺に関してはどの程度考えておられるのか、教えてください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 大会時の救急医療等についてでございます。

 こちらについては、現在明らかにされていないといいますか、立候補ファイルの時点から明確な進展があったというふうには、現在、我々のほうでは聞いてございません。ただ、立候補ファイルの中では、選手あるいは観客等の対応等についても検討を進めていかなければならないものとしてございます。1つには、中央区の聖路加国際病院、こちらがオリンピック病院ということで位置づけられてございまして、選手等については、こちらの病院で緊急的な対応を行うというようなことが記載されてございます。

 具体的な情報等々が入りましたら、また別途御報告のほうはさせていただきたいと思ってございます。

 以上です。

○富永委員
 ありがとうございます。

 今、聖路加という名前が出ましたけれども、まさに本区には聖路加という国際病院があるんですけれども、通常の医療の対応を行いながら、当然、はるかに多くの方々が訪れるわけでして、また夏ということも考えると、熱中症等々、通常よりもかなり多くの方々が医療の対応を必要とするのではないかと考えられるわけです。もちろん、そうなってくると、海外からのVIP等々を含めた方々の対応をするために、救急隊員の言語の対応とか、それから実際医療に当たる、聖路加はもちろん多言語の対応ができるわけですけれども、通常医療を行いながら、その方々に対応できるだけの、もちろんベッドとか施設の部分で、この間ある聖路加の先生ともお話ししたんですけれども、一応何となく聖路加が対応するというような形にはなってはいるけれども、まだ細かいところの話が一切されていないと。

 もうすぐ先にオリンピックが迫ってくる中で、やはり今の段階から人々の命を守ることに関して話をしていかないと、時期が迫ってきてから、あれはどうしよう、これをどうしようということでは、当然間に合わなくなってくる。ぜひ、中央区としても早い段階からベッドの確保とか病室の確保等々を含めて、通常医療とは全く別のところで多くの患者を迎え入れなければいけなくなるということを想定した上で、それをどのように進めていくかということをしっかりとしていかなくてはいけないと思うんですけれども、その辺を含めて、もう一度お聞かせください。

○早川オリンピック・パラリンピック調整担当課長
 今、委員御指摘の2020年の東京大会自体は、非常に世界の中でも暑い、また湿度もあるといったことから、熱中症の対策だとか、こういったものは万全を期す必要があるであろうというふうに考えてございます。特に、競技会場、また、そこに向かう駅からの徒歩の部分については、さまざまな、例えば遮熱舗装であったり、あるいはミストだったり、医療だけではなくて、ほかの環境面も含めて、熱中症になることが少なくなるような取り組みというものがなされているかと思ってございます。

 先ほども申したとおり、現段階では明らかにされてございませんけれども、例えば中央区でも日本橋あるいは銀座、こういったところにも多くの方が来られると思ってございます。こういったところに来られる方々あるいはまた競技を見にこられる方々が熱中症等々にならないように、また、なってもすぐ対応できるように、区としても、都あるいは組織委員会に働きかけてまいりたいと考えてございます。

 以上です。

○富永委員
 ありがとうございます。選手村が本区にできる。その中で、やはり国際病院としての聖路加が本区にあるということで、一歩進んで、中央区独自として、いろいろ難しいとは思うんですけれども、早い段階から聖路加等々と話し合いをしながら、万全を期する形にしていくために、どうやっていったら一番有効なのかということを今の段階からいろいろ話し合いを進めていっていただきたいと思います。

 以上をもちまして質問を終わります。ありがとうございました。

○田中(広)委員長
 ほかに、質問はよろしいでしょうか。

 議題、2020年東京オリンピック・パラリンピックに関することにつきましては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中(広)委員長
 ありがとうございます。

 第三回区議会定例会における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○田中(広)委員長
 ありがとうございます。

 以上をもちまして東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会を閉会いたします。

 大変にありがとうございました。お疲れさまでした。

(午後3時00分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

ページの先頭へ