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令和2年 区民文教委員会(3月5日)

1.開会日時

令和2年3月5日(木)

午後1時30分 開会

午後1時41分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(8人)

委員長 海老原 崇智

副委員長 渡部 博年

委員 富永 一

委員 かみや 俊宏

委員 堀田 弥生

委員 梶谷 優香

委員 高橋 元気

議長 押田 まり子

4.出席説明員

(13人)

山本区長

平林教育長

遠藤区民部長

眞下区民生活課長

鷲頭地域振興課長

木曽文化・生涯学習課長

田部井商工観光課長

長嶋教育委員会事務局次長

俣野庶務課長

植木学務課長

染谷学校施設課長

中山指導室長

志賀谷図書文化財課長

5.議会局職員

伊藤議会局長

秋山書記

黒須書記

6.議題

  • (1)議案第15号 中央区印鑑条例の一部を改正する条例
  • (2)議案第23号 中央区立幼稚園の入園料、保育料等に関する条例の一部を改正する条例
  • (3)議案第24号 中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例

(午後1時30分 開会)

○海老原委員長
 ただいまより区民文教委員会を開会いたします。

 まず初めに、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、マスクの着用を認めます。また、発言・答弁に当たりましても、マスクを着用したままで結構です。

 本日、齊藤副区長は欠席いたします。

 また、議案の関係で図書文化財課長が出席いたしますので、あわせて御了承願います。

 なお、本日は、第二委員会室において福祉保健委員会が同時に開催されるため、マイクの使用はいたしませんので、よろしくお願いいたします。

 去る3月3日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 審査方法につきまして、付託された各議案について一括して説明を受け、一括して質疑を行い、質疑終了後、それぞれの議案を別々に起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○海老原委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、理事者の説明をお願いいたします。

○遠藤区民部長

 1 議案第15号 中央区印鑑条例の一部を改正する条例(資料1)

○長嶋教育委員会事務局次長

 2 議案第23号 中央区立幼稚園の入園料、保育料等に関する条例の一部を改正する条例(資料2)

 3 議案第24号 中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例(資料3)

以上3件報告

○海老原委員長
 ありがとうございます。

 発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮しまして、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午後1時33分です。自由民主党さん68分、公明党さん36分、新風会さん36分、あたらしい中央さん36分、区民クラブさん10分となります。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言を願います。よろしいですか。

それでは、副委員長は委員席にお移りください。

 質疑を終了いたしましたので、この後、採決に入りますが、小栗議員より、委員外議員として発言したい旨の申し出がありましたので、区議会会議規則第89条第2項に基づき、お諮りいたします。

 委員外議員発言を許可することについて、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○海老原委員長
 御異議なしと認めます。よって、小栗議員からの委員外議員発言を許可します。

 発言については、5分以内で簡潔に願います。

○小栗議員
 意見表明のお時間をいただき、ありがとうございます。

 日本共産党区議団を代表し、議案第24号、中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例について、反対する意見を述べます。

 この議案は、区立図書館に指定管理者制度を導入するため、指定の手続等に関する事項を定めるものです。

 図書館に指定管理者制度を導入する理由について私が本会議で質問した際、教育委員会は、特別区の図書館の約半数が指定管理者を導入しており、利用者満足度も高く、良好な成績を上げていることを示しました。しかし、それが指定管理者にする理由になるのでしょうか。中央区の図書館は、歴史も古く、蔵書数や地域資料の豊富さでも全国的に有名で、レファレンスの件数も23区の図書館の中で群を抜いており、利用者満足度も高い図書館です。わざわざ指定管理者にする理由になっていません。

 指定管理者制度で運営されている他の図書館では、司書職員が長く勤められず専門性を発揮できない、貴重な史料・資料が廃棄されるなどの問題が起き、導入後に直営に戻した自治体もあります。こうした問題について質問した際、教育委員会は、そうした事例は行政のチェック機能が不十分だったためとして、司書職員の研修充実を指定管理者に求める、また施設管理やレファレンスなどの業務は指定管理者が行い、図書資料の選書・廃棄や地域資料の収集・管理は、今後も引き続き教育委員会が責任を持って行うと答弁しています。レファレンスや地域資料室での各種の相談に応えることは、図書館の重要な機能です。教育委員会が図書や地域資料などの収集・管理を責任を持って行うとしたことは、その重要性を認めているからだと思いますが、そうであるならば、なおさら、レファレンスを含め、区直営で管理運営すべきだと考えます。

 図書館は、教育文化の発展の基礎となる施設であり、住民の学ぶ権利や知る権利を保障するための施設にふさわしい体制を整えることが義務づけられています。図書館法では、図書館資料を収集し公衆の利用に供することとともに、図書館の職員が資料について十分な知識を持ち、その利用のための相談に応ずることを求めています。

 日本共産党区議団は、継続性が求められる社会教育の分野に指定管理者制度はなじまないと繰り返し指摘してきました。指定期間ごとに新たな事業者が選定される可能性があり、資料の管理や職員構成が継続されない弱点を持つ指定管理者制度は、問題です。資料の収集・管理はもちろんのこと、職員の安定的な雇用条件のもとでスキルアップが図られ、多角的に利用者をサポートすることができるよう、区立図書館は直営で運営するよう求めます。

 図書館協会は、指定管理者制度の導入は基本的になじまないという見解を繰り返し表明しています。また、本定例会に、約1,000人分の署名とともに、江戸東京の貴重な資料を守るため中央区立京橋図書館への指定管理者制度導入の撤回を求める請願も提出されています。

 以上の理由から、日本共産党区議団は、区立図書館に指定管理者制度を導入するため、指定の手続等に関する事項を定めようとする議案第24号、中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例に反対し、意見表明を終わります。

 ありがとうございました。

○海老原委員長
 それでは、これより採決に入ります。

 まず、議案第15号、中央区印鑑条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○海老原委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第23号、中央区立幼稚園の入園料、保育料等に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○海老原委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 次に、議案第24号、中央区立図書館設置条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○海老原委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長は、もとの席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取り扱いにつきましては、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○海老原委員長
 ありがとうございます。さよう取り扱わせていただきます。

 それでは、区民文教委員会を閉会させていただきます。

 ありがとうございました。

(午後1時41分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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