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平成28年第二回定例会会議録(第4日 6月24日)

1.会期

十二日(第四日)

六月二十四日(金曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後二時十六分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 渡部 恵子議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 佐藤 敦子議員

五番 塚田 秀伸議員

六番 田中 耕太郎議員

七番 小坂 和輝議員

八番 松川 たけゆき議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 富永 一議員

十三番 瓜生 正高議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 木村 克一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 青木 かの議員

十八番 森谷 歩美議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 押田 まり子議員

二十二番 石田 英朗議員

二十三番 石島 秀起議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 鈴木 久雄議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 長嶋 育夫君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 高橋 和義君

監査事務局長 小林 秀規君

企画財政課長 濱田徹君

広報課長 園田 典子君

総務課長 吉原 利明君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 東 雅之君

書記 鎌田 智之君

6.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
議案第四十三号 平成二十八年度中央区一般会計補正予算
          (六月二十二日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
議員提出議案第二号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について

日程第四
議員提出議案第三号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


午後二時 開議

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


九、委員会報告書(企画総務委員会)

十、議案の提出について

十一、議案の提出について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案二件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第四十三号 平成二十八年度中央区一般会計補正予算
         (六月二十二日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を鈴木委員長より願います。

〔二十六番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十六番(鈴木久雄議員)
 ただいまより、去る六月二十二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案第四十三号、平成二十八年度中央区一般会計補正予算につきまして、審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。

 今回の一般会計歳入歳出予算の補正におきましては、「東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた海外視察に要する経費」、「情報システムセキュリティ対策の強化に要する経費」、「待機児童の解消を図るため、立体都市公園制度を活用した水谷橋公園内保育所の整備に要する経費」、「新島橋の架替における既設橋の撤去工法の変更及び工期延伸に伴う経費」の計上により、二億一千六百四十九万七千円を追加し、予算総額を九百五十二億二千四百十三万四千円に補正するものであります。

 本議案の審査に当たり、本委員会は昨日開会し、理事者より一般会計歳入歳出補正予算について款別に説明を受け、その後、質疑を行いました。

 審査終了後、議案第四十三号について、起立により採決したところ、次のとおり決しました。

 まず、奥村委員から次のような意見がありました。

 議案第四十三号、平成二十八年度中央区一般会計補正予算に対する反対意見を述べます。

 今回の補正予算に含まれる情報システムセキュリティ対策の強化は、個人情報流出を防ぐため、絶えず多額の予算が費やされることを示しており、マイナンバー制度自体の欠陥と言えます。既にマイナンバー制度の運用が始まっているもとでのセキュリティー対策は必要なものとして認めざるを得ませんが、国は欠陥だらけのマイナンバー制度を中止・凍結し、廃止へ向けた検討をすべきです。

 また、水谷橋公園内保育所の整備については、喫緊の課題である待機児童解消のためにはやむを得ないと考えますが、公園整備に当たっては禁煙場所とし、緑の少ない中央区だからこそ、近隣住民や勤労者にとって安らぎの空間となる整備計画とすることを求めます。

 問題は、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた海外視察です。

 パリ市では、多言語対応や舟運施策、Wi‐Fi整備、観光客やボランティアの受け入れ環境などを視察するとのことですが、多言語対応などは、我が党が委員会で紹介した台東区での先進例など、国内の他自治体を参考にすればよく、パリ市に直接行かなければ知り得ない特別なシステム等があるとは到底思えません。

 テロ対策など、まちの安全・安心の取り組みや、パリ市で開催されるサッカーヨーロッパ選手権のパブリックビューイングなども視察するとのことですが、こうした取り組みは、どれも主体的に動くべきは東京都や警察です。

 ロンドン市では、二○一二年のロンドン五輪後の再開発事業について視察するといいますが、中央区としては、既に豊晴計画や晴海地区将来ビジョンで今後の方向性は示しており、それをもとに、東京都に対しての要望も上げられています。

 ロンドン市での大会後の再開発事業については、インターネット上でさまざまな団体、個人がさまざまなサイトで豊富に情報公開をしていることから考えても、現地視察の必要性は見出せません。

 また、既に二○一五年三月に、区は、みずほ総研株式会社に委託し、調査員がロンドンへ赴いた視察内容は二○二○年東京オリンピック・パラリンピック競技大会実施に伴う影響等調査報告書にまとめられています。約一千三百万円の予算をかけて策定された、この報告書の意義も問われます。

 パリ市が二○一五年十一月のテロ以降、緊急事態宣言を出していること、視察日程期間中はサッカーヨーロッパ選手権とツール・ド・フランスの開催が重なっており、イスラムの断食月ラマダンの最中でもあることから、外務省はテロに対する注意喚起を促していること、さらに六月三日の洪水被害もあったばかりで、なぜこの時期に緊急に視察をすることにしたのか理解できません。

 区は、昨年十二月に中央区オリンピック・パラリンピック区民協議会を設立し、ことし三月には観光・文化検討部会が設置されました。検討部会の役割は、二○二○年に向けた地域課題の把握と整理を行い、取り組みの具体化を検討するとされており、今、必要なことは、パリ市、ロンドン市の視察よりも、足元の中央区民の意見を幅広く聞いて施策に生かすことです。

 都議会では、舛添氏の豪華海外出張問題を発端に、政治とカネをめぐる問題で都知事の辞職が決まりました。こうした中、今回の海外視察の提案は、六月六日に企画総務委員会で第二回定例会の予定議案として説明され、正式には六月二十日の本会議に提出、きょう審議され、あしたの本会議で議決し、七月一日の定例会終了直後の七月三日に出発するというものです。本計画について、区民からの批判の声が広がらないうちに実行するものとしか見えないという声も出ています。これでは、区民の信頼が損なわれると考えます。

 視察の必要性や経費、タイミングなど、あらゆる面から見て、到底区民の理解は得られないこの計画は中止すべきです。

 以上の理由で、日本共産党中央区議会議員団は、議案第四十三号、平成二十八年度中央区一般会計補正予算に反対します。

 次に、青木委員から次のような意見がありました。

 それでは、改革2020の平成二十八年度中央区一般会計補正予算に対する態度表明を行います。

 今回、補正予算で計上されたオリンピック・パラリンピック調整事務費一千百十八万六千円、具体的には中央区長、区議会議長を含む計六名のロンドン、パリ視察について、まず六月六日、前回の企画総務委員会において私が取り上げ、また、現在開会中の第二回定例会においても複数の会派が一般質問で取り上げております。質問の核は、なぜ今、なぜ補正予算を組んでまで今に尽きると思います。

 昨年、コンサルタントが現地調査を行い、その詳細な報告も受けております。その上で、どうしても区長並びに区議会議長が直接ロンドンとパリを視察する必要があったのであれば、補正ではなく当初予算で計上し、三月の予算特別委員会でしっかりと審議すべきであったと考えます。

 今回、補正予算での海外視察について、複数の会派が質問いたしました。このロンドン、パリへの視察の目的について、区長答弁は一貫しておりません。

 例えば、最初は現地での多言語対応、Wi‐Fiサービスの状況、受動喫煙防止の取り組み等を調査するという答弁があり、それは事務方の仕事であるという指摘の後、昨日の区長答弁では、世界に名立たる東京の、そのまた中心である中央区が、東京をナンバーワン都市にする牽引役となるべくという区長の思いを述べていらっしゃいましたが、そのためには、余りにも今回の視察は準備不足で拙速であり、納得するには不十分です。

 以上の理由をもちまして、我が会派、改革2020は、このオリンピック・パラリンピック調整事務費を含む平成二十八年度中央区一般会計補正予算に反対いたします。

 ただし、ほかの三件の予算につきましては、賛成であることをつけ加えておきます。

 奥村委員及び青木委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 よって、本委員会の決定のとおり御賛成いただきますようお願い申し上げまして、付託を受けました議案の審査経過並びに結果の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 議案第四十三号について、お諮りいたします。本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第四十三号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議員提出議案第二号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十番 志村孝美議員登壇〕

○二十番(志村孝美議員)
 議員提出議案第二号につきまして、提案者を代表して説明させていただきます。

 今回行われる東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の候補者は、議長の充て職ではありません。議長は、大変多忙でもあります。この際、福祉保健委員会所属の加藤博司議員を候補者として推薦させていただきます。

 どうか皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。

 以上で説明を終わります。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立少数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議員提出議案第二号は否決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議員提出議案第三号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


○議長(押田まり子議員)
 本件は私ごとに関することでありますので、ここで副議長と交代いたします。

〔議長退席、副議長着席〕

○副議長(石田英朗議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第三号につきまして、提案者を代表して、提案の御説明をいたします。

 本案は、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者を推薦するため、東京都後期高齢者医療広域連合規約第八条第一項の規定に基づき、候補者に押田まり子議員を推薦するものであります。

 全会一致で本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。(拍手)

○副議長(石田英朗議員)
 本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○副議長(石田英朗議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議員提出議案第三号は原案のとおり可決されました。

 以上で、私の職務は終了いたしましたので、議長と交代いたします。

〔副議長退席、議長着席〕


○二十三番(石島秀起議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、各常任委員会に付託されております議案の審査の関係もありますので、明二十五日より三十日までを休会とし、来る七月一日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十五日より三十日までを休会とし、来る七月一日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

     午後二時十六分 散会 


署名議員
議長 押田 まり子
副議長 石田 英朗
議員 富永 一
議員 志村 孝美

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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