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令和元年 環境建設委員会(12月2日)

1.開会日時

令和元年12月2日(月)

午後1時30分 開会

午後1時46分 閉会

2.開会場所

第一委員会室

3.出席者

(7人)

委員長 墨谷 浩一

副委員長 奥村 暁子

委員 押田 まり子

代理 塚田 秀伸

委員 瓜生 正高

委員 太田 太

委員 二瓶 文徳

議長 (押田 まり子)

4.欠席者(1人)

委員 中嶋 ひろあき

5.出席説明員

(12人)

山本区長

吉田副区長

望月環境土木部長

三留環境政策課長

石田環境推進課長

池田水とみどりの課長

落合道路課長

石井中央清掃事務所長

松岡都市整備部長

斎藤都市計画課長

栗村地域整備課長

福島副参事(まちづくり事業・特命担当)

6.議会局職員

伊藤議会局長

一瀬議事係長

桝谷書記

酒井書記

7.議題

  • (1)議案第88号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例

(午後1時30分 開会)

○墨谷委員長
 ただいまより環境建設委員会を開会いたします。

 本日、中嶋委員欠席のため、塚田議員から代理出席の申し出がありましたが、よろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○墨谷委員長
 塚田議員、委員席へお願いいたします。

 去る11月26日の本会議におきまして本委員会に付託された議案の決定に当たり、その内容を十分に審査する必要があるとして、本日、開会いたした次第であります。本委員会の運営につきましては、委員各位の特段の御理解と御協力をいただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 審査方法について。付託された議案について説明を受け、質疑を行い、質疑終了後、起立採決によりお諮りすることでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○墨谷委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 理事者の説明をお願いいたします。

○望月環境土木部長

 1 議案第88号 中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例(資料1)

以上1件報告

○墨谷委員長
 ありがとうございます。

 発言の時間制につきましては、通常の委員会での例によりますが、採決に係る時間10分を考慮し、各会派の持ち時間を算出することといたします。ただいまの時刻は午後1時33分です。自由民主党さん96分、公明党39分、日本共産党さん39分、未来会議さん10分となります。

 それでは、理事者の説明に対する質疑を行います。

 発言をお願いいたします。

 副委員長は委員席へお移りください。

○奥村委員
 それでは、議案第88号について幾つか質問をさせていただきます。

 今回、国のほうで法改正があったので、それに準じて条例のほうも改正していくということですが、その背景として、どういう必要性があって変更になったのかということを伺いたいと思います。

 それとあわせて、今後、心身の故障がある者については、個別的、実質的な審査によって能力の有無を判断することになるということですけれども、心身の故障がある者については、これまで特に除外されたりということはなかったのかということについても確認をさせていただきたいと思います。

○石井中央清掃事務所長
 まず、背景についてでございます。この条例改正の背景につきましては、成年後見制度の利用の促進に関する法律に基づきまして、措置されたものでございます。その中で、成年被後見人及び被保佐人の人権を尊重させ、また成年被後見人となることによりまして不当な差別をされることのないように、見直しを行ってきた一つでございまして、今回の廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に伴いまして、条例のほうも適正化を図ったというところでございます。

 それから、心身の故障がある者について、今までどうやっていたかということですけれども、こちらにつきましては、除外はございませんで、成年被後見人及び被保佐人によります欠格事由のみが規定されていたというところでございます。

 以上でございます。

○奥村委員
 これまでは、心身に故障がある者も事業者として認められていたということになるんでしょうか。

 その点と、今後、心身の故障がある者については審査が行われるということですけれども、能力の有無を判断するための審査というのは、どういう機関で、どのように行われるのかということについて確認をさせていただきたいと思います。

○石井中央清掃事務所長
 まず、今まで申請許可を出すときに、心身の故障がある方も許可してきたのかというところでございますけれども、条例57条の3項第3号におきまして、その事業を行うに足りる能力が的確に、かつ継続的にあるかというところを規定してございまして、心身の故障があって、そういう業務が行えない方については、許可を与えていないという状況でございます。

 また、今後の審査におけます判断、機関でございます。平成25年から、許可申請につきましては、東京二十三区清掃協議会のほうで許可の申請受付を行っております。今のところ、まだ施行されていないということで、今、こういった欠格条項に該当しないという宣誓書を提出してもらっておりますけれども、今まで成年被後見人または被保佐人ということで、そういった方は許可しませんよということだったんですけれども、今後、能力の有無をどうやって判断していくかというところは、協議会のほうの今後の状況を見ながら判断していきたいということでございます。

 以上でございます。

○奥村委員
 心身の故障のある方について、これまでも57条のほうで一応規定はあったんだけれども、今後は、さらに審査でそれを明確化していくというか、適正に判断をしていくようなものになっていくということでよろしいのかどうか、確認です。

 協議会でどういう審査が行われるかは、今後、考えられていくということだと思いますが、そのあたりは、どういうふうに適正な審査がされるのか、中身が知りたいなというところですけれども、適正に審査されるということを期待したいと思います。

 精神障害ですとか、認知症ですとか、これまで除外されていたような成年被後見人ですとか、被保佐人の方たちが、一律にこれから除外されることではなくなるということだと思いますけれども、この方たちについては、何も審査はなく、除外はされないということだと、どなたでも、事業の申請をしようと思えば、認可を受けられるということになってしまうのかと思うんですけれども、そのあたりはどうなっているのかという点についても確認させていただきたいと思います。

○石井中央清掃事務所長
 今までも許可をしておりました清掃協議会のほうが、申請をした法人、また個人に対しまして、書類審査はもちろんのこと、立入検査を行いまして、その方たちと面談といいますか、話をしておりまして、その中で能力、この方たちは業務を適切に行えるかどうかというところを判断していると考えておりますので、特に今後もそういった問題は生じないものと考えております。

 以上でございます。

○奥村委員
 これまでも面談などで精神障害や認知症ですとか、そういう方についての審査は行われていたということで、別に一律に除外されていたということではないということなんですか。今後、除外されなくなるということだと、どの部分がどう変わったのかというのがわかりづらいんですけれども、そのあたりをもう少し整理して御説明いただければと思います。

 具体的に、成年被後見人及び被保佐人という方の扱いは、これまでと今後とどう変わるのか。審査というのが、これまではどういうふうに行われていて、今後はどう変わるのかとか、そのあたりが知りたいんです。基本的には、人権の尊重という意味もあって、除外をできるだけしないようにしていくということで、決して悪いものだと思っていないんですけれども、そのあたりの説明をもう少しいただけたらと思います。

○石井中央清掃事務所長
 まず、許可の申請の際に、欠格条項に該当しない者である旨の誓約書を提出してもらっておりまして、その宣誓によりまして、欠格条項には該当していないということでの判断を行っておりました。今後も、その手続に関しましては、今のところ変更はないということでございますが、先ほどの立入検査等で、業務に影響がないかどうかというところを協議会のほうで判断して許可を行っていると考えております。手続自体の変更等につきましては、今のところ聞いておりませんので、今後、この変更によります影響がどの程度出てくるかということで判断していくことになると考えております。

 以上でございます。

○奥村委員
 いずれにしても、成年被後見人や被保佐人の方々、個人の状況を適正に、業務が行えるかどうかということを判断しながら、認可できる状態であれば、認可は滞りなくしていく、そういうものになるという解釈でいいのかと思います。

 先ほどの心身の故障についても、あわせて適正に今後審査されていくということを要望して、質問を終わります。

○墨谷委員長
 それでは、議長は委員席へお移り願います。

 質疑を終了いたしましたので、これより採決に入ります。

 したがいまして、代理出席の塚田議員につきましては、委員席を離席願います。

 議案第88号、中央区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例について、起立により採決いたします。それでは、本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

     〔賛成者起立〕

○墨谷委員長
 全員起立と認めます。――御着席願います。

 よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 副委員長、議長並びに塚田議員は、もとの席にお戻りください。

 本会議における委員長報告の取り扱いについて、正副委員長一任ということでよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○墨谷委員長
 さよう取り扱わせていただきます。

 以上をもちまして環境建設委員会を終了いたします。

 ありがとうございました。

(午後1時46分 閉会)

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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