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平成28年 企画総務委員会(7月19日)

1.開会日時

平成28年7月19日(火)

午前10時00分 開会

午後4時00分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(9人)

委員長  鈴木 久雄

副委員長 奥村 暁子

委員 中嶋 ひろあき

委員 木村 克一

委員 海老原 崇智

委員 墨谷 浩一

委員 森谷 歩美

委員 青木 かの

副議長 石田 英朗

4.欠席者(1人)

議長 押田 まり子

5.出席説明員

(10人)

矢田区長

齊藤副区長

平林企画部長

濱田企画財政課長

御郷副参事(都心再生・計画担当)

田中総務部長

吉原総務課長

春貴職員課長

林防災危機管理室長

俣野防災課長

6.議会局職員

田野議会局長

荻原議事係長

鎌田書記

桝谷書記

7.議題

  • 企画・総務及び財政の調査について

(午前10時00分 開会)

○鈴木委員長 
おはようございます。ただいまより企画総務委員会を開会いたします。

 初めに、本日、議長は欠席いたします。

 次に、議長より報告がございますが、局長が代読をいたします。

○田野議会局長 
本日、議長が急遽欠席となりましたので、私が代読させていただきます。

 去る7月3日から9日までの日程で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた海外視察を、区長とともに行ってまいりました。パリ市及びロンドン市に赴き、大変有意義な視察をさせていただき、今後の議会運営に役立ててまいりたいと思います。

 なお、詳細につきましては、報告書を作成の上、改めまして御報告させていただきたいと存じます。

 以上でございます。

○鈴木委員長 
次に、区長より報告があります。

○矢田区長 
おはようございます。

 開会に先立ちまして、御報告申し上げます。

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた海外視察につきまして、7月3日から9日まで、押田議長さんとともに視察を行ってまいりました。この視察は、選手村を擁する地元自治体として、大会の成功はもとより、大会後の晴海地区のまちづくり、さらには本区全体のさらなる発展に資するため実施したものであります。パリ市、ロンドン市ともに天候にも恵まれ、先進事例や過去の大会の教訓を直接確認し、学ぶことができ、大変有意義な視察でありました。具体的な内容につきましては、別途報告書を作成の上、議員の皆様に御報告させていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。

○鈴木委員長 
ありがとうございました。

 次に、理事者報告をお願いいたします。

○田中総務部長

 1 平成28年熊本地震に伴う区職員の派遣状況について

以上1件報告

○鈴木委員長 
御苦労さまでした。

 それでは、質疑に当たりまして、発言の時間制について申し上げます。発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。ただいまの時刻は午前10時5分です。したがいまして、自民党42分、公明党18分、日本共産党18分、中央区民クラブ18分、改革2020、18分となります。

 それでは、理事者報告に対する質疑に入ります。

 発言を願います。

○青木委員 
では、1点だけ確認でお願いいたします。

 先ほど冒頭に海外視察に参加なさいました議長さんと区長さんから御挨拶をいただきました。その中で、報告につきましても、別途詳細を御報告いたしますと……

○鈴木委員長 
今、理事者報告のことについてです。

○青木委員 
失礼いたしました。理事者報告に対してはなしです。

○鈴木委員長 
では、理事者報告はなしですね。

○青木委員 
はい。

○鈴木委員長 
ほかに質問はありますか。

 それでは、質疑は終了しました。

 次に、議題に入ります。企画・総務及び財政の調査について質問ございますか。

○青木委員 
済みません。では、改めましてお尋ねいたします。

 報告については、後ほど詳細にということでございました。具体的に補正予算で予算がついて、たしか第2回の区民協議会に間に合わせるように報告書を出すということでしたので、調べましたところ、第2回の区民協議会の日程がまだ公表されておりませんが、決まっておりましたら、その日程と、先ほどお話があった、議員の皆さんには後ほど御報告いたしますという内容と、区民協議会ではどのような内容が報告されるのか、どのように生かされていくのかということを簡単にだけお知らせください。

○平林企画部長 
今、オリンピック・パラリンピック区民協議会は8月3日を予定してございます。ここでは、まだ詳細な資料の分析等ができておりませんので、実際にはスライドを用いながら、実際にどういった部分を見てきたという報告を担当課長のほうからさせていただきながら、報告書については、現在、8月下旬で作成するような日程調整をし、その後、全議員の皆様には送付をさせていただければというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。

○鈴木委員長 
副委員長は委員席へお移りください。

○奥村委員 
私からもロンドン、パリの海外視察について幾つか確認させていただきたいと思います。

 今、御報告で、報告書については8月下旬をめどに作成していくということなんですけれども、昨年の3月に*****が策定した報告書は約1,300万円かけられて、全288ページのかなり読みごたえのある立派な冊子となっていますけれども、今回の視察の報告書というのは大体どの程度のボリュームで、どういった報告になるのかということが1点と、今回、視察自体の予算は1,180万円ということだったと思うんですけれども、それにプラス報告書の策定の予算というものもかかってくるのか、その点について確認をさせていただきたいと思います。

○平林企画部長 
まず、前回の調査につきましては、ロンドン市だけではなくて、その他の都市も調査をしているということでの数量だというふうに考えてございます。今回のボリュームについて、何ページというのはこれからでございますけれども、作成については、全て内製ということで、基本的には外注に出した委託で印刷代がかかるとか、そういった経費は一切組んでおりませんので、基本的に内部で作成してお配りをすることを考えてございますので、見ばえ的なところは御了承いただきたいと思います。

 以上でございます。

○奥村委員 
1,180万円かけて行った視察でもありますので、やはり視察の意義や成果がきちんと示されるような形にならないと、なかなか区民も納得しないのではないかと思います。

 それと、この視察はあっと言う間に決まって、視察へ行って、区民の間で余り知られないうちに全てが進んでしまったという感が否めないんですけれども、それと同時に、この視察については、事務方だけではなくて、区長や議長も行くということの意義というのも問われるものだと思うんですけれども、報告書の中では区長や議長の立場からの報告として、この視察について何か感想ですとか、区の施策にどう生かしていけるかですとか、そういった内容も盛り込まれるような報告書になるのかという点も確認させていただきたいと思います。

○平林企画部長 
今回、視察につきましては、なかなかやはり事務方では会えないような方々とコンタクトがとれたというのは非常に大きな成果だったかと思ってございます。担当課長が言うには、かなり詳細に御説明をしていただけて大変有意義であったということを聞いているところでございます。また、当然、報告書の中には議長、それから区長の立場から今回の視察についてということでの原稿をいただく予定でございます。

 以上でございます。

○奥村委員 
報告書はこれからということですけれども、せっかく少し時間もありますので、区長から、この視察に行っての感想ですとか、何か一番印象に残ったことですとか、あればお話しいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○矢田区長 
答弁させていただきます。

 本当に議会の皆様方の御了解のもとに、議長さんと一緒に1週間ほどでございましたけれども視察を実施してまいりました。中央区の将来にとって、意義、それから成果を大いに生かしていかなければならない、そういうように思っているわけでございまして、いろいろ御意見があるのは承知しているところでございますが、いかにしてその成果を生かしていくか、ここにかかっているであろう。そういう意味では、本当に議会の皆様方と一体となって、この視察の成果を生かしてまいりたい、そういう思いでいっぱいであります。

 特に、東京オリンピック・パラリンピックはもう4年後に迫ったわけでございますから、オリンピック・パラリンピック、そしてその先を見据えて、世界一の都市を目指す東京の牽引役をしっかりと中央区が果たしていこうではないかということで今回視察を行ったわけでございます。ロンドンはオリンピック・パラリンピックがほぼ4年前に終わったわけでございます。そして、パリは8年後のオリンピック・パラリンピックを目指して、今、もう着々と進めている。本当に参考になりました。

 どういう点が参考になったかというと、地元区がしっかりしなければならない、地元区がしっかりしないと、オリンピックレガシー、レガシーというのは一つ一つがどうだこうだというのではなくて、全体としてのレガシーがあるわけでございますが、そのレガシーをしっかり生かしていく、つくっていく、これは地元区である。国や都に任せていってはいけないということを痛感したところでございます。ロンドンのオリンピック・パラリンピック、ここはニューハム区というのがあるんですね。ニューハム区は、東京都内で言えば中央区のような存在でありましょう。議員も60人を数える。60人の議会と行政が一体となって進めてきたんだということを説明者、区の担当者から自慢げに説明していただきました。みんな幹部の方々でしたけれども、何人かの職員に、これでもか、あれでもかというぐらい、現場に連れていってもらったり、屋上から市内を見たりね。

 印象に残ったのは、選手村の後の住宅にしても、いろいろな医療施設や、それから買い物の施設をつくられたり、もちろんパークをつくられたり、それから経済活動も有意義にできるようにということで取り組まれてきたということでございます。住宅も、たしか年間450万円の収入の方でも入れるような住宅も取り組んでいるんだということを言われたというふうに思っておりますし、すばらしいのは、これで終わったんじゃないんだと。4年前に終わったんだけれども、その先を見据えた、まさにロンドンオリンピック・パラリンピックが起爆剤となって、どんどん発展させようということで、まだまだまちづくりは続いているんだ、これがレガシーなんだというお話も伺ったところでございます。

 パリ市は、パリ市20区からちょっと外れているんですけれども、サンドニ市というところに選手村をつくろうということであり、そこも晴海に似ておりますね。交通の利便性が余りよくない。1つしか路線がない。それをパリオリンピック・パラリンピックに向けて、5つにふやそうではないかということなんですよね。現在1路線のところを4路線、1つは間に合わないかもわからないけれども、将来は5路線にしようではないかということで、パリのオリンピック・パラリンピックではあるけれども、サンドニ市という自治体ですね。ちょっとパリ市から離れているんですね。車で30分ぐらいかかりますかね。そこの自治体が一生懸命、今から、8年前からですよ。8年前から都市計画をしっかりやらなきゃいけないんだというのを痛感してきましたけれども、そこもロンドンのニューハム区と、また晴海とも似通っているようなところがありまして、中心中の中心ではないんですね。都心の中心中の中心に選手村をつくったのではなくて、ちょっと外れている、交通の面で考えるとちょっと不便、また特色がないようなところであるわけですけれども、新たなまちをつくるんだ、そういう意気込みを持って取り組まれてきている。そして、将来に向かって取り組んでいる。まさに、中央区が晴海をしっかりしようではないか、晴海の利便性も大いに向上させようではないかということで行っているのと、よく似通っているところがあるなと。そういう面でも大変成果があったかなというふうに思います。

 また、舟運のほうも、パリのセーヌ川、それからロンドンのテムズ川の舟運を大いに活用していました。テムズ川は通勤の皆さんの利便性にも生かしているわけでありますけれども、まだちょっとお金が高いということでありますから、そこら辺が課題ではないかなと私には思えたところでございます。セーヌ川もいろいろな、観光の面でも本当に水辺を生かしているわけでございます。御案内のとおり、中央区は水の都であるわけでありますから、観光の方面でも大いに生かしていかなければなりませんし、また羽田と築地を結ぼうではないかという案も出てきておりますけれども、ウィリアム王子が来たときも、わずか15分か20分で羽田から浜離宮まで来たように、実際に乗ってみましたけれども、水の都として舟運というのはこれから大いに生かしていかなければならない、そういうふうに感じたところであります。

 また、よく言われるロンドンのロープウエー、これも議長さんと一緒に乗りました。議長さんと一致したのは、これはどうも中央区には合わないんじゃないか、東京には合わないんじゃないかなという感じで、何しろ1つのロープウエーに10人ぐらいしか入れないようなところで、ちょっと揺れも感じたし、乗り心地もそれほどでもないような気がいたしました。

 そういう面で、いろいろ議会の皆様方のおかげで大いに視察したわけでございますから、これをこれからの中央区の発展、晴海の発展、東京の発展、日本の発展に生かしてまいりたい、そういう思い、決意でございます。

 簡単でございますが、以上、とりあえず述べさせていただきます。

○奥村委員 
どうもありがとうございました。

 区長が直接足を運んだ成果というのが今後どういう形であらわれていくのか、しっかり注視していきたいと思います。

 以上です。終わります。

○鈴木委員長 
それでは、副委員長席にお戻りください。

 議題、企画・総務及び財政の調査について質疑は終了しました。これにつきましては、継続審査ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長 
さよう決定させていただきます。

 それでは、管内視察について申し上げます。午後は、東京ガス千住見学サイトEi-WALKの視察を実施いたしますので、午後1時10分に正面玄関前マイクロバスに集合を願います。

 午後1時10分まで休憩といたします。

 なお、委員の方と担当部長はお残り願いたいと思います。

 御苦労さまでございました。

(午前10時25分 休憩)


-委員会を閉じた後-

 行政視察については、10月下旬の2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。


(午後1時7分 再開)

○鈴木委員長 
再開(車中)

     〔視察等日程は別紙のとおり〕

○鈴木委員長 
閉会

(午後4時00分 閉会)


「別 紙」

企画総務委員会視察等日程

○日  程

    委 員 会 開 会          10:00

         ↓

       [休  憩]

         ↓

    区 役 所 出 発          13:07

    委 員 会 再 開

         ↓

    東京ガス 千住見学サイト「Ei-WALK」

                       13:30~15:45

    (委員会閉会             16:00)

         ↓

    区 役 所 到 着          16:05

○視察概要

  ・東京ガス 千住見学サイト「Ei-WALK」

   到着後、施設概要の説明を受け、施設内をつぶさに視察した後、質疑を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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