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平成28年第二回定例会会議録(第5日 7月1日)

1.会期

十二日(第五日)

七月一日(金曜日)

2.開議並びに閉会

午後二時開議

午後二時三十六分閉会

3.出席議員

(三十名)

一番 渡部 恵子議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 佐藤 敦子議員

五番 塚田 秀伸議員

六番 田中 耕太郎議員

七番 小坂 和輝議員

八番 松川 たけゆき議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 富永  一議員

十三番 瓜生 正高議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 木村 克一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 青木 かの議員

十八番 森谷 歩美議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 押田 まり子議員

二十二番 石田 英朗議員

二十三番 石島 秀起議員

二十四番 礒野  忠議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 鈴木 久雄議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 長嶋 育夫君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 高橋 和義君

監査事務局長 小林 秀規君

企画財政課長 濱田徹君

広報課長 園田 典子君

総務課長 吉原 利明君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 東 雅之君

書記 鎌田 智之君

6.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
議案第四十五号 災害に際し応急措置の業務等に従事した者に係る損害補償に関する条例の一部を改正する条例
議案第五十二号 中央区立豊海小学校及び中央区立豊海幼稚園旧校舎等撤去工事請負契約
議案第五十三号 歩行者専用橋取付護岸等整備工事請負契約
議案第五十四号 昭和通り銀座歩道橋昇降施設改修工事請負契約
議案第五十五号 中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(建築工事)請負契約の一部変更について
議案第五十六号 中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(機械設備工事)請負契約の一部変更について
議案第五十七号 中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について
議案第五十八号 新島橋架替工事(第三期)請負契約の一部変更について
         (六月二十二日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
議案第四十八号 中央区立学校設置条例等の一部を改正する条例
議案第四十九号 中央区立幼稚園の入園料及び保育料に関する条例の一部を改正する条例
議案第五十号 中央区立学校設備使用料条例の一部を改正する条例
議案第五十一号 中央区立運動場等の管理運営に関する条例の一部を改正する条例
         (六月二十二日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第四
議案第四十四号 中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
議案第四十六号 中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
         (六月二十二日 福祉保健委員会付託に続いて)

日程第五
議案第四十七号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
議案第五十九号 特別区道の路線の変更について
         (六月二十二日 環境建設委員会付託に続いて)

日程第六
人権擁護委員の候補者の推薦について

日程第七
議員提出議案第四号 「食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書」の提出について

日程第八
議員提出議案第五号 「婚姻歴のないひとり親世帯に寡婦(寡夫)控除の適用を求める意見書」の提出について

日程第九
議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


十二、委員会報告書(企画総務委員会)

十三、委員会報告書(区民文教委員会)

十四、委員会報告書(福祉保健委員会)

十五、委員会報告書(環境建設委員会)

十六、議案の提出について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案二件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第四十五号 災害に際し応急措置の業務等に従事した者に係る損害補償に関する条例の一部を改正する条例

 議案第五十二号 中央区立豊海小学校及び中央区立豊海幼稚園旧校舎等撤去工事請負契約

 議案第五十三号 歩行者専用橋取付護岸等整備工事請負契約

 議案第五十四号 昭和通り銀座歩道橋昇降施設改修工事請負契約

 議案第五十五号 中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(建築工事)請負契約の一部変更について

 議案第五十六号 中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(機械設備工事)請負契約の一部変更について

 議案第五十七号 中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(電気設備工事)請負契約の一部変更について

 議案第五十八号 新島橋架替工事(第三期)請負契約の一部変更について
         (六月二十二日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を鈴木委員長より願います。

〔二十六番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十六番(鈴木久雄議員)
 ただいまより、去る六月二十二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は六月二十七日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第四十五号「災害に際し応急措置の業務等に従事した者に係る損害補償に関する条例の一部を改正する条例」、議案第五十二号「中央区立豊海小学校及び中央区立豊海幼稚園旧校舎等撤去工事請負契約」、議案第五十三号「歩行者専用橋取付護岸等整備工事請負契約」、議案第五十四号「昭和通り銀座歩道橋昇降施設改修工事請負契約」、議案第五十五号から議案第五十七号までの「中央区立日本橋小学校等複合施設整備工事(建築工事)、(機械設備工事)及び(電気設備工事)請負契約の一部変更について」、議案第五十八号「新島橋架替工事(第三期)請負契約の一部変更について」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第四十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第四十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十二号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十三号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十四号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十五号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第五十八号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議案第四十八号 中央区立学校設置条例等の一部を改正する条例

 議案第四十九号 中央区立幼稚園の入園料及び保育料に関する条例の一部を改正する条例

 議案第五十号 中央区立学校設備使用料条例の一部を改正する条例

 議案第五十一号 中央区立運動場等の管理運営に関する条例の一部を改正する条例
         (六月二十二日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、区民文教委員会の報告を礒野委員長より願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、去る六月二十二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、六月二十八日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第四十八号「中央区立学校設置条例等の一部を改正する条例」、議案第四十九号「中央区立幼稚園の入園料及び保育料に関する条例の一部を改正する条例」、議案第五十号「中央区立学校設備使用料条例の一部を改正する条例」、議案第五十一号「中央区立運動場等の管理運営に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第四十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第四十八号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第四十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第四十九号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第五十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議案第四十四号 中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例

 議案第四十六号 中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
         (六月二十二日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を渡部委員長より願います。

〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、去る六月二十二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、六月二十九日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第四十四号「中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 日本共産党中央区議会議員団を代表して、議案第四十四号「中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」について反対意見を述べます。

 本条例改定案の説明では、庁内連携により個人番号を利用することができる事務に重度心身障害者手当の支給に関する事務を追加するとともに、当該事務で利用する特定個人情報を地方税に関する情報とするとしています。

 二○一五年第三回定例会で議決された「中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例」によって、国民一人一人を十二桁の番号で管理をし、税金や保険料納付、医療・介護・年金・保育サービス利用など、中央区が保有する特定個人情報をデータベース化し、一元的に管理できることになりました。

 日本共産党区議団は、マイナンバー制度は、一○○%情報漏えいを防ぐ安全なシステムの構築は不可能であること、意図的に情報を盗み取り、売る人間が存在すること、一度漏れた情報は流通、売買され、取り返しがつかなくなること、情報が集積されるほど利用価値が高まり、攻撃されやすくなることなどの危険性を指摘し、一たび流出したり、悪用されたりすれば、甚大なプライバシー侵害やなりすましなどの犯罪の危険性を飛躍的に高めることになるとして、条例制定に反対しました。

 今回提案されている条例は、当該事務の処理に必要な特定個人情報を本人等に係る所得情報とするとしています。このことによって、重度心身障害者手当の支給に関する事務に必要な本人や扶養義務者の個人情報が特定個人情報として一元的に管理されることになります。

 マイナンバー制度によって収集され、活用される個人情報は、区民にとっての利便性や行政事務にとっての効率性というだけにとどまらない、憲法の人権保障に係る個人情報漏えいやプライバシー権を侵害するなどの看過できない問題があります。

 以上の理由により、日本共産党中央区議会議員団は議案第四十四号に反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第四十六号「中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 日本共産党中央区議会議員団を代表して、議案第四十六号「中央区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例」について、反対意見を述べます。

 提案されている本条例改定案は、保育所等を四階以上の階に設ける小規模保育事業等の避難用施設に、国土交通大臣の認定を受けた構造を有する付室を通じて連絡することができる屋内階段を追加するものです。

 日本共産党区議団は、建物の四階以上に保育所を設置すること自体に反対し、二○一四年第三回定例会で中央区家庭的保育事業所等の設備及び運営の基準に関する条例案が提案されたとき、保育施設は建物の三階以下にすることを求めた修正提案を行いました。

 建物の四階以上への保育所設置は、保育されている子供が乳幼児であることから、火災発生や地震発生などの緊急時に、限られた人数の職員で安全に避難することが困難で危険です。今回の条例提案は、保育所の設備運営基準を規制緩和し、四階以上の高層階への保育施設設置をさらに押し進めるものであり、認めることはできません。

 以上の理由により、日本共産党中央区議会議員団は議案第四十六号に反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第四十四号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第四十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第四十六号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第四十六号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第五

 議案第四十七号 中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

 議案第五十九号 特別区道の路線の変更について
         (六月二十二日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を中島委員長より願います。

〔二十九番 中島賢治議員登壇〕

○二十九番(中島賢治議員)
 ただいまより、去る六月二十二日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、六月二十九日に開会し、慎重な質疑を行いました。

 付託された議案第四十七号「中央区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」、議案第五十九号「特別区道の路線の変更について」につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第四十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第四十七号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第五十九号について、お諮りいたします。本案は、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第五、議案第五十九号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第六 人権擁護委員の候補者の推薦について


○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六は同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第七

 議員提出議案第四号 「食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書」の提出について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第四号「食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。

 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書

 食は世界中の人々にとって大事な限りある資源です。世界では全人類が生きるのに十分な量の食べ物が生産されているにもかかわらず、その三分の一は無駄に捨てられています。中でも、もったいないのは、まだ食べられる状態なのに捨てられてしまう食品ロスです。農林水産省によると、日本では年間二千七百九十七万トンの食品廃棄物が発生しており、このうちの六百三十二万トンが食品ロスと推計されています。

 これまで国においては、食品リサイクル法によって事業者からの食品廃棄物の排出抑制やリサイクルの取り組みが行われておりますが、食品ロスの半分は事業者の流通・販売の過程の中で起き、もう半分は家庭での食べ残しや賞味期限前の廃棄などで発生しています。削減には、事業者による取り組みとともに、国民の食品ロスに対する意識啓発も問われてきます。

 よって政府においては、国、地方公共団体、国民、事業者が一体となって食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため左記の事項について早急に取り組むことを強く求めます。

 記

 一 食品ロス削減に向けて、削減目標や基本計画を策定するとともに、食品ロス削減推進本部の設置や担当大臣を明確化すること。

 二 加工食品等の食品ロスを削減するため、需要予測の精度向上により過剰生産の改善を図るとともに、商慣習の見直しに取り組む事業者の拡大を推進すること。

 三 飲食店での食品ロス削減に向けて、食べきれる分量のメニューや量より質を重視したメニューの充実を推進するとともに、「飲食店で残さず食べる運動」など好事例を全国に展開すること。

 四 家庭における食品在庫の適切な管理や食材の有効活用など普及啓発を強化すること。また、学校等における食育・環境教育など、食品ロス削減に効果が見られた好事例を全国的に展開すること。

 五 フードバンクや子ども食堂などの取り組みを全国的に拡大し、未利用食品を必要とする人に届ける仕組みを確立すること。さらに、災害時にフードバンク等の活用を進めるため、被災地とのマッチングなど必要な支援を行うこと。

 右、地方自治法第九十九条の規定により中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成二十八年七月一日

         東京都中央区議会議長    押田 まり子

 内閣総理大臣

 消費者担当大臣

 農林水産大臣

 経済産業大臣

 厚生労働大臣

 文部科学大臣

 環境大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議員提出議案第四号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第八

 議員提出議案第五号 「婚姻歴のないひとり親世帯に寡婦(寡夫)控除の適用を求める意見書」の提出について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第五号「婚姻歴のないひとり親世帯に寡婦(寡夫)控除の適用を求める意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。

 婚姻歴のないひとり親世帯に寡婦(寡夫)控除の適用を求める意見書

 税法上で定められている「寡婦」及び「寡夫」とは、過去に法律婚をしたことのある者と定義されているため、子供を扶養している婚姻歴のないひとり親世帯には、所得税法・地方税法の定める「寡婦控除」及び「寡夫控除」が適用されません。

 これによって算定された所得が、所得税、住民税等の算定基準とされる結果、同じひとり親世帯でありながら、子供を扶養している婚姻歴のないひとり親世帯の負担は重くなってしまっています。

 子供の最善の利益を尊重する視点に立ち、すべての子供が心身ともに健やかに成長する権利を保障するためにも、婚姻歴のないひとり親世帯に対して、寡婦(寡夫)控除の適用をすべきです。

 よって、中央区議会は国会及び政府に対し、所得税法・地方税法の寡婦(寡夫)控除に関する規定を改正し、すべてのひとり親世帯に適用するよう強く求めるものです。

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成二十八年七月一日

         東京都中央区議会議長    押田 まり子

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣

 財務大臣

 厚生労働大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議員提出議案第五号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第九、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件について、議会閉会中の継続審査の申し出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本件の申し出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申し出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(石島秀起議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(押田まり子議員)
 ここで矢田区長より挨拶があります。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る六月二十日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定をいただき、まことにありがとうございます。

 この間、平成二十八年度本区一般会計補正予算のほか、条例案件、契約案件及び特別区道の路線の変更につきましては、各所管の常任委員会にその審査を付託され、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 まことにありがとうございました。

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 これをもって、平成二十八年第二回中央区議会定例会を閉会いたします。

     午後二時三十六分 閉会


署名議員
議長 押田 まり子
議員 富永 一
議員 志村 孝美

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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