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平成28年第二回定例会会議録(第1日 6月20日)

1.会期

十二日(第一日)

六月二十日(月曜日)

2.開会並びに散会

午後三時開会

午後三時五十一分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 渡部 恵子議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 佐藤 敦子議員

五番 塚田 秀伸議員

六番 田中 耕太郎議員

七番 小坂 和輝議員

八番 松川 たけゆき議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 富永 一議員

十三番 瓜生 正高議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 木村 克一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 青木 かの議員

十八番 森谷 歩美議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 押田 まり子議員

二十二番 石田 英朗議員

二十三番 石島 秀起議員

二十四番 礒野  忠議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 鈴木 久雄議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中 武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 長嶋 育夫君

福祉保健部長 黒川 眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 高橋 和義君

監査事務局長 小林 秀規君

企画財政課長 濱田 徹君

広報課長 園田 典子君

総務課長 吉原 利明君

5.議会局出席職員

議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 東 雅之君

書記 鎌田 智之君

6.議事日程

日程第一
議席の変更

日程第二
会議録署名議員の指名

日程第三
会期の決定

日程第四
議員表彰

日程第五
諸般の報告

日程第六
委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告

日程第七
請願第二号 憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願
(企画総務委員会付託分)


午後三時 開会

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、平成二十八年第二回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は三十名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 日程第一、「議席の変更」を行います。

 これより、議席に一部変更がありますので申し上げます。

 四番議員は五番に、五番議員は四番に、六番議員は十二番に、十二番議員は十三番に、十三番議員は十四番に、十四番議員は六番に、十五番議員は十六番に、十六番議員は二十七番に、二十一番議員は二十六番に、二十二番議員は十五番に、二十三番議員は二十一番に、二十五番議員は二十二番に、二十六番議員は二十五番に、二十七番議員は二十三番に、それぞれ議席を変更することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 十二番富永一議員並びに二十番志村孝美議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る七月一日までの十二日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を十二日間とすることに決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四、「議員表彰」を行います。

 本区区議会議員として、長年区政の進展に御尽力されました小栗智恵子議員に対しまして、その功績に報いるため、区議会議員表彰規程に基づき、ここに区議会の議をもって表彰することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、これより議員表彰を行います。

 小栗智恵子議員には、演壇までお進み願います。

〔小栗智恵子議員は演壇付近へ進み、所定の席に着席〕

〔押田議長退席、演壇に登り、表彰状を朗読〕

表彰状

                  小栗 智恵子様

 あなたは中央区議会議員としてその職にあって二十五年の永きにわたり常に区政伸展のために尽力せられました その功績は誠に顕著であります よって中央区議会はその議をもってここに表彰いたします

平成二十八年六月二十日

                  中央区議会

〔押田議長、右の表彰状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま表彰を受けられました小栗智恵子議員より挨拶があります。

〔十九番 小栗智恵子議員登壇〕

○十九番(小栗智恵子議員)
 ただいまは、表彰状、そして記念品をいただきまして、まことにありがとうございます。

 私は、一九九一年に議員になりまして、議員になってから子供が生まれ、子育てをしながらの議員活動となりました。多くの皆様に支えていただき、きょう、この日を迎えることができました。これからも、区民の皆さんの福祉の向上のために精いっぱい活動をしていきたいと思っております。

 改めまして、皆様に感謝を申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第五、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、委員会報告書(企画総務委員会)

四、人権擁護委員の候補者の推薦について

五、平成二十七年度中央区一般会計予算の繰越明許費に係る経費の繰越しの報告について

六、損害賠償の額の決定に関する専決処分の報告について

七、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく書類の提出について

八、中央区国民保護計画の変更の報告について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第六、「委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告」を受けます。

 まず、鈴木企画総務委員会委員長。

〔二十六番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十六番(鈴木久雄議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」及び「憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願」の調査並びに審査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には奥村暁子委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月六日に委員会を開会し、副議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査並びに審査経過について、木村前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十二日に開会し、付託事件及び請願について慎重に調査並びに審査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、平成二十八年四月一日現在の職員数について、安全安心メール・こども安全安心メールによる不審者情報の配信について、平成二十八年熊本地震への対応について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 また、「憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願」につきましては、審査を終了し、不採択にすべきものと決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、「中央区人口ビジョン」の策定について、公会計制度導入にあわせた予算科目体系の見直し及び会計別・組織別財務諸表の作成について、平成二十八年第二回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、災害に際し応急措置の業務等に従事した者の傷病補償年金等と厚生年金保険法による障害厚生年金等の併給に係る調整率等の改定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 なお、請願の審査経過の詳細につきましては、後刻日程上程の際、御報告するものといたします。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件及び請願の調査並びに審査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの鈴木企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、礒野区民文教委員会委員長。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には田中広一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月九日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、中嶋前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月十八日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区内共通買物券の販売について、中央区商店街連合会プレミアム付商品券について、「おもてなし接客講座」の実施について、平成二十八年度在籍児童・生徒・園児数及び学級数について、平成二十八年度区立学校・幼稚園周年行事及び新校・園舎落成式の実施予定日について、平成二十八年度通学路防犯設備整備事業(防犯カメラ)設置予定校について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、中央区立日本橋公会堂等の指定管理者候補事業者の選定について、マイナンバーカード(個人番号カード)の交付場所等の変更について、中央区立豊海テニス場の利用時間の拡大及び夜間照明使用料の新設について、子どもの居場所「プレディ」の利用状況について、区立幼稚園における保育料の軽減措置の実施について、中央区立豊海小学校・幼稚園の移転について、区立学校における事故発生状況の推移(平成二十五年度から二十七年度)について、給食室改修工事に伴う弁当給食の提供について、中央区立豊海小学校の学校施設開放について、職員の誤教示に係る損害賠償について、平成二十八年度中学生海外体験学習の実施について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの礒野区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、渡部福祉保健委員会委員長。

〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には石島秀起委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月八日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、前委員長であった私より次のような報告をいたしました。

 前委員会は四月二十一日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、診療報酬の算定方法の一部改正に伴う使用料の額の改定等について、保育施設における睡眠中の安全管理の徹底について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 次に、理事者より、小規模保育事業所等における避難用施設の基準の整備について、庁内連携により個人番号を利用する事務の追加及び当該事務の処理に係る特定個人情報の設定について、敬老大会の実施について、中央区立敬老館の指定管理者候補事業者の選定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの渡部福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、中島環境建設委員会委員長。

〔二十九番 中島賢治議員登壇〕

○二十九番(中島賢治議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には富永一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月七日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、前委員長であった私より次のような報告をいたしました。

 前委員会は四月二十日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、平成二十七年中の交通事故発生状況について、中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画の改定について、中央区一般廃棄物処理基本計画二○一六の策定について、平成二十八年度中央区一般廃棄物処理実施計画の策定について、まちづくり協議会の報告について、築地魚河岸開業に向けた取組状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

〔議長退席、副議長着席〕

 次に、理事者より、中央区立温浴プラザの指定管理者候補事業者の選定について、平成二十七年度江戸バス乗車実績等について、平成二十七年度大気汚染常時測定結果について、平成二十七年度自動車公害調査結果について、平成二十七年度河川水質調査結果について、コミュニティサイクル事業について、市場移転及び環状第二号線の供用開始に伴う区内交通への影響等にかかる要望について、TSマーク取得費用助成金交付事業について、特別区道の路線の変更について、中央区分別収集計画の策定について、中央清掃工場の操業状況及び排ガス等調査結果について、日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業におけるアーケード設置に伴う都市計画変更について、八重洲二丁目中地区の都市計画について、平成二十八年度再開発事業等の取組について、まちづくり協議会の報告について、区立住宅の入居者募集について、地区計画の区域内における制限に関する事項の追加について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○副議長(石田英朗議員)
 ただいまの中島環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(石田英朗議員)
 次に、押田特別区競馬組合議会等議員。

〔二十一番 押田まり子議員登壇〕

○二十一番(押田まり子議員)
 ただいまより、特別区競馬組合議会、東京二十三区清掃一部事務組合議会及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 初めに、特別区競馬組合議会についてであります。

 本年二月十八日開会の平成二十八年第一回定例会におきまして、平成二十八年度特別区競馬組合一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 特別区競馬組合一般会計予算につきましては、平成二十八年度の業務予定量として、年間開催日数を九十七日、競走数を一千百三十九競走と定めました。

 収益的収入は、一千百三億六千百二十二万五千円で、前年度比五・四%の増となっております。

 収入の主な内容は、競馬開催収益等の営業収益が一千九十七億四千五百二十六万三千円、営業外収益は六億一千五百六十一万八千円であり、収益的支出は、一千九十七億八千三百七十万四千円で、前年度比四・九%の増となっております。

 支出の主な内容は、営業費用として一千八十五億九千七百三万九千円、営業外費用が六億八千六百三十万七千円となっております。

 収益的収入・支出の差し引きについては、五億七千七百五十二万一千円の純利益を見込んでおります。

 次に、東京二十三区清掃一部事務組合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年二月二十三日開会の平成二十八年第一回定例会におきまして、平成二十八年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 予算総額は、歳入歳出とも六百九十二億五千六百万円で、前年度当初予算額と比較して三・一%の減となっております。

 歳入の主な内容は、特別区分担金である分担金及び負担金が三百十四億五千万円、廃棄物処理手数料など使用料及び手数料が百五十一億六百万六千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、清掃費が六百六億三千二百九万三千円、組合債の元利償還金など公債費が三十五億九千六百五十五万八千円、総務費が四十六億九千六百七十万円となっております。

 なお、平成二十八年度東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金についてでありますが、一区当たりの分担金額は、区収集ごみ量相当分につきましては「区収ごみ量割合」で算出し、持込ごみ量相当分につきましては、持込手数料を控除した上で「持込ごみ量割合」により算出し、それぞれの額を合算した額と、平成二十六年度分担金精算額並びに「清掃負担の公平」による負担の調整額との合計額であります。

 この算出方法により本区の分担金の年額は、六億六千六百二十二万一千円となります。

 次に、東京都後期高齢者医療広域連合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年一月二十七日開会の平成二十八年第一回定例会におきまして、平成二十八年度東京都後期高齢者医療広域連合一般会計予算及び平成二十八年度東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予算が原案のとおり可決されました。

 一般会計予算では、予算総額は、歳入歳出とも四十四億三千五百十八万四千円、前年度比二・一%の増となっております。

 歳入の主な内容は、区市町村の事務費負担金が四十億七千四百四十七万一千円、財政調整基金繰入金が三億五千万円となっております。

 また、歳出の主な内容は、職員人件費及び広域連合の運営上必要となる事務費など総務費が五億四千五百三十九万円、医療制度の施行に係る特別会計への繰り出しなど民生費が三十八億七千四百六十万九千円となっています。

 続いて、特別会計予算では、予算額は歳入歳出とも一兆二千四百二十五億七千八百四十万四千円となっております。

 歳入の主な内容は、保険料等負担金及び療養給付費負担金など区市町村支出金が二千五百十五億五千六十七万円、療養給付費負担金、財政調整交付金など国庫支出金が三千二百七十五億八千百八十八万九千円、療養給付費負担金、財政安定化基金交付金など都支出金が一千三十五億七千八百五十三万円、支払基金交付金が五千五百五億五千三百八十万八千円となっています。

 また、歳出の主な内容は、医療制度システム管理運営事務など総務費が三十六億九千九百二十六万六千円、療養給付費等支給費など保険給付費が一兆二千三百十一億三千二百四十万五千円となっています。

 以上、簡単ではございますが、特別区競馬組合議会、東京二十三区清掃一部事務組合議会及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の御報告といたします。(拍手)

○副議長(石田英朗議員)
 ただいまの押田特別区競馬組合議会等議員の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(石田英朗議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(石田英朗議員)
 次に、瓜生築地等地域活性化対策特別委員会委員長。

〔十三番 瓜生正高議員登壇〕

○十三番(瓜生正高議員)
 ただいまより、築地等地域活性化対策特別委員会に付託を受けました「新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、委員会名称の変更及び委員の所属変更がそれぞれ行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には志村孝美委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

〔副議長退席、議長着席〕

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十日に委員会を開会し、議長並びに齊藤副区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、礒野前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十六日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、中央区内共通買物券の販売について、中央区商店街連合会プレミアム付商品券について、「おもてなし接客講座」の実施について、まちづくり協議会の報告について、築地魚河岸開業に向けた取組状況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、中央区立日本橋公会堂等の指定管理者候補事業者の選定について、市場移転及び環状第二号線の供用開始に伴う区内交通への影響等にかかる要望について、日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業におけるアーケード設置に伴う都市計画変更について、八重洲二丁目中地区の都市計画について、平成二十八年度再開発事業等の取組について、まちづくり協議会の報告について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの瓜生築地等地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします


○議長(押田まり子議員)
 次に、染谷子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長。

〔十四番 染谷眞人議員登壇〕

○十四番(染谷眞人議員)
 ただいまより、子ども子育て・高齢者対策特別委員会に付託を受けました「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、委員会名称の変更及び委員の所属変更がそれぞれ行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には墨谷浩一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十四日に委員会を開会し、議長並びに齊藤副区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、田中耕太郎前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十八日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、保育施設における睡眠中の安全管理の徹底について、平成二十八年度在籍児童・生徒・園児数及び学級数について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本特別委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、小規模保育事業所等における避難用施設の基準の整備について、敬老大会の実施について、中央区立敬老館の指定管理者候補事業者の選定について、子どもの居場所「プレディ」の利用状況について、区立幼稚園における保育料の軽減措置の実施について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの染谷子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします


○議長(押田まり子議員)
 次に、小栗防災等安全対策特別委員会委員長。

〔十九番 小栗智恵子議員登壇〕

○十九番(小栗智恵子議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、委員の所属変更が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には礒野忠委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十六日に委員会を開会し、議長並びに齊藤副区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、前委員長であった私より次のような報告をいたしました。

 前委員会は四月二十七日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、安全安心メール・こども安全安心メールによる不審者情報の発信について、平成二十七年度中の交通事故発生状況について、平成二十八年度通学路防犯設備整備事業(防犯カメラ)設置予定校について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、災害に際し応急措置の業務等に従事した者の傷病補償年金等と厚生年金保険法による障害厚生年金等の併給に係る調整率等の改定について報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの小栗防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、中嶋東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長。

〔二十五番 中嶋ひろあき議員登壇〕

○二十五番(中嶋ひろあき議員)
 ただいまより、東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会に付託を受けました「二○二○年東京オリンピック・パラリンピックに関すること」の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました第一回区議会臨時会におきまして、委員の所属変更が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には木村克一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十三日に委員会を開会し、議長並びに齊藤副区長の挨拶の後、前期定例会後における調査経過について、田中広一前委員長より次のような報告を受けました。

 前委員会は四月二十五日に開会し、付託事件について慎重に調査を進めてまいりました。

 当日は、理事者より、選手村整備に係る進捗状況について、オリンピック・パラリンピック教育の推進について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、継続審査と決しているところであります。

 概略以上のような報告に対し、本委員会は、これを了承いたしました。

 続いて、理事者より、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会選手村整備に伴う本区への影響等に関する要望について、選手村の施設配置の検討状況について、平成二十八年度第一回オリンピック・パラリンピックに関する講演会の開催について、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会大会エンブレムの取り扱いについて、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの中嶋東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第七 請願第二号 憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願(企画総務委員会付託分)


○議長(押田まり子議員)
 本請願について、鈴木企画総務委員会委員長の報告を願います。

〔二十六番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十六番(鈴木久雄議員)
 ただいま上程されました請願第二号「憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願」について、企画総務委員会における審査経過並びに結果につきまして御報告を申し上げます。

 本請願は、去る平成二十七年第四回定例会において本委員会に付託されたものであり、その趣旨は、「憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める「意見書」を採択し、政府・関係諸機関に提出することを求める」というものであります。

 本委員会は、付託以来、慎重かつ詳細な調査を行ってきたところでありますが、四月二十二日開会の委員会におきまして、委員から、「平和安全保障関連法は、昨年の九月十九日に国会で成立し、同三十日に公布、本年三月二十九日に施行され、現在、発効しており、法案成立以前から今日に至るまで、その意義について、国会はもとより、国民、区民レベルにおいても議論は熟したものと考えられるため、本委員会においても結論を出すべきものと考え、採決を行うべき」との発言がありました。

 以上のとおり、採決との発言があったことから、本請願の審査を終了し、採決することと決しました。

 採決するに当たり、まず、加藤委員から、次のような意見がありました。

 本請願について意見を述べます。

 中央区議会は、二○一五年第三回区議会定例会初日の九月十六日、安全保障関連法案の丁寧かつ具体的な議論を求める意見書を全会一致で採択しました。早速、同日夕刻には鈴木議長が国会に届け、中央区議会の良識を全国に知らしめたのではないかと思っています。

 意見書では、いかなる紛争も平和外交によって国際法に基づく解決を行うことが根本ですと述べ、さらに、この理念に基づき、これまで我が国は、積極的な平和外交を展開していますと述べています。今こそ、中央区議会がこの意見書の立場に立つことが求められるのではないかと思います。

 請願第二号、憲法に違反する「平和安全保障関連法」の廃止を求める意見書採択についての請願を当委員会において採択するよう、各委員の御賛同を心よりお願いいたします。

 次に、渡部恵子委員から、次のような意見がありました。

 民進党としまして、そしてまた中央区議会の民主党区民クラブとして、今請願に対しての意見書採択に賛成いたします。

 共産党さんとは若干の文言の違いはあるものの、私ども民進党、そして民主党区民クラブといたしましても、今般の平和安全保障関連法につきましては、その廃止を求める立場にあります。

 加藤委員及び渡部恵子委員からの発言後、本請願について採決したところ、不採択すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定どおり表決いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました請願の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 本請願について、お諮りいたします。本請願に対する委員会の報告は、不採択であります。採決に当たっては可を諮る原則がありますので、採択することについてお諮りします。本請願を採択することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第七、請願第二号は不採択とすることに決定いたしました。


○二十三番(石島秀起議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十一日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十一日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

午後三時五十一分 散会


署名議員
議長 押田 まり子
副議長 石田 英朗
議員 富永 一
議員 志村 孝美

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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