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令和元年第二回定例会会議録(第1日 6月19日)

1.会期

十日(第一日)

六月十九日(水曜日)

2.開会並びに散会

午後二時開会

午後三時九分散会

3.出席議員

(三十名)

一番 梶谷 優香議員

二番 高橋 まきこ議員

三番 しらす 夏議員

四番 かみや 俊宏議員

五番 太田 太議員

六番 竹内 幸美議員

七番 二瓶 文徳議員

八番 高橋 元気議員

九番 奥村 暁子議員

十番 山本 理恵議員

十一番 渡部 恵子議員

十二番 海老原 崇智議員

十三番 佐藤 あつこ議員

十四番 塚田 秀伸議員

十五番 田中 耕太郎議員

十六番 堀田 弥生議員

十七番 青木 かの議員

十八番 小坂 和輝議員

十九番 小栗 智恵子議員

二十番 原田 賢一議員

二十一番 押田 まり子議員

二十二番 富永 一議員

二十三番 木村 克一議員

二十四番 礒野 忠議員

二十五番 瓜生 正高議員

二十六番 中嶋 ひろあき議員

二十七番 墨谷 浩一議員

二十八番 田中 広一議員

二十九番 中島 賢治議員

三十番 渡部 博年議員

4.出席説明員

区長 山本 泰人君

副区長 齊藤 進君

副区長 吉田 不曇君

教育長 平林 治樹君

企画部長 浅沼 孝一郎君

総務部長 黒川眞君

防災危機管理室長 濱田徹君

区民部長 遠藤 龍雄君

福祉保健部長 田中 智彦君

高齢者施策推進室長 吉田 和子君

保健所長 山本 光昭君

環境土木部長 望月 秀彦君

都市整備部長 松岡 広亮君

会計管理者 坂田 直昭君

教育委員会事務局次長 長嶋 育夫君

監査事務局長 高橋 和義君

政策企画課長 山﨑 健順君

財政課長 大久保 稔君

広報課長 園田 典子君

総務部参事(総務課長事務取扱) 鈴木浩君

5.議会局出席職員

議会局長 伊藤 孝志君

庶務係長 長田 基道君

議事係長 一瀬 知之君

調査係長 工藤 久栄君

書記 秋山 和美君

6.議事日程

日程第一
 会議録署名議員の指名

日程第二
 会期の決定

日程第三
 諸般の報告

日程第四
 区長所信表明

日程第五
 委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告

日程第六
 議員提出議案第二号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


午後二時 開会

○議長(押田まり子議員)
 ただいまより、令和元年第二回中央区議会定例会を開会いたします。

 ただいまの出席議員は三十名であります。よって、今期定例会は成立いたしております。

 ただいまより、本日の会議を開きます。


○議長(押田まり子議員)
 日程第一、「会議録署名議員の指名」を行います。

 区議会会議規則第八十四条の規定に基づき、今期定例会の会議録署名議員を私より御指名いたします。

 十九番小栗智恵子議員並びに二十四番礒野忠議員の両議員にお願いをいたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第二、「会期の決定」を行います。

 お諮りいたします。今期定例会の会期を、本日より来る六月二十八日までの十日間とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期を十日間とすることに決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第三、「諸般の報告」を行います。

〔伊藤議会局長朗読〕


一、区議会定例会の招集の通知について

二、議案の送付について

三、平成三十年度中央区一般会計予算の繰越明許費に係る経費の繰越しの報告について

四、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定に基づく書類の提出について

五、議案の提出について


○議長(押田まり子議員)
 報告を終わります。

 ここで、ただいま報告のありましたとおり、議員提出議案一件が提出されましたので、本日の日程に掲載いたしました。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第四、「区長所信表明」について、山本区長から発言の申し出がありますので、これを許します。

〔区長 山本泰人君登壇〕

○区長(山本泰人君)
 それでは、申し上げます。

 本日、ここに令和元年第二回中央区議会定例会の開会に当たり、私の所信の一端を申し述べ、区議会並びに区民皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

 去る四月二十一日執行の区長選挙において、多くの区民の温かい御支援により当選の栄を受け、名誉ある中央区長に就任し、はや二カ月がたとうとしております。

 この間、区民の皆様から温かい御指導、御助言、さらに多くの御要望をいただき、区政に対する区民の期待の大きさと責任の重大さを改めて実感するところであります。

 私は、日本橋で四十年以上にわたり企業に身を置いてまいりましたが、縁あって本区体育協会やオリンピック・パラリンピック区民協議会において区とのかかわりを持ってきたこともあり、このまちには深い愛着を持っております。それだけに、魅力あふれる中央区をますます発展させたい、これからも区民の方々が明るく安心して暮らせるまちであり続けたいとの強い思いでおります。

 これまでの区政は、最大の課題であった定住人口回復という目標に向かって住環境の整備を初めとする総合的な施策に取り組んだ結果、人口を回復軌道に乗せ、今や十六万人を超えるなど大きな成果を上げてまいりました。

 平成二十九年には、福祉や教育を初め、さまざまな分野での人口増加に伴う新たな課題解決に向けて、二十年後の中央区を展望した「中央区基本構想」を議会の議決を経て策定し、本区の将来像を「輝く未来へ橋をかける ―― 人が集まる粋なまち」と描き、この実現に向けた「基本計画二○一八」のもとで着実な歩みを進めております。

 私は、この基本構想を継承し、これまで培ってきた民間人としての視点も取り入れつつ、区民福祉や教育、防災、環境などあらゆる分野にわたる課題と向き合い、この基本構想が掲げる将来像の実現に向けてさらなる発展・充実を図るべく、中央区のまちづくりに全力で取り組んでまいります。

 区政を推進していくに当たって何よりも重要なことは、区民から信頼を受ける行政でなければならないということであります。私は、公正、公平、清潔な区政運営はもとより、常に怠ることなく自己研さんを積み、全職員とともに、区民皆様の負託に応えてまいりたいと存じます。

 以上の点を心にとどめ、六つの基本政策について、私の考え方を述べさせていただきます。

 第一の政策は、「都心の魅力に磨きをかける中央区」であります。

 初めに、東京二○二○オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーを活用した都心の新たな魅力づくりについてであります。

 中央区では、東京二○二○大会において選手村が開設されるという千載一遇の機会に恵まれました。一方で、大会期間中には、交通規制やセキュリティ対応などがこれまでに経験したことのない規模で実施され、区民生活に大きな制約がかかることも想定されます。詳細については、いまだ明らかにされていない点も多くあることから、区といたしましては、東京都、組織委員会に対して具体的な計画の明示と適切な対応を要望するとともに、緊密な連携のもと、区民生活を守る万全の体制を組んでまいりたいと存じます。

 選手村を擁する地元区として、各国選手団や大会関係者など多くの方々をお迎えすることは、まさに本区の日常の中にオリンピック・パラリンピックが溶け込み、身近に体感する機会となりますし、心を込めたおもてなしをすることは、多くの区民に大会の記憶として、思い出として残っていくことと思います。

 東京二○二○大会のレガシーを本区の発展につなげていくために、ぜひとも大会を成功させようではありませんか。

 次に、BRTの早期運行、都心・臨海地下鉄新線等交通網の拡充についてであります。

 中央区は、交通網が発達し利便性の高い土地柄ではありますが、近年人口が急増している月島地域では、勝どき駅の深刻な混雑や公共交通不便地域などが見られます。およそ六年後には、区内人口の半数が月島地域に居住すると推計しており、交通問題についてはしっかりと解決していかなければなりません。BRTの本格運行まであと三年程度はかかると見込まれておりますが、現状を見ると、一日でも早く実現させる必要がありますので、引き続き東京都に働きかけてまいります。地下鉄新線につきましても、一朝一夕に解決することは難しいものと理解しておりますが、早期の開通を目指して、国や都と協議してまいります。

 次に、名橋「日本橋」の景観整備や築地市場跡地再開発についてであります。

 本区の特徴である豊かな水辺空間を活用した水と緑あふれるまちづくりを進めていくに当たって、その象徴となるものが日本橋上空の首都高速道路の地下化であると考えております。空の見えない日本橋から、空と一体となった風景の広がる日本橋へと変わるとき、都心中央区としての新たな魅力が生まれてくると思っております。今後も国や都と連携しながら、実現に向けた取り組みを着実に進めてまいります。また、築地市場跡地の活用も今後の中央区の魅力を左右する大きな課題であります。築地地区が食文化を継承し発展し続けるためには、隣接する場外市場との連携や、区民が憩い、集えるような場所にしていくことが早期に必要でありますので、地元区としての考え方を積極的に東京都へ伝えてまいります。

 第二の政策は、「子どもも親も安心して輝ける子育て・教育の中央区」であります。

 ここ数年来、中央区では、子育て世代の転入や出生数の増加などにより、ベビーカーを押してまちを歩く親子の姿や公園で元気に遊ぶ子供たちの姿が日常の光景として多く見られるようになり、まちのにぎわいや活気とともに、人口増加を改めて実感するところであります。

 保育園を希望する方や学校に入学する児童も年々増加しており、子育て・教育環境の基盤整備を確実に進めていかなければなりません。今後、晴海選手村跡地の開発がなされることから、この開発に伴う保育施設整備に加えて、晴海四丁目公共施設に認定こども園を設置し、地域全体でおよそ千人規模の保育定員拡大を目指すとともに、晴海五丁目に小学校、中学校を整備してまいります。

 また、本区では、都心という地域特性から多くの保育園に園庭がなく、子供たちが安全な場所で伸び伸びと走り回ったり、思い切り体を使って遊ぶことができる環境が求められております。各保育園が区内にある広い公園やグラウンドを活用できるような支援体制の検討を進め、保育環境のさらなる向上を目指してまいります。

 次に、学童クラブやプレディなど放課後の居場所づくりの充実についてであります。

 学童クラブ入会希望者は年々増加し、待機者もいる中、プレディで学童クラブ待機者も受け入れ、預かり時間などほぼ同様のサービスを受けられる体制をとっております。今後も児童数増加が見込まれることから、学童クラブとプレディのより一層の連携に努めるとともに、それぞれの特徴を生かしたサービス内容の充実に向けて検討を進めてまいります。

 次に、ICT教育など次世代の力を伸ばす教育の充実についてであります。

 近年、「AI」、いわゆる人工知能や、モノのインターネットと呼ばれる「IoT」等を初めとするIT技術は急速に進歩し、働き方や生活そのものが大きく変わりつつあります。これからの未来を担う子供たちが、こうした変化する社会に対応し、ICTの活用など、さまざまな学びを通して、みずからの個性と創造力を伸ばしていけるよう環境を整備することが重要であります。教育内容や学習環境の充実に向けて、「中央区総合教育会議」などを通じ、区と教育委員会が教育施策の方向性を互いに共有し、連携強化と十分な意思疎通を図りながら、一人一人の個性や能力を伸ばす取り組みをさらに進めてまいります。

 第三の政策は、「元気な高齢者、障害者、笑顔があふれる中央区」であります。

 初めに、健康寿命延伸への取り組み強化についてであります。

 高齢者がいつまでも生き生きと活動し、人生を謳歌して暮らし続けるためには、生涯にわたり心身ともに健康で暮らせる健康寿命を延ばしていくことが大切であり、自分の健康は自分で守るという主体的な意識のもとで、区民一人一人が元気なうちから積極的に健康づくりに取り組むことが求められます。そのため、高齢者通いの場やいきいき館など身近なところで取り組める環境づくりを進めてまいります。

 また、高齢者がみずからの能力や経験を発揮し、生きがいや役割を持って地域社会の担い手として活躍できるよう、支え合いの仕組みづくりを推進してまいります。

 今後増加することが見込まれる認知症高齢者に対しては、早期発見や早期診断、相談・支援体制の充実を図るとともに、認知症の正しい知識や対応方法を理解し、安心して暮らせるよう、地域全体でサポートする環境づくりを進めてまいります。また、医療・介護の関係機関が緊密に連携した包括的な支援により、高齢者の在宅療養生活を支えてまいります。

 次に、障害者の自立と就労支援の充実についてであります。

 障害のある方が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、一人一人の状況に応じた多様なニーズを適切なサービスに結びつけるため、基幹相談支援センターを中心としたサービス事業所間のネットワーク強化を図ります。また、就学前、学齢期から成人に至るまで切れ目のない一貫した支援を行うため、ライフステージを通じたサポート体制、ケアマネジメント体制の整備を進めるとともに、障害のある方の特性と能力に応じて、自立した生活が営めるよう、障害者就労支援センターの取り組みを初めとした就労支援の充実を図ってまいります。

 第四の政策は、「災害に強い安全・安心なまち中央区」であります。

 近年、地震や大型台風、集中豪雨など大きな災害が毎年のように発生している中、自助・共助・公助のあり方が問われております。

 本区では、十六万人を超える区民が居住し、昼間人口が六十万人を超える中、全ての災害対策を公助、すなわち行政でできるものではありません。これからの災害対策を考えるとき、個人一人一人が防災意識を持って自分の身を守ることはもとより、地域の中でお互いに協力し合う共助を充実していくことが大切であります。そのためには、地域コミュニティの核である町会や自治会に加え、地域の事業者、中学校や高校の生徒など、災害時にある程度自分で動ける地元の力や若い力を結集していくことが重要であります。さらに、こうした取り組みは、災害時に自主避難が困難な方への支援につながっていくものと考えます。それぞれの地域の方々の顔が見えるような環境をつくり上げていくため、防災拠点ごとの訓練への支援など、区民や事業者、関係機関による地域コミュニティを重視した取り組みを進めてまいります。

 次に、帰宅困難者対策についてであります。

 地震発生時において、来街者や地下鉄利用者など、本区にとどまらざるを得ない深刻な帰宅困難者数は、およそ六万人と想定しているところであります。しかし、帰宅困難者一時滞在施設及び一時待機場所の収容可能人数は三万人にとどまっており、地震発生時には本区防災拠点に避難者が殺到することも考えられます。改めて人が集まる都心中央区の特性を分析し、実態に見合った対策を検討するとともに、大規模開発等の機会を捉え、一時滞在施設等の一層の確保に努めることはもとより、東京都や防災関係機関、帰宅困難者支援施設運営協議会などとの連携強化を図ってまいります。

 次に、高層住宅などの防災対策の強化についてであります。

 本区では、およそ九割の方が集合住宅に居住されており、この中にはタワーマンションも数多く含まれております。また、都心の業務集積地域でもあることから、オフィスビルやホテルなど高層の建物が密集しているのも中央区の特徴であります。こうした現状を捉え、防災備品や食料の備蓄など、エレベーターを含むライフラインが停止した場合に備えた対策や防災マニュアルの作成支援などに加え、マンション管理組合や事業者との情報共有を図る取り組みを検討し、これら高層建築物に対する防災対策のさらなる強化を図り、災害に強い安全・安心なまちづくりを進めてまいります。

 第五の政策は、「コミュニティの息づくまち中央区」であります。

 本区の魅力は、江戸のころより、住んでいる方だけなく、働いている方も含めて、顔と顔とが見える人情味あふれるコミュニティが形成されてきたことです。しかし、人口の急増や生活様式・価値観の多様化なども相まって、地域でコミュニティを築くことにさまざまな課題が生じております。東京二○二○大会後には、晴海選手村跡地に大規模なまちも誕生します。この機会に本区の地域コミュニティを見詰め直し、区民や地域の事業者などが一体となって、愛着の持てるまち、心が通い合うコミュニティを形成していけるよう力を尽くしてまいりたいと考えております。そのため、町会・自治会を中心とした交流を深める地域イベントに対して積極的に支援を行うとともに、町会・自治会、NPO・ボランティア団体、企業などとの連携を通じ、地域活動に意欲のある区民が参加しやすい仕組みづくりを推進してまいります。

 第六の政策は、「商業と観光が躍動し交流が生まれるまち中央区」であります。

 江戸以来、中央区は商工業のまちとして栄え、東京、そして日本の商業や経済を発展させる原動力となってまいりました。東京二○二○大会が目前に迫った今、大会の中心となる選手村を擁する本区としては、さらなる商工業の発展に結びつけるべく、この勢いを生かして商店街や各種産業の振興施策に取り組むとともに、なお一層の増加が見込まれる海外からの観光客や来街者に向けて、観光案内や情報発信などの充実に取り組んでまいります。

 また、地域経済を支える中小企業等に対し、業種を超えた交流や商取引の拡大を目指す機会を設けるなど、積極的な支援を図ってまいります。

 本区は、これまでも東京の心臓部の役割を果たしてきましたが、今後もこの役割を果たすべく、さらなる商工業の隆盛と発展を目指してまいります。

 次に、補正予算として提案しました事業の概要について申し上げます。

 東京二○二○大会に向けて、選手村から銀座につながる晴海通り、そして中央通りを「おもてなしロード」と位置づけ、晴海通り沿いの区立公園にミストの整備などを行うとともに、「スポーツと平和の祭典」という大会趣旨を踏まえ、改めて平和への理解を深めていくため、区立小学校十六校の児童の原画をもとにした平和モニュメントを晴海第三公園に設置いたします。

 市場移転後の築地場外市場地区に対しては、にぎわいが継承されるよう、地域活性化に向けた取り組みを支援する事業を新たに実施いたします。

 また、待機児童解消に向けた取り組みとして、日本橋浜町において十月開設予定の私立認可保育所を支援するとともに、国が進める幼児教育・保育の無償化への対応として、保育システムの改修などの準備に着手します。

 さらに、伝統工芸品産業について、これからも絶えることなく継承されていくための有効な支援策を検討するため、伝統工芸品産業事業者への調査を実施するとともに、情報発信のあり方についても検討いたします。

 補正予算の概要について申し述べましたが、今後とも、喫緊の課題や速やかに実行すべき施策について、時期を失することなく対応してまいります。

 中央区は、首都東京の中心として、商業、経済、金融など都心機能が集積している強みと魅力を持っておりますが、こうした機能が重視される余り、一時は住民が追い出されるかのように人口減少に陥っておりました。しかし、本区の総合的な施策によって、定住人口の回復という大きな成果を上げ、人口推計では二十万人も見込まれるようになってきております。

 これからの中央区を考え、私は、「ハートオブ東京 中央区」を掲げさせていただきました。「ハート」には二つの意味を込めております。一つは、さきにも述べましたが、東京の商業、経済を牽引していく「心臓部」の役目を果たすべき地域であるということであります。これは、江戸以来中央区の発展を支えてきた土台となるものであり、決して変わらない、変えてはならないものであります。そして、二つ目は、日々暮らす中で、人と人が触れ合い、いたわり合い、思いやる「心」であります。これからも人口増加が見込まれ、集合住宅に居住する区民が九割という中で、ややもするとコミュニティの薄い冷たいまちになりかねない現状に対し、「心」と「心」の通い合うまちが求められていると強く感じております。

 この二点をこれからの区政運営を進めていく柱に据え、これまでの経済人としての知識や経験、民間人としての感覚を生かしながら、本区が培ってきた行政基盤をもとに、時代の変化を的確に見据えた効果的、総合的な取り組みを進めることによって、「誰もが明るく安心して暮らせるまち」、「活気を持って働くことができるまち」を実現してまいります。

 区議会並びに区民皆様方とともに、輝く未来に向けて発展し続ける中央区の歩みをとめることなく、着実に前進すべく全力をもって臨んでいく決意であります。

 重ねて区議会の御協力と区民皆様方の御支援をお願い申し上げ、私の所信の表明といたします。

 ありがとうございました。

○議長(押田まり子議員)
 所信表明を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第五、「委員会の中間報告並びに特別区競馬組合議会議員、東京二十三区清掃一部事務組合議会議員及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の報告」を受けます。

 まず、礒野企画総務委員会委員長。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいまより、企画総務委員会に付託を受けました「企画・総務及び財政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には中島賢治委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月六日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、晴海四丁目施設整備について、温浴プラザ「ほっとプラザはるみ」のリニューアルについて、令和元年第二回区議会定例会提出予定議案(件名・説明)について、平成三十一年四月一日現在の職員数について、住宅借入金等特別税額控除の控除期間の延長等について、災害に際し応急措置の業務等に従事した者の損害補償に係る介護補償の額の改定について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの礒野企画総務委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、海老原区民文教委員会委員長。

〔十二番 海老原崇智議員登壇〕

○十二番(海老原崇智議員)
 ただいまより、区民文教委員会に付託を受けました「区民生活及び教育行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には渡部博年委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、中央区立社会教育会館の指定管理者候補事業者の選定について、銀座湯の改修に伴う休業について、令和元年度中央区まちかど展示館助成対象施設の公募について、「第二回東京国際合唱コンクール in HARUMI」の実施について、プレミアム付商品券の発行について、中央区ビジネス交流フェア二○一九の開催について、晴海四丁目施設整備について、学校における夜間・休日等の留守番電話設定に伴う緊急時対応について、子どもの居場所「プレディ」の利用状況について、令和元年度区立学校・幼稚園周年行事の実施予定日について、区立学校における事故発生状況の推移(平成二十八年度から三十年度)について、給食室改修工事に伴う弁当給食の提供について、東京都水道局の配管布設工事に伴い生じた久松小学校及び久松幼稚園の施設の補修工事に要した費用の和解について、中央区立小学校及び中学校の教科書採択の実施について、令和元年度中学生海外体験学習について、平成三十年度区立小中学校における不登校・いじめの状況について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの海老原区民文教委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、田中福祉保健委員会委員長。

〔十五番 田中耕太郎議員登壇〕

○十五番(田中耕太郎議員)
 ただいまより、福祉保健委員会に付託を受けました「福祉及び保健の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員八名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には原田賢一委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月七日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、プレミアム付商品券の発行について、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部改正に伴う災害援護資金の貸付利率の変更等について、私立認可保育所の開設支援について、保険年金課窓口業務の一部委託について、令和元年度学童クラブの利用状況について、敬老大会の実施について、中央区立特別養護老人ホーム「マイホーム新川」等の指定管理者候補事業者の公募及び選定について、地域ねずみ防除促進事業の実施について、晴海四丁目施設整備について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの田中福祉保健委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、墨谷環境建設委員会委員長。

〔二十七番 墨谷浩一議員登壇〕

○二十七番(墨谷浩一議員)
 ただいまより、環境建設委員会に付託を受けました「環境保全及び建設行政の調査について」の経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして委員の選任が行われ、新たに委員七名が指名され、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には奥村暁子委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

〔議長退席、副議長着席〕

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十一日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、平成三十年度大気汚染常時測定結果について、平成三十年度河川水質調査結果について、平成三十年度自動車公害調査結果について、コミュニティサイクル事業について、放置禁止区域の追加指定について、特別区道の路線の認定及び変更について、中央区分別収集計画の策定について、中央清掃工場の操業状況及び排ガス等調査結果について、築地場外市場地区活性化支援事業について、令和元年度再開発事業等の取組について、中央区住宅マスタープラン中間まとめについて、区立住宅等の入居者募集について、地区計画の区域内における制限に関する事項の変更等について、ブロック塀等の調査結果について、それぞれ報告を聴取し、質疑を行いました。

 続いて、付託事件の審査を行いましたが、今後さらに調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○副議長(田中広一議員)
 ただいまの墨谷環境建設委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(田中広一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(田中広一議員)
 次に、押田特別区競馬組合議会等議員。

〔二十一番 押田まり子議員登壇〕

○二十一番(押田まり子議員)
 ただいまより、特別区競馬組合議会、東京二十三区清掃一部事務組合議会及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 初めに、特別区競馬組合議会についてであります。

 本年二月十八日開会の平成三十一年第一回定例会におきまして、平成三十一年度特別区競馬組合一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 特別区競馬組合一般会計予算につきましては、平成三十一年度の業務予定量として、年間開催日数を九十六日、競走数を一千百四十三競走と定めました。

 収益的収入は、一千三百九十五億三千七百八十万八千円で、前年度当初予算と比較して五・九%の増となっております。

 収入の主な内容は、競馬開催収益等の営業収益が一千三百九十三億八百九十六万九千円、営業外収益は二億二千八百八十三万六千円であり、収益的支出は一千三百六十五億九千九百八十五万四千円で、前年度比五・四%の増となっております。

 支出の主な内容は、営業費用として一千三百五十七億五千二百三十三万一千円、営業外費用が三億三千九百八十二万二千円となっております。

 収益的収入・支出の差し引きについては、二十九億三千七百九十五万四千円の純利益を見込んでおります。

 次に、東京二十三区清掃一部事務組合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年二月二十六日開会の平成三十一年第一回定例会におきまして、平成三十一年度東京二十三区清掃一部事務組合一般会計予算が原案のとおり可決されました。

 この可決されました予算の概要につきまして、御報告を申し上げます。

 予算総額は、歳入歳出とも七百八十五億六千六百万円で、前年度当初予算額と比較して九・二%の増となっております。

 歳入の主な内容は、特別区分担金である分担金及び負担金が三百三十億円、廃棄物処理手数料など使用料及び手数料が百五十六億九千四百八十五万九千円となっております。

 また、歳出の主な内容は、清掃費が六百九十八億二千八百二十五万六千円、組合債の元利償還金など公債費が三十八億四千六百七十八万九千円、総務費が四十五億七千二百九十五万四千円となっております。

 なお、平成三十一年度東京二十三区清掃一部事務組合経費分担金についてでありますが、一区当たりの分担金額は、区収集ごみ量相当分につきましては「区収集ごみ量割合」で算出し、持込ごみ量相当分につきましては、持込手数料を控除した上で「持込ごみ量割合」により算出し、それぞれの額を合算した額と、平成二十九年度分担金精算額並びに「清掃負担の公平」による負担の調整額との合計額であります。

 この算出方法により本区の分担金の年額は、七億九千九百九十六万八千円となります。

 次に、東京都後期高齢者医療広域連合議会の主な経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本年一月三十一日開会の平成三十一年第一回定例会におきまして、平成三十一年度東京都後期高齢者医療広域連合一般会計予算及び平成三十一年度東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予算が原案のとおり可決されました。

 一般会計予算では、予算総額は、歳入歳出とも五十一億一千六十二万二千円、前年度当初予算と比較して一四・二%の減となっております。

 歳入の主な内容は、区市町村の事務費負担金が四十五億五千五十万円、財政調整基金繰入金が五億五千万円となっております。

 また、歳出の主な内容は、職員人件費及び広域連合の運営上必要となる事務費など総務費が五億七千三百七十五万六千円、医療制度の施行に係る特別会計への繰り出しなど民生費が四十五億二千二百六万八千円となっています。

 続いて、特別会計予算では、予算額は歳入歳出とも一兆三千九百三十四億五千九百九十一万九千円となっております。

 歳入の主な内容は、保険料等負担金及び療養給付費負担金など区市町村支出金が二千八百四十七億一千三百七十八万二千円、療養給付費負担金、財政調整交付金など国庫支出金が三千七百五億一千五百三十一万四千円、療養給付費負担金、財政安定化基金交付金など都支出金が一千九十八億四千三百二万一千円、支払基金交付金が六千百二十九億一千四百十三万二千円となっています。

 また、歳出の主な内容は、医療制度システム管理運営事務など総務費が四十一億五千三十万円、療養給付費等支給費など保険給付費が一兆三千八百二十六億二千九百八十一万七千円となっています。

 以上、簡単ではございますが、特別区競馬組合議会、東京二十三区清掃一部事務組合議会及び東京都後期高齢者医療広域連合議会の御報告といたします。(拍手)

○副議長(田中広一議員)
 ただいまの押田特別区競馬組合議会等議員の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○副議長(田中広一議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○副議長(田中広一議員)
 次に、富永築地等地域活性化対策特別委員会委員長。

〔二十二番 富永 一議員登壇〕

○二十二番(富永 一議員)
 ただいまより、築地等地域活性化対策特別委員会に付託を受けました事件の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして、「新しい築地等まちづくり及び観光・地域振興等に関すること」について調査を行うため、委員八名をもって設置されるとともに、委員の選任が行われ、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には渡部恵子委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

〔副議長退席、議長着席〕

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十三日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、中央区立社会教育会館の指定管理者候補事業者の選定について、銀座湯の改修に伴う休業について、令和元年度中央区まちかど展示館助成対象施設の公募について、「第二回東京国際合唱コンクール in HARUMI」の実施について、プレミアム付商品券の発行について、中央区ビジネス交流フェア二○一九の開催について、築地場外市場地区活性化支援事業について、令和元年度再開発事業等の取組について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの富永築地等地域活性化対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、堀田子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長。

〔十六番 堀田弥生議員登壇〕

○十六番(堀田弥生議員)
 ただいまより、子ども子育て・高齢者対策特別委員会に付託を受けました事件の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして、「子育て環境の整備及び高齢者対策に関すること」について調査を行うため、委員七名をもって設置されるとともに、委員の選任が行われ、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には礒野忠委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十四日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、プレミアム付商品券の発行について、私立認可保育所の開設支援について、保険年金課窓口業務の一部委託について、令和元年度学童クラブの利用状況について、敬老大会の実施について、中央区立特別養護老人ホーム「マイホーム新川」等の指定管理者候補事業者の公募及び選定について、子どもの居場所「プレディ」の利用状況について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの堀田子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、中嶋防災等安全対策特別委員会委員長。

〔二十六番 中嶋ひろあき議員登壇〕

○二十六番(中嶋ひろあき議員)
 ただいまより、防災等安全対策特別委員会に付託を受けました事件の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして、「防災、防犯、交通問題等児童生徒及び区民生活の安全に関すること」について調査を行うため、委員七名をもって設置されるとともに、委員の選任が行われ、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には小栗智恵子委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十七日に委員会を開会し、議長並びに区長の挨拶の後、理事者より、災害に際し応急措置の業務等に従事した者の損害賠償に係る介護補償の額の改定について、ブロック塀等の調査結果について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの中嶋防災等安全対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。


○議長(押田まり子議員)
 次に、塚田東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長。

〔十四番 塚田秀伸議員登壇〕

○十四番(塚田秀伸議員)
 ただいまより、東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会に付託を受けました事件の調査経過につきまして、御報告を申し上げます。

 本特別委員会は、去る五月三十一日に開会されました改選後初の第一回区議会臨時会におきまして、「二○二○年東京オリンピック・パラリンピックに関すること」について調査を行うため、委員八名をもって設置されるとともに、委員の選任が行われ、同日、本会議終了後、議長招集による委員会が開会され、私が委員長に、副委員長には山本理恵委員がそれぞれ選出され、即日就任いたしました。

 ここに新しい委員会の構成が行われましたので、六月十二日に委員会を開会し、議長並びに齋藤副区長の挨拶の後、理事者より、二○二○年に向けた中央区のおもてなしの進め方について、東京二○二○オリンピック競技大会公式練習会場の使用に関する覚書の締結について、第七回中央区オリンピック・パラリンピック区民協議会の開催について、東京二○二○大会時における交通計画等の地元説明について、選手村及び選手村周辺の施設等の検討状況について、東京二○二○大会における築地デポ(車両基地)の運営について、選手村地区エネルギー事業に係る東京二○二○大会時のプレゼンテーション事業について、中央区オリンピック・パラリンピック教育の推進について、それぞれ報告を聴取するとともに、付託事件とあわせて質疑を行いました。

 なお、付託事件については、今後も引き続き調査・研究する必要があるとして、継続審査と決しました。

 以上申し上げまして、本特別委員会に付託を受けました事件の調査経過の御報告といたします。(拍手)

○議長(押田まり子議員)
 ただいまの塚田東京オリンピック・パラリンピック対策特別委員会委員長の報告は、これを了承することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。

 以上をもって報告を終わります。


○議長(押田まり子議員)
 次に、日程第六を議題といたします。

〔伊藤議会局長朗読〕


日程第六 

議員提出議案第二号 東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者の推薦について


○議長(押田まり子議員)
 本件は私ごとに関することでありますので、ここで副議長と交代いたします。

〔議長退席、副議長着席〕

○副議長(田中広一議員)
 提案者の説明を願います。

〔二十四番 礒野 忠議員登壇〕

○二十四番(礒野 忠議員)
 ただいま上程されました議員提出議案第二号につきまして、提案者を代表して、提案の御説明をいたします。

 本案は、東京都後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙における候補者を推薦するため、東京都後期高齢者医療広域連合規約第八条第一項の規定に基づき、候補者に押田まり子議員を推薦するものであります。

 全会一致で本案に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案の説明といたします。(拍手)

○副議長(田中広一議員)
 本案は起立により採決いたします。本案を可決することに賛成の皆さんは御起立を願います。

〔賛成者起立〕

○副議長(田中広一議員)
 起立多数と認めます。──御着席願います。よって、日程第六、議員提出議案第二号は原案のとおり可決されました。

 以上で、私の職務は終了いたしましたので、議長と交代いたします。

〔副議長退席、議長着席〕


○二十三番(木村克一議員)
 議事進行について動議を提出いたします。

 本日の会議はこの程度とし、明二十日定刻に本会議を開かれるよう、お諮り願います。

〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 ただいま提出されました動議は賛成者がありますので、成立いたしました。よって、直ちにこれを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいまの動議に御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(押田まり子議員)
 御異議なしと認めます。よって、本日の会議はこれにて打ち切り、明二十日本会議を開きますから、定刻に御参集願います。

 本日は、これをもって散会いたします。

     午後三時九分 散会


署名議員
議 長  押田 まり子
副議長  田中 広一
議 員  小栗 智恵子
議 員  礒野 忠

お問い合わせ先:区議会議会局調査係 
電話:03-3546-5559

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