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平成28年第四回定例会会議録(第4日 11月30日)

1.会期

九日(第四日)

十一月三十日(水曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開議

午後二時五十九分閉会

3.出席議員

(三十名)

一番 渡部 恵子議員

二番 山本 理恵議員

三番 海老原 崇智議員

四番 佐藤 敦子議員

五番 塚田 秀伸議員

六番 田中 耕太郎議員

七番 小坂 和輝議員

八番 松川 たけゆき議員

九番 加藤 博司議員

十番 奥村 暁子議員

十一番 原田 賢一議員

十二番 富永  一議員

十三番 瓜生 正高議員

十四番 染谷 眞人議員

十五番 木村 克一議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 青木 かの議員

十八番 森谷 歩美議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 志村 孝美議員

二十一番 押田 まり子議員

二十二番 石田 英朗議員

二十三番 石島 秀起議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 中嶋 ひろあき議員

二十六番 鈴木 久雄議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 矢田 美英君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 島田 勝敏君

企画部長 平林 治樹君

総務部長 田中武君

防災危機管理室長 林 秀哉君

区民部長 長嶋 育夫君

福祉保健部長 黒川眞君

高齢者施策推進室長 古田島 幹雄君

保健所長 中橋 猛君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 田村 嘉一君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 高橋 和義君

監査事務局長 小林 秀規君

企画財政課長 濱田徹君

広報課長 園田 典子君

総務課長 吉原 利明君

5.議会局出席職員

議会局長 田野 則雄君

庶務係長 小暮 万里子君

議事係長 荻原 雅彦君

調査係長 東 雅之君

書記 鎌田 智之君

6.議事日程

日程第一
諸般の報告

日程第二
議案第七十一号 中央区特別区税条例等の一部を改正する条例
議案第七十五号 中央区議会議員及び中央区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例
議案第八十号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
議案第八十一号 中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
       (十一月二十五日 企画総務委員会付託に続いて)

日程第三
議案第七十二号 中央区事務手数料条例等の一部を改正する条例
議案第七十六号 指定管理者の指定について(区立日本橋公会堂)
議案第七十七号 指定管理者の指定について(区立区民健康村)
       (十一月二十五日 区民文教委員会付託に続いて)

日程第四
議案第七十号 中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例
議案第七十九号 指定管理者の指定について(区立敬老館)
       (十一月二十五日 福祉保健委員会付託に続いて)

日程第五
議案第七十三号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
議案第七十四号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例
議案第七十八号 指定管理者の指定について(区立温浴プラザ)
       (十一月二十五日 環境建設委員会付託に続いて)

日程第六
議案第八十二号 中央区教育委員会委員の任命同意について

日程第七
議案第八十三号 中央区教育委員会委員の任命同意について

日程第八
議員提出議案第七号 「私学振興に関する意見書」の提出について

日程第九
議員提出議案第八号 「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書」の提出について

日程第十
議会閉会中の継続審査


午後二時 開議

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 これより本日の日程に入ります。

 日程第一、「諸般の報告」を行います。

〔田野議会局長朗読〕


四、委員会報告書(企画総務委員会)

五、委員会報告書(区民文教委員会)

六、委員会報告書(福祉保健委員会)

七、委員会報告書(環境建設委員会)

八、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (照会)

九、「職員に関する条例」に対する人事委員会の意見聴取について

  (回答)

十、議案の送付について

十一、議案の提出について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、区長より議案二件が送付され、さらに、議員提出議案二件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第二

 議案第七十一号 中央区特別区税条例等の一部を改正する条例

 議案第七十五号 中央区議会議員及び中央区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例

 議案第八十号 中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

 議案第八十一号 中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

        (十一月二十五日 企画総務委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、企画総務委員会の報告を鈴木委員長より願います。

〔二十六番 鈴木久雄議員登壇〕

○二十六番(鈴木久雄議員)
 ただいまより、去る十一月二十五日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十八日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第七十一号「中央区特別区税条例等の一部を改正する条例」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十五号「中央区議会議員及び中央区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、青木委員から、次のような意見がありました。

 これから反対の理由を述べさせていただきます。

 公職選挙法では、お金のかからない選挙を実現するとともに、立候補の機会均等や候補者間の選挙運動の機会均等を図る手段として選挙公営制度が設けられています。これは、国または地方公共団体が、候補者の選挙運動の費用の一部を負担する制度です。衆議院議員選挙や参議院議員選挙は公職選挙法に基づく制度であり、知事・市町村長選挙や県・市町村議会議員選挙は各地方公共団体の条例に基づく制度です。この制度の趣旨には大きく賛同いたします。

 今回の改正の中身は、それぞれ公費負担分をアップすることとなっていますが、その理由は消費税のアップ分の上乗せということです。

 一方、公費負担の大きな部分を占めるポスターやチラシの製作費は、前回の条例が制定された平成六年より、技術の向上や、ネット発注の増加で大幅に安くなっています。つまり、現在の上限額が既に高過ぎる状況の中で、本来、公費負担ではないはがきや名刺の印刷代まで含めて印刷業者がポスター代として請求する事例も少なくありません。

 現在、政務活動費の不正使用についての報道が後を絶ちませんが、選挙に係る公費負担も、もちろん国民の皆さんの税金です。現状に即した適正な上限価格を設定するよう見直しが必要と思われます。

 以上の理由をもって、改革2020は、議案第七十五号、中央区議会議員及び中央区長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例に反対します。

 青木委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第八十号「中央区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」、議案第八十一号「中央区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第七十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第七十一号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十五号について、お諮りいたします。本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第二、議案第七十五号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第八十号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第八十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第八十一号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第二、議案第八十一号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第三

 議案第七十二号 中央区事務手数料条例等の一部を改正する条例

 議案第七十六号 指定管理者の指定について(区立日本橋公会堂)

 議案第七十七号 指定管理者の指定について(区立区民健康村)

        (十一月二十五日 区民文教委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、区民文教委員会の報告を礒野委員長より願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、去る十一月二十五日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十八日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決定しました。

 まず、議案第七十二号「中央区事務手数料条例等の一部を改正する条例」につきましては、志村委員から、次のような意見がありました。

 議案第七十二号、中央区事務手数料条例等の一部を改正する条例に対する反対意見を述べます。

 本議案は、住民票の写し及び印鑑登録証明書の自動交付機の運用を終了することに伴い、区民カードの交付に係る事務手数料の廃止等をするほか、規定を整備するために提出されたものです。

 説明では、区民カードを利用した住民票の写し及び印鑑登録証明書の自動交付機による交付は、来年十月三十一日に運用を終了するとしています。その場合、十一月以降は、マイナンバーカードを持たない区民は、窓口で手続をするか、マイナンバーカードを作成してコンビニを利用する必要が出てきます。

 ことしの四月一日から開始されたマイナンバーカードを利用したコンビニ交付における四月から十月までの七カ月間の交付件数が一千三百七十六枚であるのに対し、区民カードを利用した自動交付機による交付件数は三万四千五百四十枚となっています。コンビニ交付と自動交付機での交付の合計三万五千九百十六枚のうち、コンビニ交付はわずか三・八%しかなく、約九六%の方はコンビニ交付を利用していません。

 その割合を二○一五年度の自動交付機での交付件数五万八千五百八十三枚に置きかえて試算すると、コンビニ交付を利用しない約九六%に当たる五万六千二百四十枚が窓口利用となり、窓口業務は大変な混雑になることが予想されます。また、混雑する窓口交付を嫌う人は、マイナンバーカードを新たに作成しなければなりません。

 区民の中には、マイナンバーカードを使いたい方も、使いたくない方も存在しています。マイナンバーカードの普及が区民の約一割であることでも明らかなように、使わない方、使いたくない方が圧倒的多数の中で、自動交付機をなくすことは、区民サービスを低下させるものです。区民の声も聞かず、マイナンバーカードの普及を目的として、本来、マイナンバーカードを持つことを望まない人をもカード作成へと強引に誘導するやり方はやめ、自動交付機による交付を継続すべきです。

 自動交付機をなくす理由として、コンビニ交付と自動交付機による交付を同時に運用するには経費がかかるということを挙げていますが、マイナンバーシステムの維持管理を初めとする運用自体に継続的な税金投入が強いられます。

 マイナンバー制度については、これまでも、莫大な経費のほかに、未配達通知カードの問題、システムトラブルの問題、個人情報漏えいや詐欺などの犯罪に使われる危険性、社会保障切り捨てにつながる問題などを指摘してきました。なくすべきは、マイナンバー制度だと考えます。

 以上の理由から、日本共産党区議団は、議案第七十二号、中央区事務手数料条例等の一部を改正する条例に反対します。

 志村委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十六号「指定管理者の指定について(区立日本橋公会堂)」、議案第七十七号「指定管理者の指定について(区立区民健康村)」、以上二議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第七十二号について、お諮りいたします。本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第三、議案第七十二号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十六号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七十六号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十七号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第三、議案第七十七号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第四

 議案第七十号 中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例

 議案第七十九号 指定管理者の指定について(区立敬老館)

        (十一月二十五日 福祉保健委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、福祉保健委員会の報告を渡部委員長より願います。

〔三十番 渡部博年議員登壇〕

○三十番(渡部博年議員)
 ただいまより、去る十一月二十五日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十九日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第七十号「中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、加藤委員から、次のような意見がありました。

 日本共産党中央区議会議員団を代表して、議案第七十号、中央区行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について反対意見を述べます。

 本条例改定案の説明では、国機関である個人情報保護委員会が、難病患者医療費助成に類似する事務を外部連携の対象としたことから、難病患者福祉手当の支給に関する事務を個人番号利用事務に追加し、地方税関係情報の庁内連携及び外部連携により受給資格の認定申請等に係る課税証明書の提出を省略することで、区民の負担軽減を図るとしていますが、このことによって、難病患者福祉手当の申請に必要な医療受給者証、本人や扶養義務者の所得などの個人情報が特定個人情報として一元的に管理されることになり、問題です。

 マイナンバー制度は、徴税強化と社会保障給付抑制を目的に、国が国民の情報を厳格に掌握することを狙った仕組みです。国民を監視する手段にされかねないことへの不安の声も強まっています。マイナンバー制度によって収集され、利用される個人情報は、区民にとっての利便性や行政事務にとっての効率性というだけにとどまらない、憲法の人権保障に係る個人情報漏えいやプライバシー権を侵害するなど、看過できない問題があります。

 日本共産党区議団は、マイナンバー制度によって大量の個人情報を一元的に管理することによる漏えいについて、一たび流出したり悪用されたりすれば、甚大なプライバシー侵害やなりすまし等の犯罪の危険性を飛躍的に高めることになるとして、条例制定に反対しました。

 さらに、ことし一月から、希望者に対してマイナンバーなどを記したプラスチック製の個人番号カードの交付が区市町村で始まりましたが、こちらもトラブルの連続です。カード発行を全国的に管理するシステムがたびたび停止し、発行に重大な支障が生じました。中央区においても、マイナンバーカードの発行が八カ月経過しても、区民の一割以下という現実は、区民はマイナンバーカードを必要としていないことではないでしょうか。

 政府は、トラブルは解消していると言いますが、多くの税金を投じたシステムが開始早々不調に陥ったことは、個人情報を扱う制度の安全性と信頼性を根本から疑わせるものです。

 以上の理由により、日本共産党中央区議会議員団は議案第七十号に反対します。

 加藤委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十九号「指定管理者の指定について(区立敬老館)」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第七十号について、お諮りいたします。本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第四、議案第七十号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十九号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第四、議案第七十九号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第五を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第五

 議案第七十三号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例

 議案第七十四号 中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例

 議案第七十八号 指定管理者の指定について(区立温浴プラザ)

        (十一月二十五日 環境建設委員会付託に続いて)


○議長(押田まり子議員)
 本案について、環境建設委員会の報告を中島委員長より願います。

〔二十九番 中島賢治議員登壇〕

○二十九番(中島賢治議員)
 ただいまより、去る十一月二十五日の本会議において本委員会に付託を受けました議案につきまして、審査結果の御報告を申し上げます。

 本委員会は、十一月二十九日に開会し、慎重な質疑を行い、付託された議案について、それぞれ採決をいたしましたところ、次のとおり決しました。

 まず、議案第七十三号「中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、小栗委員から、次のような意見がありました。

 議案第七十三号、中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例に対する反対意見を述べます。

 本議案は、廃棄物の排出者に対する受益者負担の見直しに伴い、廃棄物処理手数料の額を改定するためと説明されています。

 改定内容は、手数料原価と手数料との乖離を解消することを目的として、事業系一般廃棄物処理手数料を三・五円引き上げ、キロ当たり四十・○円に改定、あわせて家庭廃棄物の臨時・多量排出時の手数料やごみ処理券などを改定するとしています。この改定で、有料ごみ処理券が四十五リットル券一セット十枚で三百二十円の値上げで三千四百二十円になります。

 本条例案に反対する第一の理由は、中小企業や商店に負担増となるからです。

 空前の利益を上げている大企業と、アベノミクスの恩恵など全くない中小企業や商店では負担能力が全く違います。手数料の値上げはさらに営業を圧迫します。

 第二に、収集運搬分については、本来、各区で決定すべきことですが、二十三区で同額の値上げを行うとしていることも問題です。

 清掃事業は、二○○○年に移管され、ごみの収集運搬は各区が実施、ごみの焼却などの処理処分は一部事務組合を設立して共同で行うことになり、廃棄物手数料も各区の条例で定めることになりました。しかし、一般廃棄物処理事業者が各区から収集する廃棄物の混載を認めていることや、改定額などの統一的な取り扱いの要望があったこと、中間処理が共同処理であることなどを理由に、区長会で改定内容を確認して各区同じ手数料に決めています。各区の自主性と減量の努力による経費の削減などが反映されないことになります。

 第三に、ごみ処理原価に全ての処理処分経費を反映させる考えから、設備プラント更新等の減価償却費や償却利子も含めているため、ごみの量は減っているのに、ごみ処理原価は年々上がっているのは問題です。また、各区で行う収集運搬においても、ごみ減量とリサイクルによって区の収集ごみは年々減少し、清掃職員数も減らしているのに、収集運搬手数料は下がっていません。

 原価計算の算定基準そのものの見直しとあわせ、過大な設備投資などの処理費用全体の削減と、費用負担の適正化が必要だと考えます。

 第四に、清掃事業の効率的な運営はもちろんのこと、ごみ問題の解決のためには、出たごみをいかに処分するかではなく、発生源で減らす抜本的な改革が必要です。

 中央区では、ごみ量全体に占める事業系ごみ量は八四%に上り、可燃ごみの中で発生量が多いその他の紙類と生ごみの再利用率が低いことが、事業系ごみの削減が進まない要因となっていることから、ごみの減量・リサイクルへの重点的な取り組みが急務です。

 以上の理由から、日本共産党区議団は議案第七十三号に反対します。

 小栗委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十四号「中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、小栗委員から、次のような意見がありました。

 議案第七十四号、中央区自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例に対する反対意見を述べます。

 本議案は、新たに区立銀座六丁目地下駐輪場を設置するとともに、当該駐輪場の利用手続を定めるために提出されたものです。

 駐輪場が不足している銀座地区に、新たに収容台数四百八台の区立駐輪場を開設することは放置自転車を防止するためにも必要なことだと考えますが、二○一五年四月から有料化された他の区立駐輪場と同じ使用料負担に加え、この駐輪場は地下機械式のため、一時利用の際も千円の識別カードが必要となり、利用者負担がさらにふえるのも問題だと考えます。

 中央区では、二○一二年に自転車利用のあり方が策定され、自転車の走行ルールの周知の徹底、自転車道や自転車レーンの整備、集合住宅や事業所等におけるサイクルシェア促進、放置自転車防止の積極的な啓発活動、駅周辺の駐輪場整備における鉄道事業者との協力など、さまざまな課題が示されました。環境負荷が少ない交通手段としての自転車を安全・安心・快適に利用することや、モビリティ・マネジメントの徹底、パーク・アンド・ウオークの構築、広報・教育などによる自転車走行マナーの改善など、総合的に自転車施策を推進するために、区民の理解と協力が不可欠です。

 また、駐輪場の有料化の変更に当たっては、利用者のみならず、広く区民に周知し、合意を図っていくという方針を掲げていました。しかし、区は、十分な駐輪場の整備計画も示さず、区民や利用者の事前合意も図らないまま、昨年四月から駐輪場の有料化と放置自転車撤去・保管料徴収を進めたため、駐輪場利用者は減少し、二○一五年度決算では、駐輪場登録台数は予算計上時の想定の半分だったことが明らかになりました。放置自転車も解消せず、区民の理解が得られていないことは明らかです。

 この際、中央区自転車利用のあり方で示された自転車利用環境整備の実現を目指して、有料化の是非も含めて見直しを図り、区民の声や知恵を生かして、区民の意識を高め、区民参加で自転車走行空間の将来像や快適な自転車環境をつくり上げていく合意形成を図ることが必要だと考えます。そうした検討がないまま、有料駐輪場を拡大する本議案には賛成できません。

 以上の理由により、日本共産党区議団は議案第七十四号に反対します。

 小栗委員からの発言後、本議案について採決をいたしましたところ、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第七十八号「指定管理者の指定について(区立温浴プラザ)」につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、本委員会の結果報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 まず、議案第七十三号について、お諮りいたします。本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第五、議案第七十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十四号について、お諮りいたします。本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○議長(押田まり子議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第五、議案第七十四号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第七十八号について、お諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第五、議案第七十八号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第六

 議案第八十二号 中央区教育委員会委員の任命同意について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 ただいま上程されました議案第八十二号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本区教育委員会委員であります松川昭義さんが、十一月三十日をもって任期満了となりますので、その後任委員として、人格が高潔で、かつ教育行政に関し識見を有しております渥美哲夫さんを任命いたしたく、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほど、お願いいたします。

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第六、議案第八十二号は原案に同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま本区教育委員会委員の同意を得られました渥美哲夫さんより挨拶があります。

〔教育委員会委員 渥美哲夫さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔教育委員会委員 渥美哲夫さん登壇〕

○教育委員会委員(渥美哲夫さん)
 私、ただいま御紹介いただきました渥美哲夫と申します。

 大変貴重な時間でございますけれども、拝借いたしまして、一言御挨拶をさせていただきます。

 このたび、中央区教育委員会委員に任命ということで御同意をいただきましたことは、私にとりまして、まことに光栄と存じます。今後は、教育委員としての重責を十分自覚いたしまして、中央区教育行政の推進のために、甚だ微力ではございますけれども、全力を傾けて努力してまいりたいと存じております。皆様におかれましては、何とぞ温かい御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 甚だ簡単ではございますけれども、これをもちまして私の御挨拶とかえさせていただきます。

 本日は、ありがとうございます。(拍手)

〔教育委員会委員 渥美哲夫さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第七を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第七

 議案第八十三号 中央区教育委員会委員の任命同意について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 ただいま上程されました議案第八十三号につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。

 本区教育委員会委員であります小畠エマさんが、十一月三十日をもって辞職することとなりましたので、その後任委員として、人格が高潔で、かつ教育行政に関し識見を有しております本宮典幸さんを任命いたしたく、本案を提出した次第であります。

 よろしく御同意のほど、お願いいたします。

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案に同意することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第七、議案第八十三号は原案に同意することと決しました。


○議長(押田まり子議員)
 ここで、ただいま本区教育委員会委員の同意を得られました本宮典幸さんより挨拶があります。

〔教育委員会委員 本宮典幸さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔教育委員会委員 本宮典幸さん登壇〕

○教育委員会委員(本宮典幸さん)
 ただいま御紹介いただきました本宮典幸でございます。

 議会の貴重なお時間をおかりしまして、一言御挨拶申し上げます。

 このたび、中央区教育委員会委員という重責の役職に任命、御同意いただきましたことは、私にとりまして大変身に余る光栄と存じております。今後は、中央区行政のさらなる充実と発展に、微力ではございますが、誠心誠意努力してまいる所存でございます。皆様には、今後とも御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、私からの御挨拶とさせていただきます。

 本日は、まことにありがとうございます。(拍手)

〔教育委員会委員 本宮典幸さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第八を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第八

 議員提出議案第七号 「私学振興に関する意見書」の提出について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第七号「私学振興に関する意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。

 私学振興に関する意見書

 東京の私立学校は、それぞれ独自の建学の精神や教育理念に基づき、新しい時代に対応する個性的で特色ある教育を積極的に展開しており、東京都ひいては日本における公教育の進展に寄与しています。

 現在、都内の学校に在学する園児・児童・生徒のうち、私立学校に在学・在園する割合は、高等学校で約六割、幼稚園では約九割を占めています。私立学校が東京の公教育に果たす役割は極めて大きいといえますが、少子化の影響等により、私立学校の経営は厳しさを増しています。

 公教育の健全な発展のためには、私立学校振興助成法第一条に規定するとおり、教育条件の維持向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、私立高等学校等の経営の健全性を高めていくことが求められます。

 よって、中央区議会は、政府に対し、教育基本法第八条に規定される「私立学校教育の振興」を名実ともに確立するため、現行の私学助成に係る国庫補助制度を堅持するとともに、左記の事項について強く要望します。

 記

 一 私立高等学校等の経常費助成等に対する補助を拡充すること。

 二 私立高等学校等における耐震化、省エネルギー設備導入など、施設・設備に対する補助制度を拡充すること。

 三 より一層の保護者負担の軽減を図るため、私立高等学校等就学支援金制度を拡充改善するとともに、都道府県の行う補助に対する国の支援を拡充すること。

 四 都道府県の行う私立高等学校等奨学金事業に対する国の支援を拡充すること。

 五 私立専修学校については、専門課程及び高等課程に対する新たな助成制度を設けること。

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成二十八年十一月三十日

         東京都中央区議会議長    押田 まり子

 内閣総理大臣

 文部科学大臣  あて

 厚生労働大臣

 少子化対策担当大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第八、議員提出議案第七号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第九を議題といたします。

〔田野議会局長朗読〕


日程第九

 議員提出議案第八号 「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書」の提出について


○議長(押田まり子議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第八号「精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書」の提出について、提案者を代表して、文案の朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。

 精神障害者に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書

 障害者基本法は、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現を目指し、障害者の自立及び社会参加の支援等に向けた基本的理念を定めています。

 また、障害者の権利に関する条約が批准され、共生社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を社会において推進することを目的とした、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律が平成二十八年四月一日に施行されました。

 障害者の自立や社会参加の促進のためには、公共交通機関などの移動手段の確保が必要不可欠です。このため、鉄道、バスを始めとする公共交通機関においては、運賃割引制度を設け、障害者の経済的負担の軽減を図っています。

 しかし、その多くは、身体障害者及び知的障害者を適用対象とするものであって、精神障害者を対象とするものは極めて少なく、大きな格差が生じています。

 よって、中央区議会は、国会及び政府に対し、公共交通機関の運賃割引制度について、交通事業者に対し、精神障害者も、身体障害者及び知的障害者と同様に適用対象とすることを働きかけるよう強く要請するものです。

 右、地方自治法第九十九条の規定により、中央区議会の総意をもって意見書を提出します。

 平成二十八年十一月三十日

         東京都中央区議会議長    押田 まり子

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣

 総務大臣  あて

 厚生労働大臣

 国土交通大臣

 以上、よろしく御審議の上、御決定のほどお願い申し上げます。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 本案は、委員会付託を省略し、直ちにお諮りいたします。本案を可決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、日程第九、議員提出議案第八号は原案のとおり可決されました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第十、「議会閉会中の継続審査」について。

 ここで、ただいま各種委員会委員長より、各委員会に付託を受けております事件について、議会閉会中の継続審査の申し出がなされておりますので、その一覧表をお手元に配付いたします。

〔議会局職員「各種委員会継続審査申出事件一覧表」を配付〕

○議長(押田まり子議員)
 お諮りいたします。本件の申し出をそれぞれ承認することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本件の申し出をそれぞれ承認することに決しました。


○二十三番(石島秀起議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 今期定例会に提出されました案件は、全て終了したことと存じますので、これをもって閉会されるようお諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、会議を閉じます。


○議長(押田まり子議員)
 ここで矢田区長より挨拶があります。

〔区長 矢田美英君登壇〕

○区長(矢田美英君)
 区議会終了に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 去る十一月二十二日から本日に至る今期定例会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案どおり御決定あるいは御同意をいただき、まことにありがとうございます。

 この間、条例案件及び指定管理者の指定につきましては、付託されました各常任委員会において、極めて御熱心なる審査をいただいた上、いずれも原案どおり可決を賜り、厚く御礼申し上げます。

 本会議及び各委員会においていただきました貴重な御意見等につきましては、今後の区政運営に可能な限りこれを反映させ、より一層区民福祉の向上のために全力を傾ける所存でございます。

 今後とも、議員各位の御指導、御協力をお願いいたしまして、御挨拶といたします。

 まことにありがとうございました。

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 ここで、本日をもって任期満了となります本区教育委員会委員松川昭義さん並びに本年十月二十四日付をもって退職されました本区前選挙管理委員会委員石原晧次さんに対し、長年にわたり区政の進展に寄与されました功績に謝意をあらわすため、ここに議会の名をもって感謝状及び記念品の贈呈を行います。

 なお、本日、石原晧次さんは、御都合により、お越しになれませんので、ここで感謝状を朗読し、後日、記念品を添えて、御本人にお渡ししますので、御了承願います。

〔松川昭義さん、議会局職員に導かれて議場に入る〕

〔押田議長退席、演壇に登り、感謝状を朗読〕


  感  謝  状

                  松 川 昭 義 様

 あなたは中央区教育委員会委員として二期八年の長きにわたり在職し その間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著であり ここにご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

  平成二十八年十一月三十日

                  中 央 区 議 会

〔押田議長、右の感謝状とともに、記念品を贈呈〕

〔拍手起こる〕


  感  謝  状

                  石 原 晧 次 様

 あなたは中央区選挙管理委員会委員として長きにわたり在職し その間中央区政発展に多大の貢献をされました その功績はまことに顕著であり ここにご功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します

  平成二十八年十一月三十日

                  中 央 区 議 会

〔拍手起こる〕


○議長(押田まり子議員)
 ここで、松川昭義さんより挨拶があります。

〔松川昭義さん登壇〕

○松川昭義さん
 本日御欠席の石原晧次様と私から、一言御挨拶を申し上げます。

 私どもは、選挙管理委員、教育委員、それぞれの立場で、本区における選挙の公正な執行及び教育の充実・発展のため、精いっぱい力を尽くしてまいりました。ここまで務めてまいることができましたのも、ひとえに区議会の皆様の行政委員会に対する深い御理解と温かい御支援のおかげであり、心より感謝申し上げます。

 また、本日、区議会議長様より感謝状並びに記念品をいただきましたことは、私どもにとりまして身に余る光栄であり、厚く御礼を申し上げます。

 結びに、中央区と中央区議会のますますの御発展と皆様方の御健勝、御多幸をお祈りいたしまして、簡単ではございますが、御礼の御挨拶といたします。

 本日は、どうもありがとうございました。(拍手)

〔松川昭義さん、議会局職員に導かれて退場〕

○議長(押田まり子議員)
 挨拶を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 これをもって、平成二十八年第四回中央区議会定例会を閉会いたします。

     午後二時五十九分 閉会


署名議員
議長 押田 まり子
議員 佐藤 敦子
議員 堀田 弥生

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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