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平成28年第一回定例会会議録(第1日 2月26日)

1.会期

三十四日(第一日)

二月二十六日(金曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後三時十分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 小坂 和輝議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 塚田 秀伸議員

五番 佐藤 敦子議員

六番 富永 一議員

七番 松川 たけゆき議員

八番 森谷 歩美議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 瓜生 正高議員

十三番 染谷 眞人議員

十四番 田中 耕太郎議員

十五番 堀田 弥生議員

十六番 墨谷 浩一議員

十七番 青木 かの議員

十八番 渡部 恵子議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 鈴木 久雄議員

二十二番 木村 克一議員

二十三番 押田 まり子議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 石田 英朗議員

二十六番 中嶋 ひろあき議員

二十七番 石島 秀起議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 新治満君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 長嶋 育夫君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 宮本 恭介君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 平沢 康裕君

教育委員会事務局次長 坂田 直昭君

監査事務局長 有賀 重光君

企画財政課長 濱田徹君

広報課長 園田 典子君

総務課長 古田島 幹雄君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 東 雅之君

書記 笠井 光輝君

6.議事日程

日程第一
会議録署名議員の指名

日程第二
会期の決定

日程第三
諸般の報告

日程第四
区長所信表明

日程第五
委員会の中間報告


午後二時 開会

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまより、平成二十八年第一回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は三十名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 これより、本日の会議を開きます。


○議長(鈴木久雄議員)
 日程第一、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 十三番染谷眞人議員並びに二十九番中島賢治議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、日程第二、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る三月三十日までの三十四日間とすることに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を三十四日間とすることに決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、日程第三、「諸般の報告」を行います。

     〔田野議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、平成二十八年中央区議会の議場出席者について(区長部局)

四、平成二十八年中央区議会の議場出席者について(教育委員会)

五、平成二十八年中央区議会の議場出席者について(監査事務局)

六、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (照会)

七、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (回答)

八、議案の送付について


○議長(鈴木久雄議員)
 報告を終わります。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、日程第四、「区長所信表明」について、矢田区長から発言の申し出がありますので、これを許します。

     〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 本日、ここに平成二十八年第一回区議会定例会の開会に当たり、区政を取り巻く諸情勢と区政運営に対する所信の一端を申し述べ、区議会並びに区民皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 この夏、世界最大・最高の「スポーツと平和の祭典」であるオリンピック・パラリンピック競技大会がリオデジャネイロで開催されます。各競技種目において続々と日本のチームや選手の出場が決定し、大会に向けての機運が日に日に高まってまいりました。

 「リオ」の次は、いよいよ「東京」であります。大会開催は、次代を担う子供たちを初め全ての皆様に夢と希望を与え、日本全体に大きな活力をもたらすものと確信しております。

 五十六年ぶりに再びこの東京で開催できますのも、我が国が戦後一貫して平和を希求し、繁栄を続けてきたからにほかなりません。平和は人類繁栄の礎であり、世界共通の切なる願いです。しかし、昨年十一月に発生したパリ同時多発テロや終わりの見えないシリア内戦など、この地球上ではいまだにテロや紛争が絶えることはありません。幼い子供たちを含め多くの人々が犠牲となっていることに、深い悲しみと同時に強い憤りを覚える次第であります。また、今月七日の北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射と一月六日の核実験実施は、東アジア及び国際社会の平和と安全に対する重大な脅威であり、断じて容認することはできません。直ちに、区議会とともに厳重に抗議し、二度とこのような暴挙に出ることのないよう強く要請いたしました。

 二○二○年東京大会の中心となる選手村を擁する本区は、こうした時期だからこそ、大会理念を「平和」と位置づけ、平和の尊さ・大切さを全世界に向け一段と力強く発信してまいります。

 恒久平和の確立とともに、今を生きる私たちが直面する深刻な課題は、地球規模で進行する温暖化であります。一月二十日、アメリカ海洋大気局(NOAA)は、二○一五年の世界の年間平均気温が、信頼できる観測記録が残る一八八○年以降、最高を記録したと発表しました。観測史上、暑かった年の上位十位はいずれも一九九八年以降であり、特に四位まで二○一○年以後が占めているとのデータは、地球温暖化の傾向がくっきりあらわれていることを示しております。今後もふえ続ける世界人口とそれに伴うエネルギー消費を考えるとき、温暖化は人類存亡の危機にもつながりかねず、全世界が一致団結して取り組むべき喫緊の課題であります。本区といたしましても、「Think globally,act locally=地球規模で考え、足元から行動する」という精神のもと、地球にやさしい環境づくりに全力を挙げて取り組んでまいります。

 本区の定住人口は十九年連続してふえ続け、昨年四月には、五十一年ぶりに十四万人を突破いたしました。とりわけ、三十代から四十代の子育て世代の増加に伴う出生数の増加が目覚ましく、昨年の年間出生数は千九百八十一人と間もなく二千人を超える勢いであります。

 日経ビジネスが先月発表した「活力ある都市ランキング」において、本区は二十三区では一位、全国四位となりました。都心の魅力である職住近接や会社の集積、繁華街へのアクセスのよさに加え、子育てへの手厚い支援などが高く評価されたものであります。この魅力に引きつけられるように、人口は今後も増加し続け、開発動向を踏まえた推計では、平成三十六年ごろには「二十万都市」も見込まれております。

 こうした人口増加を視野に入れつつ、二○二○年東京大会に向けた取り組みやその先を見据えた区内全体のまちづくり、急増するインバウンドへの対応、築地市場の豊洲移転による影響や跡地の活用、さらには、BRTや地下鉄新規路線の整備など、本区を取り巻く大きな環境変化に対する新たな区政のかじ取りが求められております。

 そこで、区の将来像であり区と区民のまちづくりの憲章である基本構想を新たに策定することといたしました。基本構想審議会委員皆様の幅広い御審議のもと、平成二十九年六月を目途に策定し、区政のさらなる飛躍・発展を期してまいります。

 次に、予算の概要について申し上げます。

 新年度予算は、「魅力にみちた新たなステージへ!!―オリンピック・パラリンピックに向けて―」をテーマに、「快適な都心居住」に不可欠な基盤整備に重点を置きました。

 基幹的な歳入である特別区民税については、人口増加等に伴い一定の伸びが見込まれるものの、法人住民税の一部国税化のさらなる拡大や法人実効税率の引き下げにより、特別区交付金が影響を受けるとともに、歳出面でも、行政需要が確実に多様化し増加しております。さらに、施設整備に要する建設費も高騰を続けているなど、区財政を取り巻く環境は決して楽観視できるものではありません。このため、健全財政を堅持しつつも、現下の最重要課題に対し積極的に取り組む予算編成といたしました。

 その結果、新規事業は三十四、充実事業は五十七で、一般会計総額は、前年度比四・五%増の九百五十億七百万円余と、過去最大の財政規模となっております。

 主な施策について基本構想で掲げた三つの基本目標に沿って申し上げます。

 第一の目標は、思いやりのある安心できるまちであります。

 まず、「子どもを産みやすく、育てやすい自治体ナンバーワン」への取り組みです。保育所待機児童の解消に向けた対策の強化を図るため、新たに開設する私立認可保育所四園の支援に加え、小規模保育や期間限定保育を行う事業者に対し運営経費の一部を補助することにより、保育定員を拡大します。さらに、平成三十三年度に竣工が予定されている八重洲二丁目の市街地再開発事業において、認定こども園の整備に向けた調査・設計に着手いたします。

 ひとり親家庭等への支援では、子供の学習習慣の定着や精神的ケアを図るため、個別指導方式による学習支援事業を実施します。

 出産や育児の不安、悩みの解消に向けた取り組みについては、初めて出産を迎える夫婦を対象とする両親学級の開催回数をふやすとともに、産前産後の経過に応じたアドバイス等を携帯端末に配信するなど、積極的な子育て支援情報の提供に努めてまいります。

 子供が放課後に安心して過ごせる居場所づくりでは、全ての区立小学校児童と区内在住小学生がプレディを利用できるよう対象を拡充します。

 「命と健康を守る自治体ナンバーワン」に向けた取り組みでは、乳がん検診や妊婦健康診査の充実に加え、大腸がん検診における精密検査の受診率向上を図るため、未受診者への勧奨を実施します。乳幼児の健康を守る施策では、出産における里帰りなどにより、二十三区外の医療機関で受けた予防接種の費用助成を開始するほか、一歳六カ月児及び三歳児健康診査の回数をふやします。

 衛生的で快適な居住環境づくりでは、築地市場の移転に伴うネズミ被害を未然に防ぐため、東京都と連携し、隣接地域の駆除作業を重点的に実施します。

 スポーツを通じた区民の健康維持・増進に向けては、八月に完成予定の豊海小学校において、校庭のスポーツ開放を開始するとともに、豊海テニス場の移設整備にあわせて新たに夜間開放を行い、利用時間の拡大を図ります。また、平成二十六年度をもって廃止した晴海運動場の代替施設として、今年度の野球場に続きサッカー場を確保いたします。

 次に高齢者施策についてであります。全ての高齢者が住みなれた地域で安心して健やかに暮らし続けられるよう、「さわやか健康教室」「はつらつ健康教室」等の健康づくり事業や各種福祉サービスの安定的な提供を図ってまいります。高齢者一人一人に即したきめ細かい支援を行っていくため、十二月には勝どき五丁目開発区域内におとしより相談センターの分室を開設し、総合相談体制を強化します。湊二丁目に整備を進めてきた認知症高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所については来年一月、勝どき五丁目の小規模多機能型居宅介護事業所、サービス付き高齢者向け住宅については来年三月の開設に向け着実に準備を進めてまいります。

 また、介護保険制度における介護予防・日常生活支援総合事業を四月から開始し、多様な主体による介護サービスの提供を通じて、本区の地域特性を踏まえた事業体制を構築していきます。一方、サービスの受け手としてだけでなく、高齢者自身も支え手となる地域社会を目指し、住民が自主的に運営する「通いの場」のモデル事業を実施いたします。

 障害のある方への施策では、総合的なサポートを行う地域の療育拠点「子ども発達支援センター」の整備に着手します。また、在宅で医療的ケアが必要な重症心身障害者・障害児の家族の介護負担を軽減するため、看護師を派遣する在宅レスパイト事業や、高次脳機能障害者への社会的理解を深め、支援を推進する講演会や相談会、交流会を新たに実施します。さらに、障害者「ヘルプカード」及び「ヘルプマーク」のデザインを江戸バスにラッピングし、認知度の向上を図ってまいります。

 男女共同参画社会の実現に向けては、昨年制定された女性活躍推進法の趣旨などを踏まえ、「男女共同参画行動計画」の改定に着手します。

 次に、第二の目標のうるおいのある安全で快適なまちであります。

 まず、資源循環型社会の形成に向け、水銀式体温計・血圧計・温度計の拠点回収を開始します。省資源・省エネルギーを促進する取り組みでは、区道、区施設などの照明について、消費電力が少なく長寿命なLED灯への切りかえを順次進めるほか、自然エネルギー及び省エネルギー機器類導入費助成の対象にLED誘導灯器具を追加します。公園・児童遊園のベンチの更新に当たっては、「中央区の森」の間伐材を積極的に活用してまいります。

 水とみどりにあふれ、うるおいのある環境づくりでは、歩道の拡幅等にあわせ街路樹の新規植栽を行い、緑豊かな歩行空間を整備します。貴重な水辺を区民の憩いの場とするため、月島川や朝潮運河護岸の整備を進めます。また、地域の皆様が公園の清掃などの管理活動を自主的に行うアダプト制度の充実により、公園への愛着心の育成や地域コミュニティのさらなる推進を図ります。

 次に、防災対策であります。この東京にいつ大きな地震が起きても不思議ではないと言われる中、阪神・淡路大震災や東日本大震災の貴重な教訓を踏まえ、昨年八月に修正した地域防災計画に基づき、本区の防災対策の一層の強化を図ってまいります。まず、各防災拠点において区内消防署等の協力のもと「地域防災フェア」を実施し、防災用品を割引で販売するほか、災害時における自助・共助についての普及啓発を推進します。また、防災区民組織に対し、昨年に引き続き資器材の重点的かつ計画的な供与を行います。「わが家わがまちの地震防災」については、防災マップに加え、昨年九月の関東・東北豪雨による水害の教訓も踏まえ、洪水ハザードマップを新たに盛り込み、区内全戸に配布します。災害時に区内の被災状況を的確に把握するため、京橋プラザの高所カメラをネットワークカメラに更新するとともに、銀座地区の再開発において試行的に新設し、区内全体への拡大に向け取り組んでまいります。

 犯罪を未然に防ぐ安全・安心なまちづくりでは、「安全・安心ハンドブック」において、被害が後を絶たない振り込め詐欺情報等の充実を図り、区内全世帯に配布します。防犯カメラについては、小学生の登下校の安全を守るため、通学路への設置を進めるとともに、町会・自治会、商店会等が設置しているカメラの更新についても助成対象といたします。

 次に、快適な居住環境と活発な事業活動を支える都市基盤整備についてであります。市街地再開発事業については、勝どき五丁目地区を初め八事業に対する助成を実施することにより、住環境と商業・業務機能とが調和したまちづくりを引き続き推進します。また、区内全ての分譲マンションの基本情報や防災用品の備蓄状況などの現状把握調査を実施します。月島地区において観光バスの乗降所を新たに整備し、路上駐車の抑制、交通の円滑化を図ります。さらに、放置自転車の解消及び自転車利用者の利便性の向上を目指し、銀座六丁目と勝どき駅に地下駐輪場をそれぞれ整備・拡張することに加え、自転車利用者の交通安全意識の向上と事故防止を図るため、自転車点検と保険加入に係る費用への助成を開始します。

 第三の目標は、にぎわいとふれあいのある躍動するまちであります。

 「商工業のまち中央区」のさらなる発展に向け、本区における地域経済の原動力であり、活気の源でもある中小企業や商店街を引き続き全力で支援してまいります。商工業融資では、百二十億円の融資枠を確保し、多様な融資メニューをそろえ事業資金への機動的な対応を図ります。また、創業者への支援では、中小企業診断士による出張経営相談の派遣回数を拡大するとともに、ホームページ開設に係る費用補助の内容を充実し、新たな起業を後押ししてまいります。

 商店街振興では、「商店街振興プラン二○一六」の趣旨を踏まえ、商店街等の連携事業に対する支援を拡充します。複数の商店街や地域団体が連携して取り組む活性化事業の実現に向けて、計画策定等の支援を実施するほか、共催事業への助成内容を充実します。また、外国人観光客の増加を受け、多言語対応事業を補助対象に追加し、商店街における「おもてなし」の強化を図ります。

 本年十一月、京橋二丁目「京橋エドグラン」に開設する「観光情報センター」を観光推進の新たな拠点として地域のあらゆる観光情報を集約し、都市観光の魅力を世界に向けて力強く発信してまいります。また、区内で特に外国人観光客が多く訪れる地域において、地域の団体が多言語により観光案内を行う事業に対し助成を開始するほか、区内の飲食店やホテルの従業員を対象に、語学、異文化理解、接客スキルの向上を目的とした講座を実施するなど、区全体の観光案内機能の充実を図ります。

 地域の文化的環境づくりの推進では、二十二ある「まちかど展示館」のPRイベント等を開催し、観光・文化資源としての活用促進を図るとともに、区内の近代建築物をめぐるまち歩きツアーを拡大して実施します。

 景気回復にも寄与するにぎわいづくりでは、本区の夏の風物詩である「大江戸まつり盆おどり大会」、まち全体に広がるさまざまな文化を紹介する「まるごとミュージアム」、地場産業が一堂に会する「産業文化展」、歴史と伝統ある本区の商業を広く内外に紹介する「観光商業まつり」など多彩なイベントを展開します。なお、「東京湾大華火祭」については、選手村等の整備に伴い休止となりますが、東京都や周辺区等に協力を求め、早期に再開できるよう全力で取り組んでまいります。

 築地地区における新たなにぎわいの拠点となる「築地魚河岸」につきましては、十一月の豊洲市場開場に先駆けて十月十五日に開業し、築地の活気とにぎわいを着実に継承・発展させてまいります。

 次に、教育についてであります。全ての子供たちが個性や能力を育みながら生き生きと学び、希望を胸にみずからの未来を切り開いていけるよう、「教育の中央区」にふさわしい教育施設の総合的・体系的な取り組みを推進します。

 まず、増加を続ける児童数に対応した学校施設の整備については、日本橋小学校・幼稚園、有馬小学校・幼稚園、月島第三小学校・晴海幼稚園の増築に加え、城東小学校の整備計画の検討と阪本小学校の改築設計に着手します。

 次に、教育内容の充実に向けた取り組みであります。グローバル時代や科学技術を担う人材を育成する国際教育・理数教育の推進では、それぞれのパイロット校である常盤小学校、城東小学校におけるこれまでのモデル授業の検証を踏まえ、新カリキュラムによる教育を実施します。また、昨年六月に協定を締結した早稲田大学理工学術院と連携し、理数教育への関心をより一層高めていくため、小学校では大学生を講師とした科学実験教室を、中学校においては、教授や大学生による講演会や実験教室を実施します。英語教育の充実では、国に先行して平成三十年度から授業時数を増加するため、英語講師を各小学校に巡回させることで教員の英語指導力の向上を図ってまいります。

 特別な支援を必要とする児童への対応については、全小学校に特別支援教室を段階的に設置し、通級指導学級に通っている児童が在籍校で指導を受けられるよう環境を整備いたします。

 オリンピック・パラリンピック教育の推進では、引き続き、全小中学校・幼稚園でオリンピック・パラリンピックの歴史・意義・理念を学ぶ学習や、「中央区版一校一国運動」などの取り組みを進めます。また、中学生を対象に、大会をテーマにした英語講座を実施することで、実践的なコミュニケーション能力の向上を図ってまいります。

 以上、施策の基本認識と主要事業について申し述べましたが、ますます増大し、多様化する区民ニーズに的確に応えていくためには、効率的・効果的な行財政運営に一層努めていかなければなりません。

 新年度は、区民の利便性を高めるため、マイナンバーカードを利用した住民票の写し及び印鑑登録証明書のコンビニ交付を開始します。また、区が所有する施設の補修計画や今後の施設整備を総合的に管理するため、公共施設等総合管理計画を策定するとともに、平成二十九年度から本格稼働する新公会計制度の導入に向けて、中長期的視点に立ったフルコスト情報の分析や各施策の評価に効果的に活用していけるような仕組みづくりに取り組み、より健全で安定的な財政運営を目指します。あわせて、区民の皆様との信頼関係をさらに強固なものへと高めるべく「政治倫理の確立と綱紀粛正」に努め、これまで以上に清潔で開かれた区政を推進してまいります。

 今日の外国人観光客の急増は、本区が国際都市としてさらなる飛躍を遂げる大きなチャンスをもたらしています。この機を逃さず、二○二○年東京大会やその先の将来を見据えながら、多様な観光事業の展開やイベントによるにぎわいづくりを切れ目なく続けることが中央区の末永い発展に結びつくものであり、世界に向けた「我がまち最高のおもてなし」でもあります。

 区政とはすなわち「挑戦」であり、これまでも挑戦に挑戦を重ねてまいりました。かつて著しい人口減少により、本区の生命線であるにぎわいの喪失という深刻な危機に直面しながらも、「都心に人が住めるようにしよう」「人集まらずして繁栄なし」という信念のもと、今や活力みなぎる成長都市へと再生を果たすことができました。これも、区議会や区民の皆様と力を合わせ、高い志を持って区民の幸福を追求し続けてきたからにほかなりません。

 現下の課題や新たな難題に挑み続ける先にこそ、夢と希望に満ちた未来は広がっています。「世界一の都市」を目指す東京の牽引役としての自覚を胸に、この中央区を舞台に世界中の人々が集い、交流し、魅力を満喫できる「誰もが憧れるまち」としてさらなる輝きを放つよう、持てる力の全てを注ぐ決意であります。

 重ねて区議会並びに区民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げ、所信表明といたします。

 ありがとうございました。

○議長(鈴木久雄議員)
 所信表明を終わります。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、日程第五、「委員会の中間報告」を受けます。

 まず、木村企画総務委員会委員長。

     〔二十二番 木村克一議員登壇〕

○二十二番(木村克一議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」及び「憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十日及び二月十日の両日にわたり開会し、慎重な調査並びに審査を進めてまいりました。

 まず、十二月十日開会の委員会におきましては、前期定例会において本委員会に新たに付託を受けました「憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願」について、審査を開始し、紹介議員並びに請願代表者より説明を受け、質疑並びに審査を行いました。本請願につきましては、慎重に審査を進める必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、理事者より、平成二十七年度「中央区行政評価」について、選挙啓発事務に係る車両交通事故の損害賠償について、夜間、閉庁日における危機管理情報の発信について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十日開会の委員会におきましては、理事者より、平成二十八年度都区財政調整方針について、平成二十七年度都区財政調整再調整方針について、平成二十八年第一回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、行政不服審査制度の変更について、区議会議員の報酬の額並びに区長、副区長及び教育委員会教育長の給料の額並びに期末手当支給月数の改定について、中央区教育大綱の策定について、教育委員会事務局の組織整備について、地方公務員法の改正に伴う等級別基準職務表の設定等について、中央区国民保護計画変更の中間報告に対するパブリックコメントの実施結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件及び請願の審査を行いましたが、それぞれ今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの木村企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、中嶋区民文教委員会委員長。

     〔二十六番 中嶋ひろあき議員登壇〕

○二十六番(中嶋ひろあき議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十一日及び二月十二日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十一日開会の委員会におきましては、理事者より、平成二十七年度協働事業の決定について、「中央区商店街振興プラン二○一六」中間のまとめについて、平成二十七年度中央区行政評価(区民部・教育委員会)について、区立小学校特認校制度の申込み状況等について、区立中学校自由選択制の申し込み状況等について、平成二十七年度区立小・中学校児童・生徒体力調査の結果について、日本橋図書館のフロア移転工事等に伴う図書館の休館について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十二日開会の委員会におきましては、理事者より、中央区消費生活センターの組織及び運営等に関する事項の設定について、個人番号カードの交付について、個人番号カードによる住民票等のコンビニ交付の実施について、住民基本台帳による世帯と人口の動きについて、日本橋社会教育会館の複合施設内移転改修完了に伴う再開設について、創業支援事業の充実について、(仮称)中央区観光情報センターの運営について、中央区教育大綱の策定について、教育委員会事務局の組織整備について、区立小中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の補償基礎額等の改定について、学校給食調理業務の新規委託について、城東小学校及び阪本小学校の改築計画について、平成二十七年度児童・生徒の学力向上を図るための調査結果(中央区分)について、区立幼稚園教育職員の等級別基準職務表の設定等について、訴訟上の和解に伴う教育委員会の対応について、教育課程特例校の指定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの中嶋区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、渡部福祉保健委員会委員長。

     〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十四日及び二月十五日の両日にわたり開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 まず、十二月十四日開会の委員会におきましては、理事者より、平成二十七年度中央区行政評価(福祉保健部)について、介護予防・日常生活支援総合事業の実施について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十五日開会の委員会におきましては、理事者より、勝どき五丁目A街区私立認可保育所運営事業者の決定について、中央区国民健康保険料率の改定等について、後期高齢者医療制度保険料率の改定等について、高齢者生きがいデイルームの終了について、介護予防・日常生活支援総合事業の実施に伴う区立高齢者在宅サービスセンターの利用資格等の変更について、認知症対応型通所介護等の運営の基準における運営推進会議の設置等について、難病患者福祉手当の支給対象疾病名の変更について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの渡部福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、中島環境建設委員会委員長。

     〔二十九番 中島賢治議員登壇〕

○二十九番(中島賢治議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る十二月十五日及び二月十七日の両日にわたり開会し、慎重な調査並びに審査を進めてまいりました。

 まず、十二月十五日開会の委員会におきましては、理事者より、平成二十七年度中央区行政評価(環境土木部・都市整備部)について、コミュニティサイクル四区相互乗り入れ実験について、隅田川防潮堤耐震補強工事について、中央清掃工場の操業状況及び排ガス等調査結果について(平成二十七年度上半期)について、まちづくり協議会の報告について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 次に、二月十七日開会の委員会におきましては、理事者より、平成二十七年度大気中のアスベスト濃度調査結果について、地下鉄駅におけるエレベーター設置状況について、放置禁止区域の指定について、道路占用料の額の改定等について、特別区道の路線の認定及び変更について、水銀使用製品の拠点回収について、建築審査会における委員の任期の設定等について、まちづくり協議会の報告について、地区計画の区域内における制限の追加について、中央区耐震改修促進計画の改定について、建築物エネルギー消費性能向上計画認定等の審査に係る事務手数料の設定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの中島環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、礒野築地等まちづくり及び地域活性化対策特別委員会委員長。

     〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、築地等まちづくり及び地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月二十二日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、日本橋社会教育会館の複合施設内移転改修完了に伴う再開設について、創業支援事業の充実について、(仮称)中央区観光情報センターの運営について、まちづくり協議会の報告について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの礒野築地等まちづくり及び地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、田中少子高齢化対策特別委員会委員長。

     〔十四番 田中耕太郎議員登壇〕

○十四番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、少子高齢化対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十三日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、勝どき五丁目A街区私立認可保育所運営事業者の決定について、後期高齢者医療制度保険料率の改定等について、高齢者生きがいデイルームの終了について、介護予防・日常生活支援総合事業の実施に伴う区立高齢者在宅サービスセンターの利用資格等の変更について、認知症対応型通所介護等の運営の基準における運営推進会議の設置等について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの田中少子高齢化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、小栗防災等安全対策特別委員会委員長。

     〔十九番 小栗智恵子議員登壇〕

○十九番(小栗智恵子議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十四日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区国民保護計画変更の中間報告に対するパブリックコメントの実施結果について、中央区耐震改修促進計画の改定について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの小栗防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(鈴木久雄議員)
 次に、田中東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長。

     〔二十八番 田中広一議員登壇〕

○二十八番(田中広一議員)
 ただいまより、東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会に付託を受けました「二○二○年東京オリンピック・パラリンピックに関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る二月十九日に開会し、慎重な調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区オリンピック・パラリンピック区民協議会の開催結果等について、第二回オリンピック・パラリンピックに関する講演会の開催結果について、晴海地区のまちづくりに関する協議状況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件につきましては、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいまの田中東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○二十三番(押田まり子議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十七日、明後二十八日を休会とし、来る二十九日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(鈴木久雄議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十七日、明後二十八日を休会とし、来る二十九日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 会議を閉じます。


○議長(鈴木久雄議員)
 この際、謹んで御報告を申し上げます。

 本区教育委員会委員でありました竹田圭吾さんにおかれましては、去る一月十日逝去されました。

 なお、葬儀に際しましては、竹田圭吾さんに対し、長年にわたり行政の進展に寄与されました功績に謝意をあらわすため、議会の名をもって感謝状及び弔慰金の贈呈を行いました。

 ここで、哀悼の意を込めて、改めて感謝状を朗読いたします。

     〔鈴木議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕

  感  謝  状

                  竹 田 圭 吾 様

 あなたは中央区教育委員会委員として長きにわたり在職しその間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著でありここに在任中のご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

  平成二十八年一月十日

                  中 央 区 議 会


○議長(鈴木久雄議員)
 本日は、これをもって散会いたします。

     午後三時十分 散会


署名議員
議長 鈴木 久雄
議員 染谷 眞人
議員 中島 賢治

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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