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平成30年 企画総務委員会(7月17日)

1.開会日時

平成30年7月17日(火)

午前10時 開会

午後4時3分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 鈴木 久雄

副委員長 奥村 暁子

委員 押田 まり子

委員 瓜生 正高

委員 堀田 弥生

委員 松川 たけゆき

委員 原田 賢一

議長 礒野 忠

4.出席説明員

(13人)

矢田区長

齊藤副区長

浅沼企画部長

山﨑政策企画課長

松永副参事(計画・特命担当)

大久保財政課長

田中総務部長

鈴木総務課長(参事)

生島職員課長

濱田防災危機管理室長

俣野危機管理課長

早川防災課長

吉原選挙管理委員会事務局長

6.議会局職員

田野議会局長

一瀬議事係長

桝谷書記

黒須書記

7.議題

  • (1)企画・総務及び財政の調査について
  • (2)築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願

(午前10時 開会)

○鈴木委員長
 大変な炎暑の中を、皆さん、御苦労さまでございます。それでは、ただいまより企画総務委員会を開会させていただきます。

 本日、理事者報告の関係で選挙管理委員会事務局長が出席しますので、御了承願います。

 請願の紹介議員の取り消しについて申し上げます。会派幹事長会決定の請願の取り扱いについての申し合わせ事項に基づきまして、議長より、請願の紹介議員の取り消しを許可した旨、通知がありましたので、御報告いたします。

 請願第4号、築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願について、取り消しをした議員は奥村暁子議員であります。

 次に、議事の進め方について申し上げます。議題(2)の新規請願について、紹介議員、請願者及び理事者への質疑等を先に行いまして、その後、理事者報告、議題(1)企画・総務及び財政の調査について、理事者に対する質疑を行いたいと存じますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 そのように進めさせていただきます。

 次に、議題(2)築地市場の豊洲移転を中止させ、食の安全・安心を守ることを求める請願について、審査に入ります。

 請願者は、請願者席へ着席をお願いします。

〔請願者移動〕

○鈴木委員長
 新規請願の審査の進め方について申し上げます。まず、紹介議員から趣旨説明を受け、次に紹介議員への質疑を行います。その後、休憩に入り、休憩中に請願者からの補足説明を受け、次に請願者への質疑を行います。さらに、委員会再開後、理事者への質疑を行います。

 ここで、紹介議員の趣旨説明時間及び質疑時間について申し上げます。まず、紹介議員からの請願の趣旨説明を10分以内で行い、次に紹介議員への質疑を趣旨説明と合わせまして20分以内で行います。各会派の持ち時間は、合計時間20分から趣旨説明に要した時間を差し引いた残り時間を質疑のある会派数で除して得た時間とすることでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 そのように進めさせていただきます。

 次に、紹介議員の趣旨説明を行います。

 紹介議員は、席の移動を願います。

〔紹介議員移動〕

○鈴木委員長
 紹介議員の趣旨説明を10分以内でお願いいたします。

○加藤議員
 それでは、紹介議員を代表して、補足説明をさせていただきます。

 今回提出された請願は、食の安全・安心を守るため、土壌汚染の深刻な豊洲への移転計画を中止するよう、東京都など関係機関に働きかけてくださいという趣旨です。これまで一貫して築地市場の豊洲移転に反対し、現在地再整備を求めてきた日本共産党中央区議団として、本請願の豊洲への移転を中止するよう、都や農水省など関係機関に働きかけてほしいという趣旨に大いに賛同するものです。

 以下、請願理由に沿って、補足説明を述べさせていただきます。

 第1に、生鮮食料品の市場として何よりも大切な安全・安心が保障できず、東京都の土壌汚染対策は破綻しているという点です。

 御承知のとおり、東京都が3カ月に1度行っている地下水調査、ことし7月5日公表の豊洲市場の地下水調査の結果は、46地点中、ベンゼンは23カ所で基準値を超えました。3月から5月、最高濃度は基準値の140倍で、前回、前々回の数値を上回っています。シアンは22地点で基準値を超過し、最高値は13倍。土壌汚染は一向に改善されていないことが明らかになっています。請願の要旨で述べているように、豊洲新市場予定地の地下水には今なお高濃度の有害物質が残ったままです。土壌汚染が広範囲に及んでいることを示しています。さきの全員協議会において、我が党の志村議員の土壌汚染対策の質問に対して、都の担当者は、大きな変化はないとしか答えませんでした。常に地下水から環境基準の100倍を超える揮発性のベンゼンが検出され続けていること自体、異常なことです。依然として地下水から環境基準を超える有害物質の検出は、仲卸業者の営業にも大きな不安を与えています。給食関係の事業者などから、豊洲から仕入れはしない、大田や足立市場から仕入れをするとの声が上がっています。豊洲へ行っても、今までどおりお客さんが来てくれるのかという不安の声が寄せられています。

 第2に、東京都は、土壌などの安全性を確認・検証する責任があるという点についてです。

 豊洲新市場を開設するに当たり、農水省は東京都に対して、安全性が科学的に証明されることを求めています。東京都は、市場関係者や消費者に安全性を証明する責任があります。土壌から汚染物質を完全に除去できず、食の安全・安心が保障されなければ、市場としての機能を果たすことはできません。

 第3に、豊洲新市場の使い勝手の悪さという点についてです。

 豊洲新市場で仲卸業者などの参加のもとで習熟会が行われております。スピードが命の市場が、上下の移動や建物間の移動など、築地市場と比べて4倍から5倍の時間がかかるという問題、駐車場の不足や積み荷の上げおろしの問題、交通インフラの問題、どれも解決していません。このまま豊洲新市場を開設すれば、大混乱は必至です。都民の台所を直撃することになります。

 第4に、築地市場が中央区にあることによる経済波及効果は2兆円を超える、また、築地市場は中央区の地域経済に多大な貢献をしているという点についてです。

 築地市場の影響は、京橋、月島、日本橋と区内全域にわたっており、委員の皆さんの知り合いや飲食店の方々の中には、必ずと言っていいほど築地市場とつながりを持っている方がいるはずです。区民生活と築地市場は密接な関係があり、中央区の歴史や文化をともに育んできました。築地市場、築地場外市場、築地のまち、銀座、日本橋が一体となって、築地、食の文化、築地ブランドをつくってきたのではないかと思います。その本丸である市場が移転すると、中央区にとって貴重な経済・流通の拠点、観光資源を失うことになります。都内の鮮魚店や飲食店が新鮮、築地直送という看板から、新鮮、豊洲直送とかえたとき、区民、都民はもとより、訪日外国人の方たちにどのような印象を与えるでしょうか。築地市場がなくなることによるダメージははかり知れません。

 第5に、かつて中央区は、中央区議会とともに移転断固反対の姿勢を鮮明にして活動してきたという点についてです。

 これまで東京都が強引に移転を進める中で、当初は区とともに区議会も築地市場移転に断固反対する会で活動し、新しい築地をつくる会に改組された以降も、現在地再整備を東京都に求めてきました。その原点をもう一度確認し合うことが大切だと考えます。豊洲新市場への移転まで3カ月を切っていますが、市場関係者や消費者から移転の中止や凍結を求める声が大きくなってきています。仲卸業者らが6月21日に築地市場営業権組合を結成し、営業権の保障を求め、立ち上がりました。市場流通を担う仲卸業者の理解は、深まるどころか、移転への不安や東京都への不満は充満しています。東京都は、スケジュールどおりに何が何でも移転させようとしていますが、10月11日開設の大前提である引っ越しの準備が仲卸業者任せであり、引っ越しが滞りなくできる状況なのかの把握を東京都ができていない、やろうとしていないことも、全員協議会で明らかになりました。引っ越しも、豊洲での営業も、やってみなければわからないという状況では、何かあったときに損害を受けるのは市場関係者です。多くの仲卸業者が、こんな状況で移転できないと思っているのも当然です。

 東京都は、10月11日の開場を決めているものの、いまだに山積する課題が解決されず、仲卸業者の反対も根強く、消費者の納得も得られていません。中央区議会が移転中止、移転反対の立場を表明すれば、区民や中央区の未来のための最善の道が開かれると確信しています。中央区議会として、再び築地市場は現在地で再整備の姿勢に立ち返り、食の安全・安心を守るため、土壌汚染の深刻な豊洲への移転を中止するよう、東京都、国やオリンピック・パラリンピック組織委員会などの関係機関に働きかけることを求める請願をぜひ採択していただけますよう、紹介議員を代表しての補足説明を終わります。

○鈴木委員長
 御苦労さまでした。

 それでは、紹介議員への質疑のある会派は挙手を願います。ございませんか。

〔発言する者なし〕

○鈴木委員長
 なしと認めます。したがいまして、紹介議員への質疑をここで終了いたします。

 紹介議員は離席願います。御苦労さまでした。

 紹介議員への質疑が終わりましたので、ここで休憩に入りますが、休憩中に請願者からの補足説明を受け、その後、請願者への質疑を行います。

(午前10時13分 休憩)


(午前10時19分 再開)

○鈴木委員長
 ここで委員会を再開いたします。

 発言の時間制について申し上げます。発言の持ち時間制につきましては、既に御承知のとおりでございますが、今回はこの後の理事者報告に係る時間を3分と設定し、算出いたします。ただいまの時刻は午前10時20分でございますので、自民党31分、公明党17分、日本共産党17分、中央区民クラブ17分、新青会10分ということになりますので、御協力をお願いいたします。なお、持ち時間には、この後の理事者報告及び議題(1)に対する質疑の時間も含まれます。

 それでは、議題(2)の新規請願に対する理事者への質疑に入ります。

 発言を願います。

 発言はないようでございます。本請願については継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 さよう決定させていただきます。

 本委員会の傍聴手続をされている請願者は、傍聴席に移動願います。

 次に、理事者報告を願います。

○田中総務部長

 1 中央区議会議員の選挙における選挙運動の公費負担について(資料1)

○鈴木委員長
 説明が終わりました。

 それでは、理事者報告に対する質疑に入ります。

 発言を願います。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 それでは、議題に入ります。議題(1)企画・総務及び財政の調査について、発言を願います。

 副委員長は委員席へお移りください。

○奥村委員
 それでは、幾つか質問させていただきたいと思います。

 豪雨で西日本では大変な被害が広がっていますけれども、今回の豪雨被害を受けて、今後、区で見直していく点ですとか、改善すべき点というものについてどう検討されていくのか、区として、何か今回の豪雨被害を受けて課題だと思っているようなことがあれば、お示しいただきたいと思います。

○濱田防災危機管理室長
 現在200名以上の方が亡くなっているということで、まだ被害が広がるということでございます。今回、特徴としましては、土砂災害による被害も半数ぐらいあったんですけれども、やはり洪水によって亡くなった方が結構多かったというのが教訓だと思っております。今回の災害につきましては、時間帯的にも夜中に氾濫が起こったということもありますし、そういった要因の中で、これは過去から言われていることですけれども、やはり災害というのは他人事という考え方が強くて、実際、今回亡くなった方も、避難勧告等が出ていたにもかかわらず逃げなかったため被害に遭った方が多いことでございます。そういったことから、やはり私どものこれからの対策といたしましては、そういうおそれがある場合に、いかに危機意識を持っていただいて迅速な避難をしていただくか、こういうものに向けてのこれからの取り組み、普及啓発に努めていきたいと考えております。

 以上でございます。

○奥村委員
 今回の被害の中では、豪雨で音が余りにも大きくて防災無線が聞こえないといったような、伝達の難しさという点も指摘されていますけれども、こうした伝達面での改善など、もし今後考えていく方向性というものがあれば、お示しいただきたいのと、具体的に、今回の被害を受けて、改めて検討委員会のようなものを開催するとか、そういう予定があるのかどうかという点についてもお示しいただきたいと思います。

○俣野危機管理課長
 防災行政無線の音がなかなか聞き取りづらいという件も含めてでございますが、やはり豪雨等のとき、東京でゲリラ豪雨が発生するときにも防災行政無線が聞こえないというような声は報告として受けているところでございます。そういったことから、中央区といたしましては、防災行政無線と同内容が流れます緊急告知ラジオを皆様方にお安くお分けしておりまして、そういったもので補完している。さらには、携帯通信事業者との連携を図りまして、いわゆるエリアメール、携帯電話ですとかスマートフォンに強制的に情報を伝達するという仕組みを区でも構築しているところでございます。こういった仕組みを持っているところでございますが、そういったことを知らない区民の方はまだまだ多いかと存じますので、今後とも、さらに普及啓発に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。

 また、検討委員会等でございますが、こういった会議体等につきましては、今のところ設置する予定はございませんけれども、私ども防災危機管理室のほうで緊張感を持って水害等に的確に対応できるように、常に問題意識は持っていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上です。

○奥村委員
 今回の豪雨被害では、まだ救出作業も続いているということで、今後また、この豪雨を受けての総括というものもされていくのだろうと思いますので、ぜひ今回の経験が生きるような形で、より区民が具体的に動きをとれるような、避難が速やかに進むような検討もぜひしていただきたいと思います。

 今回は洪水の被害が大きかったわけですけれども、国のほうのハザードマップの見直しも数年前に行われて、荒川が氾濫した場合には中央区も相当な被害を受けるということも言われています。こうした洪水の際に、平地の戸建ての住宅に住んでいる方たちが逃げ込めるようなマンションとの協定という問題がどうなっているのかという点についてもお示しいただきたいと思います。

○俣野危機管理課長
 中央区の場合、ほとんどが集合住宅なわけでございますが、当然、委員おっしゃるとおり平屋の住宅もあるわけでございます。そういったところから、先ほど委員のほうから荒川の氾濫というような御指摘がございましたが、一部、日本橋地域におきましては、5メーターですとか、6メーターですとか、浸水が相当厳しい状況になるようなところもございます。基本的には、防災拠点である小学校等に逃げていくことを基本としておりますが、当然、休日、夜間ですとか、そういったときには鍵の問題がございまして、入れないようなことも考えられます。そういった場合には、24時間体制で人がおります本庁舎ですとか両出張所を指定緊急避難所としておりますので、そういったところにぜひ避難していただきたいというふうに考えているところでございます。

 また、マンションとの協定につきましては、他区でそういった事例も聞いているところではございますが、都営住宅ですとか、そういったところとの協定がメーンでございます。中央区の場合、水害が予想されるものは主に日本橋地域、京橋地域でございますので、そういったところにつきましては、今のところ考えていないところでございます。

 以上でございます。

○奥村委員
 近くの出張所ですとか学校に避難するにしても、距離があるような場合だと、水かさが一気に増すこともよくあるので、そういった場合には、やはり区内にはこれだけ多くのマンションがあるわけですから、そういった意味では、大きなマンションなどにも協力を要請して、受け入れも考えてもらうということが大事だと思います。

 仕組みとしては、マンションと協定を結んでいくということはできるわけですよね。そういう制度が全くないということなのか、中央区として新たに開拓していけば、協力していただけるマンションがあるのかどうか、そういった検討も今後必要だと思いますので、マンションへの避難ということを全く考えない、想定しないということではなく、ぜひ考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。

○俣野危機管理課長
 大きな建物への避難ということにつきましては、当然、現在、仕組みはございまして、先ほど申し上げたとおり都営住宅等での協定などは積極的に他区では行われているところでございますが、いわゆる民間マンションに避難させるということは、発想としてはあるんですが、そこで発生しました二次被害につきまして、役所として補償する仕組みが現在ございません。避難された方が、例えばけがをされたとか、事故を起こされたときには、マンションの責任になるというような民法上の限界もございまして、なかなかそこの部分につきましては逡巡されるところでございます。

 以上です。

○奥村委員
 いろいろ制度的な問題、課題もまだあるということのようですけれども、逃げおくれて避難場所にたどり着けない、それで被害に遭うようなことがないように、これだけ全国でも断トツで中央区は超高層のマンションとかが多い、集合住宅に住んでいる方も9割を超えている特殊な自治体だと思いますので、今後、ぜひ研究していただきたいということを要望して、次の質問に移ります。

 本庁舎の整備と関連して質問させていただきます。

 本庁舎の整備については、第1回中央区本庁舎整備検討委員会が6月12日に開かれて、今後も1カ月に1回のペースで13名の委員により話し合われていくということになっています。現在、区内には2カ所の特別出張所がありますが、我が党の区議団としては、毎年区長に提出している予算要望書でも、日本橋特別出張所と月島特別出張所、両出張所の業務の拡大ですとか、いろいろ申請の手続なども拡充をして、わざわざ本庁舎に来なくとも、2つの出張所でさまざまな手続ができるようにしてほしいという要望を上げています。

 今回、本庁舎の整備においても、2つの出張所の充実、また晴海でも人口がふえるということで、もう一つ特別出張所がつくられる予定となっているので、特別出張所の業務を拡大して区民にとって使いやすいものにしていくと、本庁舎自体も、今は本庁舎が2万2,000平米、今度の予定としては1万平米程度拡大して3万2,000平米ということが想定されていますけれども、拡張というばかりではない方向も考えられると思うんですけれども、特別出張所の充実と本庁舎の整備とのかかわりについて検討されていることがあれば、伺いたいと思います。

○鈴木総務課長(参事)
 本庁舎の整備については、ことし、検討の委員会を設けまして、基本方針の策定に向けて、いろいろ議論をしているところでございます。この中では、当然、ハードだけではありません。今後、10年以上先かもしれませんので、やはり行政の役割、また、その中での事務の役割、また、電子化でありますとか、いろいろな背景、社会情勢の変化、もろもろあろうかと思ってございます。こうしたことから、ハードとあわせて、サービスの提供のあり方、どういう仕組みがいいのか、また区民にとっての利便性はどんなものか、こういったものも検討してまいりたいと考えてございます。

 以上でございます。

○奥村委員
 これからICT化などもどんどん進んでいく中では、機能もより集約させてコンパクトにしていくということも当然考えられると思うんです。機能の分散化というか、大きな本庁舎をどんと建てるのではない発想もあるのかなと思いますので、そういったことについても、今後の本庁舎整備検討委員会でも議論していただきたいと思うんですけれども、例えば、こうして私が委員会で発言している内容などについては、検討委員会で報告されたりということがあるのかどうか。せっかくこうして委員会で発言しても、それが全く検討の材料として生かされるようなこともないということだと、非常にむなしいなという思いがするんですけれども、いかがでしょうか。

○田中総務部長
 本庁舎の整備についてでございます。

 この案件に限らず、区議会で御報告させていただいている案件への御意見ですとか、あるいは議題で取り上げていただいております中身についての御意見につきましては、行政側といいますか、執行部である区長部局のほうで、真摯に受けとめさせていただきまして、それを可能な限り反映させていくというふうに考えております。外部の方々が入った委員会でどのような形で報告するか、委員会での質疑の内容をそのまま御報告するというのは、なかなか今までも例がないかと思いますが、その趣旨を踏まえて、それをどういった形で資料として説明するかというところにつきましては、十分意を用いて対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

○奥村委員
 この検討委員会も、委員が13名ということで、議会からも区議会議員が3名入っていますけれども、やはり区議会として、一議員としても、いろいろ提案ですとか意見をこれからも申し述べていきたいと思っておりますし、ぜひ何らかの形でそれが委員の方たちにも伝わるようにしていただきたいと思います。

 7月には、この検討委員会の中で来庁者アンケートの結果についても報告すると。来年の1月にはパブリックコメントの結果についても報告がされるということで、区民の方の声というものは、この検討委員会の中で報告されるタイミングがきちんと確保されているわけですから、この企画総務委員会もですし、環境建設委員会などでも事柄によっては話し合われるのかなと思うんですけれども、そういったところで出される意見も、ぜひ今後の議論の材料として活用していただけるような方向性を持っていただきたいということを要望して、質問を終わります。

○鈴木委員長
 奥村委員は副委員長席にお戻りください。

 それでは、議題(1)の企画・総務及び財政の調査については、継続審査ということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○鈴木委員長
 そのようにさせていただきます。

 ここで、管内視察について申し上げます。午後は、江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール本園テニスの森キャンパス、有明西学園及び豊洲ぐるり公園の視察を実施いたしますので、午後1時5分、正面玄関前マイクロバスに集合願います。

 午後1時5分まで休憩といたします。

 なお、委員の方と担当部長はお残りを願います。

 御苦労さまでした。

(午前10時42分 休憩)


-委員会を閉じた後-

 行政視察については、10月下旬からの2週間で、4常任委員会の視察を実施する予定であり、日程・視察先等詳細は正副委員長に一任する旨が確認され、了承された。


(午後1時5分 再開)

○鈴木委員長
 再開(車中)

〔視察等日程は別紙のとおり〕

○鈴木委員長
 閉会(車中)

(午後4時3分 再開)


「別 紙」

企画総務委員会視察等日程

○日  程

    委 員 会 開 会           10:00

         ↓

       [休  憩]

         ↓

    区 役 所 出 発           13:05

    委 員 会 再 開

         ↓

    江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール

    本園 テニスの森キャンパス       13:20~14:08

    (説明・視察)

         ↓

    有明西学園               14:19~15:38

    (説明・視察)                 

         ↓

    豊洲ぐるり公園             15:48~15:55

    (説明・視察)                 

         ↓

    委員会閉会(車中)           16:03

    区 役 所 到 着           16:11

○視察概要

・江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール本園テニスの森キャンパスについて

 到着後、江東湾岸サテライトスマートナーサリースクール本園テニスの森キャンパスについて説明を受けた。

 その後、説明を受けながら、つぶさに園内の視察を行った。

・有明西学園について

 到着後、有明西学園について説明を受けた。

 その後、説明を受けながら、つぶさに園内の視察を行った。

・豊洲ぐるり公園について

 移動の車中で、豊洲ぐるり公園について説明を受けた。

 到着後、説明を受けながら、つぶさに園内の視察を行った。

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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